どんぐり1号のときどき日記
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チリ地震の余波で津波情報ばかりだ。もちろん必要な事だから仕方がない。津波は一度起こると、逃げようとしても無理なのだから。
そして2月最後の今日は、子どんぐりの卒業式で、ついに高校も卒業してしまう。でも3月生まれだからまだ17歳なのだった。 式は13時開始なのに父兄も1時間前集合なので、時間を持てあます。ようやく始まると、予想はしていたが、挨拶などは大概がつまらない。まともだったのは校長と衆議院の秋葉氏くらいか。ただし校長のはかなり長かったのが欠点だが、それでも20年後の国際経済を視野に入れて話していたので、まあ納得出来る内容だった。あれでもう少し短くできれば良い挨拶になるのに、惜しまれる。他の人のは何の役にも立たない、ただの型式的内容か、本人の自己満足だ。
そのつまらない挨拶が多いのに、式自体が3時間は長い。しかも椅子はホール周囲の階段、つまりただの板なので、かなり疲れてしまった。まあ子どんぐりにとっては一生に一度のイヴェントだから仕方がない。 さて、大学の入学式はどうしようか。
帰り際に、津波の影響で電車が軒並み運休とのアナウンスがあった。ただし帰れないのは先生だけらしい。
夜に「電撃ホビーマガジン4月号」を立ち読みしに行く。押井守仮想化テクニックインタビューなるものが載っていると知ったからだ。しかし見開き2ページだけのために買うような内容ではなかった。 まあ散花のエンジンをスタートさせるためにどうして機動車が必要だったのか、という部分はなるほどと思った。要は1人を空に上げるために、周囲に多数の人間が関わっており、何事も決して1人でやっている訳ではないと言う事の一端を示しているらしい。
ついでにトリプラネタリーさんが良かったと書いていたので、有川浩の「キケン」を買ってみた。 実はちょっと立ち読みしたら、男の子がやりたがる危険な事象の本質的な部分はボカしてあるように感じたので、とりあえず読んでみる事にしたのだった。まあ小説としては犯罪を勧める訳にはいかないという事情もあるだろうが、どうも中途半端な感じがしてしまうのである。これが男女の違いなのか、ただ単に特殊であるというだけなのか…。 この辺のニュアンス、似たような事をやった人なら判るだろうか。 いずれ読み終わったら感想を書きたいが、先日出た押井守の「勝つために戦え!〈監督篇〉」が面白く、そちらを先に読んでいる。押井の「ケルベロス 鋼鉄の猟犬」も買ってあるし、そうこうしているうちに引っ越し日が近づいているので、このままでは「キケン」を読むのはしばらく後になりそうだ…。
発売日が伸びていた「鉄腕バーディー EVOLUTION」4巻を購入。 なかなか面白い展開になってきたが、これは、ちょっと想像していなかっただけに、楽しい。なんだかんだ言っても、ゆうきまさみというのはエンターテナーしているのである。
そしてGUN誌を立ち読みしたら、なんとKSCからSIG SAUER P230の「モデルガン」が出るとの広告が載っていた。 KSCのP230は今までエアガンのみだったが、ここに来てついにモデルガンの登場である。もちろんKSCとしては、企業としてそこそこ売れそうなセレクトをしたとは思うが、少なくとも現時点でメジャーなメーカーが、全くの新規でモデルガンを出すというこの姿勢は高く評価したい。
今回はABS製なので325gというのは軽すぎるような気がするが、実物も420gだから、もしかしたらヘヴィーウエイト製なら全く同じ重量に出来るかも知れない。ただスライドの軽さもあってか、メーカーの動画では動きが速いので、これは楽しめそうだ。問題は価格だが、さすがにマルシンのような低価格にはならないような気がする。 いずれ今後の展開には注目だろう。 だが、どうせならこの流れで是非モーゼルHScも出してもらいたいものだ。いまの技術レヴェルなら、絶対に売れると思うのだが。
夜にいわさきさんより電話があり、情報交換する。うまくいくといいな。
今日は母親の誕生日なので、日中、子どんぐりに少しばかりのお祝いの品を持っていかせる。大したものではないので、子どんぐりに持って行かせた方が喜ばれる。
そんな今日は、この忙しい時なのに、突然の転勤者の送別会である。 ちなみに、送別会が突然決まったのではなく、転勤が突然決まったのである。決定から移動まで一週間という異常な状況なので、本人は当然としても送り出す方も受け入れる方も、実に慌ただしかったのである。こういう決定をする連中は、少しは実務という物を考えるべきだろう。これだから歳を取ったトップの連中はダメなのだ。経費の無駄遣いをしているのは自分たちだと全然判っていない。
まあ送別会自体はそれなりだった。 しかし帰りのタクシーで、運転手が「交通で弱者優先はおかしい」という。こういう阿呆がいるから事故はなくならないのである。ハッキリ言うが、タクシーやトラックの運転手の9割は、公道で車両を運転をするという事に限定すれば、性格破綻していると断言する。目的のためには人命尊重など無視しているのである。
なお駅前に出たどんぐり2号に「勝つために戦え!〈監督篇〉」をゲットしてもらっていた。これは連載中も読んでいたが、かなりの傑作である。映画を観る人は読んでおいた方が良い。
駅前に出たどんぐり2号に頼んで本を買ってきてもらう。 幻冬舎から出た「ケルベロス 鋼鉄の猟犬」はあったのだが、徳間の「勝つために戦え!〈監督篇〉」はまだ出ていないらしい。 あとは「海の王子」の2巻目は無事購入(3巻目は5月末だ)。しかしこのマンガ、さすがに古いだけあって色々と荒唐無稽だ。元々藤子不二雄のオリジナルではなく原案があるのだが、原案があって科学的だというマンガは平井+桑田のコンビ以外知らない。げんあんを書いている人がどういう展開にするか判らない以上。科学的な部分をいじる訳にはいかないだろう。ストーリーの根底に関わってしまったらかなり厄介だからだ。でもどう考えてもあのはやぶさ号、設定に無理がありすぎるなぁ。
