部長motoいっぺい
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2005年04月30日(土) Alice in Wonderland

昨日今日と、ウチの子供たちが参加している市民劇団の公演。題目は「アリスの不思議な国」。ウチの子供たちにとっては、これが4作目の出演となる。

事前練習に子供たちを連れて行ってお手伝いをしていた嫁からは、「いつまでたっても端役で、なんだか可愛そう・・・」と聞いていたのだが、今日の本番を見た僕の感想は、「今までで一番台詞が目立つ役だったんじゃないの?」というものだった。これまでの劇でももちろん台詞はあったのだが、いわゆるその他大勢の台詞の一つで、「いつウチの子供がしゃべったの??」という役が多かったからだ。

それにしても、自分の子供がどういう役に抜擢されるかということは、万国共通で「母親」にとって重大事らしい(笑)。僕にとっては、「子供たちが楽しんでいればいいんじゃないの?」という程度のことなのだが。

息子も娘も、はっきりと大きな声で台詞を言っていて、このままでいけば次回はもっと良い役に選ばれることが期待できると思うのだが、残念ながら夏に帰国命令が下った場合は、秋の公演には参加できない。これが最後の演劇になるかもしれないと嫁から知らされた息子は、かなり落ち込んだ様子だった。


2005年04月29日(金) 慶事@駐在室

本日早朝、駐在3号家に第一子男児誕生。母子ともに健康。

駐在3号と日頃から付き合いのある取引先のアメリカ人数人にメールで教えてあげたら、わが事のようにとても喜んでいた。

何はともあれ、めでたい。


2005年04月27日(水) 早退はしたものの

本日は早朝午前6時15分出社。今日のメインの業務は午前中に余裕で終わるはずだったので、ここのところの土日出勤の代わりとして午後休にしようと思っていた。

ところがその仕事の完了が予定よりも3時間も遅れてしまい、結局家に帰れたのは午後3時。家に帰って昼寝をした後、午後5時からは英語での電話会議。電話会議は2時間も続き(長引いたのは僕がしつこかったから・・・という話もあるが)、その後レポートを書いたりしていたら、午後10時になってしまった。

結局仕事をしている時間としたら、いつもと変わらなかったが、まあ家に帰って昼寝ができたので、ヨシとするか。


2005年04月26日(火) 繰り返し見る夢

誰しも、「繰り返し見る夢」というものが一つぐらいはあると思う。僕の場合は、「単位が足りなくて大学を卒業できない夢」または「卒業するために必要な単位を計算している夢」がそれである。

昨夜、久しぶりに単位を計算している夢を見た。朝起きて、嫁にその話をしたら、「きっと仕事が忙しくて、時間に追われているストレスが、その夢につながったんだよ」とのコメント。う〜ん、確かに一理あるかも。

大学を無事卒業してから、もうずいぶん経つのだが、あと何年この夢を見るのだろう。。。



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アメリカに住むようになってからは、すっかり見なくなったということだが。


2005年04月25日(月) 20個目のプロジェクト完了

久々の難産の末、プロジェクトが完了。これが僕と駐在3号が赴任以来、記念すべき20個目のプロジェクトになる。

プロジェクト完了記念パーティーで、ありがたいことに取引先から僕と駐在3号に記念品が渡された。中身を見てみると、


全部ゴルフ用品。。。


何か、大きな勘違いをされているような気がするが・・・、ありがたく使わさせてもらおう(笑)


2005年04月24日(日) 休日出勤

本日も朝から仕事。今日はゴルフなし(笑)

一日中怒涛の勢いで仕事をし、月曜日の朝を迎えた東京に現状報告を送り、担当者に電話で補足を行って本日の業務は終了。

明日の取引先との最終調整が控えているが、ようやく先が見えてきた気がする。


2005年04月23日(土) 仕事のちゴルフのち仕事/70000ヒット御礼

おかげさまで駐在日誌が70000ヒットを達成しました。いつも読んで頂いている皆様、本当にありがとうございます。
駐在生活の「ラストスパート」が長くなっていますが(笑)、もう少々お付き合いくださいませ。



