2011年07月13日(水) |
アコースティック・パルチザン |
今日は、非常に楽しみにしていた<ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン>(以下略して、アコパル)のライヴを今池「TOKUZO」に聴きに行ってきたよ。今年に入ってから<ソウルフラワーユニオン>絡みのライヴを数多く聴きに行っているが、アコパルは初体験だ。 アコパルはその時々でメンバーは微妙に違うが(不動の中川以外)、今回のツアーメンバーは、中川敬(ギター&ヴォーカル)、リクオ(ピアノ&ヴォーカル)、高木克(ギター)のトリオ。<ソウルフラワーユニオン>やリクオの曲を中心に演奏されたが、被災地東北の曲も取り入れられていた。 <ソウルフラワーユニオン>のライヴの際にはその演奏技術やステージングの質の高さを感ずることが多いが、アコパルのライヴでは曲そのもののクオリティーを強く感じさせられた。アコパルは演奏技術もそれぞれに高いのだが、バンドサウンドの迫力とは趣が異なり、一つひとつの音がくっきりと浮かび上がってくる。料理にたとえるなら、<ソウルフラワーユニオン>は調味料などをふんだんに使いながら味付けに凝った料理、アコパルは素材のよさを素朴に生かした料理といったところか。とにかく素晴らしいの一語に尽きる(こんな凡庸な言葉しか浮かんでこない我が身が悲しいけど)。
音楽仲間や、ライヴ会場でよく遭遇する人々との再会も楽しい。 ライヴ後は、友人や紹介された人々と乾杯。その人たちとは、9月にセッションをする予定もある。 音楽を通じて、人の輪が広がっていくのもうれしいね。
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