白痴日記
		白痴

		■■■ ■■ ■　黒い煙 黒目の底で考えていることは 優しさへの×× 誰にも言わないさ． 言うべき事ではないから． 抱えていくもの． 2007年10月31日(水)

		■■■ ■■ ■　 血生臭くて目が覚める． もう明け方かと思ってカーテンを開けると 月が明るいだけで まだ朝は遠い． 私は私の感覚を愛し 裏切らず生きているけれど 其れは屹度間違っている． 蛇行している． 全部吐いて 全部捨てたら 楽だろう． この頭の重さも消えるさ． 2007年10月24日(水)

		■■■ ■■ ■　 言葉にして 規定概念に 当てはめようとするから 混乱する． 名の付かないものを恐れないように． 形のないものに，化学式にできないものに 無理矢理を為さないように． 自分で足枷を外して 其の重さがなくなって不安で泣いている． 2007年10月17日(水)

		■■■ ■■ ■　ヘンテコな彼方 彼方は私を愛していないのに 私のウサギを愛しているから 一緒に住んでもいいと言う． 彼方は前の恋人と別れてから 恋愛をしなくなってしまった． でも私はいつか彼方はまた恋愛をすると思うし その時今の私の存在は邪魔になると思うのだ． 彼方は屹度私の死に顔を最初に見るだろう． 2007年10月12日(金)

		■■■ ■■ ■　Aの人 あの人はAの人． あの人は結局私から遠ざかった． 健やかな私にしか会いたくないと言い 私を壊した． どれだけ会いたかったろう． 会って別にどうならなくても． 結果が出るものしか求める君とは違う． 次に会うときは骨だろう，私の． 君の手の中で砕けて，君を刺すだろう． 私の白い骨と君の赤い血が結果だ． 2007年10月08日(月)

		■■■ ■■ ■　泣くのは苦手だ 泣くのは苦手だし，嫌いだ． 2007年10月04日(木)

		■■■ ■■ ■　薄平べったい 薄平べったい感情を言葉にして 指先から叩きつけて 「だから何でしょう．」 と笑ってみたり． 私は私でしかなく 変化はしても． だから 何か伝えたかった． でも 薄平べったいの． 結局は． 2007年10月02日(火)

		■■■ ■■ ■　気がついたら自分がゾンビ 汚い血をすすっていたら 癖になり 馬鹿にしながらも 口の周りを変な匂いの液体に汚しながら 気がついたら自分がゾンビ． 一人でゾンビ． みんなでゾンビ． 2007年10月01日(月)

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