かなしいうわさ
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2005年05月30日(月) 439

石塚真一 /岳(ガク)
cover
久しぶりに王道マンガで面白いものが出てきたなぁ。「美味しんぼ」とか「マスターキートン」のような、ベタベタに昭和なストーリー。なのに古びた感じが全くしない。新しいことは何もないけど、登山という語りつくされたようで興味のない人には縁のないものを、愛情たっぷりに、だけどひけらかしや嫌らしさを感じさせずひしひしと伝える丁寧な描写が普遍的な素晴らしさを持っているからだろう。 主人公は山に住み、ボランティアで救難活動をしている男なのだけど、こいつがまた本当に気のいい奴でね。遭難者にかける言葉もそっけないくせにじーんと来る。誰もおきざりにしないんだ。遭難者だけじゃなくて、慣れない登山の話にオタオタしている読み手も一緒にやさしく連れて行ってくれるんだ。いい奴だなぁ。
緻密でダイナミックに描かれる山や人物の描写も素晴らしい。


俺の両親は若い頃登山家だったらしい。家の建て直しのときに倉庫の奥からクラシックな登山セットが二組出てきたときに「え、何これ?」と尋ねてはじめて知った。二人のなれそめも山でふと出会って...とかそんなんだって。ロマンチックじゃないの。そんな両親にこの本を送ってみようと思う。マンガなんて全然読まないけれどきっと気に入ってくれる筈。
そして登山なんてちっとも興味ないというあなたにもビンビン伝わるんじゃないか。凄いマンガってそういうものだ。







■今日の一枚
four tet /everythins ecstatic
cover
待望の新作。俺いわゆるエレクトロニカ的なアーティストでずっと好きなのってこの人くらいなんだ。 お? お? なんかロックしてるな。パシっとしてて小気味良く、音の触感も絶妙にスマート。上モノの音色は相変わらずほわりとやさしい。いいねいいね。気に入ってよく聴いている。
でも、ロックっぽくないのにエレクトロニカのクリシェにはまらず絶妙の場所でゆらゆらと漂っていた前作「rounds」よりもすぐ飽きる予感も... 態度保留としておくかな。

レイ・ハラカミの新譜を好きな方は、この人がやっているFridgeという別名義ユニットのアルバム「happiness」をぜひ聴いてみて欲しい。これは時を経ても色褪せることのないド名盤。







2005年05月29日(日) 439

昨日観てきました

パスカルズ@滋賀県甲賀市水口碧水ホール

小学校の体育館のような小さな市民ホールにて、おもちゃの楽器やリコーダーも使ったインスト中心の大所帯バンド「パスカルズ」鑑賞。すばらしかった。パスカルズの音に触れるのははじめてだったけど、一発でファンになってしまった。これって俺が考える理想の音楽かもしれない。
親しみのもてるセンスのよい楽曲を、しっかりとした技術のある楽隊の全員が、とても楽しんで演っている。以外と硬質だしロックバンドみたいにスリリングだな...とドキドキしている俺の前で幼児がキャッキャと踊り後ろではじいちゃんが首を横にゆらゆらと振っている。
ああ、いいなぁ...(´ー`)

全体的にはゆらりと楽しい気分になれたのだけど、ただのウキウキ、ノホホンではなく、全編にちらちらと闇が見え隠れする感じがすばらしい。懐が深い。100%の幸福とか100%の悲しみとかを追求する音楽もいいんだけど、パスカルズはどっちもたっぷりとあって、いろんな感情でぐにゃぐにゃしてて、でも最終的にちゃんと楽しく嬉しい気分にしてくれる。日常を逃避するんじゃなくて、日常を練り上げて芳醇にしてしまう音楽。

大好きな石川さん(a.k.a.たまのドラム、またはたまのランニング)のダンスも満喫できた。猿のぬいぐるみや光線銃のおもちゃおかめのお面をつけて会場を縦横無尽に踊り飛びまくっていた。振り付けとか統制とは無縁の、無防備で、一心不乱なダンス。こういう血も踊るダンスをみるのが大好きだ。心がすっと晴れていく。 観客の1/5は幼児だったので、石川さんの挙動をみてキャッキャッと喜んで一緒に踊りまくって歌いまくっていた。ときおり、石川さんのネジが外れすぎてギャウーと叫んでしまうようなパートもあって「うわ、いくらなんでもこれは...子供泣くかも」と思ったけど、子供らは余計喜んでウギャギャーとなっていた。子供を舐めていた。オトナの本気を子供にちゃんと見せることも大事だな。





