部長motoいっぺい
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2003年08月31日(日) 子供用スキーセット&スノボブーツを買いに行く

日頃はダイレクトメールなど、ゴミ箱に直行させるのだが、先日送られてきたスキー&スノボのバーゲンセールのものは目を引いたので取っておいた。

セールはレイバーデー・ウィークエンド(8月30日から9月1日)に、我が家からちょっと離れたモールで行われるとのことだったので、息子のスキーセットと僕のスノボブーツを物色しに出かけてきた。

まずは息子のスキーセットから。

去年まで使っていたスキーセットは、今年は娘が使うため、息子には新しいものを買わなければならない。(第一子っていいよねぇ・・・<第二子である僕のつぶやき)

ジュニアスキーのコーナーに行くと、新品・中古品が両方売られている。中古はどうやら僕たちが昨シーズン通ったスキー場で、レンタルスキーとして1シーズン使用されたものらしい。

「子供のスキーなんて中古で充分!」と思っている我が夫婦は、新品には目もくれず、「中古品」の中から息子の気に入ったものを選ばせた。
幸い、程度の良いスキー板とブーツを合わせて150ドル程度で買うことができた。

ところで、最近のスキーはほとんどがカービングスキーになっており、長さは一昔前の「身長+10センチ程度」というものではなく、「鼻の高さ程度」というのが今時の常識らしい。

日本のスキー用品店であれば、その場でバインディングの調整をしてくれるところだが、どうやらそのバーゲン会場とは別の店に行って調整をしてもらわなければならないらしい。そういえば、入り口のところで「調整無料」のクーポンを配っていた。

息子のスキーセットを買った後、そのお店に行って調整をお願いすると、調整には10日程度かかるとのこと。しかも、「調整無料」とは新品の購入に限るということで、中古を購入した僕たちは15ドル程度の調整料を取るという。。。
「そんなことなら僕が自分で調整をしようかな」と一瞬思うが、やはり安全に関わることなので、専門店にお願いすることにする。


続いて僕のスノボブーツ。

スノボ板は、昨年のシーズン終了後、インターネットの掲示板で売られていたものを安く手に入れていたので、シーズン前にブーツを購入する必要があった。

板はブルー基調、バインディングは黄色基調だったので、明るい黄色系の模様が入ったブーツを探すが、あまりしっくりくるものがない。
店員のお姉さんが、「黄色じゃないとダメなの?」と聞いてきたので、「明るい色のブーツだったら、青なんかでもいいかな」と言ったところ、青色の模様が入ったライトグレーのブーツを出してくれた。

機能的にも良さげで、デザインも気に入ったので、130ドルほどのブーツだったが嫁の了解を得て買うことにした。

今年は息子と娘がスキースクールでレッスンしている間、このブーツとボードで「修行」することにしよう。


2003年08月30日(土) アメリカに染まった?

先日破損した車のフロントガラス。
電話で修理の予約をし、土曜日の午前9時に修理工場に車を持っていった。

すると、まだ工場に誰も来ていない・・・。

入り口には、土曜日は午前9時から、と書かれているので、まあ店員が遅刻しているだけなんだろうと思い、30分ほど店の前で待つが誰も来ず。

???と思い、同じブロックにある他の店を覗いてみると、どうやら9月1日のレイバーデーにからめて、土曜日は臨時休業としている店が多いことがわかった。

どうやら、僕の予約した修理工場も、土曜日は臨時休業としたらしい。。。

「だったら、土曜日の午前9時に予約なんて受け付けるな!」
と思うのが普通なのであろうが、アメリカに2年も染まってしまった僕は、

「レイバーデー・ウィークエンドに予約をしちゃった僕が悪かったかな??(苦笑)」
と思ってしまった。

良いんだか悪いんだか。


2003年08月27日(水) 二度あることは三度ある

昨日の会社帰りのこと。

フリーウェイを走行中、前方より突然「石」が飛んできて、フロントガラスが破損した。
破損の程度は、小さなひび割れ程度だったので、このまま放っておこうか、やっぱり直そうか・・・と悩んでいたのだが、今日の朝になって見ると、20センチ程度のひび割れに発展していた。。。


フロントガラスの交換はこれで3度目。
保険会社への連絡も、修理工場の予約の仕方も、手馴れたものである(泣)


2003年08月26日(火) ESLレベル判定テスト

今週の金曜日、先日赴任したY君のお子さんの、ESLレベル判定テストがある。あいにくY君は、研修先を休むことができないらしく、僕がY君の奥さんと一緒にテスト会場に同行することになった。
(研修生のサポートということで、業務扱いになる)

そんなやりとりがあった月曜日の午後、駐在室秘書のAが、子供の通う学校から受けた電話のメモを渡しに来た。メモを読むと、どうやら僕の娘もESLのレベル判定テストを受けねばならないらしい。まあ、考えてみると当然だ。

僕は早速嫁に電話をして、レベル判定テストの予約をしに、学校の事務所に行くようにお願いをした。

帰ってから嫁に話を聞くと、娘のESLレベル判定テストは9月2日、すなわち学校の初日に行うため、授業中娘をクラスから連れ出して、街中の学校区事務所まで行かねばならないらしい。

僕は娘が「英語のテスト」にどのように反応するか、非常に興味があったので、会社を休んで同行しようかと思ったのだが、嫁が得てきた情報では、親はテスト会場には入れないらしい。

とりあえずは、結果が気になるところだ。


【おまけ】

レベル判定テストの日程調整を、嫁は学校と「電話」で行ったらしい。(学校事務所に行くのが面倒だったから・・・とのこと)

ずい分と成長したな>嫁。


2003年08月24日(日) 夏休み最後の日曜日

昨夜は早く寝たため、朝7時には目が覚める。
皆が目を覚ます前に、とりあえず旅行記の3日目をアップし、撮ってきた写真の印刷を始める。

普段の写真は、レターサイズのフォト用紙に4枚並べて印刷をし、そのままクリアポケットに入れてファイルするだけなのだが、今回はお土産として、イエローストーンが表紙にデザインされているアルバムを買ってきたため、プリントアウトした後に一枚一枚カットしなければならない。

