| 暗行記...不夜 |
白い小さな塔 - 2004年01月31日(土)
もう一歩
踏み出せない
自分が被る
労働や時間など
終わってみれば
気付かないほど
それでも
ここに
ロイヤリティを
感じずに
触れずに
ならば
アイデンティティを
成長し
立派に
...
輪廻 - 2004年01月29日(木)
雪が綺麗だと想う
それは続くことが
永遠にないことを
知っているから
もし永遠に
降り続くのならば
寒さと風の前に
その想いは
どこかに飛ぶだろう
...
すぐ先の未来 - 2004年01月28日(水)
自分の仕事を
忘れた老人は
静かに死になさい
ただ黙りながらと
村の人たちは
願い続けます
老人は
老い続けます
死ぬことを
忘れてしまったように
村の人たちは
失望し嘆きながら
１人また１人と
命を絶っていきます
...
哀しき映画たち No.6 - 2004年01月26日(月)
『釣りバカ日誌 8』
すーさ〜ん
は〜まちゃ〜ん
みちこさ〜ん
『ﾊﾟﾗｻｲﾄ』
怖いね〜宇宙人
『ﾚｼﾞｮﾈｱ 戦場の狼たち』
へ？
終わった・・・・
なんで？
No.49〜51
...
憑依 - 2004年01月25日(日)
云ったことを
現実と呼ぶ
消すことも
逃れることも
出来ない現実
言葉は慎め
考え伝えろ
生きた証が
言葉の力に
飲み込まれないように
...
『 イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 』 - 2004年01月23日(金)
サヨナラはさ
別れじゃないんだ
みんなガンバレって
何でも出来るって
そして
アリガトウ
想い出を創れたこと
温もりをくれたこと
優しく
なれたことに
サヨウナラ
哀しくても
優しい言葉
『ｲﾝ･ｱﾒﾘｶ 三つの小さな願いごと』04 U.S No.48
監督・脚本：ｼﾞﾑ･ｼｪﾘﾀﾞﾝ
主演：ｻﾗ･ﾎﾞﾙｼﾞｬｰ ｴﾏ･ﾎﾞﾙｼﾞｬｰ
ｻﾏﾝｻ･ﾓｰﾄﾝ ﾊﾟﾃﾞｨ･ｺﾝｼﾀﾞｲﾝ
ｼﾞｬｲﾓﾝ･ﾌﾝｽｰ
...
冥福 - 2004年01月20日(火)
動きが止り
次第に硬くなる身体
そして少しずつ
冷え切ってゆく身体
そうなって
初めて
人は生きていることの
大切さを知るのかもしれない
...
爬行 - 2004年01月18日(日)
揺らいでも
自分の足で立つ
挫けるのも
泣き続けるのも
自分の力で負ける
人に左右される
そんな自分は
いつでも捨てる
生れても
生れても
捨て続ける
その先に
たとえ屈辱が
たとえ失意が
明日は離れない
きっと
きっと
生きていれば
また涙も悔しさも
それでも
笑顔と喜びを
感じることが
...
死罪 - 2004年01月16日(金)
離れたいのに
離れない時は
どうします？
殺しましょうか
埋めましょうか
それとも
諦めますか
妥協しますか
どうしてもなら
自殺しますか
刑に服しますか
それほど
なんです
もう離れて
離れて下さい
たくさんの
親しい他人へ
...
『 半落ち 』 - 2004年01月13日(火)
愛することを
知らない
今まで人を
愛したことが無い
自分と君の心を
同じにして
どこまでも
同じ歩幅で歩くような
そして
望む祈りを
叶える使徒に
人は無力で
僅かな力も無い
その中で
何をしていきたい
出来ることなど
限りある
何も無い
できることなど
出来たと
信じられる
夫婦とは
血が混じること
死は空に還り
生は血に生れ
いつか
いつか
『半落ち』2004 No.47
監督：佐々部清
原作：横山秀夫
主演：寺尾聰 原田美枝子
柴田恭平 國村隼
伊原剛志 西田敏行
...
優秀なドラえもん - 2004年01月12日(月)
病院は命を
救う場ではない
必ず成功
100％大丈夫
安心して
そんな言葉に
気を許せば
あなたの大切な
家族や恋人は
病院によって
命を食い荒らされる
身体を切り刻まれ
薬を打ち飲まされ
人にとって
死は万選だろう
魂の死
家族の希望
身体だけの生
どれも正解でも
間違いでもない
病院とは道具だ
とてもとても大きな
使い方使用方法さえ
間違わなければ
あなたの望む生が
死が与えられる
だが一歩違えば
あなたの大切なモノが
道具となり
糧となり
苦痛に満ちた
生と死が頂ける
...