帰り際に物販でCDではなくヨーロッパツアーのDVD

を買ったのは、石川さんのダンス目当て。まだ観てないので日曜の夜とか気が滅入る時に見て景気付けようと思う。







2005年05月28日(土) 438

起きた。
昨日は久々に5時間くらい踊ってたので体が痛い。
これからはるばる甲賀パスカルズのライブに行ってきます

帰ってきてから仕事かぁ(;´Д`)




2005年05月27日(金) 437

エイドリアン・シャーウッド行ってきた。行くつもり無かったんだけど、会社を出たのが深夜12時くらいで、そのまま自転車で会場に向かうとちょうどいい時間だったのでつい。
Adrian Sherwood Dub Sessions

http://www.beatink.com/events/adrian05/
案の定混んでて、踊るどころか身動きすらできず辟易した。まだ人気あるんだなぁ。エイドリアンのDJを体験するのは今回で4回目だけど、相変わらずへッたくそ。レゲエのDJは繋がないのが普通なので繋ぎが稚拙なのはまぁいいのだが、選曲、構成、ダブ・エフェクトに至るまで全てが素人くさくて、もさったい。ON−Uの音源をあんまりかけないし。(Mark Stewart + Maffia、Barmy Army、Bim Shermanはかけてたな) そんなへっぽこDJを2時間もやられても退屈せず楽しく過ごせたのは、その素人くささが俺にはとても心地良く感じられたこと、そしてサウンドシステムが完璧な低音をプリプリと出していたからだろう。3mくらいあるスピーカーの壁が出来ていて、そこからほんとうに良い低音が出てた。すごいシステムで低音を聴くと体がビリビリしてちょっと暖かくなるんだけど、今日のはこたつ入っている時みたいにホカホカして気持ちよかった。音圧でキンタマもプルプルした。サウンドシステムがしっかりしてなかったら、「エイドリアン・シャーウッド先生をファンが囲む会」という感じになっていたかも。

他の出演者で良かったのは、流石に巧いクラナカ、自作のニュールーツのトラックにトロンボーンを生で乗せる元デタミネーションズのICCHIEかな。Tuttleは最初すげえ!と思ったけど10分で飽きた。


では寝ます。









2005年05月26日(木) 436

酔ってないよ。
これから飲みます。





帰り道でやっている道路工事を通る時、誘導のおっちゃんがにこりと笑い会釈をしながら手を 
(´ー`)ノ スィーー 
っと、
軽やかに動かすその様がとても美しい。
人に感謝される仕事。人に感謝される事。人に感謝される人。





あー
飲んでいるよ。






■今日の一枚
Wedding Present /Take Fountain
cover
再結成。つうか再始動なのかな。
活動休止してから彼女とやってたシネラマは摩擦がなさすぎて馴染めなくてスルーしてたものの、この名前で再始動なら話は別だ。 音の厚みが増してちょっとだけメジャー感が出てきたけど、本質的には何も変わってない。ここぞというところで絶妙に甘くとろけるメロディと、これこそがロックの醍醐味だよ!って感じのビシバシと緩急のきいたギターサウンド。 いじめられっこが教室を飛び出して校舎の裏でううううううううううううおおおええおおああああと呻いているようなせっぱつまったボーカルと、いらいらとしてロッカーをバシン、バシン、バシバシバシバシバシバシバシバシバババババババババと叩きつけるようなザクザクとしたギターリフが、せづねえ。何かに夢中でそれ以外のことが見えなくなってしまった時の気分だ、これは。
俺は、私は、セカンドまでのしみったれたWeezerが好きだったっ!あの頃のWeezerはなんか他人事とは思えなかったっ! という人に是非聴いてほしい。






酔った!寝る!







2005年05月25日(水) 435

ああ酔っているよ。

いま(深夜0時20分)、たまたまつけたテレビでさだまさしのライブをやっている。メロディが抜群に綺麗だし、アレンジもセンスいいなあ。運がいいとか悪いとか、人はときどき口にするけど、そういうことって確かにあると、あなたを見ててそう思う。なんて母に向けて唄うわけだよ。憎めないよな。

「関白宣言」がジョナサン・リッチマンのアイスクリーム・マンみたいになっている!