10枚ほど印刷したところで用紙切れ。一旦、休憩とする。

午前中はそのままだらだらと過ごし、午後に9月から始まる学校に、子供たちが持っていくための文房具類を買いに行く。
前にも書いたかもしれないが、ここでの文房具は個人もちではなく、クラスに寄付して生徒みんなで使うためのものである。

この時期にはどの家庭も一斉に同じ文房具(メーカーが指定されていることさえある)を買いに行くため、店側も専用コーナーを用意しているほどだ。

買い物に行ったついでに、フォト用紙を50枚購入。旅行で薄くなった財布に、再びダメージを与える。。。

明日から仕事。きちんと社会復帰せねば。


2003年08月23日(土) イエローストーンより無事生還

土曜日早朝、イエローストンより無事生還。

「無事生還」という言葉がピッタリするほど、帰りは過酷なドライブだった。
現地を午後12時(Pacific Timeで午前11時)に出発し、

・僕3時間
・嫁2時間
・僕3時間
・嫁2時間
・僕3時間

(仮眠2時間)
・僕3時間
(給油等、計1時間)

の19時間かけて、午前6時に帰宅。

途中アイダホの山岳地帯では、豪雨&強風に煽られ、筋肉痛になるかと思うほど必死にハンドルを握り続けた。

まあ、こんなスケジュールになったのも、僕がキャンピングカーの返却日を一日勘違いしたからなのだが。。。
(当初は、途中一泊するつもりだった)



イエローストーンでの様子は、バックデートの日記としてぼちぼち更新したいと思います。ご興味のある方はそちらをご覧ください。


2003年08月22日(金) イエローストーン&グランドティトン旅行最終日

一週間にわたる旅行も、金曜日が最終日。残すは、長〜い帰り道のみ。

前夜は、この旅行初めてホテルに泊まる。
泊まったのはシグナル・マウンテン・ロッジというところ。景色の良いキャビンが「売り」というだけあって、僕たちの泊まったキャビンからは、ジャクソン・レイク越しのグランドティトンやモラン山といった絶景を見ることができた。


【キャビンのテラスからの眺め】

この旅行中PCも持参しており、唯一このホテルからネットにアクセスするチャンスがあったのだが、外の景色を見ていたら、ネットにアクセスする気がなんだか失せてきて、結局接続せず。


金曜日の朝、まだ寝ている嫁と娘を部屋に残し、息子と湖岸まで散歩に出る。
山々には、若干雲がかかっていたが、思いもかけず虹を見ることができた。


【ジャクソンレイクにかかる虹】


午前9時頃ホテルをチェックアウトし帰途につく。
道すがら、嫁が

「アッ!アッ!」
と妙な声を立てたので、横を見るとミュール鹿が道端に出てきていた。

すぐに車を急停止させ、子供たちに大きな音を立てないよう指示しながら、ゆっくりと鹿に近づく。


【ミュール鹿とのご対面】

この旅行中、大量に見たバイソンを除き、動物との遭遇が少なかったため、子供たちも興味津々の様子。

次に通ったのは、オクスボー・ベンドという、名所。
スネークリバーという川の川面に、グランドティトンが映るところである。


【川面に映るグランドティトン】

ここで、思いもかけずムース(へら鹿)がいるとの情報を聞き、すこし歩いていくと、川の向こう岸で草を食んでいるムースを発見。

結局、イエローストーン&グランドティトン旅行では、遠近を別にすれば、バイソン・エルク(残念ながらメスだったのでツノはなし)・ムース・ミュール鹿・カナダグースなど、主な動物はなんとか見ることができた。

グランドティトンの最後として、トランスフィギュレーション教会堂に行く。ここは、一見すると田舎の小さなチャペルなのだが、


【トランスフィギュレーション教会堂】

中に入ってみると、十字架の後ろが大きな窓になっており、十字架越しにグランドティトンを望むという教会堂である。アメリカ人もなかなか粋なことをするものだと感心する。


【十字架越しのグランドティトン】


教会堂を後にしたのが、Mountain Timeの正午頃(Pacific Timeの午前11時)で、嫁と交代交代運転しながら、家に着いたのが19時間後の、翌朝午前6時。

お疲れ様でした。


2003年08月21日(木) イエローストーン&グランドティトン旅行6日目

木曜日は、イエローストーン最終日。

フィッシングブリッジRVパークで3泊したため、近くのキャンピングカーに泊まっていた4歳のグレースという女の子と、ウチの子供たちはすっかり仲良しになっていた。

朝、RVパークを離れる前に、「グレースにバイバイを言っておいで」と言って子供たちを送り出したのだが、娘が泣きながらグレースと一緒に戻ってきた。

グレースいわく

「She is crying because she miss me!」
(私とバイバイするのが悲しくて泣いているのよ)
とのこと。。。

まあ確かにそうなのかも知れないが、何も口に出して言わなくても・・・と思うのは、やはり僕が日本人だからなのだろう。
(娘が持ってきた赤い大きなボールがキャンプ場で行方不明になり、最後までみつからなかったのが、娘が泣いていた理由という説も根強いが(笑))


【グレースに記念写真をとられる子供たち】


キャンプ場を離れ、イエローストーンで最後の見学地となる、ウェスト・サム地区に行く。
ウェスト・サム地区の一番の見所は、フィッシング・コーンと呼ばれる熱水の噴き出し口。

湖岸にあるこのフィッシング・コーンは、以前には釣り人が魚を湖から釣り上げ、そのままこの熱水の中に魚を釣り下ろして煮てから食べた、という伝説付きの岩。全く魚にとっては、踏んだり蹴ったりの岩である(笑)


