夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2007年07月31日(火) ZERO 1-MAX

 名古屋国際会議場イベントホールにて開催された「ZERO 1-MAX名古屋大会」を観に行ってきた。プロレス観戦は、私にとってなくてはならない趣味、というかストレス解消の重要な手段となっている。それだけに試合がつまらないとかえってストレスはたまってしまうというリスクも負っている。
 今回の「ZERO 1-MAX」だが、白熱した好試合が続き、気持ちよく家路につくことができた。リング上では選手たちが躍動し、肉体と肉体とが弾ける音が響きわたった。会場全体も大いに盛り上がり、高揚感につつまれていた。



2007年07月30日(月) 参院選2007

 参院選から一夜明けて、「自民惨敗、民主大躍進」との結果が明らかとなった。
 私は期日前投票を済ませておいたのだが、今回は特に当選に絡むであろう候補に投票することにした。民主党には大いに不満もあるのだが、愛知県選挙区では民主党候補に投票。比例代表は多少迷ったが、最終的には社民党候補に投票した。私としては「自公政権にNO!」「安倍総理にNO!」を突き詰めたつもりだったし、選挙結果もそのとおりになったと思っていた。
 それなのに安倍総理は続投の意向だという。グッドウィル・グループの折口会長に負けず劣らずの厚顔無恥。安倍総理にこの国の首相たる資質があるとは最初から思っていなかったが、これほどまでに酷いとは。
 解決すべき政治課題は目白押しだというのに、この国の行く末はどうなってしまうのだろうか。世の中がこれ以上酷くなっていかないように、と切に願わずにいられないのだが。



2007年07月29日(日) 名駅薪能

 名古屋駅前特設会場にて行われた薪能を観てきた。演目は、観世流・能「嵐山」、和泉流・狂言「太刀奪」、観世流・舞囃子「熊野」、観世流「安達原」。
 かがり火が焚かれ、幻想的な夜を演出。能楽堂での能とはひと味違った雰囲気で、物語世界に思わず引き込まれた。能の細部はわからないところも多いが、あらかじめ解説を読んでおいたこともあって、おおよその雰囲気は伝わってきた。
 すべての演目が終わった後、会場近くのアイリッシュ・バーで夕食を済ませて、家路についた。



2007年07月26日(木) 雑草のなかのひまわり

 思い立って愛知牧場にひまわりを観に行ってきた。と言っても、全くの思いつき。たまたま新聞に載った写真を見て、行きたくなってしまっただけだ。で、現地に着いてすぐ、激しい雨に降られ、雨やどり。「しょうがない、昼飯だけ食べて帰るか」とあきらめていたら、そのうち雨が上がり、晴れ間が見えてきた。ラッキー! 
 ひまわり畑に行くと、そこはほとんど手入れされていないのか、雑草が生い茂っている。それでも、雑草に負けじとひまわりはたくましく育っていた。そんなひまわりがとても愛おしく思えてくる。美しい、と心から思った。
 帰りに、牧場特製のソフトクリームを食べることも忘れてはいなかった。



2007年07月25日(水) ここは愚か者の酒場さ

 星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに参加してきた。
 今日もまた、オリジナルを演奏する人、ブルースを演奏する人、フォークを演奏する人・・・、とさまざまだったが、いつものことながら演奏に個性があってそれぞれよかった。
 で、私のステージについてだが、今日はまず、『精霊流し』(グレープ)、『愚か者』(近藤真彦)という全く趣の異なる2曲を演奏。最後に、自作の朗読劇『現代能・隅田川』を演奏した。『愚か者』の演奏中に、「ここは愚か者の酒場さ」という歌詞は、「スローブルース」のためにあるんじゃないかと思ったね(ここで言う「愚か者」は、私のなかではむしろプラスイメージなので、誤解なきよう)。



2007年07月20日(金) 演歌・歌謡曲熱唱カラオケ大会

 本来であれば、沙羅さんとライブに向けた練習を行うつもりが、なぜか二人でカラオケに行くことになってしまった。それも「演歌・歌謡曲」に限定したカラオケという約束事になり、二人して「演歌・歌謡曲」を熱唱。都はるみ、八代亜紀、北島三郎、石原裕次郎、笠置シヅ子、近藤真彦、中森明菜、松田聖子、ピンクレディーなどを2時間歌いきり、その後の1時間はそれぞれが好きな歌(中島みゆきとか井上陽水とか)を歌った。これはこれで勉強(?)になることもあって、一応練習の一環と言っていいかもしれない。



