どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEX|will
休みのはずなのだが、出社である。全然休みがないから、なんだかやる気がおきない。そして子どんぐりもいい加減すねている。そりゃそうだ。これだけの連休のはずなのに、全然何も出来ないのである。
ところで。 最近は、妙に政治関係のニュースがおとなしい。やはり小泉首相の思惑通りに事が運んでいるために、新聞を始めとする各メディアとしては面白くないのだろう。これが首相の進退に係わる事に発展すれば、メディアは喜んで飛びつくのだろうが、とにかく計画通りに事態が進展しているので、誰も飛びつかないのである。 そもそも自民党本体が情けないし、野党はそれ以上に情けない。今の日本にまともな政党など存在していないし、筋のとおった頭のいい政治家もほとんどいない。これが日本の民主主義の現状なのである。
中国のニュースも、国際常識としてはアジアの冷戦については事を荒立てないという暗黙の了解があるし、EUからも非難されるようでは中国首脳部として事態の沈静化を図るしかないのである。 やはり当初考えていたように、ドイツの国連常任理事国入りを拒むフランスが巻いた種が、今頃になって実をつけたという事なのだろう。随分と時間がかかったような気がするが、そんなものだ。 いずれ中国首脳部は国内と国外に対してはダブルスタンダードでやっていくしかないのであり、それは北朝鮮となんら事情は変わらない。つまりこのままでは首脳部は瓦解してしまう可能性が高く、そうなりたくないのであれば、何らかの国際的アピールが必要なのである。 ま、ご苦労な事だ。
なんて書いていたら、アマゾンから1/144のサンダーバード2号を発送したと言うメールが来た。まあ連休中だから多少遅れるであろう。 しかしどれだけ大きい箱で来るのか楽しみである。もしかしてイノセンスのハダリ・ヴァージョンより大きかったりして…。
2005年04月29日(金) |
世に物欲の種はつきまじ |
今日も粗仕事。 やはり私の上司は、仕事は出来るが教育者としては落第だ。優れたプレイヤーが優れた監督者にはならないと言うのは常識だが、ここまでひどいとなぁ…。 明日も出社だが、面倒になる。
という訳で、15時帰宅予定が16時を過ぎてしまった。それから出かけたが、あまりゆっくり出来ず意味がなかったかもしれない。 途中、万代屋という玩具系リサイクルショップにも立ち寄ってみたら、怪奇大作戦の菩薩があったので購入。これで三沢とセットになる。ついでなので「氷の死刑台」と「イーグル」「ホーク」も買う。ムダに散財している。
帰宅後「再来!謎の円盤UFO」を子どんぐりと見たが、意外とはまったようだ。でも一話が60分近くあるから、簡単に見るという感じでもないのが難点か。 そしてようやく「ジョー90」の一話目を見る。これは「ファイヤーフォックス」と同じく、ソ連に侵入して新型戦闘機を盗んでくる話なのだが、かなり過激である。なにせ追跡に出た戦闘機三機をあっさり撃墜するし、地対空ミサイル基地もあっさり殲滅する。一体何人殺したのだろう。 でもジョー90は全話DVD化して欲しいものである。
あかいメガネさんから、メールで今度出るシャドーモービルの写真が送られてきた。これはなかなか良い雰囲気である。ちょっとウェザリングがオーヴァーだが。 一緒にドロップシップの写真も来たが、意外と大きく、これは高くなりそうだ。 これから夏にかけて、かなり面白いアイテムが目白押しである。もちろん全部買うなど不可能だが、いくつかは押えておきたい。シャドー・モービルもその必須アイテムの一つである。
会社に出て昨夜の退出記録を見たら、3時30分の人がいる。もちろん私の上司だ。なんだかなぁ。 という訳で、今日は月末なのだが22時には退散する事となった。それはそれで困るのだが。そして連休もほとんど休みはない。子どんぐりがすねているようだ。
しかし今日は暑い。会社で窓全開にしてもほとんど効果はない。そりゃ風がないんだから当たり前だ。夜になっても全然涼しくならない。
