夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2010年05月27日(木) 公園に行けば

 最近、我々<沙羅双樹ふたたび>は、天白公園を練習場所のひとつに当てている。夏・冬に屋外練習はつらいけど、今の季節なら大丈夫だからね。
 練習曲に昔なつかしい抒情歌なども入れているせいか、散歩中の中高年の方などから声をかけられることもあるんだね。「なつかしい曲だね」「いい演奏を聴かせてもらいました」「また時々ここで演奏して下さいよ」等々。沙羅が演奏しているアコーディオンの楽器自体の力(沙羅の演奏力とは関係なく(笑))もきっとあるんだろうな。
 で、今日だが、ご近所にお住まいの50代の男性(Mさん)が「ここで聴かせてもらっていいかな?」と声をかけてきたので、「下手な演奏ですが、よろしければ」と応じた。Mさんご自身は昔トロンボーンをやったことがあり、息子さんがピアノを弾くというような話も交えつつ、我々の演奏を横で聴いてらした。我々が朝鮮民謡の『アリラン』を演奏し始めると、Mさんは『アリラン』について熱く語り始めた。聞けば、在日韓国人二世とのこと。奥さんがチャンゴ(韓国の太鼓)をやるというお話も聞く。「もしよかったら、ウチに遊びに来ませんか?」とのお誘いも受け、夜にご自宅に伺うことを約束し、いったん別れる。
 夜あらためてMさん宅を訪問。Mさんご夫妻とMさんのお母様、そしてピアノを弾くという息子さんに出迎えられ、グランドピアノの置かれた部屋に案内された。息子さんのピアノの演奏レベルは相当に高く、その後で我々が演奏するのもためらわれたが、下手は下手なりに楽しければいいと演奏させてもらった。あまり夜遅くならないようにお暇したが、音楽は人と人との垣根を低くするということをあらためて感じた夜だった。



2010年05月24日(月) ハッピーバースディ

 自分自身に、ハッピーバースディ。44歳になった。と言って、特別な感慨はないよ。
 毎年言ってるかも知れないけど、5月24日はボブ・ディランの誕生日でもあるんだ。一時代を築き、今日なお第一線で活躍を続けているボブ・ディランの凄さをあらためて感ずる。俺がオギャーと生まれた時にはもうスーパースターだったんだからね(1962年にレコードデビューだから、半世紀近く第一線で活躍していることになる)。老いて益々意気盛んなボブ・ディランに、気持ちだけは負けないでいきたいね。



2010年05月23日(日) 雨のチンドン祭

 一宮市萩原商店街振興組合・主催の「第44回全国選抜チンドン祭」を観に行ってきたよ。あいにくの雨のため、コンクールは萩原小学校体育館に会場を移して行われた。プロのチンドン屋によるパフォーマンス(コマーシャル)の競演は、それぞれにユニークで、かつユーモアにあふれていた。午後は、雨の中をチンドン隊のパレード。かねてからチンドン・ミュージックに興味を持っていたが、間近に観るのは初めてかな(幼い日々の記憶に多少残っているには残っているのだが)。
 秋には、素人によるチンドン大会もあるそうだが、それもまた観てみたいな。願わくば、いつかエントリーしてみたいとも思ってはいるのだが・・・。



2010年05月16日(日) JOYFUL NOISE な夜

 今夜、星ヶ丘「スローブルース」で行われたライヴを観に行ってきた。出演は、福島克行、JOYFUL NOISE。オープニング・アクトで、まっちゃん&Toshiさん。
 まずは、まっちゃん&Toshiさん。まっちゃんは、<四面楚歌>で一緒にやったこともある音楽仲間。Toshiさんとも最近よく会うようになり、顔なじみとなっていた。Toshiさんのリードギターがまっちゃんのよさを最大限に引き出し、ハートウォーミングなステージが展開されたように思った。ラス前の曲からコーラスでまなみちゃんが入り、華を添えた。そして、サプライズでえみちゃん(ex.<まっちゃん&えみちゃん><四面楚歌>)がピアニカで入り、大団円。
 次いで、京都からギター弾き語りの福島克行さん。太く長い親指がはじき出すギターの音色は独得。そして、彼の魅力は低音のヴォーカルだな。
 今夜のトリを務めるのは<JOYFUL NOISE>。ギター&ヴォーカル:米沢順、リードギター:ベーカー佐藤、ドラムス:小出の、スリーピース。むせび泣くようなベーカーさんのエレキに、順さんのブルージーなヴォーカル。俺が憧れるロックバンドの理想型を体現している感じだね。
 三者三様のサウンドではあったが、とても熱く、けれどとても爽快な夜だったぜ。明日が仕事であるという一点を除いては、ね。