【フィッシング・コーン】


ウェスト・サムを最後に、イエローストーンを離れ、次の目的地であるグランドティトン国立公園へ。ここは何といっても、絵に描いたような美しい景色で有名な公園である。

公園に近づくにつれ、グランドティトンやモラン山といった4000メートル級の山が、神々しく出現し始める。


【神々しいグランドティトン】


その日のアクティビティは、それらの山のふもとに広がる、ジャクソン・レイクでのフィッシング。子供たちにとっては初めての経験で、かつ息子は特に、以前から釣りに行きたがっていたので、今回の旅行の中で最も期待していたアクティビティであった。

といっても、僕は全く釣りの知識がないため、全てガイドにお任せのお殿様フィッシング。


【綿密な打ち合わせ?をする、ガイドと子供たち】


正直なところ、「一匹でも釣れればいいな」と思っていたのだが、結果は息子3匹、娘1匹の合計4匹の大漁。息子はもう得意満面。


【なんと4匹も釣れてしまった】


釣り上げた4匹のマスは、そのまま宿泊先ホテルのレストランに持って行き、その日の夕食となった。


【釣った魚が、夕食のテーブルに並ぶ】


2003年08月20日(水) イエローストーン&グランドティトン旅行5日目

5日目は、イエローストーンを最も有名足らしめるガイザー(間欠泉)めぐり。
中心となるのは、オールド・フェイスフルと呼ばれるエリア。

午前10時頃ビジターセンターに行き、有名どころの噴出予想時刻をチェック。
すると、

オールド・フェイスフル 10時20分±10分
デイジー・ガイザー   11時25分±30分
リバーサイド・ガイザー 12時30分±30分
グランド・ガイザー   13時±2時間
キャッスル・ガイザー  17時頃

とのことだったので、グランド・ガイザーの見学は諦める。


まずは最もビジターセンターに近いオールド・フェイスフルから。
予定時刻の午前10時20分頃、小規模の噴出。

その後、数分たっても噴出がなかったので、

「これで終わり???」
と周りの人と苦笑していたところ、10時30分頃になって大規模な噴出。
なるほど、確かにこれは世界的な名物になるほどの間欠泉だ、と納得する。


【見事なオールドフェイスフルの噴出】

次はデイジー・ガイザー。
比較的奥のほうにあるので、30分弱かけてその他の間欠泉やプール(泉)の間をぬけて、デイジー・ガイザーに到着、ベンチで噴出を待つ。
ちょうど、11時25分頃になったとき、遠くに相当大規模な噴出が目に入ってきた。

先ほど通り過ぎてきたグランド・ガイザーの噴出だった。
噴出予定中心時刻は13時だったので、ここは最後にしようと思っていたのだが、±2時間の誤差のうち、早めのほうで噴出してしまったようだ。

やむなく、遠くからグランド・ガイザーの噴出を見物する。


【遠くからも充分見える、グランド・ガイザーの大規模な噴出】

まあ、嫁いわく

「あんな大規模な噴出を、近くのベンチで見たら怖いから、ここでちょうど良かった・・・」
とのことだったので、良しとしよう。

そうこうしているうちに、デイジー・ガイザーの噴出。これはこれで、綺麗な噴水のような噴出でなかなか良かった。


【噴水のようなデイジー・ガイザー】


最後のリバーサイド・ガイザーは、デイジー・ガイザーからそれほど離れていなかったため、先にモーニング・グローリー・プールと呼ばれる名所に立ち寄る。


【モーニング・グローリー・プール】

確かに不思議な綺麗な色をした泉なのだが、それまでにいくつもの綺麗な泉を見てきた僕たちとしては、「なぜにコレだけが特別扱い??」とやや首を傾げる。


モーニング・グローリー・プールを後にし、リバーサイド・ガイザーの噴出をベンチで待っていると、これまた隣のガイザーが急に噴出を始めたため、とりあえずそちらに行って写真を撮る。

【予定外のガイザーからの噴出】


その後、リバーサイド・ガイザーの噴出を見学し、オールドフェイスフル地区でのガイザー見学を終了。

【リバーサイド・ガイザー】


遅めの昼食をオールドフェイスフル・インという立派な構えのホテルのレストランでとった後、ブラックサンド・ベイスン、ビスケット・ベイスン、 ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン、ファウンテン・ペイントポットと呼ばれるエリアを車で移動しながら順次見学する。

嫁は前日までの疲れと、キツイ日差しの中でのガイザーの噴出待ちでかなりバテ気味だったが、なんとか一日つきあってくれた。


2003年08月19日(火) イエローストーン&グランドティトン旅行4日目

ここまでの3日間が割とハードだったため、4日目は軽めに観光。

滞在地であるFishing Bridge RV Parkから最も近い、キャニオン地区にThe Grand Canyon of the Yellowstone(イエローストンのグランドキャニオン)を見に行く。

途中、昨日バイソンの群れと出会った地域を通り抜けると、やはりその日もバイソンがいて道を横断していた。

「僕の車の前を横切ってくれないかな・・・」と、やや車をスローダウンさせると、右横からバイソンが上がってきて、見事に僕の車の目の前を群れをなして渡ってくれた。


【車の前を横切るバイソン達】


The Grand Canyon of the Yellowstoneは、イエローストーンの地名の由来ともなった、黄色い岩肌の絶壁に挟まれた蛇行する川と滝が見所である。

観光ポイントは数箇所設置されており、それぞれ車で移動しながら見て回る。


【The Grand Canyon of the Yellowstone(奥にLower Fall)】

滝はUpper FallとLower Fallと呼ばれるものが二つあり、それぞれトレイル(遊歩道)を使って近づくことまでできる。
それぞれ結構な高低差のトレイルであるため、僕はその中の一つであるアンクル・トム・トレイルのみを選び、大きい方の滝であるLower Fallの滝つぼ近くまで行くことにした。


【アンクル・トム・トレイルの階段】

写真で見てもあまり分からないかもしれないが、高低差150メートルを階段約300段使って上り下りするトレイルである。
キツイのは覚悟していたのだが、帰り道となる上りの階段はかなりバテた。
日ごろの運動不足に加え、標高2000メートル以上の高地なので、余計に息が切れるのだ。