いつもより早く帰宅したので「再来!謎の円盤UFO」を引き取りに出たのだが、道路が異様に熱い。12時近いというのにこの熱さはなんなのだろう。それはさておき、UFOはどんな内容なのか気になったので、ちょっと見始めたらこれが意外と面白い。 要所要所で二種類の選択肢から選ぶと違う展開になっていくのである。もちろん全話知っているからそれを選べばこうなるかな、という予想はつくが、それでも意外な展開になったりする。 という訳で、2時まで起きていて、結局寝不足は慢性的に続くのであった。
会社の上司も疲れてきたのだろうか。指示が矛盾している。 先日「これこれの事をしておけ」と言われたので、数日してそれを報告したら「それは無駄な作業だ」と言うのである。これは、?????????…、であろう。 またある業務は転勤者には無理なのだが、無理でもやらなければならないとか言っておいて、今さら「無理なら無理と言え」だって。最初に難しいと言っておいただろうに、何を聞いているのだろう。
とにかく指示が矛盾していては、私もどうしようもないではないか。なんだか感情だけで動いているようなフシもあるし、これはちょっと凄く相当に大変な問題である。 明日は月末だし、なんだかトラブルの予感がするのであった…。
そんな気の滅入る日だったが、「再来!謎の円盤UFO」が明日7時に入荷するとのメールがきた。これは楽しみである。そして会社のT君から荷物発送のメールもきた。こういうバックアップがあるので、多少精神的には楽になる。
やはり最後は友人との付き合いがものをいうのだ。会社は何もしてくれないのである。 そして毎日帰宅は0時をまわっている…。
2005年04月26日(火) |
巨大スケールの電車事故 |
兵庫の電車事故はすごい事になっている。 死者だけでも100人に迫ろうという数だし、車体はまるでアルミ箔である。電車や飛行機の機体は、メイン・フレームはともかく、外装などケリを入れたら穴が開きそうなほどに弱い物なのだが、それにしても凄まじい状況だ。 元々日本の鉄道は安全性が売りであり、ここまで大量の死傷者が出るのも珍しい事態だ。こうなるとほとんど中国や韓国の世界である。
しかしJR西日本は置石があったと早々に発表したが、これは誰が見ても保身に走ったとしか思えない行動だ。これは事故原因でもめそうな予感がする。こうなると被害者の保証に関してムダに時間を取られてしまう可能性が高くなり、結局被害者がバカを見る可能性がある。 原因はなんにせよ、管理責任はJRにあるのだから、軽率な言動は謹んでもらいたいものだ。
もっともJRという名であっても前身は国鉄、つまり日本国有鉄道という立派なお役人の組織だったのだ。こういう風潮は、巨大な組織では完全になくなる事はまずないし、そもそも役人風は西の方が強いのである。 変にもめなければいいけどなぁ。
2005年04月25日(月) |
久々のDEATH WISH |
やはり仕事が忙しいせいか、殺伐とした映画が見たくなる。
という訳で、実は昨夜は23時過ぎてから「狼よさらば」「ロサンゼルス」の、いわゆる「DEATH WISH」シリーズの1と2を見てしまった。 昔は1の方が好きだったのだが、今見ると2の方が楽しい。もちろんキャラクターの点で言うと、明らかに1の方が優れている。特にあの警部は、本当に面白いキャラクターで、2で殺してしまったのはもったいないと思う。だが、2の方がストレートなのである。 さらにチャールズ・ブロンソンが主人公を演じたからこそ、面白くなったともいえる。普通のオジサンがやむにやまれぬ事情でチンピラを殺し始めるのだが、最初は流石に恐れの方が大きく震えていたのが、徐々に慣れていく過程が、この人ならではである。この頃人気のあったスティーヴ・マックィーンやアラン・ドロンでは、殺意の方が先に出てしまうし、なにより気弱な感じがしないではないか。
しかしこの頃からアメリカは、自衛のためには手段を選んでいられないという社会になっていた訳で、だからこそああいう映画が作られたのだ。結局は警察組織が全然あてにならないという認識が一般化してしまったためである。 だからダーティ・ハリーでも2ではこのテーマを扱っているが、流石に警官が主人公では中途半端にならざるをえない。あのマイケル・チミノの脚本だが、まあ仕方がないだろう。