2007年07月16日(月) 京劇西遊記

 愛知県芸術劇場大ホールで行われた、吉林省京劇院公演『西遊記・火焔山』を観てきた。実は、京劇の舞台を観るのは今日が初めて。
 京劇は、中国・清代に南曲から発展した音楽劇。囃子方(はやしかた)を用い、歌・舞踊・台詞(せりふ)・立ち回りからなる。
 今回観た舞台は、日本人にとっても馴染みのある西遊記から題材をとったものであり、とてもわかりやすかった。独特のセリフ回しなどは、どことなく歌舞伎と似てなくもない。圧巻は、激しいながらも一糸乱れぬ立ち回り。神業としか思えない立ち回りの技には会場から大きな拍手が贈られた。
 中国が世界に誇るべき伝統的文化を目の当たりにして、私はしばし興奮を抑えられずにいた。



2007年07月15日(日) 大須カルメン

 台風一過の午後、風は少し残っていたが、以前より予定していたとおり大須オペラ『カルメン』を観劇した。定員200人ほどの劇場(大須演芸場)で、生のオーケストラと約30人の役者によるオペラ。これほど贅沢な舞台もなかなかない。
 で、今回は名作『カルメン』の上演。オペラ好きでない人々にもある程度知られている作品だが、今回の公演を観て『カルメン』が名作中の名作であるとの感想ををあらためて強く持った。印象的なメロディーといい、ストーリー展開の面白さといい、作品世界についつい引き込まれてしまう感じは何とも言えず素晴らしい。カルメン、ドン・ホセ、ミカエラ、エスカミーリョといった主役たちがそれぞれに愛おしく思えてくる。名作オペラだけに、役者にとっては難しい芝居であったかもしれない。
 約3時間に亘る芝居だったが、決して長くは感じられず、とても楽しい時間を過ごすことができた。



2007年07月08日(日) 言葉ズーカ vol.9

 本日、鶴舞「K.D.Japon」で開催された「言葉ズーカvol.9」を観覧。会場にぎっしりの約70人の観客。
 オープニングは女性デュオ・ジャスミンによるキュートな演奏。ジュディ・マリを彷彿させるサウンドにちょっぴり胸キュン!
 第1部のオープン・マイクには私(夏撃波)も参加。自作詩朗読ひとり芝居「現代能・隅田川」を演じた。
 その後のゲストタイムも盛りだくさん。地元密着のご当地ソングを歌う演歌歌手の仙藤誠、パワフルかつソウルフルな演奏を聴かせてくれた俵町権左右衛門一家、「波平の毛」シリーズ詩で会場全体を笑いの渦に巻き込んだ池上宣久等、濃い人々のパフォーマンス。そして、東海地域の詩人勢、なかで大トリをつとめた女子高生詩人・洪美怜の朗読は輝きを放っていた。
 とにかく楽しい楽しい詩のイベントであった。



2007年07月04日(水) 他の追随を許さず

  カゲキハくんは 本物だ。
  あーゆーださいやつは
  ひめた 底力を もっとる。
   (「水曜日のスローブルース」掲示板より)

 最近は月1回位のペースで星ヶ丘「スローブルース」での演奏を行っているが、私のパフォーマンスについて常連の演奏者Tさん(私自身も憧れる演奏者)から上記のとおりのコメントをいただいた。本当にうれしくて、ついつい有頂天になってしまっている。
 で、今夜もまた演奏してきた。『星ヶ丘ロケンロール』(オリジナル)、『さとうきび畑』(森山良子)&『島唄』(ザ・ブーム)メドレー、『うらみます』(中島みゆき)というラインナップ。20人を超える満員の観客の前で演奏でき、とてもいい気分だった。
 他の演奏者から学ぶことも多く、水曜日のスローブルースは毎回楽しみにしている。(たまには他の曜日のセッションに出てみるのもいいかもしれないが)水曜日は特に演奏者の個性が浮き彫りにされ、それが妙味となっている気がする。


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