■今日の一枚
Salyu /彗星
cover
最近いちばん気に入っている曲。最初は「ああイルマリが自分の彼女をデビューさせたんだな。Mihoとかマリマリみたいに。」などと思っていたんだけど、いい声してるんだこの娘。声を張り上げたときの擦れ具合がたまらない。ギターの開放弦をジャーンと思いっきり鳴らしたときのような、汚いようなきれいなような声の粒のはじけ方。今後も良い曲に恵まれれば、UAかCoccoくらいに化けるんじゃないの。





寝る寝る。




2005年05月24日(火) 434

酔ってますう!



■今日の一枚
ベートルズ /唄うベートルズ
cover
世界一好きなシンガー。まったく気構えせずにするりんと聴ける。「うーん、音楽でも聴くかぁ」という程度のささいな気構えすら必要ない。普通、どんな音楽だって多少はいるもんだよ、気構えって。すごくないすごさがすごい。ライブはもっともっともっと気構えなくするするすんすんと聴けるので、機会があったらぜひぜひ体験してほしい。ん〜。



寝るよ〜






2005年05月23日(月) 434

酔ってます!

フジ追加

AGERO (a.k.a. a.k.a. BRYAN & DJ TASAKA & DJ AYASHIGE) / Banda Bassoti / CHRIS MURRAY COMBO / Dachambo
EGO-WRAPPIN' / EVIL NINE / The Knack / O' Brothers(from Korea) / 押尾コータロー / THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS
Prefuse 73 / RYUKYUDISKO / TAKKYU ISHINO / Tizzy Bac(from Taiwan) / TOWA TEIUnited State of Electronica
WEST ROAD BLUES BAND / Zuco 103


クリス・マーレィ! ひゃっほーヽ(´ー`)ノ

寝るよ!







2005年05月22日(日) 433

昼飯に、久しぶりに「カレーヤ本店」でカレー喰った。ウメエヽ(´ー`)ノ すごく粉っぽいカレー。んで黄色くないの。茶色くもない。黄土色?

たまに喰うとすごく旨くて泣きたくなる。うーん、いや、旨くは無いな、あまりのいなたさに切なくて泣きたくなるというような。おふくろの味、というよりおばあちゃんのぽたぽたカレーという風情。代えのきく本格カレーより代えのきかないこんなカレーの方が好きだ。毎日喰えといわれたら困るけど。(写真はこちらから拝借しました)



スポーツジムで2時間体を虐めた後、梅田タワーへ。ジンバブエ・レジットの92年オクラ音源が格好良い。でもジャングルブラザーズのファーストかセカンド聴いてりゃいいかと思い直して購入ヤメ。購入は5枚

T.P. ORCHESTRE POLY-RYTHMO /THE KINGS OF BEGIN
Shoplifter /Walk In The Air
Chain Reaction /Indebted To You
the books /lost and safe
System Of A Down /Mezmerize


cover←ブックスはニック・ドレイクが電子音でアシュラテンペルやっちゃったような、エレクトリック・サイケ。プレフューズと似ているけど、プレフューズ及びスコット・ヘレンの一連の作品みたいにうまくバランスをとっているところが見えないのが良い。俺の好きな音を俺の好きなように作るぜ!という気概と、それなのに自然とポップになってしまう絶妙なセンス。すごい才能なんじゃないか。

cover←システム・オブ・ア・ダウンはBGMでかかっていてあまりに面白くて購入。リンキンパークみたいな糞ラウドロックと思いこんでたけど全然違った。店内で爆笑した。変過ぎるラップ、スピーディで妙で気持ち良い転調の嵐、せつな目なサビのコーラス。エビバデエビバデエビバデナウ!エビバデエビバデエビバデファック!これはいい。マイク・パットンが結局やれなかったちゃんとポップで変態なロックがここに! ライブが観た過ぎる。つうか本当にこんなの売れてんの?やっぱアメリカ狂ってるわ。 


レコ購入後、日が変わるまで会社にて仕事。ゆるりと忙しい。






■砂絵。凄すぎる。 最後(June 8)まで見るよーに(;゚Д゚)







■今日の一枚
Just Ice /Back To The Old School
cover
DMXのヒューマンビートボクシング+マントロニクスのドンドンドドドンドドンガドンってな荒くれエレクトロの上で、ふっといラッピンをかますジャスト・アイスのド名盤。ズルむけた音がお好きな方にはたまらない筈。








2005年05月17日(火) 432

よそ様で発見したものばかりです。






リーペリーがギネスのCMに出てる
4、5、9あたり非常にヤバイけど中でも9「world peace」がすごく好きだ。途中鳩をガブリと咥えているような気がしてならないネ。やっぱしリーは存在がdub。 