そして私は勘違いしていたが、ベレッタM84は1には出てこないのであった。ひたすら安手のリヴォルヴァーを使用するので、どうも今ひとつという感じがしてしまうのだ。やはりああいう自警団としてチンピラたちを殺すのであれば、映像的にはベレッタM84が最適である。 そして昔から思っていたが、「ターミネーター」で安宿を利用するシークェンスは、実はこのシリーズが元ネタなのではないだろうか。怪我をして応急処置をする所まで、イメージはほとんど同じだ。
しかしこの頃の銃の構え方は、今の目で見ると本当に不安定である。1970年代は手首を持つのが流行ったが、やはりあれでは反動を制御しにくいのであまり良くないと思う。 まあ32口径のショートではあまり気にする必要もないのだろうが、やはり自分もモデルガンで色々と遊んだせいか、やはり形にもこだわりたいと思ってしまう。
などと色々考えながら見ていたのであった。さて、続きの3と4も出ないかなぁ。
2005年04月24日(日) |
CDプレイヤーを購入 |
朝から色々と動き回る。でも時間が足りない。
引越し前に壊れて捨ててしまったCDプレイヤーの代わりを探して、通っていた高校の近くにあるオーディオ専門店に行ってみる(ここは市内にある某模型ショップと名前は同じだ)。 基本的に高い製品ばかり置いてあるが、結局マランツのSA-8260Nを買ってしまう。これでSACDも聴けるようになるので、「危機」の6枚目とか「狂気」の3枚目も買えるぞ(でも本当は「チューブラーベルズ」のDVDオーディオ盤も聴きたいのだが、これは後の課題という事にしてしまおう。ちなみに買ったらこれは5枚目だ)。 価格は税込み57,000円なのでまあ安い方だろう(メーカー希望価格の半額以下…)。価格は20年前に買った物とほぼ同じ価格である。不思議だ。そして冬のボーナス一括払いなので、これから貯めなければならないのであった。 しかしこのモデルは、トレイの動作音が別メーカーのDVDプレイヤーと同じで、これは同じパーツを使用しているのか、現在のトレイを制御するシステムが同じなのかは判らないが、やはり個性が欲しいと思ってしまう。 さらに制御系が明らかにデジタル系だという事が、以前使っていたプレイヤーとの比較で良く判る。以前のは20年使ったが、まだ制御はアナログ系だったので色々と使いやすい部分があった。特にサーチでも音がスキップせずに聞けたのは便利だったのだが、まあ時代だという事だ。
そしてこの時店員から色々と話を聞いたが、パイオニアのユニヴァーサル・プレイヤーは20万近い上級機はともかく、安いモデルは音が良くないそうだ。確かに実勢価格で20,000円を切っているのにSACDからDVDオーディオまでかけられるというのも、回路や電源の問題から無理がある話ではある。 回路は上級機種からの流用という事も可能だが、電源部はそうはいかない。これは音質を安定させる重要な部品なのだがストレートに価格に反映する部品である。パソコンでも、安い機種は電源部を安くあげているので、ここから壊れる可能性が非常に高い。
またELP(エルプと読むのだぞ)で出しているアナログ・レコードのレーザー・プレイヤーの問題点も教えてもらった。 これはレコードをかける前にほこりをきれいに除去しないと、そのノイズを見事なまでに忠実に拾ってしまうのだそうだ。このノイズは普通のレコード・プレイヤーとは比較にならないほど凄まじいとの事である。だから15万近くするパキューム・クリーナーも買わないとだめなのだという。 以前この店でも、目の見えない人にこれを売った事があるが、結局ほこりの除去がうまくできず、ノイズだらけの音になってしまったそうで、これはまだまだ気楽に聴けるものではないという事だ。 ちなみに普通のレコードは、5万円以上する一流メーカーの製品を使用していれば、3,000回程度は綺麗な音で聴けるそうである。確かにこういう話は聞いた事がある。DENONも10年ぶりにアナログ・プレイヤーの製造を始めたので、まだまだアナログ・レコードの環境は大丈夫であろう。
帰宅後、買ってきたCDプレイヤーとアンプとスピーカー、DVDプレイヤーをセッティングする。 しかしDVDプレイヤーがなかなかうまく繋がらず、20分ほど試行錯誤してようやく繋がった。やはりデジタル端子とアナログ端子とS端子が一緒にあると、何かと面倒なものだ。