土曜日は、「予定通り」仕事。

午前10時前に出社して仕事を開始したのだが、午後1時過ぎになって取引先の仕事待ちになってしまったため、午後8時に集合することにして一旦解散。

東京からの出張者のMくん、Kくんが「せっかくですので、是非ゴルフに行きましょう!」と意気込んでいたので、早速ゴルフ場を予約した。予約は午後3時半からだったのだが、午後2時半頃チェックインしようとしたら、「予約が入っていない」と言う。「確かに電話で予約したんだけど」とクレームを言ったら、そのまますぐにプレーして良いと言ってきた(笑)

ゴルフの方は、前半51も叩いてしまったのだが、後半は意地で巻き返して43。あがってみたら、お馴染みのスコアである94。Kくんは96、Mくんは111だったので、「駐在」の意地でベスグロは確保。

ゴルフの後、夕食を食べてから仕事に復帰。午後11時まで仕事を行い、先ほど帰宅。明日も仕事になってしまったが、さすがにゴルフはなさそうだ(笑)


2005年04月22日(金) Arson

日本の学校英語では習わないが、アメリカに住んでいると、ニュースなどでよく耳にする言葉がいくつもある。例えばProsecutor(検事)や、Legislator(議員)など。Arsonとは放火のことを指す英単語で、これも日本の学校で習う英語の中にはないと思う。

数日前のこと。

いつもは朝7時からの日本のニュースを見るのだが、出勤が早かったため現地のニュースを見ていた。すると、わが家から5分で行けるHigh Schoolから、生中継でリポーターがArson(放火事件)についてリポートしていた。そう言えば、前の日の午後10時頃帰ってきたすぐ後に、消防車の音がしていたことを思い出した。

どうやらこの近辺では、数日前から家の外においてあるゴミ箱に放火される事件が頻発しているらしい。ウチのコミュニティーは、ゴミの日以外にゴミ箱を外に出しっぱなしにすることを禁止しているので大丈夫だとは思うが、早く犯人が捕まってくれれば住人として安心できる。


2005年04月21日(木) 激ジョブ週間

マーフィーの法則でもないが、忙しいときに限って、次から次へといろいろなことが起きる。体は一つしかないんだから、仕事が数週間に分けて分散してくれればありがたいんだけど、そういう上手いことは起きない。加えて辛いのは、20代の頃は3つや4つ同時並行で業務をこなせたのだが、30代も後半になってくると、こういった能力が低下してくること。

ここのところ午前7時半出社が何回かあったが、明日と来週の水曜日は午前6時半出社がすでに決定。。。土曜日の出社も決定。

日記を書いている間に業務メールを受信。読まずに寝ちゃおうかな。


2005年04月20日(水) 1ドル=280円

Encycropedia Brown(邦題:少年たんていブラウン)というシリーズの本を息子と読んでいることは、何回か日記に書いた。

先日嫁が、日本語補習校の図書館から、その「少年たんていブラウン」(日本語版)を借りてきたので、ン十年ぶりに読んでみた。すると、25セント玉の記述として、

25セント=約70円

というくだりがあった。
経済史的に見ると、第一次オイルショックがあった1973年の終値が1ドル280円だったようだ。そして、もしかしたら将来円の暴落により、そういう時代が再び来るかもしれない。。。あ〜怖。


2005年04月19日(火) Bureaucratism(完勝!)

昨日の日記で書いた、「外堀内堀を埋めて逃げられないようにしておいてから、相手の首を真綿で絞めるような丁寧なメール」に対する東京からの反応として、当方のリクエストに最大限応えるような調整(それも対所轄官庁相手)を一日で実施したとの返信あり。

やればできるじゃん!

