安美ちゃん通信
恋乃



 子どもを守ると言うこと

本日、学区内で連れ去り(未遂?)があったそうで、集団下校+外遊びは大人がついていて下さい、との事でした。正式発表のお手紙が間に合わなかったようなので、まだ詳しいことは分かりません。
それはそれで重大事件ですが、今回の話は、これが前提です。

さて、娘をいつもの自宅近くの公園で遊ばせていたところ、後10分で引き上げようと言う時、お友達がおじいちゃんに連れられてきました。どちらかと言うとおじいちゃんとどこかに行く途中、娘が目に入り、目的を変えたと言う感じでした。
そうしたらおじいちゃん、すぐ戻るから、と孫を置いていってしまったのです。
子ども同士はなにやら語らっていましたが、大人同士は挨拶すらしていません。この非常時に(オイオイ その1)

あと少しで引き上げるのにどうしようかしら〜、と思っていたら、丁度地元市外郭団体(?)の安全パトロールのおばあちゃん二人組が見回りに来たので、
「あの子が一人になってしまうので」
とお願いしました。
すると『まぁ、なんと言うことでしょう』
「時間になったら移動しなくちゃならないから、少ししか見ていられない」
「公園には他の人もいるから大丈夫よね」
……他のお母さんは自分の子しか見ていません。いえ、自分の子すら見ていないことがあります。
それ以前に一体何のためのパトロールなのでしょう? 子どもを守る、と言う本来の目的に沿った案件じゃないかと思うのですが。携帯や無線で連絡を取れないのでしょうか。(オイオイ その2)

その時はそこまで頭が回らず、ぼんやり違和感を思えながら、ふと今日の事件のことを聞いてみました。すると
「そんなことがあったんですか? どこでですか?」
「地区が違うから連絡無かったのね」
(オイオイ その3)
外郭団体の安全パトロールが役立たずなの、決定です。こんなところまで役所の縦割りの弊害が!!!
何のためにおじいちゃん、おばあちゃんをぐるぐる歩かせているのですか? 彼らの健康管理のためですか? じゃあ安全パトロールを名乗るのは止めてください。

その後、お友だちがどうなったか、気になります……
はい、実は私もPTAの安全パトロールのステッカー賜りました。それをつけた自転車が手元にあれば、ちょいと面倒見たかもしれません。オフだったんです……
子どもを守るという事は、実は簡単そうで難しく、難しそうで簡単な事なのかもしれません。

2004年07月14日(水)
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