部長motoいっぺい
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2002年08月31日(土) ビデオ鑑賞

昨日はプロジェクトの関係で、朝6時の出社だった。

その前の日のこと。

「風呂に入って早く寝ないといけないな・・・」

と思って、午後10時半過ぎに帰宅したところ、嫁が




















千と千尋の神隠しのビデオを見始めていた。


思わず一緒に見てしまったため、結局就寝は午前1時。

ああ、ねむ。


2002年08月29日(木) プロジェクト完了パーティー(6回目)

昨日の夜、今年度6回目のプロジェクト完了パーティーがあった。

今回は、今まで5回のプロジェクトよりも大型であったため、日本から副社長と他取締役3名が参加する大きなパーティーだった。

副社長クラスになると、僕なんぞが英文スピーチの原稿を起案する必要が無いのだが、副社長のスピーチを聞いて僕は驚いた。なぜなら、



















全編、日本語・・・。
↑無論、通訳あり。

いや、英語がしゃべれる人が偉いと思っているわけではないし、役員が全て英語堪能であるべきと思っているわけでもない。ただ、

下手くそでも良いから、少しぐらいは英語を話せや!

と思ったのだ。
なぜなら、パーティー会場に大勢居るアメリカ人と、「コミュニケーションしようとする気概」が希薄であるように感じたからだ。

それを思えば、確かにあまり上手な英語ではなかったが、英語でスピーチした僕の所属する本部の執行役員は偉かったなと思う。
↑ってか、普通か。





(おまけ)

パーティーで、世界的な超大物CEOを間近に見ちゃった!(めちゃミーハー(笑))


2002年08月28日(水) エライさんのお出迎え

今日の朝、駐在1号はエライさんを空港までお迎えに行った。

以前から思っていたことなのだが、この「お迎え」「お見送り」は本当に無駄だ。
仮に空港でしか顔をあわせる機会が無いのであれば、お迎え・お見送りに行く意味も見出せようが、その後夕食をともにしたり、場合によってはゴルフに行ったりすることもある。
↑接待とはいえ、出張に来てゴルフをするのもいかがなものかと思うのだが・・・

僕が将来お迎えをしてもらえるような身分に(もし何かの間違いで(笑))なったら、出迎え・見送りに来る現地社員に




















こんなとこ来る暇があったら仕事せい!
って一喝するのになぁ・・・。


2002年08月27日(火) バースデー・パーティー(追記)

バースデー・パーティーといえば、プレゼントのことを忘れてはならない。

パトリックにとって、今年の旬は何と言ってもスパイダーマン。
ウチの息子もそのことを知っているため、彼へのプレゼントはスパイダーマン・グローブだった。
スパイダーマン・グローブというのは、手首のあたりに小型のスプレーを仕込んだグローブで、スイッチ操作により蜘蛛の巣のようなものや、水が飛び出るおもちゃである。

彼が友達からもらった数あるスパイダーマン・グッズの中でも、どうやら息子がプレゼントしたグローブが一番のお気に入りだったようで、庭に出てスプレーを撒き散らして喜んでいた。

あまり喜びすぎて、スプレーを人に向かってかけたため、パトリックのお父さんであるデールさんが、



「今度人に向かってかけたら、捨てちまうからな!」

と注意していた。












ホント、子供の叱り方も万国共通なのね。


2002年08月26日(月) バースデー・パーティー

日曜日の午後は、息子の友達であるパトリックの7歳の誕生日パーティーだった。パトリックとはおなじみのめちゃめちゃいい人キャサリンさんの息子である。

8月中に7歳になるということは、年齢的には9月から2nd Gradeになるのだが、キャサリンさんとご主人であるデールさんの判断により、一学年遅らせている。
そのため、9月に7歳になるウチの息子と同じ学年になっている。

アメリカでは、親の判断で入学を遅らせることは少なくなく、特にそのことを気にする人も少ないようだ。逆に準備が出来ていない(体・心とも)のに、無理に学校に通わせることの弊害の方を気にしているようだ。
このあたり、合理的なアメリカ人気質を見ることができる。

