あんちゃん@東京グローブ座 |
2017年07月12日(水) |
グローブ座 今日も女性客がたくさんひしめく
北山くん主演舞台「あんちゃん」 6月28日にも一度観ていたのでした。 今日は二度目にして最後のチケット。 どちらも一般で取ったから、3階2階の端の方。 それでもギリギリステージの端まで見える席
ストレートプレイの主演は初めてとのこと。 私も、生声の北山くんの芝居は初めて観たなあ
雨音のSEから開演して 家族がぽつぽつと立っている居間 舞台装置は、居間と台所子供部屋 装置はそのままに、学校やお店に空間は変化し 回想と現在が行き来する というよりは 混ざりあうようなシーン転換が新鮮 お芝居だけで転換を表現するのはおもしろかったな 表現する側は大変だろうけど 時間軸も居場所も、わからなくなることは一度もなかった
失踪した父が突然戻ってきて混乱する子どもたち 借金と3人の子を抱え苦労したのに一度も父を責めない母 シリアスな物語かと思いきや コミカルなシーンも多くて 回想シーンで小学生を演じる北山くんは黄色い帽子にランドセル 大人の顔色をうかがったり お姉ちゃんたちに突っかかられたり 基本的にモジモジしてて可愛かったー お母さんと学芸会の練習してるとこ可愛かった お母さんもめちゃくちゃキュートで。 ちくわぶ、、
自立したいっていう気持ちも 親の傍にいてあげたいっていう気持ちもわかる。 許せない気持ちも、それでも見守りたいっていう気持ちも。 お母さんがほんっとうに健気で。 泣きながら子どもたちに謝るシーンは 本当にせつなくて お母さん泣かないでーって思っちゃった。 荻野目慶子さんすばらしかった。 まわりのお客さんも結構泣いてたな
北山くん演じる凌くんが 映画監督を目指していて 最後は父親にカメラを向けるんだけど それが昔の自分と部分的に重なってしまって 私は涙が出るまではいかなかった 映像撮るって 身内にカメラ向けるって はんぱなことじゃないだろーとか思っちゃって 主旨そこじゃないのにね
大人になったからって 自分の親の気持ちがわかるわけじゃないし 自立したつもりでいたって、親のことは放っといてるんだし 身につまされることもいろいろ
それでも、向き合う家族の姿は真っ直ぐ描かれていた 逃げてばっかじゃなんにも。
北山くんのお芝居も丁寧で 特に小学生時代の 父親がいなくなって心細い気持ち 大人に心配させまいと振る舞う仕草 現在とのメリハリがすごくよかった。 クライマックスで感情を爆発させる強さ いろんな表情が見られて幸せだった
6月に観たときより7月の方が 笑いのシーンが少し誇張されていたり 凌とお父さんの掛け合いが弾んでいたり 違いもみられて楽しかったなー やっぱりナマのお芝居は二回くらい味わいたいもの 一般で2階3階だったけど 行けてよかった
カーテンコールはあたたかい拍手に包まれて 出てくるたびにちょこちょこと 会釈をしながら袖に捌けていく姿もかわいかった 主演なのに、あんなに堂々としていたのに なんで去り際だけあんなに恥ずかしそうなんだろう
またいつか、一番輝く舞台の上で
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2017年07月09日(日) |
連チャンでライブ行くと本当にバテます たのしいんだけど
初恋の嵐は、アフターパーティーがあって 朝までトークとかDJとかやりますよ ってのがあったんだけど さすがに無理でしたね。諦めましたね 次の日、髭ちゃんだから。
ライブの最中も、話してる時間ないと言いつつ 思い出話やこぼれ話があったんだけど 「あと詳しくはアフターパーティーで」 って何回も言うんだよ。 行けないってのにー
バンドのサポートに誘うまで 玉川さんがアコギしか持ってなくて エレキ買い直したとか。
初恋のメンバーが木暮さんに初めて会ったときの話とか 怖い人だと思ってたのに、すごく腰が低かったって。 それを西山さんは実家のお母さんに電話で報告してたとか 案外かわいいとこがあったんだな、って。 お墓参りに行って、ご実家でゆっくりお話ししたらしい。
