平素に在り

2006年03月29日(水) 見えるものしか見ない

見えるものでしか判断しない。

良いか悪いかは意見が分かれるが
最近の風潮である。

人事評価なんかも数値化。
「客観的判断」が「正しい事」と
同じ意味で使われている。

ちょうど今、医師が患者の呼吸器を
外して結果として死に至らしめた。

医師曰く「呼吸器を外す同意書」を
患者の目の前で家族が書くのは
実際かなり困難である、とのこと。

もっともである。自分が「殺していい」
と印鑑を押すようなものである。
実際、暗黙の了解で行われたようだが、
最近はやりの「コンプラ」上は問題かもしれない。

実際、遺族からは文句は出ていない。

なんでも、「見える化」しなければ物事が
進まないのは、人間の「感覚」「直感」が麻痺
している証拠ではないか。

目に見えない能力・数値化できない能力ってのが
あまりにも軽視され、人間が「見なきゃわからない」
おバカさんばかりになってきたような気がする。



2006年03月28日(火) 改題

北杜夫さんと同じ病が、ほとんど
完治。4年ぶりである。

残業代も月15万くらい稼ぐようになった。

日記の題名も新年度へ向けて変えた。
ニュースを独自の視点で掘り下げたい。
(できるか不安だが)

ニュースステーションのキャスターが変わった
時から思っているが、やはり古館氏には
荷が重いのではないかと。

「深刻ですね」とか「大変なことになってます」
などの形容詞で伝える報道姿勢には、物事の
本質を究めようとする姿勢が感じられない。

もともと、目に見えることを多くの同義語の形容詞で
面白おかしく、意味も無くリズムでしゃべるのを
芸としていた彼には、目に見えないものを的確に
言い表すのは無理なのだ。

フランスの暴動。背景にはCPEという雇用促進のための
法案がある。正社員の権利をあまりにも保護し過ぎた
ために企業が採用に二の足を踏むようになったことに
対する対策として生まれた法案だ。

突き詰めると、日本でも正社員・派遣社員・パート
アルバイト等の多様な雇用形態があるのに、
フランスではもっと硬直的な雇用体系しかない
ということだ。

それにしても、26歳以下は2年間は試用として
雇い、「理由無く2年間は」解雇できる、というのは
随分乱暴な話である。

雇う側の「選択」「育成」の役割や、立場として弱い労働者
の権利があまりにも軽視されている。
「いつでも理由無く解雇される」可能性がある場所で労働者
は能力を発揮できるはずがない。

雇用形態については、日本でも議論が百出である。
派遣と正社員の違いは何か、待遇の違いの根拠は何か。
あるいは、正社員しかできない仕事は何か。
これらを考えると90年代から、リストラの名の下に
単なる企業側からみた「人件費抑制」としてしか
考えられていなかったことに気づく。

今後は、各雇用形態ごとの業務・待遇の明確化
とその根拠、さらに各形態間の行き来の自由など
企業にとっても人材確保として、また労働者としても
安心・納得して仕事に就ける制度を探る時期に
来ていると感じる。

・・フランスは大変なことになってます by古館・・



2006年03月21日(火) 王JAPAN

今年は、スポーツの話題を日記で書く機会が多い。
今日は、もちろん野球。

運営に随分と未熟な点があり、課題が多かった。

が、ここは素直に喜びたい。

キューバの選手もすばらしかった。
プレーに人間性を感じてしまうのは
気のせいだろうか。

それに比べて、韓国戦の後味の悪さは
なんだろうか。マナーの悪さは相変わらずだった。
報道されない、イチローへの侮辱は、
スポーツの精神を全く理解できない国民であることを
証明している。

それにしても、チームプレーの素晴らしさ・難しさ
が随所に見れた。選ばれた有能な選手でも、本番で
うまくいくとき、失敗するときがある。

決勝戦で、ショートの川崎選手が立て続けにエラーを
したとき、(あんな場合は何度やっても同じミスを
繰り返してしまうのではないかと、負のルーチンに
陥ってしまうのだが、)他の選手が、一斉に励ましていた。