ひとたび立ち止まったら、もう歩き始められなくなりそうで、僕は休まずにもくもくと上り続けた。

娘は階段の途中で息を切らせていたが、僕と一緒に休まずに上りきり、息子はというと、階段を軽々と上りきり、いち早く上った先で駆け回っていた。。。若いっていいなぁ・・・。

その後、帰りがけにマッドボルケーノ(泥の火山)という場所を見て周り、その日は早めにキャンプ場に戻り車の中でシャワーを浴びる。


【マッド・ボルケーノ】

夜は国立公園のレインジャーによるスライド上映会を親子で見た。
娘は途中で飽きてしまったようだが、息子はじっとスライドを見ていた。


2003年08月18日(月) イエローストーン&グランドティトン旅行3日目

午前7時頃に目が覚める。
朝食はコーンフレークと卵焼き。

僕は「アメリカに住む資格がないのでは?」と思うほどの和食党なので(笑)、炊飯器を車に積んでいくつもりだったのだが、慌しい出発の中、うっかり忘れてしまった。。。
そのため、今回の旅行では一週間「ご飯抜き」となってしまった。

朝食を食べ終わったところで、車を再び走らせ始める。
嫁と交互に運転をし、約5時間後にイエローストーン国立公園の北門に到着。


【イエローストーン国立公園の北門】

北門をくぐると、すぐにマンモス地区に到着。
すぐに数頭の動物が、ビジターセンター前の芝生で休んでいるのが目に入る。あいにく車をとめる場所がなかったため、写真も撮らずに通り過ぎる。

マンモス地区での名所は、リバティキャップとミネルバテラス。


【リバティキャップ(高さ約11メートル)】


【ミネルバ・テラス】


次に向かったのは、ノリス地区。

ここでの目的はエメラルドプールと呼ばれる池と、間欠泉(ガイザー)。
エメラルドプールは、曇り勝ちだったせいか、「これが、エ・メ・ラ・ル・ド??」という感じだった。。。(写真割愛)

間欠泉のメイン地区は、オールドフェイスフル地区なのだが、ノリス地区にも間欠泉は多数あり、スチームボード・ガイザーと呼ばれる間欠泉が数分おきに噴出しているのを見ることができた。


【スチームボート・ガイザー】

また、噴出が40分から100分間隔と予測されているエチナス・ガイザーと呼ばれるものがあり、噴出を待つことにする。
噴出予想時刻は入り口のビジターセンターに掲示されていたようなのだが、それを見ずに来てしまったため、僕たちの隣で待っていた韓国人のおばさんに聞くと、「私もわからない」という。

しかし、彼女は45分前から待っているとのことだっがので、まもなく噴出するだろう・・・と思って待つが、一向に噴出しない。

そうこうしているうちに、息子が「おしっこに行きたい」と言い出す。。。
やむなく、トイレに向かうが、間欠泉がある地区にトイレはなく(後で見たら、入り口のところに園内にトイレはない旨の看板が立っていた)、結局駐車場に止めておいたキャンピングカーのトイレまで戻ることになった。

あわてて息子と間欠泉まで駆け戻ったところ、幸いまだ噴出しておらず安心したのもつかのま、今度は娘が・・・。

仕方なく再びキャンピングカーに娘を連れて行き、間欠泉に駆け戻ったところ、すでに噴出終了・・・(涙)


【教訓1】
子供と間欠泉を見るときには、おしっこを先に済ませましょう。


肩を落としながら車に戻り、その日からの宿泊場所となる、Fishing Bridge RV Parkに車を走らせ始めたところ、

「車の床に水がこぼれている!」
と嫁が言う。

元をたどってみるとトイレが原因。
娘が用を足した後に水を流したレバーが戻りきっておらず、トイレタンクに水が流れ込み続け、トイレから水が溢れ出したのだ。

【教訓2】
キャンピングカーでは、水の出しっぱなしに注意しましょう。


幸い、トイレからあふれた水は、洗浄用の上水だったので、室内に異臭が立ち込めることはなかったので、嫁があらかたの水をふき取ったところで車を走らせ始めることができた。


間欠泉を見られなかったことや、トイレの水があふれた事など、悪いことが続いたが、RV Parkに向かう途中、一頭のバイソンに遭遇。
バイソンは車道の真ん中を歩いており、なんと僕の車の横を悠然と通り抜けた。


【車の横を通り抜けるバイソン】

その後も、バイソンが群れを成す地区を通り、夕方の7時頃無事目的地であるRV Parkに到着。


【バイソンの群れ】


その夜は、嫁が仕込んでおいた鮭をアウトドア・グリルで焼いて夕食とする。美味。


2003年08月17日(日) イエローストーン&グランドティトン旅行2日目

娘は始めてのキャンピングカーに興奮していたのか、土曜日は夜遅くまで起きていたのにもかかわらず、日曜日は朝6時から目を覚ましはしゃぎまくっていた。

旅行2日目となる日曜日は、終日アイダホ州にあるSilverwood Theme Parkという遊園地で遊ぶ。
ここは、遊園地としても大きいが、加えてウォータースライダーのプール施設もあり、一日で全てを回ることは難しいと思う。

午前中は遊園地の周りをめぐる機関車に乗ったり、ゴーカートなどの比較的穏やかな遊具で遊び、園内のファーストフードで昼食をとった。

「アイダホ州だけに、「イモ」ははずせないだろう」

というところで、夫婦の意見が一致し(笑)、フレンチポテトを食べる。
(↑フレンチポテトは、アメリカ中どこでも頼まなくても出てくるが・・・)
これが、とても美味しいフレンチポテトで、「さすがアイダホ!」と夫婦で感嘆する。

昼食の後は、さすがに疲れの見えてきた娘を一旦キャンピングカーに連れ戻し、昼寝をさせる。

一時間ほど昼寝をした後、ウォータースライダーのあるエリアに移動。去年は「スライダーが怖い」といって、僕たち夫婦を落胆させた息子であったが、今年は楽しそうに滑っていた。