メンバー同士がどのくらいの結びつきや関係性って ほとんど知らないんだけど まーくんが西山さんのこと話すときはいつも まだそこに西山さんがいるみたいな気安さで ほんとに、友だちって感じがして。
いつも悲しさがなくて 亡きメンバーのための追悼とか オレたちが想い継いでこうぜみたいなの、全然なくて。
のこされた良い曲を 最高の状態で演奏して、新しく聴かせてくれて それが楽しくて楽しくてやってる っていう。バンドの初期衝動を続けているみたいな。
セカンドアルバムまで出したこと 対バンもワンマンも、フェスもたくさん出たこと たくさんの人に初恋の嵐の曲を届けられたこと はじめて観たあの十数年前には 思いもしなかった。 だってあのとき既に、最後のライブって言ってたんだよ
ラストワルツのお客さんの中でも 西山さんの生歌を聴いたことある一般客なんて 数人だったんじゃない。私も知らないし。
また気安く戻ってきてくれたらいいな いつでも
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初恋の嵐のラストワルツ@新宿LOFT |
2017年07月07日(金) |
終業のチャイムとともに席を立つ せっかく番号早いし、ムダにするわけには。 七夕の歌舞伎町、ご出勤前の浴衣姿もちらほらと賑やか。 ロフト前も、お待ちかねのお客さんで相当な賑わい!
番号通り入って、すぐにTシャツとCD買った もうMサイズしかなかったけどー。
前方待機。だって物販で買った50番台。 みるみる埋まるフロア。 ロフトじゃちょっと狭いよなあ、って思った 関係者や仲間も多いだろうし ここならバーフロアまで逃げ場があるからかな
いつものメンバーがステージに登場して 隅さんの歌からはじまる 今日のゲストはおよそ20人 ほとんど1曲ずつ交代で次々に代わっていく 「ほんとは丁寧に絡みたいけど時間がないから」 って。
バクホン山田さんの「罪の意識」あたりから グッと空気が熱くなる。
私はバンドの熱心なファンではなかったけど それでも1stアルバムから聴いてて ウォークマン時代からiPhoneまで 途切れることなく初恋の嵐は、ずっとそばにあった。
中田さんのgood-byeも良かった 西山さんはライブで歌ったことない って言ってたね。
女性ボーカルの初恋、私は初めて聴いたような かわいかったなあさ子さん。まーくんもデレデレ。 真城さんも嬉しかったなー 木暮さんとのやりとりがホントおもしろかった 中森さんもいて
コヤマさんの盛り上げは、さすがの一言で。 もう、自分の曲か、ってくらい ロックンロールのコール&レスポンスまでしっかり。
曽我部さんが登場して 星空のバラードを歌うかなと思ったら スピッツのカバーだった。 あれから、また初恋も活動し始めたんだよね
星空は、このあと斉藤和義さんが歌いました いや、ビビるわやっぱり。大物。 なのに1曲だけで、メンバーとの会話もなし。 こんなのできるのここだけだよ。笑
玉川さんのボーカルも新鮮だったなー 今はギターボーカルでバンドされてるのも知らなかった 小柄なのにパワフルな男っぽい歌声も意外だった。 ときめくわ。
ギターはあと、石垣さんヒントの伊東さんもいたり かっこよかったなー 我らの勲も。 スピーカー近いとこにいたのに 全然音割れてなくて、ぜんぶの楽器が きれいに聴こえてた。不思議なくらい。
はじめて初恋の嵐を観たのもロフトだった 何年前か数えるのはやめにしたんだけどさ あのときは、ちゃんと彼らのことも知らなかった 西山さんはいなくなったばかり いったい彼らはどこまで飲み込んで どんな気持ちで立っていたんだろう、 って今になって。 年を取れば、思うこともある。 恋をする気持ちもよくわからなかった 10何年も経つまで。
ずっと楽しくて笑っていたけど どうしても涙がこみ上げてくる場面もあった。 クボくんと、堂島さんのとき。
