ぷれ・すげーツアー@下北沢SHELTER

2017年05月23日(火)
なにやらライブづいていた5月の締めくくりとなるシモキタ
髭ちゃん久しぶりだよー

アルバム発売日前日、ツアー前に前夜祭やるよ
って感じで開演は19時45分という設定だし
ちと腹ごしらえでもしてから、
余裕で構えていたはずなのに急に体調レベルが低下してきて
モスで休憩してからよろよろとシェルターに向かう

奥の物販テーブルあたりで待機
ほぼ時間通りのスタート
体調万全じゃなくても登場にはテンション上がる!

結果から申し上げまして。

髭ちゃん、すげー

出し惜しみなさすぎ
全部だよ
最新から初期まで全部が詰まってた
しかも一番新しいかっこよさで

もっと前夜祭リリースパーティー♪
みたいなノリだと思ってたのに
とんでもない、オールタイムベスト

新曲は短い曲ばっかりだから
昔の曲もやらないと時間がもたない
なんて言ってたけど。
ベストフレンドも猿もせってんもマリーも囚人もテキーラも
いつかの定番曲までしっかりきっちり盛り込んで
新アルバム構成のセットリストだなんて
こんなこと今までなかったでしょう?

ここへきてのサービス精神?
髭ちゃんの今のモード
もしかしてかなり外向きなのかな。

中盤まではMCもなくて畳みかける
これも珍しい展開。
後半喋り始めたらいつもの通りで
テキーラ前には客席にテキーラショットをおねだり。

後方カウンターから手を伝って運ばれてくるショット
その数、5杯以上、、
2杯くらいあおってコテ以外のメンバーにも飲ませて。
ストーさんは頭からもかぶってた。
これだからシェルターはヤバイ
って斉藤さんが言ってたのここだっけ?
宮川くんも顔がすぐ赤くなってきて
客に乗せられて照れてるのがかわいかったなーあ

あうんも良い曲だった
髭ちゃんのこういうタイプの曲ハズレなし。

アンコール、ベートーヴェンだったの
ひさしぶりだったなー
ほんと!
この曲のリリースくらいにちょうどライブ行き始めて
友だちも好きな曲で
いっつもこの曲で跳んでたっていうイメージ
あのころ一緒に観てた友だちは
もうずいぶん前から来てないけれど

髭ちゃんは、ずっといる
いろいろ変化もあったけど
今も、今こそ、かっこいいよ
ずっと好きでいられて、今も楽しくて、幸せだよ

みんな来たらいいのになー

あー笑った
本当に。
すぐに7月のチケット買って。
体調悪かったの忘れるくらい
ほくほくの気持ちで満足して帰った。

ほんとに楽しかった
ライブハウスはエネルギーの場所。
今日もありがとう。


1.もっとすげーすげー
2.3.2.1.0
3.ネアンデルタール Punks Fuck Off!
4.それではみなさん良い旅を!
5.CLASH! LAOCHU!
6.ユーは13?14?
7.なんとなくベストフレンド
8.ペインキラー (for pain)
9.溺れる猿が藁をもつかむ
10.せってん
11.TOMATO
12.ヘルシンキ
13.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
14.ロックンロールと五人の囚人
15.黒にそめろ
16.S.O.D.A.
17.テーマ・フロム・ダリア
18.DEVIL’S ODD EYE
19.テキーラ!テキーラ!
20.あうん

E1.髭は赤、ベートーヴェンは黒
E2.電波にのって


2017年05月21日(日)
ひさしぶりに一人でビジネスホテル泊まって
お泊りたのしいー
ベッドしっかりしててスーツしゃりしゃりで
枕ふたつもあってふかふかーたのしいー

とか言ってる余裕もない
早起きこそすれどとにかく精神的余裕がない
なんでこんな日に、こんな土地で
北山くんの舞台の一般発売日を迎えたのか。

年始から今日は仙台って決まってたのに!くそお!
悔やんでもしかたなくホテルの最寄りコンビニに赴き
10時アタックを狙うべく恥を忍んで機械前にスタンバイし
なんとか取りましたね。めっっちゃ緊張したーー
ホッとしすぎてもう一度ベッドに寝転びたいのに
もうチェックアウトしてるし

天気も良いしホッとしたので、勾当台公園方面へ向かう
きのうチラ見した青葉祭りとやらの本番の日です
大通りも封鎖の準備が進み、本当に大きなお祭りなんだなー
観光する人も、出演する人もごった返してた

歩いて、せんだいメディアテークという場所へ
震災の記録写真の場所をすこしまわって
その日やってたギャラリーの展示品をひと通り巡った
ポストの写真がちょっとおもしろかったな