今までも、息子や娘が友達の誕生日パーティーに呼ばれたことはあったが、夫婦ともに呼ばれたのは初めてだった。


キャサリンさんはデールさんと協力して、10人くらいの子供達にゲームをさせたりして楽しそうではあったが、大変そうだなというのが傍目から見た感想でもあった。

来月は息子の誕生日。

去年は渡米間もないこともあり、家族だけでこじんまりと誕生日を祝ったが、今年はアメリカの家庭のような誕生日パーティーを息子が期待している。

さて、どうしたものか・・・。


2002年08月25日(日) グレート・アメリカン・RV・フェア

なんとも、ベタなタイトルのイベントではあるが(笑)、息子の好きなキャンピングカーが一覧展示されているイベントがあったため、家族で見物に出かけた。

無論、買う気など更々なく(っていうか、買えない)、いわゆるJust Lookingだけだったのだが、これがなかなか楽しめた。

フリーウェイを走っていると、一台や二台というレベルではなく、ごく普通にキャンピングカーが走っている。それも日本ではほとんど見ることのない、「バス」タイプのキャンピングカーや、トレーラータイプのキャンピングカーなどが、ゴロゴロしている。

キャンピングカーを見るたび

「キャンピングカー欲しいな!」

という息子に対し、

「そんなお金がどこにあるの!」
「ガレージに入らないだろ!」

という攻防が繰り広げられるのであった。


そんなこともあり、

絶対に買わない・見に行くだけ
ということを息子にくどいほど言い聞かせ、展示会を見に行くことにした。

息子はキャンピングカーの中に入るのが初めてだったため(正確に言うと、家族全員初めて)、とても興奮して、ありとあらゆるキャンピングカーに乗りまわってはしゃいでいた。

嫁は、会場に行くまでは「息子の楽しみに付き合う」という、スタンスだったのだが、なかなか見ることのできない豪華キャンピングカー(バス)の内部に興味深々の様子だった。

無論、買うことなど出来ないのだが(1台13万ドルって家が建ちまんがな)




















来年の夏はレンタルしてキャンプに行くぞ!

と心に誓った駐在2号であった。
↑フッ、また野望が一つ増えたな。


2002年08月23日(金) オイル交換

先週の日曜日に車のオイル交換をした。
僕の車に加えて、嫁の車もオイル交換の時期だったので、1日に2台のオイル交換をした。

アメリカでのオイル交換は、ディーラー、オイル交換専門店、または自分で交換をするケースがほとんどである。

僕はいつもJiffy Lubeという専門店でオイルを交換してもらっている。
↑Lube it or Loose it!(オイル交換するか?失うか?)というキャッチコピーは、うまいなと思う。

なにしろアメリカには「車検」という制度が無いため、自分で定期的にきちんとした整備工場に入れて、ある程度の検査をしてもらう必要がある。
そのため、オイル交換に加えて、ある程度の検査をしてくれるお店を僕は選んでいる。

僕の車はエアーフィルターの交換を入れて約45ドル。

嫁の車は古いため、今回エンジンのフラッシング(汚れたオイルを排出する作業)をしてもらったところ、全部で



















95ドル!


ほんと、車の維持には金がかかる。


2002年08月21日(水) 普通の生活?

今日は朝7時に出勤し、午後11時過ぎに帰宅した。

あーーあ、疲れた、と思ったのだが、よく考えたら・・・





















これって日本での普通の生活じゃん!(涙)


ン年後に、社会復帰ならぬ日本復帰できるかな?


2002年08月20日(火) ビデオ購入

日本から持ってきた我が家のビデオが故障した。
日本ではVTRと呼ばれるが、アメリカではVCR(Video Cassette Recorder)が一般的な呼称である。
(ちなみにビデオカメラはCamcorderと呼ばれる)

夏休みで時間をもてあましている子供たちの圧力に負け、早速ビデオデッキを買いに行った。

結局ビクター製のビデオデッキを買ったのだが、この場を借りてビクターに一言言いたい。




















日本製なら、日本語の説明書をつけんかい!
↑スペイン語とフランス語はついてるくせに・・・


2002年08月19日(月) 結局休日出勤

以前から注記しようと思っていたが、時差の関係で僕の日記は基本的に日付が一日進んでいる。
今、日記を書いているのは現地時間の8月18日午後7時半過ぎなのだが、日本ではもう8月19日になっているため、19日の日記として18日の内容を書いている。