夜にいわさきさんから電話。 明日の教育テレビで「ガス人間第一号」の舞台を放映するのだという。これは全然知らなかったし一体どういう話になっているのか清海があるので、明日の朝、実家に寄って録画セットをする事にした。 しかし内容的にはオリジナルの映画に沿ったものにするのか、はたまた劇団離風霊船の「ゴジラ」のように独自の世界観にしてしまうのか、そのへんが気になる。なにせ劇団離風霊船の「ゴジラ」は、信じられない事に、映画のゴジラとは全然違う恋愛物語なのである。しかも見てこれは傑作だと思ったので劇団離風霊船版の脚本を買うと、テレビはかなりのカットがあると判り、その後弘前で他の劇団がやったのを見て、納得したものだ。 そう言う意味では、映画通りより劇団オリジナルの方が面白そうではある。さて、どういう作品になっているのだろうか。
支店内で情報の伝達が著しく悪くなっている。 要は課長レヴェルで盛り上がってしまうと、もう自分たちが知っているから下の連中も知っていると錯覚してしまうのだろう。よくまあこれで支店を運営していると言えるものだ。私に言わせれば、ただの大ヴァカ者の集まりである。 しかも、とても不愉快だ。
と言う訳で、今日はさっさと帰り、また昨日のヤマダ電機へ行く。 店員に確認したい事を聞いてみる。もちろん機械に関する事ではなく、そんなものは私の方が遙かに詳しいので時間の無駄だ。聞きたいのは配達や設置までにかかる諸費用などの事で、これに関してはとりあえず納得できる線であった。まあ売る方も必死だから、悪い条件を出してくるバカはいない。
途中でどんぐり2号にも電話して、結局昨日のプラズマ・テレビを注文する。日立のWOOで42インチだ。引っ越しの翌日に時間指定で届けてもらう事にした。 問題は今使っているブラウン管テレビはどうするかなのだが、画面の隅が色ズレを起こしているし、そもそも15年以上使っているから、いつソニー・スイッチが起動するか、それも心配である。現在はほとんどソフトの再生にしか使っていないが、やはり壊れると不便であり、その時に処理するのがまた大変で、やはりこの重量がネックとなる。なにせ今回頼んだプラズマ・テレビの重量の倍はある、50キロ以上なのである。いざ捨てようと言う時に、これは結構大変な作業になる。それなら設置の時に引き取ってもらった方が良いだろう。
必要なら中古で買えば良いのである、と割り切れば良いだけだ。
夜にヤマダ電機へ行く。プラズマ・テレビの性能、価格等をチェックしに行くためだ。 なにせ今度引っ越す先は、電波の来る方向に高層マンションがあって電波障害があるために協同アンテナが導入されているのだが、なんと地上デジタルにしか対応していないのである。これだけが予想外だった。
とりあえず30分ほどプラズマだけを見比べてみた。もちろん現時点で液晶は対象外で、買う気は全くない。安い液晶テレビがまともに使えるようになるには、あと2年くらいは必要だろう。 そしてプラズマでも、やはり上位機種は映像が綺麗だ。走査線が多いほど綺麗になっていくのが判るが、だからと言って高い金を出す訳にはいかない。それは今の段階ではあまり高い物を買っても仕方がないのだ。いずれ壊れるし、そもそも技術の進歩が恐ろしく早いので、今高い機械を買ってもすぐに陳腐化する可能性がある。
とりあえずこれならまあ我慢できるかな、という日立の42インチWOOが、走査線720本で10万である。この上のグレードだと描写がきれいだが、5万以上高くなる。ここで5万を出す価値を認めるかどうかだが、やはり現時点ではその必要性はないと判断する。いずれこの機能で10万なら問題ないだろう。
ちなみに今使っているソニーのブラウン管29インチテレビは、15年前で15万円したのだが、デジタル入出力にも対応していたし、音質も良い、とても納得出来る機械だった。本来ならもう少し使いたかったが、そろそろ画面の隅が色ズレを起こしているのもあって、今回少し真面目に検討しているのだった。
2010年02月22日(月) |
レガシー・フリーにはならない |
TSUTAYAでカメラ雑誌を少々立ち読みする。本当はゆっくりと読みたかったが、時間がなかったのである。 ちなみに私は、EOS650が出てから写真の楽しさを覚えたので(目が悪く、マニュアルではピントが合わせられないのだ)、気がつけばカメラ歴はそれなりになってはいるが、撮って覚えていったクチなので理論にはあまり詳しくない。だから今でもカメラ雑誌を読むと勉強になる事が多い。
今回はいくつか面白い記述があり、その中にパン・フォーカスは、とにかく一度撮ってから絞りなどの細かい設定を決めるというものがあった。これはまさにデジタル・カメラの時代だから出来る事だと書いてあり、なるほどと思う反面、長く使ってきたEOS630にはプレビュー機能があり、撮る前にピントの合う範囲をほぼ確認できたのだから、それと基本は同じではないか、と思ってみたりする。これは現像するまで結果が判らないフィルム時代には、とても重宝した機能なのだ。 そもそもパン・フォーカス(正確にはディープ・フォーカス)では、必要以上に絞り込んではいけないという鉄則があるので、どこまで絞りが必要かを知る事が重要になる。絞り込み過ぎると光の回析により写真がぼけてくるためで、それを避けるためには必要な範囲を事前に調べられると便利なのだ。私はプロではないから、プレビューはとても便利だった。 そして今のデジタル・カメラなら、撮ってから範囲ばかりか露出やシャッター速度まで事前に簡単に確認できるから、これはこれで便利な時代になったものではある。