小沢健二bigband
オザケンのコピーバンド。曲がDLできる。へったくそ。まぁ楽しそうでいいよね。









■今日の一枚
Ligihtning Bolt /Power Of Salad (DVD)
cover
俺が知る限りで最高のダンスミュージックを紹介しよう。
歪ませまくったベースをビゲビゲバゲバゲピヨンピヨンゴアゴアギュペーと早弾きするアホと、ドシャメシカに超速ドラムを叩きに叩きまくるアホの2人組、ライトニング・ボルト。超ハードコアなんだけど、カラッと笑えてファンキーでキャッチーで、まるでPファンクみたいなんだよ! ロックファンよりも、テクノやトランスなんかを聴いている人の方が一発でピンと来るんじゃないかな。2000円位なので見つけたら絶対に買った方が良いよ。→







2005年05月16日(月) 431




カエターノ観てきた。それはそれは素晴らしいショーだった。詳しく感想を書く気満々だったんだけど、よく調べたら今日は日本のツアー初日なんだね。やった曲とか書くといわゆる「ネタバレ」になるので書かない。webでなんでも検索すれば出てくるのもいいんだけど、秘めたものもたまにある方が楽しいじゃないすか。
では差し障りない程度で...




俺のいた1階はほぼ満員だったけど、当日券も売っていたので2階席は空いていたのかもしれない。毎回フルハウスでお迎えして次のツアーでも来てもらえるようにしようぜ、みんな。特に名古屋がしんぱいだ(;´Д`)

開演前に物販をチェックしたけど、どこでも普通に買える日本盤CDしか売ってなかった。がっかり。ということでお金は余分に持っていかなくても大丈夫。

緞帳が開く。スクリーンに「love love love」の文字。そして、ギターを持ち椅子に座って深々と頭をさげているカエターノにスポットライトが。
格好ええええええええええええええええええええ

バンドは、ギター×2、ベース、チェロ、ドラム、パーカッションと、カエターノで7人。チェロはジャキス。詳しいメンツはこちらで。

「異国の香り」以外からもたくさんやるよ。中原さんとのインタビューは嘘じゃないってこと。硬軟交えてバラエティある選曲だった。

ノドの調子は絶好調。衰えなど微塵もない。アカペラで痺れ死にそうになった。

演奏中はとっても静か。曲が終わると万雷の拍手。そんな日本の観客のことをカエターノは好きらしい。(これも上にある中原さんのインタビュー参照) 

そんな中でも、「テーハ」だけは自然と合唱が起こっていた。静かな声だけど、みんなが歌っていた。これから行く人はサビだけでも歌えるように予習していくといいよ。テキトーポルトガル語でいいよいいよ。

思っていた通り、美人な姉さんやおば様やおばあ様が沢山いらっしゃっていた。終演後には目がハートになっていたね。

ちゃんと日本語で挨拶してくれたよ。ヽ(´ー`)ノドウモアリガト
こちらこそ本当にありがとう、ありがとう







2005年05月15日(日) 430

新しいチームのみなさんが全員スモーカーで辟易しているこの頃。タバコが良い香りだったなら何の文句もないんだけど。それにしても葉巻の臭さは異常。



ビデオが色々
拡張子が.movとか.mpgとかになっているものはDLできるので暇なときにどうぞ。
ビョークの「It's Oh So Quiet」やBlurの「Cofee & TV」

やAphex Twinの「Windowricker」などの定番は観た事ない人は是非。

ジョン・レノンの「Love」と「Stand By Me」が泣け過ぎる。






bonobosの新曲がとても良い。ナイヤビンギ調。


PV試聴
http://www.barks.jp/meta/wm/video/1000004156/1m.asx

ライブで観た時はこのズンズン、ズンズンを完全に打ち込みでやっていて俺はあまり盛り上がれなかったんだけど、録音ブツとしてはすごく良い出来だと思う。サウンド面の心地よさだけで言えば、瞬間風速的にだけど後期フィッシュマンズに追いついた感じすらする。皮肉とかイヤミでは全くなく、このまま偽フィッシュマンズを極めてほしい。で、Phishみたいにライブで「空中キャンプ」まるまるカバーとかやってほしい。