というわけで、今日「日曜日」の出来事について。


朝、特別早く起きなくてはならない用事もなかったため、ベッドで8時半くらいまでゴロゴロしていた。
ネボスケの娘はまだ寝ていたが、息子は起きてCartoon Networkを見ていた。
↑Cartoon Networkとは、一日中アニメを放送しているケーブルTVのチャンネルのことである。


そこに、電話。

玄関においてある携帯電話への電話であったため、二階の寝室から一階へダッシュして電話をとった。

電話は来週から検査が始まるプロジェクトの主任検査員からであり、何か緊急のことでも起こったのかと、話を聞いてみた。すると・・・



















要領を得ない内容であった上、よくよく聞いてみたら特に今日中になんとかしなければならない内容ではなかった(怒)


どうでもいい内容で、朝から階段ダッシュをさせられたため、僕はとても不機嫌だったのだが、やんわりと(嫁に言わせれば怖かったようだが(笑))、今日中にできることは夕方に東京に電話して、東京サイドの意見を聞いておくことぐらいである旨を伝え、電話を切った。

とはいうものの、その東京との意思疎通がきちんとできるかどうか心配であったため、結局夕方には会社に出勤することにした。
↑後々、駐在のサポートが足りない!とか文句を言われないためにも・・・





僕の大切な昼寝の時間を返しておくれ。


2002年08月18日(日) ピクニック&ドライブ

この土日は、半分以上の確率で出勤を覚悟していたのだが、あにはからんや意外にも出勤せずにすんでしまったので、土曜日は日帰りのドライブに出かけた。

最初から土日休みが確定していれば、キャンプの2回目と行きたい所だったが、何しろ休みが確定したのが金曜日の夕方ということなので、キャンプ場の予約もできなかった。

そこで、とりあえずはグリルとディレクターズ・チェアーを車に積み込み、車で約2時間半の山まで日帰りのドライブに出かけた。
目的地へ向かう途中の湖畔の公園にて、グリルを使ってソーセージとステーキ肉を焼いたものを昼食にとり、子供達もとりあえずはご満悦。

その後、目的地である富士山の新五合目みたいなところまで行き、夕方に家路についた。


目的地で僕が感じたこと。




















お土産屋さんって、万国共通の品揃えなのね。


2002年08月17日(土) 駐在妻ミーティング

以前に研修生としてここに2年間住んでいた先輩社員が、家族とともに旅行にやってきた。
ホテルやレンタカーの手配を僕がしていたこともあり、家族で夕食をともにしようということになった。

嫁は奥さんが当時何をして過ごしていたかについて聞いていたのだが、その奥さんは

・コミュニティカレッジで英会話
・トールペイント
・ゴルフ


と、なかなか精力的に活動されていたようだった。

そんな話の流れで、当時の駐在妻の人間関係の話にもなった。
奥さんいわく、

「当時は駐在や研修生が今よりいっぱいいてね、結構頻繁に昼食持ち寄りで奥さんが集まったりしていたのよ」

とのこと。



嫁はそれを聞いて、



















「それは大変だったでしょうねぇ・・」

と心から思ったそうだ。
↑今の駐在妻は、年に数回程度しか顔をあわせないのです。駐在1号の奥さん、ありがとう!


2002年08月16日(金) どこの国の人?

今日出張者1名と共に、駐在室3名で夕食をともにした。

皆、タイ料理が好きだとのことだったので、タイ・レストランに行くことにした。

タイ人のウェイターが話す英語を初めて意識して聞いたが、すごく柔らかな英語を話すなァと感じた。
文章に表すとするなら、

「Thank you」=「さんきゅうーーー♪」

という感じか(笑)



途中、僕達のことを日本人と理解しているような発言があったので、

「何で、僕達のことを日本人だとわかったの?」

と尋ねてみた。


すると、

「一つには、同じアジア人だからわかるということ」

「二つ目は、言葉の音で推測できること」

「三つ目は、いくつかの日本語を理解できること」


と、種明かしをしてくれた。


やはり、僕達が中国人と韓国人を言葉のイメージで区別することができるように、タイの人も日本人と韓国人、中国人を区別することがある程度は出来るらしい。


2002年08月15日(木) First Name vs Last Name

日本では

苗字=Family Name、名前=First Name

かつ、First Nameを先に書くと、英語の授業のときに習った。
↑最近の学生は違うかも・・・(汗)


