トリの罵詈雑言
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2005年03月19日(土) いま流行の『情報商材』について考える

◆私のアイディア発想法は、「こんなコトできたら楽しいんだろうなぁ〜」と思い を巡らせたり、「楽しいコトないかなぁ〜」と雑誌や過去に読んだ本を再読する ことです。過去にあたまに叩き込んで忘れてしまった知識を呼び戻すことこそ  が、もっとも効率的なアイディア発想法だと考えます。
 再読する資料のなかには『情報商材』と呼ばれるテキストも存在します。
 
 今日はその『情報商材』に関するお話です。

 今回も徒然なるままに書いてみます。
 着地点は考えません。

◆経済学部出身の私。
 経営学部では『経営の3要素』らしいが、経済学部では『経済の3主体』

 それが

 1.ヒト
 2.モノ   と言われます。
 3.カネ

 それが現代(いままさに現代なワケだが・・・)というか
 ビジネスの世界では、

 1.ヒト
 2.モノ
 3.カネ  の5つの要素として新入社員研修で叩き込まれます。
 4.情報
 5.時間

 大学という閉鎖された環境の知識が世の中のスピードに
 ついていってないことを如実に認識させられる瞬間です。

◆さて、「情報商材」について。
 多分辞書なんか引いてもこんな四字熟語はでてこないでしょう。

 世の中に広く浸透している「IT」。
 ITがもともと何という言葉の略なのかご存知ない方は
 いらっしゃらないと思います。

 Information Technology = 情報技術 の略です。

 近年のIT起業ブームを、私は『情報商材販売起業ブーム』として
 とらえています。

◆このところ起業ブームは下火になって落ち着いてきましたが、
 昨年のlivedoorの堀江CEOや楽天の三木谷会長のメディア出現により、
 Blogブームにのっかった起業ブームが到来しています。

 これもITを利用した企業ブームだと思うのです。

◆しかし、このモノの充足が満たされて、飽和した時代に、
 一体起業家たちは何を売るために起業するのでしょうか??。

◆彼らが売るものつまり、彼らの商品こそ『情報商材』なのです。

 本屋さんに行くと「Blogで起業!」みたいな本が平積みされていると
 思います。その横には「情報商材で儲ける!」みたいな本がやはり
 平積みされていることでしょう。

 そんな本に共通して書かれているのは

 ・あなたがこれまでしてきた仕事は、自分では大したことではないと
  考えているけれど、異業種・異業界ではセンセーショナルな技術
  なんだ!!
 ・仕事で頑張ってもむくわれないこの時代に、Blogを利用して起業し、
  ストレスを感じずに自分のやりたい仕事をしようじゃないか!
 ・これまでの自分のビジネス経験を情報商材にまとめ、Blogのちからで
  それを売って儲けようじゃないか!世の中にはそうやって年収を
  1000万にも、3000万にもした奴がいるんだぞ!

 なんてコトなんです。↑はそれぞれのエッセンス(要旨)をまとめて
 みただけ。

 Blogを中心とするこのブームは、今年中に終わりを告げると私は思います。

 でもって、この「情報商材」ってやつは「経済の5要素」で言うところの
 「情報」であると思うのです。

◆しかし、ここに面白い事実があります。

 情報商材を売る人のなかには、「もう巷にあふれるノウハウ本を買うのは
 やめようじゃないか」、「ノウハウ本を買って行動できる人は、人よりも
 行動のスピードが速いだけ。結局は同じサイクルを回り続けていることに
 そろそろ気づこうよ!それよりは俺の書いた情報商材を買って、そのサイク   ルから脱出しようよ!」なんていう人もいるのです。

 これって何か矛盾を感じませんか??。

 巷にあふれるノウハウ本と、Blog起業家が売る情報商材のどこに違いが
 あるんですか????。

 世の中の圧倒的大多数の人が、私と同じように「情報商材」を
 『ノウハウ本の延長テキスト』として捉えていると思います。

 ノウハウ本の印税で年収が1000万とか3000万になる人と、
 情報商材を売り上げて年収1000万、3000万になる人との
 違いが私にはわからない。「出版社がからまないだけ、中間マージンを
 とられることがない」し、「価格の決定権が自分にある」くらいが
 起業家のメリットじゃないかな。

 Blog起業家は、巷のノウハウ本読者と同じように、
 自分のお客をリピーターとした販売サイクルを確立しているに
 すぎないのではないか、と私は思うわけです。
 その販売サイクルは、同じところをまわっているのと同じだと
 思うのです。

 それが、Blog起業家の意見に対して私が感じた矛盾だと思います。

◆いつも言ってることですが「会社に依存せずに、自分のアイディアを
 具体化して、仕事につなげる」ことが21世紀のビジネスマンの
 生き方になると思います。団塊の世代がドカンと退職するこの2〜3年
 のウチに、私のような圧倒的少数派意見をもつ若手社員が台頭しはじめる
 と思うのです。確実に企業内の仕事に対する価値観が変化すると思います。

◆その際に活躍できるのは、巷にあふれたノウハウ本を手にした人ではなく、
 ノウハウ本を否定しつつ情報商材を売る人・その情報商材を手にした人でも
 なくて、自分だけの必勝方程式をもつ革新的ビジネスマンだけだと思います。

◆「情報商材」は確かに気づきを与えてくれます。
 自分の経験を商材としてエッセンスにまとめて売るのですから、儲けて
 いいと思います。そこは否定しません。
 しかし情報商材で儲ける人たちも、私たち消費者に対して、ノウハウ本の
 消費者と同じサイクルを走らせようとしていることを忘れてはいけません。
  
◆自分で切り開いたノウハウこそが、儲けの一番の近道なのです。

  






















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