そしてようやく「映画秘宝」も買えたが、結局、薄手の上着を買いに行けなかったのであった。困ったものである。
今日は休みのはずなのだが、出社。 結局帰宅は22時過ぎ。やはりここの社員は仕事が生きがいという時代遅れの人間であり、それにつきあわされている身にもなれというものだ。 あと、色々と仕事のチェックを入れるのはいいが、言う事が毎回変わるのは勘弁して欲しいよなぁ。前回と正反対の事を平気で言うんだから、こちらも困るではないか。結局どうしろというのだろう。いや、気分で話しているのだと容易に想像はつくが。
色々とやらなければならない事があるのだが、全然進まない。迷惑な話である。
昨日書いた「再来!謎の円盤UFO」だが、ネット上でチェックしたら初回限定版はほとんど品切れであった。ちょっと焦ってしまい色々と調べ、ようやく在庫ありのところを見つけたので頼んでしまう。もっとも後で品切れでしたと来るかも知れないが。
しかしこれは通常のDVD扱いらしく、10%オフである。売り切れていた他のところでは20%オフというのもあったりするが、まあ仕方がない。ちなみに今回は近所のコンビニで受け取るパターンなので、多少時間はかかるが送料は不要なのでよしとしよう。
さて、とりあえずは楽しみである。
2005年04月21日(木) |
UFOのゲーム、ではなく |
セガから「再来!謎の円盤UFO」というDVDインターラクティブムービーDVDが出たらしい。 これは言ってみれば、過去の作品を細かい単位で切り貼りして、新たなストーリーを再現するというもので、なかなか興味ある試みだ。つまりゲームではないという事なのだろう。 DVDビデオ対応プレイヤーで見られるという事なので、特にプラットホームは必要ないらしく、こうなると買っておいた方がいいと思う。過去にホーリー・グレイルで大失敗したからなぁ。 ちなみに初回限定版と通常版があり、二千円の開きがあるが、やはりここは限定版を買うべきだろう。問題はどこで手に入るか、である。忙しくて探しにいけないのだ。困ったものだ。
私の場合、サンダーバードはNHKのリアルタイムで見ていたが、実はUFOの方がインパクトはあったのである。つまり近未来の、いかにも実現しそうな雰囲気が好きだったのだろう。 サンダーバードの場合、どうしても国際救助隊という存在自体がストーリーの枷になってしまい、後半は面白い話はなくなっていった。むしろスパイ物、アクション物としてならそこそこ面白いという、ほとんと初期の設定からはずれた方向に向かっていった。ジョー90やキャプテン・スカーレットは、完全にスパイ物の方向にシフトしており、だからこそ面白い作品になったと思っている。 そんな状態で作られたUFOは、様々な枷を自ら外して「これがUFOの話なのか?」などという話まであったりする。そのおかげで逆に面白いのである。
という訳で、またも買う物のリストに一つ追加されてしまったのであった。
午前2時に帰宅するのに、「お先します」もないもんだ。
しかしライブドアとフジの戦争は、あっさりと決着がついてしまった。 元々はかなりライブドアが不利で、投資した金が帰ってくれば万々歳だと言われていたのだが、いざふたを開けると少なくとも金銭的にはライブドアの勝利である。もっとも放送への経営介入の道は閉ざされたので、結局は引き分けと考えるのが妥当だろう。 まあ今回の事件で色々と問題が表面化したのだから、少なくともライブドアのやった事は無駄ではなかった。資本社会というものの怖さを日本の経営陣に教えたのだから、これほど有意義な事はない。 元々日本という国は、もっとも進んだ社会主義国家なのだから、株式というものの考え方が甘すぎたのだ。
株式会社とは本来株主のものであって、オーナー経営者のものではないのである。そこの考え方が日本は甘すぎるのだ。
コナミの「宇宙空母ギャラクティカ」が出ているらしいが、全然見かけない。欲しいよ〜。
そして気がついたら、新世紀合金シリーズのシャドー・モービルの予約が始まっていたではないか。しかも今回は指令車、攻撃タイプ、ノーマル・タイプという三種類で、全部買うと30,000円である。ちと高いなぁ。でも欲しいなぁ。困ったなぁ。 とりあえずノーマルと指令車は欲しいところだが…。