と思ったのだが、そこは僕も大人なので(笑)、丁寧なお礼のメールと、昨日の生意気なメールに対する詫びを入れておいた。

とはいえ、完全勝利。う〜ん、クセになるほど気持ち良い。


2005年04月18日(月) Bureaucratism

Bureaucratismとは、官僚主義をあらわす英語である。

Bureauは官庁などの支局のこと、Bureaucracyは官僚制度のことであり、直訳でそのまま日本語として意味をなす英語である。きっと世界各国に官僚主義という単語はあるに違いない。

その官僚主義であるが、いわゆる「大きい会社」であるわが社にも当然存在する。これまでにも何回かやりとりした内容なのだが、今日の東京からのメールは、今までにも増してあまりに官僚的だったので(長期スパンの理想論のみを述べて、現実を直視していない)、読んでいるうちにふつふつと怒りがこみ上げてきた。

電話で怒鳴り込もうかとも思ったのだが僕のキャラではないので、外堀内堀を埋めて逃げられないようにしておいてから、相手の首を真綿で絞めるような丁寧なメールを返信しておいた。

我ながらこういった底意地の悪いメールを書くのは、とても上手だと思う(笑)


2005年04月17日(日) 身内でゴルフ大会

今週末は出張者も多かったので、駐在員・研修員・出張者合計9名でゴルフ大会。

僕の組は、プロジェクト駐在のKさんと、出張検査員のIくん。Kさんは昨年の8月に赴任されたのだが、赴任期間中にゴルフを覚えたいと言いながら、今回が赴任後初めてのゴルフ。マラソンをやるなどスポーツマンのKさんは、初めてとは思えないほどきれいなスイングをしていた。スコアは143と当然のことながら初心者レベルではあったが、きっとすぐに上手くなると思う。

Iくんは長野県出身で、学生の頃は自宅の裏にあるゴルフ場で、キャディーのアルバイトをしていたという。しかしゴルフはほとんどしたことがないらしく(笑)、スコアも135だった。

僕はと言えば、決して調子は悪くなく、というよりはかなり良いほうだったのだが(特にドライバーはほとんど完璧だった)、2ホールほどドツボにはまったホールがあり、あがってみたらいつもの96。ドツボのホールがボギーだったとし「たら」、89だったのに。。。まあ、「タラレバ」を言っても仕方がないので、次回にこの好調さをキープするよう頑張ろう。


2005年04月16日(土) リ○ケーションからのファックス

この前の日記で書いたとおり、リ○ケーションから、家の明け渡しに関する書類が届いた。損傷箇所について、工事業者を斡旋することもできるということだったので、擦り切れていた和室の畳の交換と、襖の張替えを依頼した。

すると、

翌朝午前6時20分(日本時間午後10時20分)に、見積書がファックスされてきた・・・(眠)

どうやらサマータイムに入ったのを知らないらしい。仕事熱心はよろしいが、海外赴任者を顧客にしている会社としては、お粗末ですぞ>リ○ケーション


2005年04月14日(木) 借主退去状況の報告

「今日は日記のネタがないな〜」と思いながら帰宅して、メールボックスをのぞいたら、リ○ケーションから「借主退去状況のご報告」という資料が届いていた。

というわけで、今日の日記は日本の家について。

今年帰国することがほぼ確定していたということもあり、3年間わが家を借りていただいた方に、昨年末に退去要請を提出していた。手続きはスムーズに進み、退去は3月27日に行われた。

退去後、リ○ケーション会社の担当社員が、家の中の損傷状況について査定をしたようだ。家主の同意のもと、その査定金額が家主に振り込まれるが、実際に修理をするかどうかは家主の判断に任されているようだ。

その査定に同意するかどうかを確認するための資料が、本日郵送されてきた。送られてきた資料の中には、家の中のありとあらゆるところの写真がアルバム状に整理されたものもあり、嫁と二人で「なつかしいね〜」と言いながら写真を眺めた。

小さいお子さんが居たので、障子はところどころ破れていたが、比較的きれいに使っていただいたようで安心した。


2005年04月13日(水) Yシャツのピン

20代の人は知らないかもしれないが、昔はYシャツを買うと、いたるところにピン(待ち針)が刺さっていて、陳列している時の型崩れを防いでいた。最近はもっぱらこのピンは見かけなくなり、変わってプラスチックのクリップがその役割を担っている。

プラスチックに変わった理由は知らないが、想像するに、ピンで怪我をしたお客様がいてクレームになった(もしくはなる危険性があると会社側が判断した)というところであろう。

