……って、いやタイトルに深い意味はありません(^-^;)
ここ最近、出歩くことが多くて、自分自身の世界が少々崩壊中(笑)
わたしってこんなにつきあい良かったかなーという具合です。
まあ、いろいろ旧交を温めるような機会が多かったということです。
そのなかで、前に同じ職場にいた後輩の舞台を新宿サザンシアターに見に行った来ました。
シアターキューブリックという、ある意味小劇団です。
いつもはここの脚本を書いている緑川さんという人は、わたしに取って少々暗めの、あまり「おおハピーエンドだった!」という終わり方のない人で、今回もほんとに期待せずに(ごめん)お付き合いで行ったわけですが。
……いや、今回は良かったです!
四国の長曽我部元親の話だったのですが、うん、まあ、これ以上ないくらい良かったです。武将の話だから、どうしても浮き沈みがあるし、最終的に秀吉にこてんぱんにやられるわけですけど、これをみて元親の話をなんか読みたいなーと思わせるわけですから、いい舞台でしょう!(笑)
そして昨日は浜松から友人が来て、一日出歩きました。
まず、東京庭園美術館のマッキアイオーリ展。
これがまた、思っていたよりうんと良くて。
イタリアの印象派ってことだったので、わたしは実は印象派は好きではなくて、それで少々どうかなーと………思って行くといいのかなあ(笑)
なんか思っていた印象派とぜんぜん違って、かなり好みでした。
ところが絵はがきを作って無くてですね……すごく欲しい絵があったんですが、この日図録を持って歩くには、ちょっといろいろと制限があったので、買わず。
ということは、なにも残る物がなし。記憶だけ?(^-^;)
うん、でも、良かったです。
そこで、ランチもいただきまして、これがまたちょっとすてき。
私たちが頼んだのは、「鯛茶漬けと蒸し寿司」そして「焼きフルーツとコーヒー」これで1200円くらい。お得ー(*^_^*)
この焼きフルーツがですね、フランベしてあるのかと思って頼んだのですが、小鍋仕立てのように火にかかって出てきまして、フルーツソースがぷくぷくいったら食べ頃です、ということで、初めて体験のデザートでした。
すっごく甘いけど、けっこうお薦めです!
このあとに、東急Bunkamuraの「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」に。
ここはジュエリーの他にテーブルセッティングとかレースとかお洋服とかあって、これもなかなか見応えが。その中のひとつがすっごくくらくらとすてきで、ええと真珠のネックレスなんですけど、すごく繊細で、思わずこのカードとかファイルとかばかり買ってしまいました(^-^;)
その後が、同じ渋谷のパルコパート1でやっていた「MOE30周年記念展」
この間別の絵本の展示会に行ったのですが、ここの原画を見ると、絵ってすごいなあと思います。
すっごくここでファンになった作家さんが二名。
で、買おうと思ったら本がなくてねー。それと原画がすっごくいい人って、意外と印刷にかかるとつまんなくなるってありますよね。
かえって単純な絵のほうがきれいに印刷に出る。
んで、まよってまとって、ひとりだけ買いました。
この方の二色の原稿はほんとにきれいです。菊田まりこさん。
前に100万ヒットの絵本を出しているそうですが、実は知りませんでした(笑)
うまいー。主線もすてきー。空間もすてきー。
この日の予算を決めて行ったので、いろいろは買えなくて、あとは絵はがきですませましたが………
いや、ほんとに原画がきれいだと、えええこんな本になるの、とちょっとショックがあったりして、でもこれって、他のことでもよくありますよね−;
なかなかいいものは伝わらない。もとがいいほど。
ということで、昨日このみっつをこなしたあと、フレンチトーストの美味しいお店に行って、それからコンサートに。
どんだけ一日に詰め込んだんだってかんじで(^-^;)
でも、ぜんぶクリアできた。良かった。
コンサート帰りに原宿を通ると、なんだかねぶたまつりの提灯がたくさん出てました。なんか青森と提携してるらしいけど、ぜんぜん知らなかった……。
ということで、盛りだくさんのしあわせ(*^_^*)
良かった。
わたしにとって、いい芸術というのは、文字にすると
小説は絵が出てくるようなお話が良し
絵は音が出てくるようなものが良し
音は映像が出てくるようなものが良し
映像はもうひとつパラレルが思い起こせるものが良し
風景は詩が出てくるようなものが良し
なにかの感性は別の何かの感性を呼ぶ物や良し。
てところでしょうか。
その後をどう自分の創作に役に立てるかは……
って、まあそんなところで!(笑)