そして7月には007のロータス・エスプリも出る。こちらは水中タイプへの変形ギミック付きなのだそうだ。あのタイヤの部分がキチンと再現されているのなら、なんとしても欲しいぞ。
そんな中、予約してある電動脚ギミック付の1/144・サンダーバード2号はそろそろ発売だ。でかいぞっ。 こうして物欲はいくつになってもなくならない。とっくに中年を通り越しているのだが、まるでガキである。まあ楽しいからいいけど、こういうおやじって、傍から見るとどう見えるんだろう。
ところで、一昨日「エリート」を買った時、本当は「ミュータント伝」が欲しかったのだが見当たらず、仕方がないので「怪少年ジュン+シンゴ」を買った。もちろん桑田次郎の作品だ。 これは超能力を得たばかりに苦悩するという、ほとんどエイトマンのような話だが、こうして色々復刻されると、桑田次郎のテーマはほぼ一貫していると判る。悪く言えばテーマがワンパターンなのかもしれないが、それが彼の作家性というものなのだろう。 ちなみに子どんぐりは「エリート」も気にいったようだ。これはいよいよ「デスハンター」かなぁ。
なんてノンビリしていたら、またまたマンガの実写化の話が出ていた。 ただし今度は凄まじい。あの「アストロ球団」なのだ。はたしてどんな作品に仕上がるやら。
昨日書き忘れたが、「怪奇大作戦」のフィギュアが出ていてどんぐり2号が買ってきた。 てっきり食玩かと思ったのだが、単純にフィギュアである。しかも630円というバカ高い価格である。ちょっと高すぎるので、とりあえず二つ買ってきたのであった。
元々このシリーズは、「牧史郎」と「美弥子」(弥勒菩薩に美弥子という名を付けるのも、なんだかなぁ)が欲しかったのだが、開けるとふたつとも牧だった。喜んだらいいのか悲しんだらいいのか…。本当は、人間の姿の美弥子の方が欲しかったりするが、それは秘密だ。 しかしこのシリーズなら、絶対にトータス号は入れるべきだろうに。できればサンビームを装備したものなんかがいいなぁ。今回それをやらなかったエポック社の良識を疑うぞ(そこまでオーヴァーな話か?)。 ちなみに出来の方は、この価格では高すぎるというところだ。多分コナミがやれば、もっと安くて質の高い、なおかつマニアックなものになったと思われるが、今さらそんな事を言っても仕方がない。
肝心の「怪奇大作戦」本編の話をすると、確かに「京都買います」や「狂鬼人間」「呪いの壷」「殺人回路」等は面白い。しかし私の中での傑作は相変わらず「霧の童話」と「かまいたち」なのである。 前者は割と平凡な話なのだが、ラストの鉄砲水のシーンで一気に傑作へと昇華してしまった奇跡的な作品だと思うし、後者は理由なき殺人というものをあの時代に真正面から扱い、なおかつ科学犯罪も取り入れており、「怪奇大作戦」という作品のテーマをすべて語っていると言える。 牧が直感的な捜査をするのも珍しく、実はこのシリーズにおいて異色な作品なのかもしれないと思ってみたりする。
結局このシリーズも、迷いながら製作されたのが良く判るくらいに出来不出来がはっきりしているが、それでもテレビシリーズとしての傑作である事に変わりはない。 残念なのは、この作品の版権が円谷プロにあるという事だけだ…。
7時30分ころ会社に行くと、上司がいる。 早いですね、というと徹夜だそうだ。この年で徹夜したところで効率的に片付くはずなどないではないか。その証拠に明け方は寝ていたそうである。効率が悪い事おびただしい。 とにかくこれはまずいので、私は自分の仕事を片づけて、10時前に逃げ出す。
その足で衣装ケースやミニ・カーペット等の買い物やダンボールなどの処理をする。金がかかる事だよなぁ。
午後は子どんぐりの要望で、「市電保存館」へ行く。 予想はしていたが、こじんまりとした小さな展示場で、確かに保存館である。私はちょうど1970年頃は原町線を利用していたが、その頃の車体が置いてありなかなか懐かしい。子どんぐりも意外とはまっていたようで、来た甲斐があったというものだ。まあ頻繁に行くようなものでもないが。 とりあえず昭和43年版の路線図と絵葉書を買っておく。