さて、訴訟大国のここアメリカであるが、何故だかいまだにシャツにはピン(待ち針)がついて売られている。今まで買ったシャツで、プラスチックのクリップがついていたのを見た記憶がない。

この国は、こういった細かいところのカスタマーサービスが本当に弱い。まあ、世界で最も厳しいと思われる日本と比較してしまうから、ましてそう思うのかもしれないが。


2005年04月12日(火) 渡米後1343日目

昨年5月に「渡米後1000日目」という日記を書いたが、今日の日記は「渡米後1343日目」

何故にこのような中途半端な数字が重要かと言うと、1997年12月6日に産まれた娘が2001年8月9日の渡米日まで日本で育った日数と、渡米日から今日までアメリカで過ごした日数が、1343日で並んだのだ。平たく言うと、娘が人生のちょうど半分をアメリカで過ごしたことになったのだ。

もちろん、物心ついてからのほとんどはアメリカでの生活であり、その意味では彼女の「アイデンティティ」はアメリカの子供としてのものと言えるかもしれない。そういえば、得意だった「日本語」も、どんどん怪しくなっているし。

まあ、14年のうち9年間をアメリカで過ごしたこちらのお坊ちゃまもいるようなので、まだまだと言えるかもしれないが<何が「まだまだ」?


2005年04月11日(月) ガソリン価格高騰

ここのところの原油相場の高止まりを受け、アメリカ国内でガソリン価格が高騰している。高騰と言っても、1ガロン当たり2ドル50セントほどなので、リッター当たりに換算すると約70円であり、日本のリッター当たり120円よりはずいぶん安い。まあ、日本のガソリン代の約半分は税金なので、直接比較することはできないが。

日本より安いとはいえ、毎日往復100キロを通勤に費やしていると、最低でも1週間に一回はガソリンを入れる必要がある。以前は空の状態から満タンにしても20ドル前後だったのだが、最近はいとも簡単に30ドルを越える。

通勤補助費としてガス代が会社から支給されているが、これはガロン当たり1ドル60セントの時に設定した補助費であるため、給料がその分だけ目減りした勘定になっている。

赴任した頃ガロン当たり1ドル強だったのが、大昔のことのように思える。


2005年04月10日(日) スポーツ三昧の日曜日

日曜日の午後はソファーに寝転んで、メジャーリーグ中継とマスターズ(ゴルフ)中継を交互に堪能。なんと贅沢なスポーツ三昧の日曜日(違)

それにしても、タイガーウッズはすごかった。特に16番ホールでのチップインバーディーは、タイガーの気迫が最後のひと転がりを呼んだように感じた。きっとマスターズの中でも、伝説のチップインになることだろう。

そして優勝を決めた、プレーオフでのバーディーパット。これまた、優勝に向けた執念が、あの難しいパットを沈めたのだと思う。

よくゴルフはメンタルなスポーツと言うが、今日のマスターズを見ていたら、メンタルというよりは気迫のスポーツというように感じた。



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2005年04月09日(土) 炭火焼肉と日韓問題

「おいしいものが食べたい!」という嫁の要望にこたえて、本日は炭火焼肉レストランへ。

骨付きカルビ、並カルビに、海鮮チジミと、韓国料理を堪能。韓国と言えば竹島問題や教科書問題などが大きな外交問題に発展しているが、個人レベルで言えばこうして何の悪感情も持たずに、レストランに行くことができる。

とはいえ、両国の一部の人々が非常に攻撃的になっていることも事実であるのだが、そういう人を見て僕が不思議に思うのは、「どうしてそこまで自分の意見が正しい(相手の意見が間違っている)と思えるのか」「どの程度自分で勉強して、そういった攻撃的な態度に出ているのか」ということだ。

竹島にしろ教科書問題にしろ、調べようと思えば議論のポイントや、相手がどういった論拠に基づいて意見を主張しているのかなどは、インターネットで簡単に検索できる。自分の考えに近い主張のみ鵜呑みにする、扇動されやすい底の浅い人間が、相手を攻撃しているのではないか。逆に言えば、きちんと相手の主張を分析するような人は、そんなに簡単に「攻撃的」にはならないように思う。