初恋に捧ぐ、楽しい曲であるほどに 今までのライブでの記憶がよみがえってきて どうしようもなく、目の前が霞んでいく。 状況がいつでも明るかったわけじゃないだろう なのに初恋のライブはいつも楽しかった 百戦錬磨のバンドマンたちが はしゃいで、さわいで、かっこよくて、きらきらして この音が。 奇跡だなんて呼ばないで 当たり前にしてきてしまった男たちの姿が もう会えないなんて思いたくなくて。
ゲストボーカル最後が、堂島さん 初恋の嵐になくてはならない人 いちばん、近い人、ていうか。
ステージの一番前に立って 後ろの後ろのお客さんまで視線を飛ばして 声を、前に、言葉を一音ずつ噛みしめるように歌う ずっと何度も観てきた、初恋での堂島さんの姿
まっすぐ前に向く声 けれど間奏中は、じっとうつむいて気持ちを溜めるように また上を向いたときには泣いているように見えた 言葉を心にふるわせて 頭の中で鳴る西山さんの歌声と寄り添う いつも、こんなふうに大事に歌ってくれた いつも、いちばん気持ちが揺さぶられる「Nothin'」 大好きだった。
さいごもいつもの堂島さんらしく 隅さん、まーくんを紹介して、 作詞作曲ボーカルギター、西山達郎!と仰ぐ
アンコールもすごかった。 知ってたけど。
まずは木暮さんボーカルで1曲 これも楽しかったなあ!もうノリノリで。
touchは百戦錬磨の本領以外まで発揮する お祭り状態なのは知ってたんだけど! この人数。 20人以上のゲスト入り乱れての悪ノリ状態 酒飲むわ人の楽器弾くわスマホで撮影するわ その動画くれ!
斉藤和義がドラム叩いて、曽我部さんがベース弾いて その前で若手がギターで煽ったりしてんだよ まーくん完全に休んでニコニコしてんだよ。
こんなに集まってもらえたのも、隅さんのおかげだよ ってまーくんが言ったら 違うよ!西山のおかげ。 西山の遺してくれた曲のおかげでしょ、 それとアナタの人柄でしょ って言ったの。ひゅー 卒業式の前の告白タイムみたいだった
西山さんがのこしてくれたもの 支えてくれた仲間たち なにより、隅さんまーくんが 初恋の嵐の看板をおろさず続けてくれたおかげだよ。 ふたりがたくさんがんばったからだよ。 ありがとう。
お祭り騒ぎで大団円をむかえて もう終わりかと思ったら、最後に1曲 いつものメンバーで、隅さんボーカルで、カモンアゲイン
まだ終わりじゃないって言ってもらえてるみたいだった またいつか、って言ってくれた
今までみたいに、初恋の嵐はそばにいる 西山さんの歌声も だれかの歌声も 百戦錬磨のバンドマンたちも いつでも私の中でよみがえらせることができるくらい 染みついているよ。
19時から23時まで。 立ちっぱなしで本当に疲れた! たくさん笑って、ちょっとだけ泣いて 今日も、たのしかった。
またいつか、会えますように
1 どこでもドア 隅倉弘至 2 だんだんわからなくなる 岩崎慧 3 雨やどり 岩崎慧 4 カントリーホーム かみぬまゆうたろう 5 君さえ居れば 石崎ひゅーい 6 罪の意識 山田将司 7 君の名前を呼べば 菅原卓郎 8 No Power! 金田康平 9 涙の旅路 小宮山雄飛 10 化粧に夢中な女の子 南壽あさ子 11 ブラインド 真城めぐみ 12 Good-Bye 中田裕二 13 さえない男たち 辻村豪文 14 ジョイント 松本素生 15 BODY & SOUL コヤマシュウ 16 宝物 コヤマシュウ 17 真夏の夜の事 安部コウセイ 18 untitled 百々和宏 19 初恋に捧ぐ クボケンジ 20 君と暮らせたら 曽我部恵一 21 星空のバラード 斉藤和義 22 君が待つ場所 鈴木正敏 23 果てしない想い 玉川裕高 24 あの娘のことば 堂島孝平 25 Nothin' 堂島孝平 26 それぞれの結論 隅倉弘至
E1 微妙にいかせてくれない 木暮晋也 E2 touch E3 カモンアゲイン 隅倉弘至
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