ウォータースライダーで自信がついたわけでもないのであろうが、夕方になって今度は大型ジェットコースターに息子が挑戦したいという。


【巨大木製ジェットコースター】

「また「怖い!」って言って泣き出すんじゃないかな」
という、親の心配をよそに、意外にもジェットコースターをおりた後に

「怖かったけど楽しかった!」
と楽しそうな顔をしていたので、息子もこの一年で大きくなったなぁと、少々感心する。


当初予定では遊園地を午後4時頃に出て、モンタナ州都のミズーリまで3時間かけて移動し、ホテルに宿泊する予定だったのだが、閉園の午後8時まで遊び、その夜は夜通し車を走らせ、眠たくなったらFreewayのRest Areaで休むことにした。

予定を変更する決断をしたのは、

・子供たちが久々の大型遊園地で、楽しそうにしていたた

・モンタナ州はアイダホ州とはことなりPacific TimeではなくMountain Timeを採用しているため、アイダホ州を午後4時に出発して、3時間後にミズーリに着くときには、すでに午後8時になっているということに気がついた

・キャンピングカーでの生活が、思ったよりも快適であった

という理由からであった。


その日は結局なんやかんやで、午後9時頃遊園地を出発し、真夜中0時頃ミズーリの近くまで移動したところでキャンピングカーのベッドで仮眠。そのまま朝まで寝ていても良かったのだが、午前2時頃に目が覚めてしまい、家族が眠る中、車を再び走らせる。

午前5時頃Rest Areaで車をとめ、再びベッドで仮眠。


2003年08月16日(土) いざ出発!/イエローストーン&グランドティトン旅行1日目

本日、「キャンピングカーで巡るイエローストーン・グランドティトン国立公園6泊8日の旅」(企画・販売:駐在2号。ツーリスト有限会社)に出発。

キャンピングカーを借りる手続きは、午後1時から。
朝一で電話して、午前中のピックアップをお願いしてみたが、やはり1時以降とのこと。
どうやら、今朝返却されるキャンピングカーを清掃・整備して、僕たちに引き当てるらしい。
こうなると、「レンタカー」というよりは、「ホテル」の手続きに近い。まあ、実質ホテルみたいなものなのだが。

では、行ってまいります。




キャンピングカーを借りる場所は、家から約30分車を走らせたところにあった。貸し出しは午後1時からとのことだったので、ちょっと早めの12時40分頃にレンタルショップに到着。しかし、まだ準備ができていないとのことだったので、とりあえず取り扱い説明用のビデオを見せられることに。ビデオは約20分程度だったのだが、終わって振り返ると店員が誰もいない・・・。

外に出てみると、なにやらキャンピングカーの中を清掃している様子。結局1時半頃になって手続きを始めることができた。その後、書類手続きや使用方法の説明などがあり、ようやく借り出せたのが午後2時半。


【今回借りたキャンピングカー】

一旦家に帰って大急ぎで荷物を積みこみ、家を出発したのが午後3時45分。
この時点で僕の見込みより15分遅れ。初日キャンピングカーを泊める、アイダホ州内の遊園地にあるRV Parkのチェックインは午後9時までで、ぎりぎり間に合うか間に合わないか、というところ。フリーウェイを東へと、ひたすら車を走らせる。

ところで、キャンピングカーの乗り心地なのだが、はっきり言ってよろしくない。原因の一つは騒音。騒音の種はエンジン音と、室内の調理器具などが発するカタカタ音。助手席の嫁と会話をするのも、いつもよりも大きな声でしなければならない。

もう一つの原因は、車の絶対的なパワー不足。車を走らせる部分は、普通のピックアップトラックと同一であり、それに重たい「家」をくっつけたのだから、考えて見れば走らなくて当たり前。峠越えの急坂などは、45マイルを出すのがやっと、ということもあった。

ともあれ、車は東へと向かう。

途中、広大な荒野を走り抜ける。
息子は、「砂漠だ!」と騒いでいたので、「荒野」という言葉を教えてあげる。それにしても、本当に何もない。今更ながら、アメリカの広さを実感する。


【荒野をひたすら駆け抜ける】

車を3時間走らせたところで、嫁と運転を交代。僕は基本的には運転することが好きなので、少々のロングドライブならば休憩をとりながら自分で運転するのだが、何しろ今回は長丁場。嫁の助けを得ることにする。
驚いたのは、嫁の運転が上手になっていたこと。日本にいた時はほとんどペーパードライバーだったのだが、アメリカに来て二年間、距離は短いながらも毎日運転していると上手になるのだなぁと、感心する。

小一時間車を走らせた後、暗くなってきたこともあり、再び僕と運転を交代する。

目的地近くのフリーウェイの出口を出たのが、午後8時45分。
案内図によると、フリーウェイから15分ほどの距離にあるとのことだったので、ギリギリセーフと思ったのだが、行けども行けども目的地らしきものは現れず、そのうち街を離れて、細い真っ暗な道になってしまったため、行き過ごしたのかと思いUターンをするが、やはり見当たらない。

同じ道を再び戻り、結局最初にUターンをした場所から、30秒ほど車を走らせたところで、遊園地の明かりが見えてきて、おおいに脱力。。。

キャンピングカーを泊めるRV Parkは、遊園地の駐車場に隣接しているとのことだったのだが、暗いこともあり、これまた見つからない。さんざんウロウロした挙句、午後9時半頃、ようやくRV Parkに到着。

事務所はすでに閉まっていたのだが、キャンプサイトはあらかじめ指定されていたので、暗い中、その場所を探す。
それらしきところの近くに車をとめて、ウロウロしていると、キャンプ場のおじさんらしき人が来たので、場所を聞いてみると、