また最新のレンズ事情も書いてあったが、その中にはEOS7Dあたりになるとヘタなレンズではその性能を充分発揮出来ないと書かれていた。またレンズによってはAFスピードにすら追いつかない物もあるようで、それほどにカメラ本体の基本性能が高いという事らしい。 そして意外な事にキット・レンズが高いレンズよりも好結果を出す事も多いらしい。これは専用に設計されて、欠点をカメラ本体とレンズの双方でカヴァーしているためで、これはフィルム時代にはあまりなかった事だ。当時は主にフィルムがその欠点を吸収していたのである。 こういう記事を読むと、レンズによってはカメラと極端に相性の悪い物があると言っているのに等しいと気づく。フィルム時代のようなレンズの使い方は出来なくなりつつある訳だ(これは裏返せば、メーカーからのデータを全て提供してもらっている訳ではないレンズ・メーカーの開発力、技術力が素晴らしい事の証拠でもある)。
結局、現在持っているフィルム時代のレンズはもう役に立たないという事だから、素直に叩き売ってしまうか…。あ、あまり残っていなかったなぁ…。
今日は部屋の片付け。 しかしこう実家に荷物を移動するのでは、あまり引っ越し屋を頼んだ意味がなくなるなぁ。ま、いいけど。それでも少しは本を詰めた箱を置くスペースが出来つつあるが、さて最終的にはどうなる事やら…。
ところで昨日のニュースで、民主党は子ども手当の財源を確保するために所得税率の見直しをする方針を明らかにしたそうだ。初めから財源としては無理な話なのは判っていたのだが、やはり予想通り増税ときた。 ニュースでは「歳出削減で子ども手当の財源を捻出する意向を示していた鳩山由紀夫首相との食い違いが、浮き彫りになった」などと書かれているが、元々鳩山は究極の理想主義者であり、現実的な事は何も考えられないタイプだ。だから実践しようとした場合には元々財源がないのだから、結局中止か増税という事になってしまう。そんなのはちょっと政治を見ていれば小学生でも判る事だ。もし判らないという奴がいたら、それは政治を見ていないか、本当のバカかだ。そしてそんな初めから何も考えていない民主党を応援している連中も同じだ。 早いところ民主党に引っ込んでもらわないと、日本の経済は壊滅する。ただ問題は、それに変わる政党がないという事だ。ここはもういっその事、共産党にでも政権を任せてみたら面白いかも知れない。少なくとも政党としては、民主党よりは遙かに言っている事がまともである。政策として良い悪いは別として、地に足が付いている事だけは間違いない。民主党はここがダメなのだ。鳩山はただの理想主義、小沢は選挙の事しか考えない、そして2人とも田中角栄の金権政治の申し子である。もうどうしようもない。
その後、ネットを見ていたら押井監督の新刊が出るとのニュースがあった。 ただし出版社からのアナウンスがまったくない状態なのに、アマゾンでは予約を始めている。2月24日発売らしいが、一体どうなっているのだろう。結局どんな商品であっても、ネット販売の情報が一番早いという事か。 ちなみに出るという本は以下の通り。
「勝つために戦え!〈監督篇〉」徳間書店 「ケルベロス 鋼鉄の猟犬」幻冬舎
前者は連載中に読んでいたが、非常に面白い内容だ。映画監督にとっての「勝ち」とは、映画をヒットさせる事ではなく、次を作れる事だという視点から色々な事を書いている。タルコフスキーも取り上げているが、この辺もかなり面白い事が書かれている。いずれ押井監督にしてみれば、「天使のたまご」は負けだが、今は連戦連勝という事になる。確かに大ヒット作はないのに、常に次を作り続けられているのだから、そうなのだろう。 後者は、以前のアナウンスではラジオ・ドラマとセットにするというはずだったが、今回は書籍だけのようだ。肝心のラジオ・ドラマはどうする気なのだろう。私はそれがセットだというのに期待していたのに。このままでは日の目を見ないまま、という事も充分あり得るのだ。
夕方になってから「COMIC リュウ」を買う。多分今月の「大正野球娘。」の表紙は、単行本にそのままでは載らないだろうと思われるからだ。載ればラッキーだが。
天気が悪い。雪が降ったり雨が降ったりしている。 部屋の荷物をまとめるつもりだったが、こう天気が悪いと万が一実家に移動できなくなった時が悲惨なため、中止。せっかくなので駅前に出る事にした。
実はジョヌビエーブ・ビジョルドが出ている「コーマ」と「大地震」が見たくなったのである。なのでDVDを探しに行くのだ。 しかし先月は何処にでもあったのに、今日は全然見あたらない。代わりと言ってはなんだが、何処の店でも「DVDソフト3枚で3,000円」というのをやっていたので、前々から欲しかったものの一部を買う。もっとも心底欲しい作品は、少し安いだけで、結局4,000円前後するので諦める。この価格差は一体何なのだろうか…。 と言う訳でその一覧。
1.「ゴッドファーザー」(デジタル・レストア版) 中学の時に劇場で観て、映画って凄いと初めて思った作品である。その少し前にも「ウイラード」とか「八点鐘が鳴るとき」なんてノを観てはいたのだが、「ゴッドファーザー」の映画としての完成度には驚かされたのである。名画とはこういうものだというのを初めて理解したと言っても良い。そしてこれ以後、名画座へ通って過去の映画を見始めるきっかけになった作品である。デジタル・レストア版はどうしようか迷っていたが、この値段なら躊躇なく買いだ。
2.「ゴッドファーザーPART2」(デジタル・レストア版) まあ、PART3は不要なので、ここまで押さえておけば良いだろう。残りの人生を考えたら、あと10回程度しか見ないような気がするのだ。
3.「1941」 スピルバーグの失敗作である。劇場で見た時にそう思ったのだから間違いないし、映画史上はスピルバーグ最大の失敗作という位置づけになる作品だろう。でも微妙に好きなシーンが結構あるのも事実で、安ければ買おうと思っていたのである。いずれスピルバーグ自身にはコメディの才能がない、というのが良く判る作品だ。
4.「ナバロンの要塞」 J.Rさんの日記を読んでいると、その映画を見たくなってしまうのが困りものである。と言う訳で、安く売っているのを見つけると、ちまちまと買ってしまう。昔何度か見ていても、やはり良い映画は欲しくなるのだ。