これは間違いではないのだが、この他に

苗字=Last Name、名前=Given Name

と呼ぶことも多い。

苗字・名前の順番については、"First" Name・"Last" Nameと呼ばれるだけあり、基本的にはFirst Nameが先に来るのだが、たまに"Last" Nameを先に書く様式も存在する。

混乱を避けるためにLast Nameを書くときには全て「大文字」で書くということも良く行われている。なおこの場合、Last Nameの後にコンマをつけることが多い。

【例】SUZUKI, Ichiro


特に外国人の名前は、どちらが苗字だかわからない場合が多いため、特に気をつける必要がある。

アメリカ人は仕事のパートナーのことを、First Nameで呼び合うが、一部のアメリカ人は、日本人のことを「苗字+さん」で呼ぶことを知っているため、僕もビジネスでは苗字を伝えることが多い。

そのため、たまにEメールや電話で苗字を呼び捨てにされることがある(笑)
まあ、別に悪くは無いのだが、あまり続くとやんわりと

「苗字で呼ぶなら、「さん」づけをした方が丁寧だよ」

とアドバイスすることもある。








ところが・・・先日のこと、




















オーナーの娘の「名前」だと思っていたのが、「苗字」であることが発覚!



今まで、

Dear "苗字"

でEメールをやりとりしていました・・・(恥)


2002年08月14日(水) Paper or Plastic

Paper or Plastic(紙かプラスチックか)

外国に住んだことがない人で、この言葉がどういった場所でよく用いられる言葉なのかを知っている人は少ないと思う。


答えは、「スーパーマーケットのレジ」

これはスーパーのレジでよく聞く言葉なのだが、ではそのレジで

「Paper or Plastic?」

と聞かれたとして、何を聞かれているか想像がつくだろうか。



答えは、





















「紙袋にしますか?ビニール袋にしますか?」

という店員からの問いかけ。

「Paper」も、「Plastic」も既に日本語化しているカタカナ英語のひとつではあるが、こういった用法はあまり知られていない。

生活英語を覚えるということは、こういったことを一つ一つ覚えていくことの積み重ねなのだと思う。

嫁は英語があまり得意ではない。彼女自身もそのことをコンプレックスに思っているらしく、しばしばそのことについて自分を責める。


でも、僕は彼女に、

「君はここに来た時はPaper or Plasticが聞き取れなかったじゃない?」

「でも今はそれが聞き取れるよね」

「そういったことを積み重ねているのは、英語が聞き取れたり話せるようになったっていうことなんじゃないの?」


と言うようにしている。


これは単なる慰めではなく、僕は本当にそう思っているし、事実、嫁の英語は来た時に比べて格段に進歩している。


9月からは彼女はコミュニティーカレッジ(市民大学)に通って、英会話を学ぼうとしている。

本当に彼女には感謝しているし、努力家であることを尊敬している。


2002年08月13日(火) YES or NO

昔、"YES NO" (by Off Course)という曲があったなァ・・と思いながら日記を書き始めた駐在2号、34歳です。


「アメリカ人が日本人に対してよく思うことの一つに、YES or NOがはっきりしないというものがある」・・・と、少なくとも日本人はそう思い込んでいる。

彼らが本当にそう思っているかどうか確認したことはないが、確かに日本から直接アメリカ人に入るメールやファックスを読んでいると、同じ日本人である僕でさえ、

いったい君は、何を誰にいつまでにして欲しいの!?

と思う内容が少なくはない。


話を"YES" "NO"に戻すが、メール等のやりとりであれば、比較的間違いなく "YES"または"NO"が書けるのだが、口頭でのやりとりとなるととたんに "YES" "NO"がはっきりしなくなる人が多い。
これは、民族的な性格によるというよりは、言葉の使い方の間違いのケースの方が比率が大きいと思っている。

具体的には、日本語で言う「ハイ」を「YES」に直訳してしまう間違いが多いということだ。


例えば

「あなたは犬が嫌いですか?」

は、口語では

「You don't like dog?」

となる。(文法的には、「Don't you like dog?」が正解なのであろうが、実際には語尾さえ上げれば、疑問文として認識される)



この場合、犬が嫌いであれば日本語では

「ハイ、私は犬は嫌いです」

となる。このうち、「ハイ」の部分を「YES」と訳してしまうと、

「YES, I don't Like Dog」

と答えてしまう。そうなると、気の短いアメリカ人に、



















「YES or NO!!」

と一喝されることになる。



すなわち英文では、相手の話にたいして"YES" or "NO"ではなく、話している事象について"YES" or "NO"である。
もし、日本語的に相手の言うことを肯定する意味で

「ハイ、あなたの言うとおりで、犬は嫌いです」

と言いたいのであれば、

「Yes, you are right. I don't like dog.」

と答えるのが正解である。


そんなことは知ってるよ、という人も少なくないと思うが、意外と身に付いた習慣というのは一朝一夕に消えるものではない。"NO"と言わなければならないところで、思わず反射的に"YES"と言ってしまう間違いは比較的英語の能力の高い人でも犯すミスである。


ビジネスの世界における誤解やイライラというのは、意外とこんな単純なところから来ていることも多いのだ。


2002年08月12日(月) ウォータースライダー

土曜日は駐在ゴルフで自分だけ楽しんできた負い目が多少あったので、日曜日は家族を連れてウォータースライダーのある屋外プールに行ってきた。
短い夏の晴天をおうかしようと、たくさんの人がプールに繰り出していた。

息子は典型的な第1子の男の子の性格で、とても怖がりである。
娘は典型的な第2子の女の子の性格で、怖いものなしである(笑)

とりあえずは、ウォータースライダーに挑戦させようと、二人を送り出したのだが、息子は怖くてすべる事ができず、階段を使って降りてきてしまった。
一方娘は、お兄ちゃんがいなくなったにも関わらず、一人でスライダーを滑り降りてきた。

以前にも同じようなことがあったのだが、その後プールに通って水に慣れたので大丈夫だろうと思っていたのだが、やはり怖がりの(良く言うと慎重な)性格は簡単には直らないらしい。

その後、造波プールで家族みんなで楽しんだ後、小さい子供用のプールに行き、小さめのスライダーに再トライさせて見た。

最初は若干怖がっていたのだが、自分よりもずい分小さい子供達が滑っているのを見て、彼もすべる決心がついたようだ。

滑った後は、

「僕、滑れたよ!」

と得意げだったが、

それ、3歳児でも滑れるやつだぜ・・・

と突っ込みを入れたかったのは、僕だけではあるまい。




プールにはいろいろな肌の人が集まっており、改めて多民族国家アメリカを認識させられた。

また若い女の子も、かっこいい小さめのビキニを着てその辺をウロウロしており、思わず、嫁が横にいるを忘れそうになった(笑)

まさに目のやり場に困るといったところなのだが、その一方・・・



















目も当てられない

体型の人々もたくさんいた・・・


2002年08月11日(日) プロジェクト完了&駐在ゴルフ

あまりにもプロジェクトが立て続けにあるので、「これはプロジェクトではなくルーチンワークではないか」と最近思うようになってきた(笑)

先日も本年5つ目のプロジェクトが完了し、今日プロジェクトメンバーが帰国の途についた。
駐在3名で午前中に空港で見送りをした後、久々にゴルフに行こうという話になった。

晴天の休日ということもあり、なかなか早い時間に予約が取れなかったが、一つだけ昼過ぎに予約が出来たため、初めてのコースでラウンドすることになった。

ゴルフ好きの駐在3号の手ほどきを受け、最近すこしずつ上達して来ていると思っていたのだが、結果はやはり3番手であった。
↑駐在1号には勝つチャンスありと思っていたが・・・

まあ、今日程度のスコアであれば、まだ駐在員レベルとは言いがたいものの、「下手なゴルファー」の仲間入りは出来たかなと思っている。

というのも、これまでの僕のレベルは、



















気の毒なゴルファー
であったからだ(笑)



ゴルフが終わったあと、駐在1号がビールをご馳走してくれたので、クラブハウスのテラスで3人で話をしていた。

駐在3号が、

「たまには【海外駐在】らしく、ゴルフをしてのんびりするのも良いですよね」

と言った後、



















どうせ「駐在は遊んでる」と思われてるんだから、遊ばなきゃ損ですよ!

と名言をはいた。



座布団3枚。


2002年08月10日(土) アワアワのお風呂

最近あまり見かけないが、昔のアメリカ映画やドラマで、アワアワのバスタブを見た人も多いと思う。
きれいな女優さんが、アワアワのバスタブに入って、柄のついたブラシで背中を洗ったりするあれだ。

子供心に、

「アメリカのお風呂ってアワアワなのね」

と思い、なんて文化的なんだろうと思ったのは僕だけではあるまい。
↑石鹸をお風呂に入れて怒られたのも僕だけではあるまい

最近は日本にもあるらしいが、今日嫁がスーパーでその

アワアワの素

を発見したため、子供とお風呂に入ったときに試してみた。
気分はといえば、



















めちゃめちゃ楽しい!

思わず子供と一緒に、写真を撮ってしまいました(笑)



娘は娘で、

「パパ、洗ってあげるね!」

といって、けなげに胸やおなかのあたりを洗ってくれました。




















ちょっと将来が不安です・・・。
↑そういうことをするのは、パパだけにしてね。


2002年08月08日(木) お茶くみ in アメリカ

「お茶くみ」

事務所にいる女性が、お客様はおろか男性社員にまでお茶を配り、ときには湯飲みまで洗ってしまうという、きわめて日本的な悪しき風習である。

ここアメリカでは、当然そんなことはありえない!と思っていたら、駐在1号は結構平気で秘書のスーにお茶くみ(ここではコーヒー)をお願いする。
とは言っても、お客様が来たときに限るが。

僕はもともと、この手のことを人に頼むのが嫌いなので、なるべく自分で行きたいのだが、駐在1号の、

「スーに行かせれば?」

という一言で、ついお願いすることも少なくなかった。


以前から、そのことに対してスーがどう思っているか聞きたかったのだが、なかなか聞く機会がなく、ようやく今日尋ねることができた。


すると、彼女は

「I don’t mind, it’s part of my job!」
(私は気にしないわよ。仕事の一部だと思ってるから。)

と明るく答えてくれた。


ただし、彼女は、

「この国では気にする人もいるから、私の代わりの人が来たときには、最初に確認したほうが良いかもね」

と付け加えたが。



僕はやっぱり自分で取りに行くほうが気が楽だ。


2002年08月07日(水) 通用しない英単語の発音

何回アメリカ人に発音を習っても、一回では意思を伝えられない言葉がある。

思いつくままに羅列してみると・・・




「Credit Card:クレジット・カード」

「Fuel:フューエル(燃料)」

「Bulb:バルブ(電球)」

「Cherry:チェリー(さくらんぼ)」





全部、LとRが関わってるね・・・(タメイキ)
↑あと、経験的に短い単語の方が難しい


2002年08月06日(火) 思い切りアメリカン

昨日、会社帰りのフリーウェイで見かけたアメリカンな光景。



ボンネットから白い煙を吐いて停車したオンボロ車から、ガタイの良いオヤジが出てきて・・・




















車のボディーを思い切り蹴飛ばしていた!








これで、バンパーやドアが外れたりしたら、ドリフだな、こりゃ。


2002年08月05日(月) キャンプ!キャンプ!

土曜日から日曜日にかけて、近場のキャンプ場にキャンプに行ってきた。
子供達にとっては、初めてテント&寝袋で一夜を過ごす体験のため、前の晩からとても興奮していた。

僕達夫婦にとっても、アメリカでキャンプをするのは初めてであったため、「大丈夫かな?」という気持ちが半分、「子供達が楽しめればいいな」という気持ち半分であった。

最近のキャンプ場はWeb経由で予約できるため、僕も前日にWeb予約をしたのだが、さすがに週末、それも天気が良いとすでにわかっている直近の週末のため、ほとんどのキャンプ場が満杯であった。
そんな中、偶然近場(車で1時間弱)に数箇所だけ空きサイトがあったため、すぐにそこに予約をいれた。

他のキャンプ場が満杯の中、そのキャンプ場にだけ空きがあるというのは不安ではあったのだが、結果的にはとても快適なキャンプを過ごすことができた。

子供達も楽しむことができ、「またキャンプをしたい!」といってくれたし、僕達夫婦は子供達が寝静まった後、焚き火のそばでゆっくり語らうことができた。



唯一、何だかよくわからなかったことが一件。
それは、夜10時頃、子供達がテントの中で寝ついた後の出来事。

真隣のキャンプサイトの男性一名が・・・





















逮捕!

何故逮捕されたかなど、一切不明。


2002年08月03日(土) プレゼントに関するしつけ

息子が友達のパトリックと遊びたいと言い出した。

パトリックとは例のめちゃめちゃいい人キャサリンさんの息子である。

そこで嫁はキャサリンさんに電話をして、今日一緒に近所の公園に遊びに行ったのだそうだ。

日本に一時帰国して、英語に触れない時間が1ヶ月ほどあったせいか、息子は帰ってきてからあまり英語を話さなかったのだが、どうやらパトリックには自分の英語が通じると思っているらしく(笑)、結構話をしていたそうだ。

嫁は嫁でキャサリンさんと2時間近く、日本に帰ったときの話などをしていたそうだ。キャサリンさんも心得たもので、公園に行く前に我が家に寄ったときに嫁に向かって、





















「あなたは辞書持参ね(笑)」

と言ったそうだ。
↑嫁は毎度、本当に辞書を持っていくらしい




パトリックには、機関車トーマスの柄のついた靴下を日本からのお土産としてレゼントしたそうなのだが、どうやら機関車トーマスは卒業したらしく、もらってもあまりうれしくなさそうだったという話を嫁が夕食時にしていた。

そこに電話。


息子が受話器をとりゴニョゴニョと言ったあと、嫁に受話器を渡した。
その電話は、パトリックからだった。

パトリックいわく、




















「I LOVE YOUR SOX!」

と言っていたそうだ。


確かにアメリカ人は、しょうもないものや気に入らないものを貰ったときでも、かなり大げさに喜びを表現する。

これはきっと、小さい頃からそう親にしつけられるものなんだなァ・・と妙に感心してしまった。
↑パトリックは家でキャサリンさんに怒られたんだろうな・・・


2002年08月02日(金) 新紙幣発行計画に思う

日本のニュースをWeb Siteで見ていたら、お札の絵柄が代わるという。
福沢諭吉はそのままで、樋口一葉と野口英世が新登場らしい。

このニュースをみて僕がすぐに思ったことは、




















このまえ、お札かわったばかりじゃん・・

しかしながら、ニュースによると今のお札が発行されたのは1984年ということで、すでに20年弱経過しているという。
↑昔のことを最近と言い張る、おじさんモードに自分が突入しているとは・・・(泣)


お札といえば、アメリカに来たばかりの時に、ウチの息子がこんなことを言っていたのを思い出した。



「ねェパパ、アメリカのお札って・・・



















どうしてクシャクシャなの?
↑ホント、ほとんどのお札はクシャクシャで臭い


2002年08月01日(木) 退職記念ランチ

取引先のおじさんが早期退職することになったため、駐在室のメンバーとランチを食べに行った。

このおじさんについては、僕も駐在3号もあまり知らないのだが、どうやら駐在1号が20年前に赴任していた時から、ウチの会社の担当をしていたらしく、日本には知り合いが多いらしい。
事実、先月は最後の東京出張をした時に、東京で退職記念パーティーを開いたほどだ。

ランチの時には、その東京での退職記念パーティーや、鎌倉を訪ねた時の写真などを見せてくれた。
写真の中には、彼の家族や自宅の写真も混じっており、退職後の計画についても話してくれた。

驚いたのは、その写真に写っている彼の自宅の庭の広さ(5エーカー)で、トラクターはもとよりブルドーザーまで保有しているほどだった。
彼は退職後、庭の手入れや趣味である自家用飛行機の操縦をして、悠悠自適に生活するのだそうだ。

今、僕に宝くじが当たって、もう仕事をしなくても十分贅沢な生活ができるとしても、これといった趣味を持たない僕なんかは、することがなくて困ってしまうのになぁ・・・とぼんやり考えていた。


ランチからの帰り、秘書のスーと彼の庭の広さの話になり、そういえば彼女の実家の庭も広いと言っていたので、そのことについて尋ねてみたところ、





















「私の家の庭は15エーカーあるわよ」

と、なにげに答えてくれた。

そういえば、家の庭で野球をやったって言ってたっけ・・・





【参考】
1エーカー=2.4ヘクタール
1エーカー=0.4ヘクタール
↑Corrected by こあらさん


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