「君が車をとめているところで良い」
と言う。
僕は「通路」に車をとめたつもりだったのだが、どうやら通路を兼ねたキャンプサイトだったらしい。

その後遅い夕食としてカップラーメンを車内でとり、その日は早々と就寝。


【キャンピングカー内部】


2003年08月15日(金) な・つ・や・す・み♪

明日から1週間、待ちに待った夏休み。
思い起こせば、昨年・一昨年と「夏休み」を取っていない。

昨年は仕事が忙しく秋まで休みらしい休みが取れず、一昨年は赴任後バタバタしていたら、あっという間に冬になっていたため(涙)である。

ともあれ、明日から待望のキャンピングカーによる、イエローストーンへの旅行が始まる。
今夜は眠れるかな(笑)


インターネットどころか、携帯電話さえまともに通じるとは思えないので、旅行の様子は基本的には帰ってきてから日記にしたいと思います。
ただし、途中ホテルで2泊するので、そのときに環境が整っていたら、簡単に状況は書き込めるかと。

他人の旅行記を「心待ち」にしている人は、それほど多くないと思うのですが、駐在生活最大のイベントと思われるので、まあご勘弁のほどを。


【旅程】

8/16 アイダホ州内の遊園地に隣接するキャンプ場泊
8/17 遊園地で遊んだ後、モンタナ州のホテル泊
8/18 イエローストーン国立公園観光(その1)、公園内キャンプ場泊
8/19 イエローストーン国立公園観光(その2)、公園内キャンプ場泊
8/20 イエローストーン国立公園観光(その3)、公園内キャンプ場泊
8/21 グランド・テイトン国立公園観光、公園内ホテル泊
8/22 グランド・テイトン出発(800マイルの道のりを一昼夜かけ・・・)
8/23 朝までには帰宅(のつもり)


2003年08月13日(水) 息子のReadingの宿題

サマースクールに行っている息子には、毎日Readingの宿題が課せられている。最近単語が難しくなり、かつずい分と長いものになり、つっかえながら息子が読み終えるのに30分以上かかることもある。

嫁が息子のReadingに付き添っている時には、

「あ〜あ、そんなコワモテな教え方じゃダメだョ。もっと温かい目で見守らなきゃ・・・」

と思って見ているのだが、いざ自分が教えるとなると、徐々にイライラしてきて、最後には


「ヘタクソ!」

と怒鳴ったりしている自分に、ちょっと自己嫌悪。。。


【本日のReading】

Big Machines

Introduction

Work is done when something is moved from one place to another. Machines are used to do the work. They move things from one place to another. Some things are easy to move. Other things are not. Small machines are used for smaller jobs. Things like shovels are simple machines. They do not have many moving parts.

Big machines are used to move heavy things. They are used to build tall buildings. They are used to build roads and bridges. They are used to take resources from the earth.


Building Tall Buildings

It takes many big machines to build a tall building. Large power shovels called excavators dig deep holes in the ground. Some power shovels have huge buckets that can scoop a swimming pool-sized pile of dirt in one scoop. Others have clam-like buckets that take big bites out of the earth.

Bulldozers are machines that move the dirt around. Giant dump trucks carry the dirt away. Concrete trucks carry concrete to the work site. Flatbed trucks carry steel beams and rods to the work site. Large cranes lift steel beams into place. They also carry buckets of concrete to workers high above ground.


Building Roads

It takes many kinds of large machines to build a road. Large scrapers are used to get rid of trees and brush. They also are used to get rid of small hills. Loaders are used to dig up dirt and rocks. They put dirt and rocks into giant dump trucks that carry it away. Some dump trucks are so big that they can carry enough dirt to equal the weight of 20 elephants.

Graders smooth out the roadway, and pavers lay the road surface onto the roadway. A roller following behind the paver presses down on the new road surface to make it smooth and flat.


Taking Resources from the Earth

Here are many resources we need that are buried deep inside the earth. We need big machines to get resources out. Oil drilling rigs are set up to remove oil.

Large drills are used to get coal out of mines. Very large excavators dig up the earth in search of resources. Huge dump trucks then carry the resources to shere they can be used to make products.


Big Machines in the Air

Large airplanes carry people and cargo. A 747 is a giant passenger get that can carry 400 to 450 people. The c-5 is a huge cargo plane.
It is almost as long as a football field. Helicopters are flying machines too. The skycrane is a helicopter that is used to lift heavy objects. It can lift 15,000 pounds.It is used to carry things like bulldozers and power line towers into hard-to-reach places.

You can see that many large machines are at work moving things from place to place. But probably the most common is the big rig. The big rig is made of two parts – the tractor and the trailer. Big rigs carry goods over roads that wind around the world.


Big Machines on Water

There are big machines that move things on the water. Tugboats are machines that move other things over water by pulling and pushing. They pull barges. They push and pull large ships.

Ocean liners are large ships that move people. Oil tankers are huge ships hat carry massive amounts of oil. And container ships are stacked high with containers that carry things from place to place.


2003年08月11日(月) 駐在1号のボヤキ(その2)

ゴルフからの帰り道、駐在1号がボソっと言った。

「家に帰ったら、片づけをしなくちゃならないんだよね〜」

実は、駐在1号のご家族は一足先に日本に一時帰国しており、ゴルフの翌日から駐在1号が後を追う形で日本へ帰国し、その一週間後に家族と一緒にアメリカに戻ってくる予定だった。

「一緒に家に戻った時、家の中が散らかってたら、現行犯だからね〜」

「かといって、奥さん達が日本に帰った時に、家の中が片付いていたか?というと、そうでもないんだけどね〜」


頑張れ、駐在1号。


2003年08月10日(日) 駐在1号のボヤキ(その1)

先日駐在1号とゴルフに行ったときのこと。

ゴルフ場が遠く、かつ朝早かったので、駐在1号を僕の車に乗せてゴルフ場に向かった。
嫁には前夜のうちにおにぎりを握っておいてもらったので、車の中で駐在1号に朝食としておすそ分けをした。すると、