帰りは子どんぐりが地下鉄に乗りたいというので、一人で行かせて駅前の本屋で待ち合わせる。当然子どんぐりの方が圧倒的に早く着いていた。
ここで桑田次郎の「エリート」を見つけたが、なんと単行本未収録の部分が載っているというので、昔のを持っているのだが、仕方なく買ってしまう。 でも帰宅して確認すると、確かにあってもなくてもいいような展開部であった。まあそんなものか。
結局今日もDVDとビデオのセッティングは終わらなかった。接続コードが見つからないのである。他はともかくDVDのデジタル・ケーブルがどうしても見つからない。仕方がないのでLDだけは繋いでおく。 これで子どんぐりは、ようやくコナンのLDボックスを見られるという訳だ。
2005年04月16日(土) |
くるくる慌しい土曜日 |
会社に行き、少し仕事。 その後一旦帰宅し実家から車を移動。妹夫婦が実家に来るのである。 その後ホームセンターへ行き買い物。昼食を取った後、パソコンの開封作業。そしてまた会社に行き、20時帰宅。なんだか妙に慌しい。
PCはどんぐり2号が接続を完了していたので、ようやく使えるようになった。長かったなぁ。 過去の日記をアップなどしていたら、あっという間に2時近くなってしまったが、やはり時間が足りないと思ってしまう。 とにかく今まで読めなかった分のリカバリーを、と一瞬考えたが、とうていそんな時間はとれない。こうして情報の欠落が始まるのである。
19時から新入社員の歓迎会である。 まあ仕方がないとはいえ、迷惑ではある。別に忙しいのだから不参加だっていいではないか(私はどうせドライだよ)。
そして不思議だったのは、遠くの人全員にタクシー券を配っている。なぜそんな事をする必要があるのだろう。赤字だという認識が本当にあるのか? どうも公平という概念がずれている。「だから抽選とかが嫌いなのか」と納得する。
ちなみに今回の店はマンションの隣である。帰宅が楽だった。
上司が徹夜した。はっきり言ってバカだ。 つまり仕事のやり方がおかしいのだ。私からすれば無駄だらけなのだが、多分自分では全然気づいていないのだろう。 その上それが支店長にばれるとまずいからと、コンビニに行って支店長が出社した後にまた戻ってきている。姑息である。堂々と実体を見せるべきなのだが、体裁だけを気にしているのだ。
また仕事もそうだが、話し方が小学生に対する接し方をしている。要点だけを正確に言えば1分で済む事を、延々10分以上話している。それが誰に対してもなのでますます無駄な時間だけが過ぎていくのだ。 多分こうやって話している事で、自己満足を得ているのだろう。それが証拠に話の流れに逆らう発言があると怒り始める。 他の人の話を脇で聞いていてすら疲れるのだ。ましてや当人になると100倍は疲れる。皆が避けるのも当然だ。 話というのは、簡単に要点だけを述べるべきだ。それがまっとうな社会人というものだろう。
やはりこういう無駄な仕事について行く気になれない。どうしたものか。
上司が、グループ内の女性の残業時間が多いと言う。 決算だから当然だろう。今まで自分ではタッチしていなかったからなんとでも言えるのである。 そして事務の残業時間は営業手当てと同じ意味なので、それ以上は不許可にしろというが、それではリベートなどない事務は不公平だ。なんだかどんどんおかしくなっている。 決算期の残業が多いのは当然だし、仕事は多いのだからある程度は仕方がない。サービス残業させろという考えは、今時古すぎる。
基本的に私は、残業が正当なら申請は100時間でも構わないと思っている。 残業が多いのは、仕事の配分やシステムに問題があるからで、それを問題にせずにただ減らせと言われても困るだけだ。何故多いのかという観点がまったくないのでは、仕事の効率化など無理な話だし、残業が減るはずもない。 結局、粉飾で満足しているだけなのだ。
またひとつ、年をとってしまった…。 相変わらず帰宅は0時過ぎなので、特にこれというイベントはない。
土曜日からシステムの変更で八戸から数人来ていたのだが、雑談中に私の現在の年を教えたら、目を丸くされてしまった。もういい加減年相応に見えない…、んだろうなぁ。バカばっかりやってるし。 そもそもこの年で若く見られても、別にいい事はないのであった。
