○プラシーヴォ○
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2000年02月08日(火) 八方美人終了

youちゃんという友人に
T君に告白されたことを
ふと、言ってしまった


すると、youちゃんがすごく
焦りだした

昨晩、
youちゃん、女子一名
K君、T君

でスノボに行ったそうだ

その時、ハム男から
たまたま電話がかかってきたらしい

そしてK君が言った

「お〜、ハム男?
 がちゃ子ちゃんとうまくいってるか?
 お前、舞い上がりすぎなんだよ
 落ち着いて、しっかりやれよ」


つ…付き合ってないんだけど
私とハム男は

でも、どおなの?


顔面蒼白の私に、さらに追い討ちをかけるように
T君から電話がっ!

「ハム男くんと、もう付き合ってるんだって?
だったら、どうして気をもたせるような返事をするんだよ。
八方美人は結局、人を傷つけるんだよ」

すごくすごく落ち込んだ。
その通りだったから。


それから私は、
コンパに行って、電話番号を聞かれたりしても
「彼氏がいるけど、いい?」
と言うようになった。


っていうか、コンパに行くなって。

2/13 好きです
ハム男は私が好き。
私はK君が好き。
K君は、3年ぶりに人を好きになれたハム男の気持ちを
尊重して、私と接触しない。
Mちゃんはハム男が好き。

何をどおすればいいのよおおおおおおおおおおおおお!

と、脳みそがドロンドロンになりながらも
ハム男と京都で歩いている私はナニ?
今、チョコレートを渡しているこの手はナニ?


ハム男に「好き」って言われたことは無い。
でも分かる。
痛いくらい分かるんだ。

ハム男を失いたくないと思った。
都合がいいことを言ってるのは分かってる。
でも、ずっと一緒にいたいと思った。



ハム男が好きだ。

その夜、Mちゃんにメールを送った。
「これから、ライバルになってもいい?」

電話がかかってきた。
「ライバルだなんて・・・私には無理だよ。
分かってる。ハム男君ががちゃ子ちゃんのこと
好きだって、分かってるよ。」


ごめんね。
今までさんざん応援するフリをして
急に手のひら返したようにライバル宣言するなんて
最低だね。


でも、ハム男めがけてつき進んでいくからね。


2000年02月06日(日) 初デエト

雨だった

京都にでも行くつもりだったが、
雨でクソ寒い京都に
そう親しくない男といくのもちょっぴり辛いものがある

待ち合わせ場所に、
ハム男が先に来ていた。

ああ、そうだ、あんな顔だった
となんとなく思い出した。

逢って、第一声が

「ここの窓、俺が取り付けたんだ」

この町では有名な待ち合わせ場所
その建物を指さして
エッヘン、と笑う


雨をしのぐ意味で、水族館に行くことになった。

私は、付き合った男と必ずと言っていいほどその水族館に
デートに行ったので、もうこれで4回目くらいだ。

すいすいと先頭に立って案内する私を見て

「がちゃ子ちゃん・・・ここ来たことあるの?」
「え?!あ・・うん・・・できたばっかりの頃に1回だけね!」

ごめんねハム男。
初の嘘


カラオケに行くと、
ハム男は恋の歌ばかりを
唄っていた

私はひたすら気がつかないフリをしていた。

だって、Mちゃんがハム男のことを好きなんだもん。
だって、私はKくんのことが好きなんだもん。
ハム男と会おうと思ったのも、
ハム男と友達になっておけば、ハム男つながりで
そのうちKくんと会えると思ったんだもん。

でも、
この心地よさは
なんだろう


2000年02月05日(土) 八方美人

ハム男が私にアプローチしているのと同時進行で、
Tくんという彼も、私を一生懸命誘ってくれていた。

同じコンパに来ていたのだが、
ハム男とそんなに親密ではないらしく、
お互い、私のことを好きなのは全く知らないみたいだった。

Tくんと御飯を食べることになった。
話してても、あまり楽しくなく、なんだか気疲れする人だった。

店を出て、駅に向かって歩いていると、
途中の公園で立ち止まって
「付き合ってほしい」
と言われた。

そんな気はサラサラなかったけど、
「考えさせて」
と、とても嬉しそうに返事をしてしまった。
私の気の弱さと、ズルさが噴出。

その瞬間、携帯が震えているのに気がついた。
「ああ・・・よかった・・・。もう電話にでてくれないかと思った」
ハム男の泣きそうな声。
「・・・泣いてるの?」
「泣くよお。だって、昼間からずっとかけてるのに
がちゃ子ちゃん全然出てくれないんだもん。
今度、出てくれなかったらもうあきらめようと思ってたんだ・・・
あああ、本当によかった・・・」

不覚にも胸がキュンとなってしまった。
ごめんねハム男。心配させて。

電話を切った後、Tくんが
「ハム男くんとも連絡とってるの・・・?」
「あ、うん。明日遊びに行くの」
「ハム男くんが、自分から女の子に連絡するなんて
めったにないことだよ。・・・本気なのかなあ」

え、そうなの?


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