「この、おにぎり美味しいね〜」
と駐在1号が言った。
まあ、よその奥さんが作ったもの(まして、特別な料理などではない)を「おいしい」と言うのは、まあ社交辞令として聞いておくのが普通だと思うのだが、駐在1号の言葉には別の意味があった。

「ウチはね〜、ご飯の三分の一は発芽玄米なんだよね〜」

「奥さんと娘が言うには、美容とダイエットに良いらしいんだけどさ〜、美味しくないんだよね〜」


「白米だけにして、っていうお願いはできないんですか?」
と僕が聞いたところ、

「即、却下だね。」
と。。。

その先の駐在1号の言葉が、さらに郷愁を誘った。

「たまに奥さんと娘がいない時にさ〜、自分でご飯を作るでしょ。その時に、白米だけでご飯を炊くのが楽しみなんだよね〜」

頑張れ、駐在1号。


2003年08月09日(土) 友人の誕生日パーティー/ラーメンを食べに行く

今日は、息子の日本語補習校の同級生の誕生日パーティーに参加。

そのお宅は中学生のお姉ちゃんを筆頭に4人のお子さんがおり、二人のお姉ちゃんが進行役を見事につとめていた。
お父さんとは初めてお会いしたのだが、なかなかワイルドな感じの明るい大阪人で、ところどころ「ボケ」をかまされるので、僕も「礼儀」として、きちんとツッコんで差し上げた(笑)

パーティーは湖沿いの公園で行われ、お昼ごろはまだ肌寒かったのだが、夕方になるにつれ徐々に気温が上がってきたので、子供達は水着に着替えて湖水浴をしていた。

帰りに気がついたのだが、そのワイルドな大阪人のお父さんは、見かけの通りHAMMERという軍用車ベースの車に乗っていた。
以前からHAMMERという車は気になっていたのだが(自分が乗るかどうかは別として、どんな人が乗るのだろう?という興味)、乗っている人と初めて知り合いになれた。


パーティーが終わって家に帰ってきたのが、午後5時過ぎだったので、久しぶりに家族でラーメンを食べに行く。
ラーメンを食べに行くと言っても、僕の家から約20マイル(30キロ強)先まで車を走らせねば、おいしいラーメンを口にすることはできない。

が、20マイル走った甲斐があり、美味しいラーメンを口にすることができて皆満足。


2003年08月08日(金) コンタクトレンズの購入

先日の日記で、唐突にメガネを購入したときのことを書いてそのままになっていたが、実はコンタクトレンズをオーダーしたので、その話を書こうと思っていた。

アメリカでメガネを購入するに当たって処方箋(Prescription)が必要だということは先日書いたが、もちろんコンタクトレンズを作るにあたっても処方箋は必要である。

メガネを購入したときの処方箋は2年間有効とのことだったので、その処方箋の有効期限が切れる前に・・・と思ってコンタクトレンズを買いに行ったのだが、「コンタクトレンズ用の処方箋とメガネ用の処方箋は異なる」という、ごくごく当たり前の事実を指摘され、結局処方箋を作り直すことになった。

10年ほど前に一度コンタクトレンズ(ハード)をしていたことがあったのだが、久々のコンタクトレンズ。
なぜ今更コンタクトにしようと思ったかと言うと、メガネのままではカッコイイ、サングラスがつけられないからだ。また、先日、メガネのつるがあたる部分が炎症を起こして、痛みを感じたことも原因の一つである。

そして今日、コンタクトレンズのフィットチェックに行く。使い捨てタイプのコンタクトレンズにしたかったので、今回はソフトレンズをオーダーしていたのだが、僕の左目の乱視の程度がひどいらしく、使い捨てタイプのもので僕の目に合うレンズはないらしい・・・。

装着感としては、「ソフトレンズでも、意外と異物感ってあるのね」という感じか。まあ、10年ぶりのコンタクトだから仕方がないのかも。



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2003年08月07日(木) ESL in サマースクール

何回か日記にも出てきたが、アメリカにはESL(English as Second Language)クラスという、英語を母国語としない子供たちのためのクラスがある。

州や学区・学校によっても制度が違うのだろうが、ESLクラスは一般のクラスと独立して存在しているのではなく、一日の授業の中で、「ある特定の時間帯だけ」ESLとしての英語の補習授業を受けるというのが一般的だと思う。

息子のサマースクールが開講した時の日記に書いたが、今回息子はESLの生徒としてではなく、一般クラスの生徒として授業を受け始めた。
先生には必要に応じてESLの授業を受けさせてもらえるようお願いしておいたのだが、今日までどうやらESLとしての授業は受けていないようだ。

僕は学校側のミスでそうなったと思っていたのだが、今日、サマースクールの申込書を何気なく見ていて、僕たちのミスに気がついた。
というのも、申込書にはESLクラス(初級・中級・上級)の別を記入する欄と、ESLの先生の名前を記入する場所があったのだが、僕たちがそこを書いていなかったのだ。。。

書かなかった理由は、見落としたわけでもなく、また息子をESLクラスに入れる必要がないと思ったわけでもない。単に、息子のESLのレベルと先生の名前を知らなかったからだ。

確かに息子は今年の初めまでは、ミス・アームストロングというESL担当の先生の授業を毎日受けていたのだが、あるとき息子が、

「僕はもうESLは終わったから」
と言ったのだ。

基本的に息子を信じていない僕たちは(笑)、「そんなことはないだろう」と言っていたのだが、確かにそれ以降ミス・アームストロングの授業を受けたという息子の話は聞かなくなり、学校に真偽を確認しなければ・・・と思っている間に学期が終わってしまったのだ。。。


誰か息子のESLのレベルを教えてくれませんか??