2005年04月10日(日) |
今月のコンバットマガジン |
ようやく移動する。 今まで実家に置いていた洋服などを移動したため、当然ながらまたも荷物が増えてしまう。
気分転換に途中の小さな本屋に寄ったら、雑誌「コンバットマガジン」で、ガヴァメントの特集と小林太三氏のインタビューが載っていたので、迷わず購入。やはり我々の世代のモデルガンという物は、この人の存在を抜きには語れないのである。 人によっては、設計がいかにも玩具で嫌いだという人もいるが、日本の法律や材質を考えると、ある部分でこれは正解だと言える。なにせもう片方のリアル志向の頂点には六研の六人部氏がいたのだから、これでバランスは充分とれていた時代なのである。もちろん六研製品など高くて入手は出来なかったが…。
しかし1970年の大阪万博にMGCがモデルガンのブースを出していたなんて、今では信じられないような事だ。実は当時、これだけは見に行きたかったのだが、流石に大阪は遠かった。 そして現在、愛知はやはり遠いのであった。押井監督のフィルムが見たいのだがなぁ。
明日はいよいよ実家から出るつもりで片づけを進める。 まだ荷物は片付いていないが、とにかくいい加減出ない事にはどうしようもない。 しかし会社にいる時間が長すぎて、なかなか効果的に進まない。かと言って夜中にダンボール箱を畳んだり大きな荷物を移動するのは、流石にマンションでは躊躇われる。物理的な限界とは、どうしても突破は難しいものだ。
結局、あまり片付かないままであった。疲れる事だよなぁ。
なんだか会社に行くのも面倒になる。 毎日こんなに仕事をするのは異常なのだが、誰も文句を言わない。不思議だ。やはり人がどんどん辞めていくのも当然だ。
しかしやたらとグチが多い日記になってしまった。意味がないなぁ…。
久々に会社のT氏と電話で話をする。 U子さんの一周忌についても話すが、こちらに来る前に本当に挨拶に行きたかった。それだけが心残りである。
ところで会社の手続きに写真が必要になり、すぐそばのスーパーの二階にスピード写真があるというので昼休みに行ってみる。 階段を上ると、ガンダムのポスターがあり、????と見ると、なんと模型屋があるではないか。もちろん入ってみたが、模型屋というよりミニサイズのノダヤである。イーグルやインターセプターがあるし、東宝マシンクロニクルの1もある。フィギュア系もそこそこある。 まあはっきり言って、この地区には似合わない店だ。いつまでもつだろうか。心配になってしまう。 会社でさりげなく聞いたら、最近できたらしいと判った。これはますます心配である。
あまりに心配だったので、1/35のゴリアテを買ったのは秘密だ。さすがにこのサイズだと3センチくらいしかないのがなんとも言えず、おかしい。
そして店の若い方の人と話をしたが、イーグルの次のヴァリエーションが出るかどうかと訊ねられたので、「まあこの辺で終わりでしょう」と言っておく。 そして各イーグルがどの話に出たのかを、ちょっとだけ説明する。困ったものだ。
帰宅してテレビを見たら、何かのサプリメントのCMに「気になる女の子」が使われていた。とうとうこんなのまで使われるようになったかと、感動する。そのうち「魔法」なんかも使われるかもしれないなどと妄想してしまう。 いい時代になったものだ。
ちなみに、個人的なここ数ヶ月におけるCMのヒットは、「カリフォルニア・ギター・トリオ」の「燃える朝焼け」を使用したポカリ・スウェットである。この曲を使った点で高く評価する。 でも彼等の「21世紀のズンドコ節」を効果的に使うCMが現れる事は、まずないだろうなぁ。
2005年04月06日(水) |
変化を嫌ってどうする |
どうも毎日遅いのは私の上司の問題が大きいようで、時間の使い方が非常にへたであり、そしてものを教えるのもへたで、どうでもいい事を延々説明して、肝心な事がすっぽりと抜けているのは前にも書いた。 だがそれ以上に問題なのは、異様に変化を嫌う点だ。私とは正反対である。
経費削減の案をいくつか出したが、ことごとく面倒だという。経費の削減にはどうやったところで労力が必要なのである。それで労力以上の効果がでればいいだけなのだが、それを異様に嫌う。 残業だの電話代だの、減らす事自体は簡単だ。だが努力なくして達成できる訳などなかろうに。