■今日の一枚
Caetano Veloso /a foreigh sound
cover
来日ライブ、いよいよ今日だ。
この最新作は、アメリカの定番曲ばかりをカバーした企画アルバム。曲によってはアレンジがべたべたで、「傑作」などとは到底言えない。忙しく過ぎていく日々のBGMとしては正直タル過ぎる。ネット上での評判もあまり良くないみたいだ。でも、時間のあるときにヘッドフォンでアルバム一枚じっくり付き合うといい。丁寧に歌うカエターノの麻薬のような声とベタな原曲の良さが微妙な非化学変化を起こして、嘘みたいに美しい瞬間に沢山気がつくことができるはず。


初心者の方はこれではなくて、ライブ盤から買うといいと思う。
これとかこれとかこれとか。これらなら、日常の喧騒をぶち壊していつで頭ん中に飛び込んで心に染みこむ。いやぁ、カエターノってハードコアだよなぁ。







2005年05月12日(木) 429

1ヶ月以上時間がかかったディスクユニオン買取の結果がやっと届いた。
89、000円也ヽ(´ー`)ノ

一番高価だったのが
Bastro /diablo Guapo 2,400円
これってそんなにレアなの?普通に売ってる(しかも俺の大好きなサードとの2in1で!)のに。

逆にすごく安かったのが
Young MC /Stone Cold Rhymin' 12円
ダストブラザーズprod.のお下劣ブレイクビーツ傑作なのに!





もうすぐカエターノ来日だけど全然盛り上がってないね。ホールライブなので録ムニャ音しようと思う。






■今日の一枚
cover
David Byrne /Grown Backwards
こ!れ!は!すごいよ!
俺はトーキングヘッズは何が良いのかぜんぜんわからないんだけど、バーンのソロは大体好き。出来がよくないものもあるけど、よくないものでもちゃんと色気があって凛としてて、しかもとにかく抜けがいい。基本的にポップソングって自己主張のカタマリなのでベタベタしていて抜けが良くないものだ。(そこがいいんだけどね。) この人の高レベルな抜けのよさっぷりは本当に貴重だ。この最新作は今までのバーンの作品のなかで一番抜けがいい。しかも一番毅然としている。特にルーファス・ウェインライトとオペラをカバーした3曲目。このスマートなエロさは唯一無二。他では替えがきかない。











2005年05月08日(日) 428

GW中したこと。

■仕事
 10日間中、半分くらい

■春一番
 4日しか行けなかった

■買い物
 CDとか本とかマンガとか服とか

■不要CD整理
 2箱ユニオンへ送付
 フラッシュディスクランチの袋へ入れ替え(200枚分)

■スポーツジム入会
 暇さえあれば行っていた。動かしたところが素直に痛くなるのが面白い。

■福知山線の事故現場で黙祷
 報道陣たちは人を悼むということの意味をもっと真面目に考えてほしい。
 仕事に貴賎はないというのは嘘です... 



もともと予定していたことは半分くらいしかできてない。忙しい時に「暇になったらこれやろあれやろ」と思っていることは大抵できずに漫然と過ごしてしまった。やれなかった事はここに書けないこともあるので割愛。

しかし「また君か。」さんちで言われていること
> 結局大抵の人間は社会からモチベーションを供給されて生きているというだけのことだ。
あーまったく同じ考え。






【ひとくち情報ヽ(´ー`)ノ

ほんまかいな?:「JAZZ横丁」 新世界でNY気分満喫? /大阪
◇ジャズを聴きながら展覧会−−客が描いた絵や店の名刺飾る
新世界(浪速区)で米ニューヨーク(NY)気分を味わえるというギャラリーが通称ジャンジャン横丁に出現した。ジャズが流れる中、客がその場で描いた絵や店の名刺を飾る参加型の展覧会「JAZZ横丁」が開かれており、なにわのコテコテ商店街に新たな風を吹き込みそうだ。それにしても、新世界でNYって?



新世界でジャズ。昔行ったときにジャンジャン横丁でローランドカークをテーマにした展示をしていたお店を見たことがあって、それも確か
このあたりだったから、そこかな? ジャンジャン横丁で飲んだくれているおっさん達に浮いちゃうような展示だったらあそこでやる意味がない。あの場所に溶け合うような展示になっているといいなぁ。そうしたら凄いものになるかもしれない。
新世界は澤野工房もあるし、フェスティバルゲートのなかでも面白そうなことしているようだしまた行きたい。

新世界の様子はt*o*jさんとこに良いレポが載っています。

新世界イメージ画像
 ↓
cover
いや、もっと人いるしモダンな店も多いわな。

その他参考としてここらへんとか。
飛田新地も近く。







2005年05月07日(土) 427

春一番は5月4日のみ。



気持ちよく楽しい一日だった。



写真と感想は別ページに。

>>もっと読む







<追記> 春一番感想リンク

no quality, no pride
  4日間の出演者ほぼ全員の写真とレポが! こういうのを見るとインターネッツて素晴らしいなぁと思う。
  マサオ君とは会場でも一緒に踊った ベリナイスダンサーでしたヽ(´ー`)ノ



