六本木ミニだより
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2003年01月11日(土) 正月休みに読んだ本2

『フォックスファイア』ジョイス・キャロル・オーツ、井伊順彦訳 DHC
50年代、女の子だけで結成されたギャング団の話。こんなふうに女性作家の翻訳もの、もっとおもしろいのを探して出版してほしい。
『飛ぶ教室』エーリッヒ・ケストナー、山口四郎訳 講談社青い鳥文庫
高橋源一郎の『一億三千万人のための小説教室』を読むと、ケストナーが読みたくなるのです。ああ、芸術って素晴らしいなあ。
『Piss』室井佑月 講談社
室井さんは投稿するまで一言も書いたことがなかったそうで、そのぶん謙虚で基本に忠実。まねぶところの多い作風。
『姑獲鳥の夏』京極夏彦 講談社文庫
古本屋で見つけたので買ってみたのですが…20ページで挫折。あと、表紙の写真がリアルすぎて、私はご飯を食べられなくなってしまうのです。またチャレンジしたいけれども。



2003年01月06日(月) 正月休みに読んだ本

『フラニーとゾーイ』サリンジャー、野崎歓訳、新潮文庫
『永遠の仔』(上下)天童荒太 幻冬舎
『命』柳美里 小学館
『父―娘 近親姦 家族の闇を照らす』ジュディス・L・ハーマン、斎藤学訳 誠信書房
『わたしたちはなぜ科学にだまされるのか』(斜め読み)ロバート・L・パーク、栗木さつき訳、主婦の友社
『男女摩擦』(再読、斜め読み)鹿島敬 岩波書店
『昨日と違う今日を生きる』(再読)千葉敦子 角川文庫
『うちの子がなぜ! 女子高生コンクリート詰め殺人事件』佐瀬稔 草思社

 「もうダメだ、ダメダメモードだ」と騒いでいた年末年始のわりには、リストアップしてみるとこんなに本を読んでいる。やっぱり私は自分に厳しすぎる? あと、2002年には平日に映画を見るのが当たり前の生活をしていたので、休日こそ活字の楽しみに浸りたいという欲求もあった。
 どれもかなり印象な本ばかりでいい読書生活が送れたと思うが、とくに感慨深かったのは千葉敦子の『昨日と違う今日を生きる』。二十台の前半で出会って何度となく読み返したこの本、歳の始めに「自分はどう生きたいのか? どう生きるべきなのか?」自問するのに、とてもふさわしい本だったと思う。



2003年01月05日(日) 突然ですが、宗旨替え

 今日は1月6日なのですが、5日の日付で書いております。(本日は本日の日記を更新したいので)
 数ヶ月にわたってほっぽらかしておいた「エンピツ」ですが、本日より再開することにしました。内容は、読書記録になる予定。でも、ときどきそれ以外の日記も書くかもしれません。
 あと、以前の日記は内容が大幅に違ってしまうことになりますが、削除しないでおきます。ウェブ上に残しておけば、それなりに誰かの役に立つこともあるかと思うので。実際、カッターマットの情報などは、今でも検索されてアクセスされているみたいです(そのうちISLに「道具コーナー」を更新しようと思っているのですが、いつになるかわからないという事情もあり)
 そんなわけで、今後ともよろしくお願いします。

 enpituから見てくださっている方へ… 
 このサイトは、親サイトが二つあります。コンテンツを悩みながら作っていたら、なんとなくそうなってしまったのです。
「石とも活動記録」…映画評とお知らせ、プロフィールなど。いわゆるポータルサイト
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/9275
「石ともソーイングラボラトリー(ISL)」…枝分かれした洋裁愛好サイト。本家「活動記録よりすっかりメジャーになってしまったが、更新がややペースダウン。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ISL/
表紙は相互リンクされていますので、どちらでもお好きな方をブックマークしてください。


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