平素に在り

2007年03月23日(金) 休職

昨日、会社の指定する医者の
面談があった。1時間ほどで休む前後中の仕事や生活、
投薬等を細かく聞かれた。

「あと1ヶ月くらいは休養が必要」とのこと。

読書とか、全然問題なくできるんですけど、、
と言ったのだが、躁鬱混合状態であるため
いま、復帰は無理とのこと。

今日、これから鎌倉の実家に帰ります。



2007年03月19日(月) 実は

ここ1ヶ月も会社へ行っていないのである。

躁状態から鬱状態へ急降下。
何やかやと薬やら、生活習慣で努力したものの
やはり防げなかった。

というか、テンションあげないととても勤まらない
業務なのだ。

抗鬱剤(もう薬は飲み飽きた)投与で普通に9時〜17時
働けそうな状態までは戻ってきているのだが、
主治医の診断書をもてしても産業医・人事部から復帰ストップ
がかかっている。

それというのも、何度かこういう休職を繰り返しているので
会社としても扱いに困っているのだと思われる。

家では、読書したり、近くのタリーズコーヒーで
ジャズを聴きながら読書したり。
長男が塾へ通い始めたので、その勉強の面倒を見たり。

「双極性感情障害」(躁鬱病)と戦うのはそろそろ終わりにしようかと。
。。。できれば閑職(そんなものがうちの会社にあるか?)で
   なるべく低いテンションで家族と普通に暮らせれば十分。



2007年03月16日(金) 勝海舟

子母沢寛の「勝海舟」を読んだ。
文庫で少々分厚い全6巻。

明治維新といえば、司馬遼太郎が描く
「志士」がポピュラーだが、こちらは
幕府側の人間の話である。

戦時中に新聞に連載されたものであるため
文体も古文的な部分やなにやら口語調な感じで
あるが、これもなれてくると、小気味良い。

書かれた時代が今から比べれば、「江戸時代」もそんなに
遠い過去でなかったせいか、江戸っ子の市井が
生き生きと描かれている。

江戸城引渡しが無血で行われたのは、
官軍に西郷、幕府に勝がいたからこそできた
歴史的快挙であろう。
(官軍との交渉決裂の際は、江戸中に火を放つ
 手筈まで整えていたのであるから紙一重であった)
(当時の幕府の軍艦などからすれば、慶喜が恭順せずに
 決起していたら、勝敗は5分5分。だが内戦に乗じて
 西欧諸国の介入を招き植民地化されることは必然であった)


話は、海舟(麟太郎)の父の貧乏だが、
人情堅気な生活から始まり、その死後
べらんめぇ調の麟太郎が頭角しついには咸臨丸でアメリカへ行き、
最後は、幕府や徳川家の後始末を一人で引き受け
させられるところで終る。

・・・ちなみに自分の息子には、麟太郎という命名を
させていただいております。

・・・あとがきに、妾が6人で多くは正妻とともに
   同居とある。。。。



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