表計算ソフトも過去の物を使えと強調するが(自分の作った物だ)、あんな単純なくせにあちこち計算式が入っているものなど、使いにくい事おびだたしい。でも他のフォームを作ると怒るのである。なんだかなぁ。 少なくとも表計算の設計なら彼には負けないぞ。
そして妙に体面を気にする。メンツだの信用だのを強調するが、そんなのは仕事の効率化の上では何の役にも立たない。 これは今後帰宅が早くなる事など絶望的だ。ちょっと身の振り方を考えた方がいいかもしれない。
という訳で、帰宅は1時30分だ。バカである。
本店ビルの看板が落ちたそうだ。 まあ直撃したら確実に死ぬというしろものだが、とりあえず被害はなかったようだ。 いくら風が強かったとはいえ、あれが落ちたという事は、ほとんど手抜き工事&メンテナンス不足であろう。ま、安全に金をかけないという結果がここに出ただけの事だ。
そしてそれをアナウンスしないというのも、なんだかなぁ、である。
いつもそうだが、月曜から忙しい。もう少し余裕が欲しいものだ。
相変わらず帰宅は0時だが、ほとんどヘロヘロである。そしてなんだか目がどんどん悪くなっていく…。当然か…。
2005年04月03日(日) |
ようやく「神狩り2」ゲット |
部屋を整理したり、足りないものを買出しに行ったり、区役所にボール箱を出しに行ったりしていると、あっという間に夕方である。結局全然片付いていない。さらにその合い間に会社に出たりしているから、本当にややこしい。 せめて会社が休めればいいのだが…。
それでも隣町のインテリア・ショップやホームセンターに行き、子どんぐり用のイスや風呂のふた、ボックスなどかさばる物を買う。 日曜は流石に混んでいて、本当に行くだけで疲れてしまう。
さすがに疲れたが、夕方町に出た時本屋に寄る。 そして丸善でようやく山田正紀の「神狩り2」を入手。ただしもう二刷である。彼の作品はすべて初版で買っていたから、なんだか悔しい。でも楽しみな作品なので、別にいいのだ。 それと「金城哲夫・ウルトラマン島唄」by上原正三、「人間・廃業・宣言」by友成純一、「スターログ」も買う。今回はみんな異様に高い本ばかりである。
さて、いつ読めるのだろうか。
決算の締めに絡んで、いろいろな作業を行う。 しかし一部の問題が解決せず、1時を過ぎてしまう。これはなんだかバカバカしいと思う。結局だらだらと時間だけがかかってしまう状況なのだ。
さらに、オンラインの稼動終了時間が迫っているのに、上司がいろいろと説明を始めるのはどうかと思う。それで自分も処理できずに終わってしまうのだ。こんなに忙しいのに説明など簡単にできないのだろうか。謎である。自分ははいつもオンラインの時間に注意しろと言っているくせに…。 やはり人の上に立つというタイプの人ではないのだと思う。
そして土曜だというのに、帰宅は24時である。異常だね。
2005年04月01日(金) |
CMも時々いいのがある |
今日はさすがに疲れて22時に帰宅したが、子どんぐりに「ずいぶん早いね」と言われる。困ったものだ。 こう忙しいと、ネットでエイプリル・フールのネタひとつ仕入れられない。本当にどんどんおバカになっていくようだ。
夜の番組で日産ティーダのCMを見たが、本当に庵野が出ている。 この人はこういうCMに絶対似合わないタイプなので、なんだか哀れになってしまう。本人はどう思っているのだろう。
CMと言えば、EOS-Kiss デジタルの新製品で、キッスの曲をアレンジして使用している。彼等のラヴィン・ユー・ベイビーを子供たちがメイクして歌詞を変えて歌っているのである。 以前からEOS-KissのCMでいつキッスを使うのだろうと思っていただけに、ストレートではなく変化球でこられたという点で受けてしまった。
そしてこのカメラ自体ももうKissシリーズを越えたと言ってもいい位、完成度は高い。上級機との違いは耐久性だけだろう。性能では追い越している部分が非常に多くなってしまっている。
やはりデジタルカメラは日進月歩だ。そして私はいまだに銀塩のEOS-7sが欲しいのであった。
|