かなしいうわさ
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日記で買ったCDの感想とか書いていくのもいいよな、という気分です。 よろしくおねがいします。
ジョルジュ・ベンの再発、ジャケがかわいい。 ワン公がでかいのがまたいい。 ジョルジュの愛犬かな。猫ジャケは多いけど犬ジャケは珍しいよね。
内容は、80年台前半のディスコmeetsロッキン・サンバ。 かなりゆるくて気持ちいい。緩良。 全体的にディスコの影響受けていて、うっすらと軽薄さが漂ってる。 つかもともとジョルジュは硬派だから日々の暮らしに溶け込ませて聴くにはこのくらいが丁度良いように思う。 部屋をあたためて酒飲みながらゆるりと聴いている。ケーハク最高っすよね。 セウ・ジョルジ好きな人はこの時期のジョルジュは間違いないす。
V.A / Jukebox Jam! BLues And Rhythm
レアなソウル、ファンク、ジャズ、ブルースを「7インチ」レコードだけで再発する、クソ渋いレーベルJAZZMAN。 黒い音楽好きでレコード聴ける環境がある人なら、ここの7インチいくつか持ってるでしょう。 すぐ廃盤になってしまうんだけど、後でひっそりちゃっかりまとめたCD出してくれたりする。
そのJAZZMANがやっている、1950年のR&B〜ジャンプばかり再発するこれまたクッソ渋い7インチ「Jukebox Jam」シリーズもめでたくCD化。 結構がんばって7インチ買ってたんだけどナーこのやろう!ありがとう! 内容はもうそりゃあ最高ですよ。全編、ドブワーッ、ズバーン、ンガーッ。お見事!痺れる!堪らん! 曲のキメのところでいなたい黒人が「うらぁぁぁ、どやッ!!!」と最高のドヤ顔決めてるのが眼に浮かぶ。 60年も前の音源なのに、今の音楽と差なく聴けてしまう。
同系統のコンピで、去年リリースされてイイナーと思ったこれとか Rumba Blues How Latin Music Changed R&B 1940-53
これとか Rumba Blues The Mambo Years もお勧め。 ドカーン度は上記のやつよりは低いけど、ニヤケながらゆらゆら踊りまくれる偽ラテン・ブルーズ集。 いやいや、ブルーズにエセとかニセとか邪道とか無いよね。格好良くやれりゃ何でも本流。余裕で自由。テーゲー、マイペンライ、ケンチャナヨ。
国内盤の解説は吾妻光良さんなのだぜ。
スラットのレモネードサワーを呑んで、おやすみなさい。
mmm/ほーひ
mmmでミーマイモーと読みます。
ほーひ、いい。嬉しい。今のmmmの最高潮がまるっと詰まっている。ナイス放屁。ブー。 脳みその片隅にじわっとこびりついて、一生一緒に生きていくしかない類の歌がたくさん入ってる。 となりの家の姉ちゃんが夕飯時にいつも唄ってる鼻歌みたいなそっけない雰囲気はそのまんまで、 「ここでやらなきゃいつやるのサ」というような決意のようなものが込められた、男前なアルバムだと思う。 過去の再録音の曲も多いのに、アルバムとして背骨がビシッと通っているのはそのせいなんじゃないかな。 曲のバラエティ、クオリティ、強さと弱さ。二階堂和美の「にじみ」と被って仕方無い。 そっけなくてラフなので、スキやアラはたくさんある。でもこのアルバムのスキやアラは、いい具合についたおこげみたいなもんだ。 コンビニのおにぎりとか弁当の米におこげなんて無いじゃない。おこげがあったほうが好きだよ。そういう人多いと思うけどね。 俺はこのアルバムをきっと死ぬまで売らない。CDプレイヤーがこの世から消滅しても売らないよー。ブブー。
で
「ケンちゃん」て曲はこの世で一番いい曲のひとつなわけだけど ミニアルバム「フーアーユー」収録バージョンがあんまりにあんまりに良くて、あれを越えるものなんて出来るわけないと思っていた。 ホイっと越えた。やるなー。おめでとう、ありがとう。ブピー。
海を越えて行こう/夢でみたあの町へ/アニメのように白い/こんなボートでいいかい/帆を高くあげて/いざ大海原へ/嵐の中もきっと行けるー
だって君とだよ!
そして
おれ的わたし的2011ベスト、ゆるゆると更新しています。
http://best2006.web.fc2.com/orewata2011top.html
ほんとうに、掛け値なしに面白い。 いろんな人がいろんな盤を挙げていて、それぞれの人柄とか性格とかも透けて見える気がする。おまけの文章や音楽以外の情報も面白い。 我ながら良い企画やってるよ。同感な人は俺とすれ違った際にハイタッチでもしてください。
まだ原稿いただいててるのに掲載できてない方がいます。ごめんなさい。がんばります。そこそこに。 これから出したいって人もwell歌夢。
ホッピーの白を呑んで、おやすみなさい。
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