祭り会場でお昼ごはん。ビールと玉こんにゃくと焼きそば
ご当地キャラのステージをベンチで見てたら
隣に座ってたおばちゃんが
「食べんね」って言ってフライドポテトをくれて
どーもどーもと1本もらって食べたら
そのまま残り何本かのポテトを箱ごとくれた。
「楽しんでね」と言って颯爽と去るおばちゃん
「押し付けちゃってスミマセン」と謝ってくれる娘さん
いえいえポテト大好きなので、うれしいっす。
美味しかったー。仙台すてきやなー

祭りも、山車が出たり、すずめ踊りっていうのも
跳ねるような動きもお化粧も独特で可愛かった

地下鉄で博物館に移動
縄文式土器に始まり、主に伊達を通る歴史の順路
政宗が家督を継ぐ
の文字列に、KATOKU!ってなっちゃった

保存状態の悪いところから修復した絵の解説とか良かったな
陶器や刀や鎧とか装飾品の展示もたくさんあった
もっと時間があればじっくり見たかった
予想外に祭りを楽しんでしまったので
伊達政宗像の方まで行けなかった

地下鉄で仙台駅まで行って
お土産さんざん迷ってうろうろしまくって
一気に疲れた。土産って言ってもほとんど自分用
南部せんべい、牛タン、一番搾りの仙台銘柄

あっという間だった
遠征なんて本当に久しぶりだったけど
ひとりの観光も、初めての街は楽しい
なりゆきで立ち寄る場所も
知らない街でも、こうしてたくさんの人が生活していて
わたしの生活とも繋がっている。
訪れたことがないだけ

仙台、めちゃくちゃ都会だったわ
道広いし、めちゃくちゃ街路樹でっかいし
これが杜の都ね。公園も多かった。
でも東京にあるようなお店もほとんどあるし
住める。
まだまだ観光のし甲斐がある



GRUESOME TWOSOME@仙台rensa

2017年05月20日(土)
この日が私の初・仙台になるはずだったのよ
年始には行くの決めてたんだから
アラバキに行ってしまったために
ひと月と間をおかずに戻ってきてしまったので
仙台駅に着いたとき友だちにおかえりとか言われる始末

駅改札出てすぐ、ずんだシェイク飲みましたね
初。噂の。うん。暑いし、うまい。甘い。

なんかでっかい祭の開催日で街はすごい人
去年台場でDJイベントと同日だったときを思い出す
バイン、祭と合わせてきがち。

ライブハウスへの遠征なんて何年振りか!
初めてのハコだしワクワクする
オウガは、友だちに勧められて聴き始めて
ライブハウスで見たことあったっけ?
さっき自分で検索したら2010年に髭ちゃんと対バンして見てた
7年も前!こわー 記憶薄れてたー
まあ、そんな気になりつつも
いつまでも本格的に聴いていないオウガとの対バンのため
仙台までやってきた

途中に給水ポイントがある長い階段をぐんぐん足で上り
rensa、ロッカーもあるしビールも生か缶か選べるステキさ。
缶も3種から選べるんだよ、ステキよね

OGRE YOU ASSHOLE
暗くてダウナーなイメージだけど
今日は結構アグレッシブな曲も多かったかな
身体が動く
なんかこう、金属をぶつけあったときの火花みたいな
暗い中に光る閃光みたいなものの、音が攻めてくる。

全然しゃべらないし、歌詞もだいたいわかんないけど
音のかっこよさにみんな痺れてたよ
演奏終わるごとの歓声、すごかったもん!
バインのお客さんも好きだよね
わかる

特にフラッグとその前後?最高だった
もう狂ってるよ、本当にこれは褒めてるだんけど、変態。
うねりがすごくて
混沌としたループから、火花が弾けるような感覚が
アタマ殴ってぐらぐら揺さぶられてるような
ああもう最高
いつまででも聴ける
最高でした。
仙台まで来て正解だったー
>>なくした、すべて大丈夫、タニシ、頭の体操、フラッグ
見えないルール、ワイパー、夜の船

後攻は、GRAPEVINE
先輩の登場です

セットリストは、東京と同じだったような
カバーやったとこが、光についてだったかな?曖昧
登場から歓声とあたたかな拍手にむかえられ
ふれていたいは、東北へ!届けるよーいよー

東京に引き続きゴキゲンさん
本当に楽しそうにライブをするようになった
気負いなく、時にお酒も入っているのかな
チカラを抜いてしなやかに
選曲のせいもあって、実にのびのびと響く
豚の皿でさえ、引き裂かれるような強さよりも
痛みを感じさせずに最後の一太刀で仕留めるような
鍛えられた、しなやかさ、のような

東京の感想のときも
当たり前じゃないって書いたけど
毎度、ライブに行くときは思うようになった。
こうして届けられることの有難さを。

好きだから、やりたいからで続けられる仕事なんて少ない
支えてくれるものも大事
それよりもいちばん必要なのは、本人の心でもある
いくら好きな音楽だって、生み出す力は無尽蔵じゃないだろう
もうない、やってられない、やめたいって思うときだって。
いろんな原動力があって
今日もエンジンふかして、曲作って、発信するエネルギー
当たり前じゃない。