そういう人は、相手との勝負に勝ちたいと思って攻撃を仕掛けているのだろうが、勝負に勝ちたいのであれば、熱くなって闇雲に攻撃するのではなく、まず相手の攻め方をきちんと冷静に理解して、万全の守りを敷くことが戦略上大切だと思うのだが。


2005年04月08日(金) スコアカード書き換え

スコアカードと言っても、ゴルフのスコアカードではなく、娘のスコアカード(通知表)のこと。

昨日のポートフォリオナイトの最後に、娘のスコアカードについて先生に質問をしてみた。というのも、いつもは最高点の4を取ってくるホームワーク(宿題)のところが、今回は3だったからだ。僕たちの理解では、宿題を期限までに出していれば4が与えられると思っていたので、娘が宿題を出し忘れたのではないかと思ったのだ。

すると先生はすぐに手元の控えをパラパラとめくり、

「宿題は全部きちんと出されています」
と言い、

「じゃあ、スコアカードは4にしておきますから」
と付け加えた。。。


そんなに簡単にスコアカードを書き換えて、良いんかい!?


2005年04月07日(木) Rock or Mineral

今日はポートフォリオナイト。子供たちのクラスを訪問して、彼らの学校での成果物を確認する日である。

息子のクラスでは、授業中にやった小テストやプリント類に採点がされていた。単なる○×ではなく、回答のプロセスにより1〜4のスコアが書かれている。単に正解しただけだとスコアは3だが、上手な考え方をして正解を導いていると4になる。単に答えを出すのではなく、プロセスを重視していることが良くわかった。

サイエンスのテストに1があったため、どんな問題かと思って問題を読んでみた。

【問い】
マイク君は道端で石を拾いました。その石の特徴は、○○であったり△△であったり・・・でした。さて、マイク君が拾ったものは、Rockでしょうか、それともMineralでしょうか。そしてあなたがそう答えた理由は、どのような特徴からでしょうか、3つ以上答えなさい。



「・・・・・・・(汗)」



そんなん、日本語で聞かれたってわからんっちゅーの!


ホント大変だね〜>息子


2005年04月06日(水) 分数好きのアメリカ人

アメリカには10進法ではない生活関連の単位がいくつもある。

例えば、

1フィート=12インチ
1ガロン=4クォート
1クォート=2パイント
1パイント=16液量オンス
1ポンド=16オンス

などなど。
そういう理由からか、アメリカ人は分数を好んで使う。例えば25セントのことを、クオーター(1/4)と呼ぶことも、分数から来ている。

息子は今、アメリカの学年で3年生、日本の補習校で4年生なのだが、なんとアメリカの学校で先に分数を習い始めた。算数に関しては、少なくても小学校のうちは日本の方が進んでいることが多いのだが、分数に関しては「例外」のようだ。

以下は、息子が持って帰ってきた宿題。

【宿題】
Group A: 3 people share 5 brownies.
Group B: 2 people share 5 brownies.

Who gets the larger share?
Tell how you decided. Use words or drawings or both.


日本の子供であれば、5/3と5/2を書き、通分して比較をするという習い方をすると思うのだが、息子が習ってきたと思われる解法は以下の通り(基本的に全て図で解決)

Group A(3人に配分)
1/ ○を5個並べて書く
2/ 左の3個の○を一人1個ずつ配分する
3/ 右の2個の○をそれぞれ1/3ずつに分ける(合計1/3が6個できる)
4/ 1/3を一人2個ずつ配分する
5/ 一人当たりの配分は1+2/3となる

Group B(2人に配分)
1/ ○を5個並べて書く
2/ 左の4個の○を一人2個ずつ配分する
3/ 残った1個の○を1/2ずつに分ける
4/ 1/2を一人1個ずつ配分する
5/ 一人当たりの配分は2+1/2となる