5.「グロリア」 いわずと知れた「ウルトラヴァイオレット」の元ネタである。そういう事にしておこう。
6.「アンダーワールド・ビギンズ」 今日買った中では、これだけが未見である。いや、まあ「アンダーワールド」シリーズを持っているから、つい…。しかし主役はケイト・ベッキンセイルに良く似ている。キャスティングの勝利だろうか。
そして本屋に行くと「サンダ対ガイラ」(デアアゴスティーニ版)があったので、LDでは持っているのだがつい買ってしまう。困ったものだ。ちなみにこのシリーズは欲しい作品があまりないので、企画が潰れる前に「キングコングの逆襲」「フランケンシュタイン対地底怪獣」「世界大戦争」「宇宙大戦争」を出して欲しいものである。
帰宅すると密林から「犬狼伝説 20周年エディションBOX」が届く。 本については過去出版された物を全て持っているが、やはりまとめて読むと楽しめる。そして付属しているリボルテックのプロテクト・ギアは、付属の武器のセレクトがとても良い。これは買って大正解である。ただしアマゾンの箱が、中身の割には異様に大きかったのが気になるが。
しかし気がつけば、結構な量を買っていた事になるなぁ…。
休日である11日に出勤したが、残業にすると残業代を払わなければならないので、休めと言われる。別に私は構わないが、仕事がたまっても私のせいではないぞ。
という訳で、ちょうど良いので親の病院巡りを3件する。1件は多賀城、2件は市内で薬のみだが、なんだかんだと買い物などもして、15時近くまでかかった。当たり前か。 しかし年と共に病院通いも多くなるのだが、近所に病院がないと、年寄りには通院自体が大変である。当然だ。こういう時、役人が先頭に立って整備しなければ進まない問題も多いのに、現在の役人はあまり役に立たない。財源がないという理由で、何もしないからだ。 高齢化社会の癖に、高齢者には全然優しくないのが日本の実情だが、かといって若者に優しいかと言えばそんな事もない。日本は福祉社会という面で破綻しているし、若者を育てると言う事についてはとっくの昔に破綻している。
等といいながら今月号の「COMIC リュウ」を立ち読みするお気楽なものだ。 もちろん立ち読みは「大正野球娘。」が目当てである。なにせあのU-ボート以来、乃枝は見事な策士に成長しているのだが、多分これは作者が吹っ切れたからだろう。少なくとも描き方については完全に原作を越えており、実に良いキャラクターになっている。 また、ある出来事から巴を見つめる静の視線が変わってきたのだが(究極のシスター・コンプレックスである)、それを察知して何か策を練っている表情のお雪も良い(天然の悪だくみかもしれないが)。なにせ、お雪の天然の腹黒さは原作には全く出てこないので、今後がとても楽しみなのである。
そして原作では描ききれなかった「乙女の儚い夢」の描写について、とても上手く表現されているのは良い傾向だ。かなり伊藤伸平はノっているように感じる。 ただ伊藤伸平の作品は色々な要因から連載が途中で終わる事があり、それが不安だ。これは是非とも完結させて欲しい作品である。
関係ないが、来月号からマンガ版「ダーティ・ペア」の連載が始まるらしい。絵は私の好みではないのだが…。むしろ伊藤伸平の「ハイパードール」の方がよほどイメージに近い(まあ当然だろう)。マイカというか静というか、とにかくあのキャラクターがユリにぴったりである。
会社の連中と話していて気がついたのだが、パロディというものを理解できない、というより認識できない人種が存在するようだ。 認める認めないは別としても理解と言う事であればパロディというものの存在は判っているのだが、認識できないと言う事は、パロディというものがある事すら判らない状態なのである。極端に言えば、それが盗作であっても気がつかないし、悪い事だという認識が生まれないのである。
話していると、そういう連中は映画などでも同じ作品は絶対に2度と見ないので、すぐ忘れてしまい、パロディの元であるオリジナルの存在が全く判らないし、それを理解している必要性を感じていないのである。そしてそういう連中の困った所は「面白ければそれで良い」と主張する部分だ。過去の作品を全く理解していないから、盗作でも良いという事になってしまうのだが、観客が盗作に気づかなければそれで良いというのは明らかにおかしいだろう。
まあこういう人は芸術というか文化というものの必要性を感じていないようなので、説得などしても時間の無駄だろうな。
ちょっと驚いたが、EMIはアビイ・ロード・スタジオを売却するつもりらしい。 もともと債務返却が難しくなったための苦肉の先であって、音楽とはまったく関係のない純粋にビジネスの問題だ。元々今の音楽業界は、音楽をビジネスでしか捉えられない連中ばかりなので、これは仕方がない事なのだろう。なにせ彼らの頭に文化という言葉はなく、ただ金儲けと言う事しかないのだから。 もっともこの辺はどの企業も同じだ。人を育てるとか社会に貢献とか、ましてや環境問題など、誰も真面目に考えて等いない。所詮は口だけだ。
そのアビイ・ロードと言えば真っ先に浮かぶのはビートルズのアルバムだが、ビートルズのジョン・レノンが射殺されたのは1980年で、この時は世界中が大騒ぎになった。だが実はこの年に、ジョン・ボーナムも死んでいたのである。今となっては「そうだったっけ?」という感じになってしまうが、意外とこのあたりの時間の混乱は良くあるので困ってしまう。 まあ一番有名な人物が話題をさらってしまうのは、ある程度仕方のない事だ。それを風化させないのがマスコミの仕事なのである。誰もやっていないが。
カナダの冬期オリンピックは開会式から色々とトラブル続きらしいが、ワン・タイムのショーをギミックに頼ってしまったら、それはデメリットの方が大きいだろう。機械という物をなめてはいけないのだ。そして開会式でトラブルような技術レヴェルだという事は、多分実際の試合中もトラブルが続くという事でもある。多分選手が苦労するだろう。 やはりこれはケベックの銀狐、ツーバイ・フォーの呪いか?
