本社から井生さんが来る。
昨年10月に続いて二度目の面接。
……まあ、結局最初にちゃんと話してくれていればまったく違う状況だっただろうけど、なにしろ、だれもちゃんと説明してないから、わたしに。
前回は準社からパートにされたことによるプライドの問題。
今回は金額の問題。
結局、総務が弁護士に相談した結果、わたしには差額を支払う義務がある、と言われたらしい。
どうやらわたしが法的に調べなくても、向こうがちゃんと、法的に調べて、本来なら「支払う必要がない」という文言が欲しかったんだろうけど、弁護士は反対に「私に支払うべきだ」と言ったらしい。
どの弁護士さんか知らないけど、グッジョブ!(笑)
そしてこの待遇をなんとかしてくれたのは竹澤さんなんだろうなあ、結局。
これがきっと山藤さんだったら違うな。
まあ、すべてがタイミングが良かったから、ということになると思うけど。
ありがとう竹澤さん。
いつかお礼はするね。
そしてわたしの会社も、なんだろう、結局わたしに取っては、すばらしく厚遇になったということ。
来年の夏の賞与までの保証付き。
まあだからわたしは組織から抜け落ちていたけど抜け落ちていたからこう個人でなんとかできたってことになるんだろうな。
こういうある意味いいことがあった場合は逆もあるだろうからこれから気をつけないと。
ケガや体調や仕事やまわりのなにか。
これは例の「心が折れること」だったかもしれないけど、とりあえずわたしの心は補修されました(笑)
……でも今回ひとつすっごくわかったこと。
なにかに対して怒っている間はラクだということ。
その対象が言ったとおりに解決すると、これはこれで、「わたしにここまでしなくても」とか「メールでひとこと決まったことと言ってくれればそれはそれですでに納得しようとしてたのでなにもしなくても大丈夫だったのに」とか
まあ、評価されて、貰うモノを貰うってことは、それだけ、責任もあって、それだけのことを返さなくてはならないわけで
ただ貰ったありがとーじゃすまないところが重圧。
結局、文句を言ってる間が一番楽しくて、一番ラクなんだということに気がついたこのたびの騒動。
叶えられると、すでに文句も言えないし、なんとなく重圧だけが残るのかも。
まあ……そんなことまで考えなくてもいいのかもしれないけど
いただけるものはいただきますが
……まあでも……最初たぶん向こうも思ったと思うけど
交換台の老年女性になんでここまでしなくちゃならんパートで充分だろう
という迂闊なことがこんなふうにもつれることになったと思う。
最初にちゃんと面接して「下がります」と言えばそれで通ったんだと思う。
私的にはいろいろありがたい結果になったけれども
ま、貰うってことは、仕事で返さなくちゃいけないので、その分ちょっと……
重圧かな………
なんとうか、これは、対価、だからね。
そして
だから
文句を言っている間は、そりゃ不満だったけど、言ってればいいだけなので
ラクだったんだなあ……
と、しみじみ。
いろいろ反省。
なにごとも経験だね……