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| 2001年01月06日(土) | 期待はずれでした |
家からチャリンコで20分くらいのところに
わりといい感じのバーがあるねん。
店員さんも面白いし、
流れてる曲もすごくいいし、一度行って見る？
神戸で食事をした後、あまりの寒さに
ブルルと振るえながら、youちゃんが言った。
行かない理由はないし、ついていくことにする。
わりと小さな店で、カウンターに椅子が6席ほど。
そしてソファー席が2つ。
コンクリートのうちっぱなしで無機質な感じと
丸太を使ったカントリーな感じが混ざった中途半端な店。
思ったよりよくないな、と心の中でつぶやく。
youちゃんが絶賛してた『面白い店員』も
どうってことのない普通のニーチャン
24時ころになって、
常連らしき女の子グループが入ってきた
あまりの騒々しさに『すごくいい』はずの
店内の音楽もさっぱり聞こえない。
そして、とどめとなる事件が起きた。
その女の子グループは最初ソファー席に座っていた。
時間が経つにつれ、外に出る人あり、
カウンターに行くひとありと
バラバラに行動しながら
けたたましく騒いでいた
そんな感じで朝の2時ころになり、
少し眠くなってきた私は
youちゃんをつついて、帰ろうと催促した。
その瞬間、
｢ふざけんなよ、こらああ！！｣
と、とてつもない男性の罵声が聞こえた。
と同時にカウンターの椅子がなぎたおされ、
大声を出した男性が、カウンターの女の子の
髪の毛を鷲づかみにして振りまわしている。
すぐさま店員が2人を引き離し、男性は外へ出された。
残された女性は、
｢離せ！一発どつかないと気がすまん！！｣
と大暴れ。
最悪や。
とため息をつく私を見て、
店員さんがひたすらあやまる。
ひとつだけよかったのは、
お会計が明らかに、飲んだ分より少なかったこと。
｢驚かせてごめんね割り引き」なのかしら。
｢ホント、いい感じのバーだったね｣
と言うと、
youちゃんに睨まれた。