そんな今日、浅倉久志(本名・大谷善次=おおたに・ぜんじ)氏の訃報が流れた。亡くなったのは今日の14:59で、心不全だとの事だ。 彼は我々の世代にとっては、とてもお世話になった翻訳家で、アーサー・C・クラークからペンネームを作った事は有名だ。先日の柴野拓美氏といい、日本のSFファンの底上げに尽力した人たちが徐々に亡くなりつつある。高齢化しているのだから当然なのだが、やはり残念である。 ここ数年、続きを楽しみにしていた作家が亡くなっているが、とにかく作家として今亡くなって困るのは、神林長平だろうか。まんがだと伊藤伸平とゆうきまさみ位か。だが作家もどんどん若い連中が出ているから、へたをすると自分の方が先に逝きそうか。
そして、あの大物SF作家も秒読みなのだろう。高校の頃からの大ファンなので、もう小説は書いていないとはいえ、亡くなればそれなりにショックだろうなぁ…。
企画が上がっては消える「大魔神」だが、ついに角川がリメイクを公開する。 ただし「大魔神カノン」という名前で、テレビの深夜枠である。予算が10億というのは凄いのだが、それが26回シリーズというのはどうかと思う。 ちなみに予告編を見ると舞台が現代なのは良いが、ストレートに仮面ライダーを連想する作りで、しかも設定を見ると戦隊物なんじゃないかという雰囲気である。どうしたもんだろう。 せっかく大魔神というキャラクターを使うのに、どうして仮面ライダーにしなければならないのだろうか。もっとオリジナリティ溢れる脚本は作れないのだろうか。少なくとも私は、仮面ライダーや戦隊物のフォーマットには飽き飽きしている。その世界観が嫌なのだ。これだったらむしろ、怪奇大作戦の世界にいきなり大魔神を登場させた方が遙かにマシだ。 制作側は、面白ければ良いというだけではつまらない、と言う事に気がついていないのだろうな。
ところで。 先日知ったのだが、映画の「コーマ」はエド・ハリスのデビュー映画なんだとか。それは全然知らなかった。私の好きなジョヌビエーブ・ビジョルドとロイス・チャイルズが出ているのだが、まだソフトは持っていないので、今度買って確認してみなければ。 そういえばジョヌビエーブ・ビジョルドが出ているのに持っていない「大地震」もそのうち買っておかなければ。「まぼろしの市街戦」はちゃんと持っているのだが…。
そんな事を調べていたら、なかなか面白い記述を見つけた。 「『時をかける少女』のように、今という時間を大切に生きる事を訴える映画を現実逃避として2回以上映画館へ行って観た上にDVDを購入して見まくって、生きる時間を無駄にする矛盾をかかえた私、なんとかなりませんかねぇ」というものである。 これはなかなか示唆に富んだ文章で、へたをすると文化という物を全否定しかねない。等とオーヴァーに考えてしまうほど気になった記述だったのである。これだから人の文章は面白い。
子どんぐりが夢メッセに行くというので送って行く。 なんでもコミケらしき物が開催されるのだとか。並び始めるのは9時かららしく、開場は11時である。海のそばだから寒いだろうに、2時間も並ぶそうである。ま、がんばれ。
荷物の片付けも少しやるが、あまりはかどらないのに、その割には疲れる。
午後になって、来月に迫ったレガシーの車検をどうするか、ガス・ステーションとスバルのディーラーへ行き検討する。これからしばらくは公私ともに忙しくなるので、車検といえども時間的になかなか簡単には対処できないのだ。 話を聞いてみると、やはりGSの車検は車検を通す事のみを考えて安く設定していると判る(KCが言っているとおりだ)。対してスバルは、これから次の車検まである程度安心して乗れるような予防措置も提案してくるする。実に理にかなっているが、当然高い。 今度のスバルの営業は前よりはまともらしく、整備から上がってきた報告書を見ながら、今回の車検で交換した方が良いのはこの部品、様子を見ても良いのはこの部品と、かなり丁寧に説明してくれたので、今回は自分で納得出来る部分だけ(というか、いずれ壊れると私が判断した部分)は交換を依頼した。それでも結局は13万円強になってしまう。これは仕方がないか…。
なお、待っている間にカタログなどを見ていたが、今度の5代目レガシーがCVTだったとは知らなかった。昔は小排気量の物しかできなかったのだが、現在は2500でもレスポンスは良いのだという。 そして恐ろしい事に、アクセルもサイドブレーキも全て電気的な接続になっているのだという。これには驚いた。まるでF-16ではないか。知らないうちにフライ・バイ・ワイヤならぬドライヴ・バイ・ワイヤになっていたとは…。電気的な接続のため、サイドブレーキ・レバーもない。スピン・ターンはどうやるのか聞いておけば良かった。 しかしちょっと油断していると、これだ。世の中の進歩は、油断した時に限って早くなるのである。
冬期オリンピックが始まったらしい。 思わず、ケベックの銀狐「ツーバイ・フォー」は参加しているのか? そうすると日本の「六条ひとま」は? 等とつい考えてしまうのだった(「頑丈人間スパルタカス」参照)。 しかしオリンピックが始まるまでは、テレビが異様に安かった。これからはまた以前と同じレヴェルに戻るのかも知れない。もしかしたらこのチャンスで購入しておけば良かったのかも知れないが、かといって一ヶ月先の話しだし。
それはともかく。 引っ越しの荷物をまとめるために必要な、そもそものスペースがない。そのため軽くてかさばる箱を実家に移動したり、中をチェックして明らかに不要な物は捨てているのだが、これが遅々として進まない。なにせ捨てる物は少ないのだが、とにかく現状では本を箱に詰めるだけのスペースすらないのだ。50箱はコンテナを借りて移動したが、あと100箱近く出るのではないだろうか。
しかし転勤でこちらへ引っ越す時は余りに時間がなく、とにかく箱に詰められるだけ詰めたというのもあって、今日箱をチェックすると色々と変な物が出てきて笑えてしまう。 そんな中で、ESIFCONのアフター・レポートもちまちまと出てくる。考えてみれば1989年の物が作り始めたきっかけだった。配布した人は覚えているだろうか、フラゼッタの表紙だった物である(ちなみに裏表紙は、その絵をパロった安永航一郎の絵だ)。これをきっかけにしばらくはアフターレポートが発行されていたのだが、流石に最近は時間が取れず発行していない。作るのはとても楽しいのだが…。
さらに書類が詰まった箱の間からは、旧MGCの袋に入った金属製M16のカートやGM5のマガジン・キャッチだのサム・セーフティだのも出てくる。そういえば上野に行った時に買ったんだったが、一体どういう詰め方をしたんだか…。この時に探していたCMCのガヴァメントもようやく発掘された。 意外と少なかったのはシビリアンで、多分10挺以上あったはずなのだが、当時ファスト・ドロウをしていた関係から次々と壊してしまい、現在では3挺位しか確認できない(もう少しありそうだが)。2挺用のホルスターも見つからない。