続いて、渡辺投手もエラーをして俯いてしまう。

今日のポイントは、あの回であった。
あのまま、一つのミスからズルズルいく可能性は
十分にあった。(今大会は一つのミスが命取りに
なる場面が何度となくあった)

それが、3回もエラーが続いた。
若い西岡選手が、その都度ミスをした選手に駆け寄り
励ましていた。一見、どうとない場面だが、
王JAPANが「チーム」として機能している点が証明された
と感じた。

9回のイチロー・福留のヒットでダメ押し。

完璧なゲーム展開となったが、王監督の「人柄」
をはじめ、出場の少なかった・無かった選手までも
役割を果たした「チーム」に拍手を送りたい。



2006年03月19日(日) 新年度へ向けて

正月と並んで、日本人にとって新年度は、
とても大きな区切りである。

自分の勤める会社では、4月1日で大規模な
人事異動がある。

今年は、自分にとっても大きな転換期。
ますは、病気が4年ぶりにほぼ完治。
勤務上の制限も間もなく解除予定。

そのかわり、仕事はきつくなる。給与はあがる。

あとは、テニス。
今年はじめから、徐々に再開し、
4月の実業団へ向けて調整。
毎週練習した成果で、かなりいい調子になってきた。

体重も5キロほど痩せ、ちょいワルオヤジも
本領が発揮しつつある。

明日は、職場の女性を4人連れて、有楽町へ
繰り出します。この一年、体調が悪くて休んだり
早く帰ったりしたときに、一般職・派遣の女性方が
とても親切に支えてくれたので、思う存分
恩返ししたい。(と言っている本人が楽しいのだが)

最後に、・・日本野球は最高だ!!!!



2006年03月08日(水) プラズマを買う

パナのビエラ37型を購入。

専用台付きで295000円。

結婚して14年目だが、
洗濯機・冷蔵庫・エアコン・TV
とこの一年で総入れ替えである。

これで、また一戸建てが遠のいた・・

株式投資は明日が買いと判断、
不動産融資規制・ライブドアショック・量的緩和解除・SQ
とこれで悪材料出尽くしで、株価は上がりだすと予想。
お勧めは証券コード2466のPGGHD。この会社HPで
見たが、すごいかも!



2006年03月07日(火) 日本・中国・韓国

先日、WBCで日本が韓国に敗れた時、
韓国選手と、観客は優勝したような
騒ぎだった。

私は、決して差別主義ではないが、
「テー・ハ・ミンコク!」の掛け声
に、サッカーワールドカップ日韓合同開催
の嫌な思いがよぎったのは、気のせいではない。

スポーツ後進国の韓国(文化後進国の韓中)に
とっては、日本を目の敵にすることでしか
存在価値を見出せない。

サッカーワールドカップで
イカサマ審判・自国以外の試合での
閑散としたスタンド・イタリアや日本に
対する侮辱的垂れ幕(放映も報道もされないが
「かつての3国同盟国への時代錯誤的偏執的罵倒」)
などが、世界の顰蹙を買ったことを自覚していない。

去年のアジア選手権での中国もそうであったが
「スポーツを観戦する」という、日本では
ごく普通の文化レベルの水準が、この両国
ではまだ未達なのだ。

ワールドカップの対戦抽選でのデモで
日本の中山とアメリカの選手が選ばれた
のも、韓国に対する強烈な嫌味であった
ことは、蹴球界では周知の事実である。

これは、GDPだの軍事力だの数字で表す
ことのできない「文化」の問題である。

アジアで唯一植民地に陥ることなく、
先進国の優等生として築いてきた日本文化
は、お人よしで戦略的ではないが、
敵は少なく、ビジネス的にも信頼される
民族である。

日本人は、「イチロー」は世界一かもしれない
が「メジャーリーグは世界一」と思っている。

イチローが「日本には30年くらいはかなわない
と思わせたい」と語った(これをまた、韓国マスコミ
や選手が騒いだ)のは、実際にそうであることを
感じているからだ。

なんとも、厄介な隣国をもったものである。
この調子だと、
安い労働力の供給地とか、無限の消費大国
として利用することしか考えられない。

個人的には、言論の自由のない中国で
本当に北京オリンピックが開催されるのか
未だに疑問視している。


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