「オウガかっこよかったなあ!
一方的に聴いてて、洋楽かと思ってー初めて共演しました
まあ普段邦ロックしか聴いてない君等にはわからんかったか」
とは、今日も毒なタナカお父さんの談
ぜっったい私のが先にオウガ聴いてたわ!!!!!
と心の中でやり返す反抗期

まあバインのお客さんも良い反応してたの見てて
あえて言ってんだろうけど

長く聴いていると、バンドと自分が重なってくる
いつかライターの清水さんも言ってったっけ。
髭ちゃんやアナログもそうだった
私が聴いてるバンドが、いくつかバインと仲良くなってた
オウガも、また一緒にやってね。

ほくほくの気持ちで
東北の美味しい料理のお店で飲んで帰って最高だった
初めての街、いつもの音楽、いつもの幸せも一味ちがう
次はどんな場所で会おう


GRUESOME TWOSOME@Zepp Tokyo

2017年05月05日(金)
ゴールデンなこどもの日。
タナカのお父さんを観に行く日

夏日っていうんですか、ほんっとに暑い
ゴールデンにやられないように新宿でランチして
ぼやぼやしてたら電車に乗り間違えたりして
台場に着いたらすぐにZEPPへ
開演17時早い

20周年は、2マン対バンツアー
一発目はユニコーン
いつにも増して年齢層高めのZEPPだったわけですが

高いのは年齢層だけじゃない!熱が!テンションが!
高い!!!
びっくり。お客さんめちゃくちゃ声出す。
登場しても、演奏の合間もめちゃくちゃメンバーの名前叫ぶ
曲でもお決まりの掛け声とか多いみたいですごい元気
ほぼ黙って見ることに慣れたバインファンカルチャーショックよ
すっごく楽しそうでこっちもつられる。

昼間から飲んじゃったから、と民生氏
歌詞間違えたりしてたみたいだけど
スターの風格がすごすぎて、なにも失敗に見えない
楽しそうに演奏してるメンバーと、お客さんの反応
幸せな空気が、目に見える。

小田和正さんのコンサート行ったときのこと思い出した
長く、多くの人に支持される、人気があるのには理由がある。
あったかかったな
>>服部、すばやくなりたい、ひまわり、エコー、WAO!
SAMURAI5、Feel So Moon、すばらしい日々、開店休業

こんな熱い空気のあとに大丈夫なのか
ほんの少しの心配を抱えながらも、次はGRAPEVINE

案の定、最初のMCで
対バンが豪華すぎて、余計に地味に見える
初日がユニコーンはやりすぎた
みたいなこと言ってたけど。
20周年だからって特別なことはできないけど
対バンのチカラを借りて豪華に見せてます、と。

とはいえ、アッパーな曲からスタートして
少しいつもと違う表情もあり
中盤へ向けて引きずり込むような手招きはいつもの顔
hereいいなあ

新曲の告知をして、
どうせ今日はやらないんだろうと思ってたら
今日はやります!ドヤ顔。心読まれたー
あとヨンジュッキョクやる!
と言って後半戦
楽しくて、もっと欲しくて、ただ笑ってしまう

キャーキャー熱狂できるわけでもなし
熱い応援を届けているわけでもないのに
ずっと地味で、淡々と、それでも
ほとんど毎年アルバムを出してツアーをして
届けてくれる。
それが、当たり前、ではないことを私も知っている
この淡々を、ずっと続けていられたらいいね
20周年、おめでとうございます

アンコール
セッションとか絡みないですザマアミロ!ワシらだけでやります
観たかったらユニコーンのライブに行け!
と毒を吐きつつ、リスペクトを込めて、とカバーを。
歌い始めてしばらく、ステージ袖から民生さんが顔を出す
客の悲鳴!笑
最初は出るつもりなかったんだろうけど
仕方なくステージへ。
タナカさんのカンペを覗き見ながら一緒に歌う
お!おまえカンペちっちゃすぎ!見えないよタバコの箱か!
と大笑いの民生さん。タバコの箱。笑

後輩の出番も構って盛り上げてくれて、スターは違う
本当にスターっていうのは懐が深いんですよね

最後は放浪
ああこの季節、今日みたいな幸せな日の締めくくりに最良の一曲
気持ちよかったな
>>ふれていたい、Golden Dawn、FLY、East of the sun、Wants
豚の皿、here、Arma、覚醒、JIVE、疾走、吹曝しのシェヴィ
ニッポンへ行くの巻、放浪フリーク

アイドルといってもいいくらいの盛り上がりなユニコーンと
ライブのきらめき具合はだいぶ差があったけど
楽しくて幸せなオジサン具合は同じだけあったよ

20周年ツアーの幕開け、幸せな顔をたくさん見ました
たのしかった



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Design : maybe / Illustration : ふわふわ。り