などと考えつつも、とにかく引越しまであと一ヶ月を切った。このペースで行くと、最終的に本を箱に入れる作業で泣きそうだ…。
世の中はプリウスのブレーキに関するリコールで騒ぎになっている。
特に公用車として利用している自治体は使用中止が基本のようだが、リコール対象車63台を有する宮城県は「ブレーキの不具合の報告はない。安全運転の励行で対応する」として使用は自粛しない方針らしい。 でもそれは、報告があってからの処置では遅い。効かなくなる恐れがあったら、可能性が低くても人命に関わるのだから使用中止するのが正しい科学的な考え方である。
そもそもブレーキのリコールなのに、安全運転の励行でどうにかするという発想は、かなりおかしい。システム自体の不具合なのだから、人間がカヴァー出来るようなものではないだろうに。判りやすく言えば「ブレーキ・ペダルを踏んでも止まらないので、車間距離を取って運転しろ」と指示をして、実際にぶつかった時は「ブレーキが利かないと判っているのに車間距離を取らないからだ」と怒るようなものである。誰がどう考えてもおかしい論理だが、宮城県の役人はこの考え方がおかしいとは思っていないらしい。そもそも緊急時に止めるという制御が出来ない自動車は、自動車とは呼ばない。
だからここは「一時使用中止」が正しい対応なのだが、工場を誘致して税金をもらう立場上、人命は軽視される訳だ。まあそれが役人の本質だろう。
つまらない仕事で、今日も出社。いつもの事だがバカバカしい。丸1日がムダである。
帰りに近所の模型屋に寄る。いつも会社を出るのが20時なので、なかなか寄れないのである。 行ってみると、3月発売予定のリボルテック版「大魔神」と「エイリアン」のサンプルが置いてあった(肩の部品に「sample」というタンポ印刷がある)。しげしげと間近で見たが、とにかくこの「大魔神」は良く出来ている。スケールを考えると傑作だと断言しても良い。しかもこのサイズで可動なのだから、さらに驚く。この辺はアニメーション版のジャイアント・ロボがかなり参考になっているだろう。これが二千円台で買えるのだから凄い時代になったものだ。 一緒に飾ってあった「エイリアン」も、もちろん良く出来ているのだが、私の印象からすると、少し細めな感じがする。ただ大魔神の隣にあったせいで特にそう感じたのかもしれない。いずれにせすどちらも非常にハイ・レヴェルな作品に仕上がっているのは間違いなく、これはどちらも買って損はない。今後に期待できるシリーズだ。
そしてなんと3月24日に「紅い眼鏡」のサントラが出るというニュースも飛び込んできた。しかも今度は2枚組だ。
http://www.starchild.co.jp/special/akaimegane/
内容としては以前出た「完全版」を踏襲しているが、リマスターされたラジオドラマ「紅い眼鏡を待ちつつ」とのカップリング収録で、完全版という名に相応しいだろう。しかもボートナストラックには、ついに「紅い眼鏡2000」が収録される。これで今まで私が集めた「紅い眼鏡」の音楽は、誰もが簡単に入手できるようになる訳で、実に良い時代になったものである(でもこれで私の優位性がなくなってしまうのは、少しばかり残念か)。
しかし世の中で、映画の「紅い眼鏡」を楽しんで見る人はどの位いるのだろう。 私はこの作品が好きだし、公開当時の「ビューティフル・ドリーマー」とこの映画によって、押井フォロワーになると決めたくらいなのたが、世間一般でサントラの評価はそれなりに高いのだが、映画としての評価はあまり高くないらしい。いや、押井のファンでもこの作品が好きだという人はあまり多くはないのが実情だ。 私はこの作品を「ケルベロス・サーガ」に組み入れて評価するのではなく、あくまで一本の映画として評価するべきだと考えているので、特に最近はこの映画の立ち位置が良く判らなくなってきたりする。純粋に面白い映画だと思うのだが…。
子どんぐりの学校の緊急メールで、石巻で起きた殺人事件の犯人が逃走中なので、全員下校させるというアナウンスがあり、しばらくして逮捕されたという案内も来た。3年間のメールで初めての内容だった。
今朝の事件は、石巻市の南部かつみさん方で長女とその友人2人が刺されて死傷し、二女が連れ去られたもので、警察は午後になって18歳と17歳の少年を未成年者略取と監禁の現行犯で逮捕した。この時点では殺人罪ではないのが不思議だが…。 この18歳の少年は二女の元交際相手で、警察には少年の二女に対する暴力に関して去年から相談が寄せられており、9日午後7時ごろにも南部さん方から警察に相談の電話が入っていたという。つまり例によって警察の怠慢が招いた悲劇である。こういうストーカー関係の事件は、相手がどんなに暴力を使っても、警察は介入しない。最終的に死者が出ない限り全く動かないのが常で、つまり税金泥棒なのである。ストーカーに関する事件では全国何処でもこのパターンで、いくら被害者が事前に相談しても、結局は死ぬまで解決しないのだ。
こうなると被害者に残された手は、防衛のための先制攻撃しかなくなる。まさにビジランティが必要になるのだ。そういう状況にせざるを得なくしている警察の存在意義は、一体何処にあるのだろうか。これなら分割民営化して、株式会社にでもすれば良い。それなら交通違反取り締まりだけに必死になるのも、自分の給料を稼ぐためだと理解できる。 今の警察は、庶民の巻き込まれる事件に対してあまりにも役に立たない。最近も会社でちょっとしたトラブルがあったが、やはり警察は何の役にも立たず、弁護士の介入で治まったが、仮に相手が暴力的だったら、とんでもない事になっていただろう。結局は死傷者が出るまで動かない今の警察には、庶民の立場からは存在価値があるとは考え難い。
今回の事件でも、警察は不適切な対応はなかったと、例によって組織をかばう事しか言わない。マニュアル通りの対応はしたという事でしかないのだが、そもそも昨日の時点で不適切ではなかったとどうして断定できるのか。つまり何も調べていないし、調べる気もないと自ら言っているようなものである。
ちなみにこの犯人、2人殺して罪状否認している点からしても、更正は無理なタイプだろう。色々な意味で、どうしようもない結果を招いた事件である。
またも会社の変な処置である強制的お休み日だ。忙しいというのに、本当に迷惑な話である。しかも11日は出社しなければならないのだから、本当に不合理なやり方でしかない。 まあそういう訳で、親を病院に連れて行ったり、銀行に行ったり、引っ越しの準備で少しだけ片付けをしたりで、例によってあっという間に1日は終わる。そして引っ越しの準備はひたすら疲れるのに、進んでいるという実感が全然ない…。