2010年05月15日(土) 能楽ワークショップ

 今日、七ツ寺共同スタジオで行われた「宇高竜成・能楽ワークショップ」に参加してきた。今日一日だけの参加だが、主に舞の体験をした。能はたまに観ることがあったが、自ら能の動きを体験してみると、何気ない動きが実は難しいことを実感。能のウラ話なども聞くことができ、今後能を観る時には、今までと違った見方もできそうだ。
 能はとても優れた日本文化のひとつだと思うのだが、あまり身近でない、あるいは敷居が高いなどのイメージが強い。気軽に参加できるワークショップがもっともっと開催され、少しでも多くの人に能の素晴らしさが伝わっていくといいのだが。かく言う私自身、能を観るのが年に1回あるかないかなので、あまり偉そうなことは言えないか。



2010年05月05日(水) 船を出すのなら九月

 ゴールデンウィーク最終日、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加してきた。直前に星ヶ丘の某ファミレスにて、まっちゃん&TOSHIさん、よっきーさん、湾岸キングさんとしばし歓談。そのまま、「スローブルース」へなだれ込む。
我々が一番乗りだったが、少しずつ演奏者が来店し、20時には開演。
 まずは、余語リーダーの、「いつもの曲」から。次いで、我々<沙羅双樹ふたたび>。最初に、俺・夏撃波ひとりで、『船を出すのなら九月』(中島みゆき)。あと2曲は、沙羅のピアノ伴奏つきで『おるがん』(たま)、『愛は私の胸の中』(喜納昌吉、詞・曲:宮沢和史)。『おるがん』は電子ピアノをオルガン・モードにしての演奏だったが、いつもながらの(?)沙羅さんの迷奏におろおろする俺。『愛は私の胸の中』のほうは大丈夫だったけどね。
 まっちゃん&TOSHIさんは、とてもいい感じに仕上がってきており、5月16日のライヴが楽しみになってきた。よっきーさんは浜田省吾などの曲を演奏していたが、いい声をしてらっしゃる。湾岸キングさんは、ピアノをはじめて1年ちょっととは思えぬ堂々とした演奏。
 その後の、ペコ小林さん(沙羅のピアノの先生)のピアノ・ソロはカッコよすぎ。チャビーさんの、『雨上がりの夜空に』ブルース・バージョンもよかった。あと、アキラさんのオルタナ・ロック風カバーや、西井さんのキャロル・キング、オーヴァードールのオリジナルなどが印象に残ったな。
 楽しいひとときだったよ。



2010年05月04日(火) トライバル・アーツ

 音楽を通じて知り合った友人Tさんに誘われて、原「トライバルアーツ」の6周年祭に行ってきた。ゆる〜い感じのイベントだったが、リラックスして楽しめたよ。店のスタッフと助っ人によるチンドンなどもよかった。
 我々<沙羅双樹ふたたび>は二人ともチンドンもやってみたいっていう思いはあるんだね。ただ二人だけでチンドンは厳しい。一方3人以上だと予定が揃わないことが多いという側面はあるってことも承知している。でも、だからこそ逆にやってみたくもなる。ソロもデュオも楽しいけど、バンド活動にも憧れちゃうんだよな。
 ねぇ、Tさん。Tさんさえよかったら、いつでもチンドン隊やりたいんだけどなぁ。<沙羅双樹ふたたび>と新ユニットを組んでみるっていうのはどうかな? だめですかね〜、Tさん?



2010年05月01日(土) ぱんとまいむ寄席(2010ーGW)

 今夜は、東区徳川町「喫茶ぱんとまいむ」で行われた<ぱんとまいむ寄席>を観に行ってきた。出演は、竜宮亭無眠(楽語の会・東海支部)、微笑亭さん太(豊橋落語天狗連)、そして豊橋落語天狗連から太神楽(皿回しなど)の弾家うさぎのお三方。東海地区在住の社会人落語家による落語の会だが、アマチュアと侮るなかれ。その腕前はなかなかのもの。ライブの力もあるのだろうが、テレビで観る落語よりもずっと面白く感じられた。
 今回は、新作落語が多かったが、これがまた爆笑の連続。ワンコインで本格的な落語が聞けるなんて、とってもリーズナブル。一見の価値ありと思いますよ。


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