・out to lunchさん その1 その2
  こちらも2日目の写真がたくさん。
  71年当時の写真に続いて今回のお客さんの写真が出てくる流れで泣けた。
  「可愛い出店」が可愛すぎです。

COSMICBLUESさん
  イエーイ缶チューハイありがとうございましたヽ(´ー`)ノ

はっちゃんと春一番
  思い入れが感じられてじーんときます





2005年05月03日(火) 会場でのあいさつは「こんにちは」

よし目処ついた!行ける!


2005年05月04日(水)* 春一番コンサート05 【第3日】
場所:服部緑地野外音楽堂〔雨天決行〕 開場・開演11:00
出演者(順不同)
*小坂忠*友部正人*ふちがみとふなと*金子マリ*いとうたかお*橘いずみ*なぎら健壱*ペーソス*はやさんバンド*有山じゅんじ*豊田勇造*山田晴三*永見潤*波人(朴保・佐藤英二・松藤英男・関雅夫・伊藤孝喜・SASSY・TOMO)*MJQ(遠藤ミチロウ・クハラカズユキ)*LO-LOWS Quncho (堤和美)*ジュリアン*正木五郎*長岡忠治*ZOUND SYSTEM(viru ・shavdo ・simant ・かっちゃん・山崎元治・Teru )*rallypapa&carnegiemama*坂田明*黒田京子*バカボン鈴木*鶴谷智生*カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ*NIMA *ソネシゲル*ドンメグ*タモン*川崎知 他


お目当てがたくさんありすぎて困る。そういえばこの日に高田渡も出る予定だったんだな。





高槻ジャズストリートは今日からだった
しまった( ´Д`)






2005年05月02日(月) 425

サイトの名前変わりましたが、リンクをいちいち直さなくて良いですよ。


CDを減らそうとしてバリバリ中古屋に売却中なんだけど、そのなかで諸条件あり買取不可なものが結構出てきた。捨てるのも勿体ないので、欲しい人にさしあげます。どれが欲しいか書いてメールください。GW中も仕事をされている方優先ということにしようかな。


左から
Kenny Dope Breakbeats Mix(CDR)
Macka-Chin /Chin Near Here
藤井隆 /ロミオ道行
Kenny Bobien /Blessed
Flip Flap /Liv la la la Luv
高木完 /ARTMAN
The Music /Welcome To The North
High Lows /Flip Flop
Badly Drawn Boy /The Hour Of Bewilderbeast
V.A. /Digital Hardcore Recordings Riot Zone
Alpha /Pepper
Carnation /Wacky Packages
Teardrops /らくガキ







購入。
先日紹介したPanacheに引き続きソウルフルな一枚。ちょっと春めいてきたこの時期に甘くせづなくやるせない甘茶盤は妙にはまるね。

The Dynamics /What A Shame
cover

以前CD化されたものの廃盤になり価格が高騰してた甘茶ソウル定番アルバムが、ボートラ付で再々発。根っからの甘茶好きではない俺でも、ソファにくずれてむせび泣ける良いアルバム。甘茶盤って、曲単位では良いけれどアルバム通して聴くにはキビシイものが多いんだけど、これはボーカルがスウィ〜トながらもなかなか骨太だったり、適度にズンドコとしたファンキーナンバーが配置されていたりするおかげでアルバム一枚全く飽きずにスルッと聴ける。やるせなさ満点。フラミンゴ・シンジケートの力入りまくりなライナーノーツを読みながら聴くとまた楽しい。




梅田タワーレコードの、常設でソウル特集をしている試聴機コーナーはいつもナイスなコメント、デフなせレクトですばらしい。ダイナミックスも先日買ったパナシェもそこで試聴して買った。 ブルースのコーナーもなかなか渋くていつも唸らされるし(Maison De Blues再発特集とか)、最近できた現音コーナーもなかなか良い。ただ、タワレコは輸入盤がめちゃくちゃ高いので(基本ラインが2,510円ってアンタ)、試聴して気に入ったものはメモってその場では買わずにアマゾンで買ったりしている... ごめんよバイヤーさん達(;´Д`)





2005年05月01日(日) 424

つうことで
ラジオはフジロック特集。




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