そんな中でニュースを見ていると、シー・シェパードというテロ集団の行動がとても凄い。まさに典型的なテロリストの行動パターンである。こういうテロリスト集団を認めている某オーストラリアというのは、実に不思議な国だと思う。これではアルカイダを始めとするテロリストを支持しているのと何ら変わらない。シーシェパードやグリーンピースとはそういう組織なのだ。 いつもなのだが、シーシェパードの連中は船に向かってとはいえ、環境への放出が禁止されている酪酸をブチまいている。これは皮膚や粘膜に対する腐食性があり、水生生物に有害という事で、ICSCでは「漏洩物処理」項目で、環境中への放出を禁じている。まあシーシェパードというのはテロリストなので、「クジラを守るためには、多少の犠牲はやむを得ない。我々が環境破壊をしているというなら、そうさせている日本人が悪い」なんて事を言うのだろう。 やはりノルウェーやアメリカなどのように、所詮はテロリストなのだから攻撃されたら撃沈する、というスタンスで実際に攻撃するくらいでないと、いつまでも日本だけが狙われる。実際現在は、全く攻撃をしない日本だけが標的になっているのだ。
結局、暴力で何かを解決しようとしているのだから、何度でも繰り返すが、彼らはテロリストであって、それ以外の何物でもない。日本は国際世論を上手く味方に付けないと、いつまでもテロリストの相手をしなければいけないし、そうなるといずれ死傷者が出るのは確実だ。 過去の歴史が証明しているように、テロリストとの会話は成立しないのである。
昨日少しやっただけなのだが、やはり荷物の片付けは大変だ。結構ゴミが出ても総量の変化が全く見えない。いずれ最大の問題が本になるのは明確で、とにかく片付ける場所の確保が大問題なのである。
ところで土曜日のお茶会で、正明さんの三回忌の話が出た(というか出したのだが)。 やはりこれはOB-CONをやった飯坂温泉の旅館で、というのが最適だろう。問題は時期だが、亡くなった11月6日というのは時期的には結構きつい。みんなが集まれるようにするならもう少し早くしたいと思ってしまう。 やはり集まるなら大勢の方が、絶対に正明さんのためである。
しかしこの時に気がついたが、SF仲間の訃報というか、追悼というか、そういうコーナーが必要かも知れない。 お茶会で話している時に、意外と亡くなった人の情報が伝わっていない事が判明したからである。いずれ別に有名人でもなければ、亡くなった時の情報は友人経由しかないから、その時に知らなければずっと知らないままという可能性があるのだ。
現時点で簡単なのは、mixiのコミュニティあたりを利用して記述する方法だが、mixiに入っていない人は利用できない。それでも全くないよりはマシだと思うのだが。
2010年02月07日(日) |
またまたあっという間 |
昨日より少し気温は上がっているが、風がかなり強いので非常に寒く感じる。実際日向は氷が溶け始めているが、日陰はガチガチで当然滑る。
そんな天気だが、朝一(8時だ!)で床屋へ行く。 数えたら4ヶ月ぶりだったので、かなり髪を切ったが、風が強いからとても寒く感じる。ここしばらくは床屋へ行くのが3ヶ月〜4ヶ月サイクルのようだが、良いのか? って、別に良いのだ。
その後、実家の買い物の手伝いを済ませた後、ノダヤへ向かう。寒くて出かける人が少ないのか、意外とバイパスは空いていたので、11時の開店ちょうどに到着する。 今回は懸案だったマルシン工業の「ワルサーPP」を購入する。かなり昔にPPK/S、昨年PPKと購入してあるので、やはりここは揃えておきたい。というか、実はPPはかなり好きなデザインなのである。40年近い昔、MGCから出ていたPPはとても欲しかったが当然高くて買えなかったので、ようやく入手という感じだ。もちろん金属とプラという材質の差はあるが…。 なにせワルサーPPという銃がPPKのベースであり、さらにそこからPPK/Sが生まれたのだ。何事も基本は大事である(そうか?)。 ただ店員とも話したが、実はPPのデザインはとても良いのだが、PPKというのは007の映画で使われなければこんなに人気は出なかったデザインだったのではないだろうか。それほどにPPという銃は美しいのである。
あとはモーゼルHScが是非欲しい。マルシンでダミー・カート仕様ではないモデルガンを出して欲しいものだ。別にクラフトアップルでも構わないが、いずれにせよこれだけ美しい銃を出さないのはもったいないと思う。
そして午後は引っ越しに向けて、荷物の整理の下準備を少しする。いずれかなり大変な作業になりそうだが、まずは少しずつ手を付けていかないと間に合わないような気がする。
雪が降っている上に風が強い。雰囲気としては八戸のようである。こんな天候も珍しい。 多分道路の動きはそれなりに鈍くなるだろうが、とりあえず不動産屋へ向かう。転居する予定のアパート用の各種契約書類を持っていくためだ。まあ土曜の午前なので、まだそれほど動きは鈍くなかったのは幸いである。 しかし保証人に妹が必要になるとは思ってもいなかったが、父親は高齢の上に年金受給者なので、保証人にはならないらしい。これでは仕方がないが、面倒な世の中だ。これから日本はどんどん高齢化社会になるのだから、法律関係者は契約というシステム自体を考え直すべきなのではないだろうか。 これに関してあまり関係ないが、ローンのボーナス払いも撤廃するべきだろう。もう長期のインフレなどあり得ない世界になってしまっているのだから。
それが終わって実家に寄る。朝から電源のアンペア数アップの工事をしているのだ。 現在は30Aなのだが、ストーブ、テレビ、電子レンジという組み合わせ程度でもブレーカーが落ちる事があり、そうなると父親がリセットするのが大変なのである。やはりこれは落ちにくくしておく事が先決なので、とりあえず50Aにしておく。これが9時前から始まって結局13時近くまでかかったようである。
私は目処がついた12時過ぎ位に出かける。昼から駅前でSF仲間のお茶会があるのだ。 これは急遽決まったとチャウチャウから連絡が来たのだが、参加者はおつろうさん、チャウチャウ、キョーノさん、絵梨他さん、623ちゃん、Pochiくん、そして私の総勢7名というこじんまりとしたものだ。会場の「エクセルシオール・カフェ」へ到着したのは12時30分だが、少し遅れるという623ちゃん以外は全員揃っていた(この場所はカフェとしては広く、以後使えそうな場所だ)。 ちなみに山形からは高速が通行止めで下を走ってきたため、2時間かかったとの事。確かにこの天気では仕方がない。
それはともかく、もう話す事は相変わらずで、いかにもこのメンバーである。あまり一般的ではない、という事だが、それが実に楽しいのである。なにせ時間の経つのを忘れてしまうのだから。これは趣味の少ない一般人には理解できないかも知れない。もうここだけで5時間以上話しているのだ。 夕方になって絵梨他さん、Pochiくんが帰宅。我々は18時にびっくりドンキーに移動して、軽く食事する。 解散は20時、つまり8時間も話していた事になるが、それがあっという間だったのには驚くというか呆れるというか…。まあいつもの事である。