三猿 - 2004年01月10日(土)
日光に三猿がいる
見ざる・聞かざる・言わざる
これは子供への
教えらしい
悪いことは見ない
聞かない言わない
そんな風に成長した
子供はどうなるのだろう
何も見たことが無い
聞いたことも無い
言う言葉が無い
無知の大人の
出来上がりだ
見てもいい
聞いてもいい
言ってもいい
ただそれに責任を
もって生きてゆく
江戸時代から
もっと昔から
日本とはくさいものに
蓋をしてゆく国なんだ
何も知らないで
生きることが
どれだけ不幸で
哀しいことかを
知っていながら
それを伝えてゆかない
痛みも涙も
後悔も屈辱も
何も何も何も
知らないままたくさんの
子供達が成長している
...
『 死国 』 - 2004年01月08日(木)
どれだけの想いが
集まれば
人は死に切れないの
だろうか
どれだけの想いが
集まれば
人は幸せに逝けるの
だろうか
トドマッタものは
忘れないと想い
ノコサレタものは
忘れようと想い
それぞれにそれぞれの
思いを抱え
人は生死の境界を
行き来している
『死国』1999 No.46
監督：長崎俊一
原作：坂東眞砂子
主演：夏川結衣 筒井道隆
栗山千明 大杉連 根岸季衣
...
『 花 』 - 2004年01月07日(水)
失ったものへの後悔は
誰にも解らない苦しさを
しておけばよかった
もっと もっと と
以前癌を宣告された
腰椎への骨肉腫だと
死は遠いものだと
普通に感じていた
たった一枚の写真で
私の進む道は
生から死へと変った
昨日まで逢った人たちは
あの世への思いでとなり
これからすることは
たくさんの中から
少しだけ選び
手に取ってゆく
今また数枚の写真で
私の行く手に
すぐ前の死は消えた
けれどあの時の
恐怖は二度と拭えない
だから誰よりも
「今」を生きたい
毎日毎日を平穏でも
平凡でもいいから
楽しかったと云えるように
『花』2003 No.45
監督：西谷真一 脚本：奥寺佐渡子
原作：金城一紀
音楽：村治佳織
主演：大沢たかお 柄本明
牧瀬里穂 西田尚美
加瀬亮 樋口可南子
...
大切な人 - 2004年01月05日(月)
祖母が豹変した
今まで締め付けられたいた
心の箍が外された
伯父の死が
我慢を壊して行った
隠すことが終わり
護るものが無くなり
不浄な世界に
足を踏み入れて
誰かを気遣い
誰にも優しく
そんな面影が
失われてゆく
寡黙さは愚痴 罵りに
耐えは見下しへと変り
もう止めること
出来ないだろう
人は我慢することに
限界があるのだから
昔々どれだけ
莫迦にされながら
どれだけ
虐げられながら
苦労してきたかを
聴いていたから
でも叶うならば
昔々に祖母がもう一度
...
第２回同窓会 - 2004年01月03日(土)
同窓会
懐かしさや
想い出が集まるところ
けれど
していたことは
幹事として
挨拶・支払・連絡
店との繋などなど
懐かしさを感じるほど
中には入らなかった
想い出を語るほど
共有できる者はいず
素顔の片鱗すら
出したいとは思わず
何も 何も
あぁ終わってくれと
願うのみ
早く目の前から
消えてくれと
24を迎えた大人達が
仲間はずれはする
未だに過去を引きずり
誰かを馬鹿にする
人を認めない
哀しくなってくる
こんな奴等が
同窓だということに
感謝したくなる
自分の周りにいる
数少ない仲間達に
...
哀しい映画達 No.5 - 2004年01月02日(金)
『ｹﾞｰﾑ』
ほぉ〜ってな映画
騙されたわ
でも・・・な映画
『暗黒街・若き英雄伝説』
金城武にﾕﾝ･ﾋﾟｮｳ
なのに・・・・へ？
香港映画は飛ぶね〜
銃避けられるんだもん
『ﾗﾝﾀﾞﾑ･ﾊｰﾂ』
なんかどこも一緒
楽しく見れるが
心に残らず的なハリウッド映画
42〜44
...
年越し蕎麦に舌鼓 - 2004年01月01日(木)
新年明けまして
おめでとうございます
去年は国家試験から
就職へと試練の年でした
今年は去年を
持続しつつ
さらに何かを始める
飛躍の年にしていこうと
がんばれ自分！！
ってことで
今後も暗行記をヨロシクです
...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡
