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■ 車椅子の窓辺から
従兄弟が難病を患い、癌も併発し亡くなった。 この体のためお悔やみにもいかないままだった。
が、最近少し考えている。 ここを始めたころには考えもしなかった「死」が身近になってきている。
歩けない、寝がえりを打てない、床に落ちたら車椅子に戻れない。 まだかろうじてシャワーとトイレは自分でいけるけど、進行型なのでどんどん難易度が上がってきている。
一年後、どうなるのかはもう予想できない。
このごろ考える。 いつ死ぬかわからないなって。 たぶん私は、同じ年のほかの人より死に近い場所にいるのかもしれない。 そうでもないか、余命宣告された人には謝らないとかな。
一番嫌なのは、寝たきりで長生きして虐待されることかなー。
死ぬことが怖いと思わなくなってきた。 ただどの時点で準備をするべきか。 子供に迷惑をかけたくないし、わずかな預金は国ではなく子供に渡したい。
そういう準備について考えている。 寝たきりになる前に、人生が終わってくれるといいんだけど。 こればかりはわからないか。
今一番怖いのは、電動車椅子のパンクだな・・・・。
2015年11月25日(水)
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