白痴日記


白痴日記

		白痴

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■　桜

今年も桜を見ることができました．

2004年03月31日(水)

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■　パンと水

蛇口を捻ると水が出る幸せ．
パンが買える幸せ．
それを食すことのできる幸せ．
パンと水でも生きていける．

蜂蜜があれば，もう大富豪な気分．

そのようなもの．

2004年03月29日(月)

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■　ウサギの耳の血管

体調が悪くて体温調節が出来ない私は
常に寒く，室温が適切かどうか判断できない．
ウサギの耳を見ることにしている．
嗚呼，真っ赤だ．暑いのだ，ごめんね．
慌てて暖房を切る．

バイト先でも猫の肉球を見て温度調節をしている．
発熱している私の躰は熱いので猫は抱かれにきても
すぐ逃げていってしまう．
喉に異物感．バイトはあと八日間．
動物に負担をかけないように気をつけないと．

2004年03月28日(日)

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■　女の匂い

女の匂いを嗅ぎたくて香水をつけてみる．
ヴィヴィアンのブドアール．
たちまち甘ったるい匂いに包まれる．
私は少し安心する．大丈夫，明日も何とか過ごせる．
言い聞かせて眠る，春．

2004年03月27日(土)

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■　残虐な気持ち

例えば蟻を踏みつぶす時の様な
赤子をつねりあげるよう時の様な
残虐な気持ちをどうやって処理しているの？

処理できないから埋めてゆく．生のまま．
残虐は屹度暴れ出したら止まらないから．
そういう魅力があるから．

2004年03月26日(金)

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■　不可視

不可視のものを信じることは力がいる．
弱っている時は可視を求めたくなる．
可視出来るものなど，此処にいる私には何もないのだ．
不徳の致すところ，なのだろう．

息を潜める．
このまま解けていきたい．溶けていきたい．

2004年03月25日(木)

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■　死

今日できることは明日に残さない．

って自殺にも当てはまるかな．
考えている．あと15分の今日．

みんな．ってだぁれ？
みんな人間である．ぐらいならいいけど
みんな苦しくても寂しくても生きてる，なんかの「みんな」は胡散臭い．
自殺したみんなっていうのも有りだよ．それじゃあ．

私は私．あなたはあなた．あの人はあの人．
別な感情を持ち，別な脳味噌と細胞で動いている．
束ねるロープなんてうんざり．

あと13分．

2004年03月24日(水)

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■　花火と海と酒

今年の夏は特別が待っている．
だから私はいつも怖い季節の移り変わりを心待ちにしている．
私にカラフルでパワフルな目標をくれる人たち．

熊本は夏が来るのが早いんだよ．
いっぱいいっぱい待っているよ．

親愛なるKとSに．

2004年03月22日(月)

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■　3,2,1,・・・・

アントニオ猪木も出てこないし
高田も出てこない．

2004年03月21日(日)

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■　花束

花束が欲しいと思う．
花屋さんに行って，言う．
「このお金で出来る花束を．」
そんなことを考えている．

花束を部屋の真ん中に置いて
存在を消してしまいたい．

可視にも不可視にも追い詰められていて
もう仕方ない．

2004年03月20日(土)

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■　雨

雨が降る．
もう夏のように生暖かい雨が降る．

此処の雨は冷たくないのに，濡れると，とても厭な気持ちになる．

2004年03月17日(水)

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■　大声で

叫びたい．言葉にならないことを．
たぶん音にすると「ぎゃー」に近いだろう．

絶望と失望と希望．
絶望してはいないのだろう．此は屹度失望だ．

2004年03月16日(火)

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■　永沢光雄氏

とても好きなドキュメンタリー作家だ．
インタビュアーとしての彼も大好き．
ここ一，二年新刊も雑誌の記事もないと思っていた．
数日前，咽頭癌で闘病していたことを知った．
声をなくしてしまったと書いてあった．
インタビュアーとしては何てつらいだろう．

彼のインタビューは人の悲しさや愚かさ，そして暖かさを感じさせる．
励みにしていた．成年雑誌が多くて買いづらい時もあったけど．
これからも執筆業を続けてくれることを切に願っている．

癌は大嫌い．

2004年03月15日(月)

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■　メンソレータム薬用リップスティックXD

必需品．
唇はすぐ乾く．ささくれやすい．
何本持っているかわからない．バッグに一本は必ず入っているし．
学校にもあるはず．家の中にはあちこちに．

ナースのかわいい女の子にいつも見られているのである．
小学校ぐらいからのお付き合いだろう．
十数年もありがとう．

そんなことに現実逃避をする日曜，六時．

2004年03月14日(日)

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■　暴力

私は腕力はない．
子供と赤子と老人を殺せるぐらいしかない．

でも刃物を持ったら，もう少し．
でもバットを持ったら，もう少し．

抑えた欲望はどこへ．
いつか灰になるのだろうか．放置していたら．
ぞくぞくとした暴力への欲望．

2004年03月13日(土)

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■　思わず

思わず笑ってしまうようなことがあって
その人は二十年知っている人なのだけれど．

まったく教えない思いやりもあるのだよと声高に言いたい．
思いやり・・じゃないか．
私が嫌われるのが怖かっただけ．

大丈夫．
私は生きていける．

2004年03月12日(金)

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■　泣くこと

涙腺のコックが取れた．
長い時間，外れなかったコック．
だから悲しくても，悔しくても，死にそうでも
私は能面のようにいた．
笑いさえした．

でもコックが取れると，途端に泣き虫になった．
世の中にこんなに泣くことが多かったのかとびっくりした．
うれしくて泣き，悲しくて泣き．
涙は昔に比べて濁ったかもしれないけど，私はそれを取り戻した．

2004年03月11日(木)

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■　今日はありがとうの日

今日はありがとうの日
そういうふうに書いてあった．
タイ式マッサージの小さな店の小さなボードに．
3.9だからだそうだ．

心のこもったありがとうはとても素敵な言葉だ．
嫌みなありがとうは心がちくちくする．

そんな事を考えながら調剤薬局へと向かう．

2004年03月09日(火)

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■　最悪ニュース

鳥インフルエンザの会長夫妻自殺．
すごく憂鬱．
色々なことに．

正義，モラル，責任．
結果，自殺．

色々なものに反吐が出る．

2004年03月08日(月)

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■　私は治るのか

それはわからない．
誰にも．
でも迷惑をかけた人がたくさんいる．
その迷惑に謝罪するためには生きていくしかない．
こんな人間でも内臓はあるし，少しは役に立つこともあるだろう．

治らなくても．
生きていくしかない．

生きていたい．

2004年03月07日(日)

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■　孤独な戦い

先日メーク顔，ノーメーク顔という二連写を田辺君に送ったところ

ノーメークのほうをメーク顔と間違えた挙げ句

「化粧下手なんじゃない？」

「全くこれだから理系の女は・・」

というお言葉を頂いたのである．

密かにとてもとても傷つく私．

田辺君が女顔美青年だから尚更である．

よって今日は病院帰りにメーク道具を買ってリベンジ．

どうよ．題して春色メーク．

どっちがメークしている顔かわかるでしょうか？

私は・・・微妙．顔歪み気味だしさ．

そして微妙なわりに疲労して，気管支炎も悪化しそうです．

阿呆な土曜日．

2004年03月06日(土)