2003年08月06日(水) 比べるなと言われても。

研修生のサポートも、何とか早めに行わなければならないものは、本日までに終わらせることができた。

今回研修生として赴任したY君は、まだ娘が生まれる前、僕たちが社宅に入居していた頃の2軒隣に住んでいたため、嫁同士も知り合いである。

「Yさん宅(特に奥さん)は教育熱心で、日本にいるときから英語教室に通っていたらしい」という話を嫁から聞いていたので、本人に何気なく聞いてみたところ、どうやらその通りらしい。

小さい頃から英語教育を重視している家庭なので、まして奥さんは今回のアメリカ赴任をとても喜んでいるそうだ。

もちろん奥さんがアメリカ赴任を喜んでおり、また子供がアメリカに来る前から英語の教育を受けていることはすばらしいことなのだが、しかしながら、これが逆効果になる可能性があることに注意しなければならない。

というのは、アメリカ生活に希望を抱いてきたからこそ、

「こんなハズじゃなかった・・・」

とか、

「習った英語がもっと通じると思ったのに・・・」

というように思い始める危険性があるのだ。

(まあ、ウチの嫁のように、全く希望を抱かず、英語が通じるとも思わずに来るのは、それはそれでフォローが大変でもあるのだが・・・)


そんな話を夕食をとりながら嫁と話していたところ、

「あなた、人の心配をするより、(Yさんの子供とウチの子供を比較して)私が焦って子供たちに英語をもっと勉強するようプレッシャーをかけないように、注意した方が良いわよ!」
と、のたもうた。

「自分で分かっているなら、焦ってプレッシャーをかけなきゃ良いじゃん」
と言ったところ、

「それが出来たら苦労しないわヨ!」
と。。。


う〜む。母親の心、父親知らず。


2003年08月05日(火) 全力でサポート中

赴任したての3名の研修生。
実際に研修先に行く来週の月曜日までに、可能な限り、諸手続きを済ませておかなければならない。

具体的には、

・銀行口座の開設
・電話の敷設
・インターネット環境の構築
・電気会社との契約
・携帯電話の購入
・水道会社との契約
・ケーブルテレビの契約
・Social Security Numberの取得
・車の登録

などなど。

もちろん基本的には研修生が自分で行うのだが、例えばアメリカの銀行の仕組みについて知識がないと、仮に英語が分かっても話が通じにくいため、あらかじめ説明しておかねばならない。

研修生もやはり不安なので、僕に細部にわたり聞いてくるため、それらに答えたり、手続きに立ち会ったりしていると、あっというまに一日が終わってしまう。

なんとか明日ぐらいまでには一段落つきそうだが、しばらくは研修生のサポート業務に忙殺されそうだ。


2003年08月04日(月) 幸先いいよね(パート2)

本日月曜日、2年研修生のY君一家が到着。

もともとは日曜日に到着する予定だったが、成田からの飛行機がオーバーブッキングのため乗れず・・・、一日遅れの到着だった。

赴任の時ぐらい、格安チケットにするのは勘弁したれや>会社


先日のN君と今回のY君、幸先悪いもの対決は、どっちに軍配が上がるのだろうか。


2003年08月02日(土) ゴルフコンペ

本日は早朝より取引先主催のゴルフコンペに参加。

ゴルフコースがフリーウェイを使って約1時間の距離にあり、また集合時刻が6時半だったため、朝4時40分に目覚まし時計をセットする。

この場合、「寝坊した!」というのが、普通のオチだと思うのだが、実際には午前3時頃目が覚めたあと、眠れずに朝を迎える・・・というのがオチ。
↑ソコ、オチてない・・・とか言わないの。

前夜のうちに嫁に作ってもらっておいたおにぎりを車に積み込み、駐在1号を乗せてゴルフコースに向かう。

今回はチーム対抗戦であり、僕のチームは駐在1号、駐在3号と、関連会社のAさんである。
4人が打った中で一番良いボールを選んで、そこからまた4人で次のプレーを行うというルールで行ったため、自分のスコアというものは分からないのだが、相変わらずの不安定ぶりを発揮してしまった。。。

ゴルフが終わるといつも思うのだが、きちんと練習しないと上手くはならない。

他のメンバーはというと、駐在1号は僕と同じレベル、関連会社のAさんはもう少し頑張りましょうというレベル(←僕に言われたくはないだろうな・・・)。頼みの綱は駐在3号のみと言う状態で、結局チーム成績としては中の下程度で終わってしまった。

しかしながら、表彰式でのくじ引き大会で、見事50ドルのゴルフショップ商品券をゲットして、50ドル相当のウィンドブレーカーと引き換えて帰ることができた。

次回は「くじ引き」ではなく、ゴルフで商品を貰えるように頑張ろう。


2003年08月01日(金) 幸先いいよね

本日、二名の2年研修生が当地に到着。もう一名も日曜日に到着する。

今日到着したのはK君家族と、独身のN君。
空港からN君はこちらで手配したトランスポーテーション(バン)、K君はレンタカーでホテルまで移動する予定だったのだが、N君から駐在室に電話が入った。

「あの〜、手配していただいたバンが迎えに来てないんですけど・・・」

早速確認してみたところ、渋滞により数分到着が遅れるということが分かった。とりあえずその場で待機してもらったところ、数分後に無事迎えに来てくれたようだ。

ホテルについたN君は、駐在3号と一緒に、前任の研修生だったTさんが以前に住んでいた家へと向かう。N君はTさんの車を譲ってもらっていたため、それを取りに行く必要があったからだ。

僕はホテルでK君と今後の打ち合わせをしていたところ、僕の携帯に駐在3号から電話がかかってきた。

「あの〜、車のエンジンがかからないんですけど・・・」

確かにTさんが帰国してから3ヶ月たっていたが、僕が1ヶ月に1回はエンジンをかけるようにしていた(主にオイルの循環を行うため)。しかし走行させるわけにはいかなかったため、どうやらバッテリーがあがってしまったようだ。

やむなく僕は現地に向かい、僕の車に乗っていたブースターケーブルを使ってN君の車のエンジンをスタートさせることに成功。

その後、駐在3号とN君は野球を見に行ったのだが、現時点でボロ負け状態・・・。

さてさて、今後のN君の展開が楽しみになってきた(笑)