よってGroup Bの方が多く配分される。


考え方としては悪くないのだが、汎用性に関しては疑問が残る解き方だ。まあ、闇雲に分数の解き方だけを教えるよりも、考え方を教えるという狙いについては、理解できなくもないのだが。果たして日本とアメリカ、どちらの教え方が、より「数学」として実りある教え方なのだろうか。


2005年04月05日(火) リーディングと野球中継

メジャーリーグが開幕した。

もはや趣味の一つとして宣言できるほど熱中しているメジャーリーグ観戦(テレビ含む)だが、今年から困ったことになった。それは、息子のリーディングの手伝いと、メジャーリーグ中継がバッティングしてしまうことだ。

昨年までは、今年ほどリーディングが難しくなかったこともあり、また学年も2年生だったので、20分ほどのリーディングで済んでいた。しかし今は最短でも30分、平均だと40分ほどリーディングに付き合っているため、大切な場面を見逃すケースが多くなりそうだ。

事実、今日のリーディングも、応援する地元チームがピンチを乗り切ってからリーディングを始めようと思っていたのだが、ず〜っとピンチが続いてなかなかその回が終わらなかったため、リーディングの開始が遅くなってしまった。


その間、嫁の冷たい視線を浴び続けたことは、ここに書くまでもない・・・(汗)


2005年04月04日(月) 娘の標準テスト結果

数ヶ月前に娘が現地校で受験した、某標準テストの結果が返ってきた。

高得点だったのは、意外にもリーディング。息子のリーディングは熱心に手伝っているものの、娘のリーディングまではなかなか手が回らず、すっかり嫁に任せっきりになっているのだが、上位10%にランクされるほどの高得点だった。もしかして、嫁の教え方のほうが、僕の教え方より良かったりして・・・(汗)

意外に得点が伸びなかったのが、言語による理解力。僕たち夫婦は、娘の英語によるコミュニケーション能力を高く評価していたのだが、やはり非ネイティブというハンディが、語彙の少なさという面に現れたのではないかと推測している。まあそれでも、ネイティブの中で平均点レベルは取っているので、冷静に考えればすごいことだと思うのだが。


2005年04月03日(日) 今シーズン開幕戦!のはずが。

日曜日は、某業界日系企業による月例ゴルフコンペ、2005年度開幕戦・・・のはずが、雨で中止。メンバーは集まったのだが、雨の中やるのはどうか、という意見が多数を占め、その場で解散。

とはいえ、雨もそれほどひどくなく、午後には止むという予報があったため、駐在3号、研修生のKくん、それに某日系企業団体のSさんの4人でコースに繰り出した。最初こそ傘を差す必要があったが、8番ホール以降は雨も止み、普通にゴルフを楽しむことができた。

スコアはというと、決して簡単だとは言えないコース・グリーン設定、かつ芝が濡れたというコンディションを考えれば、上等ともいえる98。ティーショットもアイアンも決して悪くはなかったので、次回のコンペにつながる、よい練習ラウンドだった。


2005年04月01日(金) 赤ちゃんの泣き声(英語版)

5月の上旬に、駐在3号のところに赤ちゃんが誕生する予定だ。

昨夜Mさんという出張者との夕食の時にその事が話題になり、「じゃあ、赤ちゃんは『英語』で産声をあげるんだね」とMさんが冗談を言った。

そこで皆、「ところで英語で『おぎゃあ』ってなんて言うんだろう???」と疑問に思ったのだが、当然のように誰も答えを出せなかった。すると駐在1号が、「駐在3号。くんのところのMちゃんなら、知ってるんじゃないの?」と言い、「そのうち聞いてみますね」と僕は答えた。

その事を思い出して、娘ではなく息子に尋ねたところ、自信をもって
「『ウェー・ウェー』って泣くんだよ」
と教えてくれた。ついでにスペルを尋ねたところ、これまた
「WAAH!WAAH!って書くんだよ」
と教えてくれた。

念のためにウェブ辞書で調べたのだが、どうやらこの手の擬声語は辞書に載っていなかった。そこでGoogleで検索したところ、息子の言うとおり英語での赤ちゃんの泣き声は、WAAH!だということが確認できた。

グッジョブ>息子