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■ 大人と子ども
毎日新聞の記事で、「なれ合い型」学級でいじめが発生しやすい、と出ていました。 数ヶ月前には同じく毎日新聞で同じく「なれ合い型」学級では学級崩壊すると手がつけられない、と読んだ記憶があります。 "「なれ合い型」学級"ねぇ…… 娘、体格がよく発達も早いことで、「ダイエットしろ」の「キモイ」のと言われることもあるようです(発達が早いと言うのは大人に近いと言うことだけど、なら大人は全部デブ? と聞くと娘は納得して、以降気にしなくなったようです)。幸い「キモイ私に声をかける貴方はかわいそうね」と切り返す才覚があるようなので深刻な事態にはなっていませんが、担任が現在教職3年目で保護者より若いくらいなので、そんな記事を読んでしまうと正直、そこはかとなく不安を感じないではない、ビミョーな感じです(汗) (新学期になって間もなく娘がちょっとした怪我をしたのですが、対応に手違いがあったことがありまして……)
要するに、先生が「親しみやすい」ではなく、完全に児童生徒とオトモダチになってしまうんですね。大人と子ども、という規範が崩れてきたのかなぁと。 児童館の先生が、先生自身愛称で呼ばせるように言っているので一番ビミョーなんですが、児童館での出来事を私たちに話すときには「○ちゃん先生が」、と「先生」をつけさせて、友だちではなく指導監督してくれている人たちなんだ、と言うことを忘れさせないようにしています。 これは心当たりがあります。 先月のPTA便りで校長の挨拶欄で (前略)地域に住んでいる方から学校に大変厳しいお叱りの電話をいただきました。内容は、傍若無人な振る舞いをする子がいるので指導をしてほしいとの事でした。その方からお話をうかがったところでは、空き缶やごみを児童館や周りに平気で捨てる子がいたので注意したところ、「うるせーくそばばー、くそじじー」「捨てるところを見ていたのか、俺たちがやったという証拠があるのか」などという悪態をついたということです。(中略) なんともさびしい話ですが、このような大人と子どもの関係は、当の子どもたちにとっても不幸なことです。大人は、子どもたちの前では大人として尊敬されるべきであり、ましてや、大人の中でも大先輩である高齢者の方々に対する接し方にはそれなりの節度や礼儀などがあってしかるべきです。(後略)
とあったんです。やっぱり大人含めて年長者は一般的に、自分の知らないことを知っている先駆者・経験者なのだから、教えを請わなくてはならない、教えを請うには礼節を弁えないといけない対象ですよね。その「教える」「教えを請う」最前線の学校で、大人と子どもの関係が崩れているのは、やはり好ましくない事態ではないでしょうか。
うちでは、親にに対し口ごたえとか、あんまりな口のきき方をすると厳しく叱る事にしています。正直、体罰も厭いません。度々なので本人どれくらい分かっているのか、まだこちらも不満いっぱいなんですけど(苦笑) とりあえず自分が尊敬されようとかはあまり強く思っていませんが、他所の大人に対しては、きちんと分を弁え、接してほしいなと希望しています。
2006年11月24日(金)
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