外へ出るとかなり寒い。この時点で外気はマイナス5度、道路はツルツルだったのでいつもなら15分程度の帰宅に40分近くかかったが、まあそうしたものだろう。仙台の人は冬道の運転がヘタなので、ゆっくり走るべき所とそうでないところの区別がうまくつかない人が非常に多いのだ。 結局、床屋に行くのは明日にする。
うっすらと雪が積もっている。仙台にしてはかなり寒い。
KCの父の葬儀も終わって3週間になるが、やはりまだ落ち着いてはいないようだ。まあ半年くらいは何かとあるだろうから、落ち着くのはまだまだ先になりそうだ。 しかし今回お通夜に行って感じたが、KCの父親は仕事をし続けたので弔問客も多かったのではないだろうか。うちの父親の場合、仕事を離れてからかなり時間が経っているし、特に親戚や友人が次々と亡くなっている。そもそも関係者が高齢なので、訪問自体が難しいという人も多いだろう。実際私の親戚でも、生きてはいるがもう遠出は不可能だという人も多い。結局、いざという時に葬儀へ来られる人は、かなり少ないだろう。
つまりある程度まで長生きすると、親戚はもとより、友人知人も先に亡くなってしまい、最終的に葬儀は寂しいものになるような気がする。まあそれが長生きした者の宿命ではあるし、少子化による親戚の絶対数の減少も絡んでいる。 あまり長生きしないにしても、自分の葬儀の時は弔問客数が少ないような気がする。
いずれ弔問客の数にかかわらず、葬儀が大変な事であるのに変わりはない。
そんな事を考えながら、夜中に「戦え!イクサー1」を見ていたりする。実際問題として、いい年した奴が見る物ではないと想うが、実はかなり好きなのだから仕方がない。 ま、そんなものだ。
今日はジャンプSQの発売日なので、ちょっとコンビニなどをのぞく。 実はこの雑誌、立ち読みするだけでもなんとなく恥ずかしいのだが、もちろん「クレイモア」を立ち読みするためには仕方がないし、買う気など全くない。
しかし今回の話では、もうこの先の展開が2つか3つしかない。いずれ近いうちに終わるパターンでなければ苦しいが、まだ組織を潰すという大問題が残っている。さて、作者はどうするつもりなのか。というか、このままでは一番嫌なパワー・インフレを導入しないと苦しくなる。なにせ、そうしないための伏線が、今の所は全くないのである。 せっかく面白い展開で来たのに、変な終わり方にはして欲しくないものだ。
現在立ち読みしている「大正野球娘。」は、その点原作があるせいか、あまり変な方向にぶれていない。原作は読んでいるので大体の流れはその通りに進んでいるのが判るのだが、それでいて伊藤節全開、とまでは行かないにしても、かなり楽しんでいる部分が多いように感じる。 こちらもなんとか上手く最後までまとめて欲しいものだ。
寒い。晴れているのに妙に寒いという感じだ。
ところで今日は節分のはずだが、どうもとある業者の陰謀により広まった恵方巻なる物が猛威をふるっている。 しかしあれは元々関西の文化であって、特に東北地方には似合わないと思ってしまう。どうにもこうにも関西風の下品な感じがしてしまい、少なくとも私には相容れない風習だ。 まあこういった変な事を広げるのはマスコミなので、彼らの軽薄さがストレートに判る事例だし、所詮一般庶民というものがなめられている証拠でもある。
少なくとも私は、迷信を一般化しようとするマスコミは愚かで存在価値のないものだと思う。ニセ科学はこういう所からはびこるのである。
国土交通省が、6月から全国の高速道路37路線の50区間、計1626キロで無料化の社会実験を開始すると発表したそうだ。 相変わらずバカである。本当に民主党というのはバカの集まりでしかない。それは以前から判っていたのにそんなバカを選んだ国民にも責任はある。もちろんここまでだらしなくなった情けない自民党にも責任がある。
そもそも無料化した時に高速道路の維持費は誰が負担するのか。今は株式会社にしたから自分の給料は自分でかせぐので、税金は基本的には使わない(もちろん補助はあるだろうが)。だが無料化と言う事は、税金の100%投入が必要になる。つまり今の民主党としては増税するしか手はないのである。本当に田中角栄のやり方を間人だ鳩山、小沢の正統である。まだせあの当時は金があったが、今は肝心の財源がないのに、選挙で勝とうと考えるだけの金権政治を続けようとしている。本当に醜い奴らだ。
だから政策や言葉だけで言うと、実は共産党が一番マトモに聞こえるというのも皮肉なものだ。少なくとも内容にブレがないし、仮に政権を取っても、恐らくブレずに突き進むだろう。その点だけに限って言えば、民主党は政党としての形態をなしていない、小学生レヴェルの仲良しクラブでしかない。
天皇の体調も悪いと言うし、この先日本はかなり大変だ…。
日中、引っ越しの見積もりが来て、どんぐり2号が対応。結局7万円と言う事になった。問題の箱は中古で100個というところで手をうつ。実際はもう少し必要になるのだろうが、仕方がない。 しかし会社の都合で勝手に個人負担を100%にしておいて、なおかつかかる費用まで個人に負担させるのだから、この会社も長くはないように思う。少なくとも儲かるような業績をあげるのは不可能だ。
夕方から雪になる。濡れ雪なので重いが、青森にいた時のような強烈なものではないので楽だ。それでも帰る頃には鬱陶しい状態になる。
ところで今月のSFマガジンに載っている「オールタイム・SF映画ベスト50」はなかなか面白い。 だが実は「SF映画のベスト」などを組むというのは、他のジャンルの映画と比べて難しい点がある。まず最大の問題は「SF映画の定義」をどうするかが人によって違うのだ。ファンタジーやホラーでもきわめてSF寄りの映画もあるが、自分でその範囲をきちんと決めないと収拾がつかなくなるし、他人を納得させる事が出来ない。つまりそもそもの基準点をどう設定するかで、ベスト自体の内容が大きく変わってしまうのだ。 また基準の一つに「歴史的価値」も必要だとは思うが、「好きか嫌いか」をどこまで認めるかでもかなり結果が変わってくる。本当に難しいだろう。
この「SF映画」という定義からして難しい上に、古くからのファンであればあるほど拘りがあるから、ベストを組むのは難しいのだが、SFマガジンという雑誌上でまとめてしまった力業に感心するとともに、その内容が意外なほど普通だという感じもする。 まあ集計結果なので自分の考えるものとはかなり隔たりがあるのは確かだが。例えば「2001年宇宙の旅」が低めだったのは意外だし、あるいは「何故こんな作品が入るんだ?」というのもある。もちろん複数でベストを組めば、参加者の意図するものにはならない事もあるので仕方がないし、そもそも誰もが納得するベストなどあり得ないのである。 ちなみに第一位は「ブレードランナー」だった。これはみな、世界観の構築を評価したのだろう。
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