映画鑑賞日記
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名探偵コナン/ベイカー街(ストリート)の亡霊 |
2002年04月27日(土) |
STORY 歴史上の事件に挑む体感ゲームに参加していたコナンらは、人口頭脳の暴走でゲーム内の100年前の世界に取り残される。しかも、人口頭脳は事件をクリアできなければ参加者の皆殺しを宣言。コナンは事件の解決に挑むが……。
感想 コナンに関してはメチャクチャ大好きな私。単行本は1巻からすべて、初版。&青山剛昌先生の作品は「YAIBA」「まじっく快斗」「青山剛昌短編集」「4番サード」とすべてもってます。と、彼の作品の大ファンであることはとりあえず置いといて…。 アニメのコナンは単行本が8巻出たあたりの1月から始まったわけですが、漫画がとても好きな私にとっては、顔の描き方とか、どーも嫌いで、納得がいかず、声もイメージとずれており、あまり好きじゃないかったんですよ。でも、最近は、もうそれになれちゃいましたね。(ほんと慣れっておそろしい…。) というわけで、昨年の「天国へのカウントダウン」に引き続き、映画館で見たのは二回目。今回は予告編から気になってまして(爆)ま、でも今回は辛口に。 内容とか設定はとても面白かった。興味をそそるし、はじめのエピソードなどのニューヨークのシーンではちゃんと英語で、字幕が出てるし。(ただ、これは子ども(弟含む)は読めなかったらしく、最後まで、この伏線の意味がわからなかったらしい。)ある意味大人が楽しめるような設定だったような気がする。 ただ、肝心の事件と、コナンの推理はあまり難しいものではなく、逆に簡単すぎました。というか、知ってるか知らないかの世界だったので、微妙。シャーロックホームズフリークにとってはすごく面白いんだろうけど、知らない人にとっては「ふーん、そうなんだ。」で終わってしまうことが多かった。もとお、推理で「ああそうか」って納得させてくれるものがひとつくらいあっても良かったかなと思った。 ま、音楽はあいもかわらず、いつもどうりだったし、映像的にはアニメだし、これが普通かななんて。ともかく僕は、去年の作品の方が期待していかなかっただけよかったかなと思ったりします。
総評 ★★★☆☆ 内容 ★★★☆☆ 音楽 ★★★☆☆ 映像 ★★★☆☆
上映時間 107分 製作年度 2002年 製作国 日本 配給会社 東宝 監督 こだま兼嗣 製作 諏訪道彦/吉岡昌仁 原作 青山剛昌 脚本 野沢尚 音楽 大野克夫 声 高山みなみ/山崎和佳奈/神谷明/田中秀幸/茶風林/緒方賢一/岩居由希子
見た映画館 新宿スカラ座 公式WEBサイト http://www.toho.co.jp/movie-press/conan2002/welcome-j.html
ビューティフル・マインド |
2002年04月24日(水) |
ストーリー 独創的な着想を探し求める数学者の卵ナッシュは大学院で革新的な理論を発表。ある日、彼の前に国防省の諜報員が出現。極秘の暗号解読を命じられたナッシュは、危険な日々の中で心を病んでいく。そんな彼を妻アリシアは懸命に支え続け……。
感想 スパイ映画だと思った。 スパイは暗号解読に成功して、敵国に終われる話かと思った。 ま、ストーリーはみてのお楽しみ。でも、ここに描かれる愛を一つのテーマにしたこの物語は、心にかなり響いた。表面上にとらわれないとはこういうことをいうんだろうなと思った。自分の中では感動ものとかではなかったけど、心にずしりと響く作品でした。音楽もグット。
↓これより下ネタばれ。(&見てからじゃないとなに言ってるか分からない)
精神病だったなんて…。かなり、だまされました。でも、天才って言うのはああなのかもしれない。でも、精神病もあそこまでいくと怖いですね。なんかそんじょそこらのホラーより全然怖かったです。もし、自分が生活してる中で、存在していると思っていたものが突然存在しなくなったらと思うともう生きてる心地がしませんね。ナッシュが精神病院で、腕に埋め込まれたと幻覚しているチップを取り出そうとして血まみれになっている姿は、マジで怖かった。でも、かれがそれでも社会に復帰していくときの妻の支えがより一層心に響く構成になっていて納得。あの状況においても、夫を信頼し、そばで支えてくれる…。これが愛なんだな、ってかなり納得。こういう人にめぐり合いたいものです。 ってこの人経済原論で習った「ナッシュ均衡」を考え出した人の伝記がもとになってるのね。これまたびっくりしたよ。
総評 ★★★★☆ 内容 ★★★★☆ 音楽 ★★★★★ 映像 ★★★☆☆
上映時間 136分 公開日 公開中 製作年度 2001年 製作国 米 配給会社 UIP 監督 ロン・ハワード 製作 ロン・ハワード/カレン・キヒラ/トッド・ハロウェル/ブライアン・グレイザー 原作 シルビア・ネイサー 音楽ジェームズ・ホーナー 出演 ラッセル・クロウ/J・コネリー/エド・ハリス/クリストファー・プラマー/ジャド・ハーシュ/ポール・ベタニー/アダム・ゴールドバーグ
見た映画館 立川シネマCITY 6階 公式WEBサイト http://www.uipjapan.com/beautifulmind/
ロード・オブ・ザ・リング |
2002年04月09日(火) |
STORY 一つのとてつもない力をもつ指輪をめぐる物語三部作の第一作目。 闇の冥主サウロンの指輪が、ホビット族の若者フロドの手に渡る。フロドは魔法使いのガンダルフら8人の仲間と指輪を葬り去るため旅に出発する。しかし彼らの行く手には数々の危険とサウロンが放つ無数の怪物たちが待ち受け……。
感想 *ちなみに、今回原作を読む前に見に行ったことを念頭においておいてください。ハリーポッターの時は原作読んでから行ったから結構ね…。だから今回はまっさらでみてきました。 公開されてから一ヶ月も経っちゃいまして。やっと見に行けました。 率直な感想としては、長かった。久しぶりに三時間近くにおよぶ大作でしたね。 これは三部に分けないとつらいものがあるよ。っていうか隣の人が、途中で飽きて光る時計を何回も見ていたのが最悪。かなり気分を害しました。やっぱりちょっと長めだったのかもしれないね。
全体的にとてもよくできた作品だったと思う。設定としては、そのまんまファンタジーって感じで、エルフ、ドワーフ、魔法使い、人間、ホビット、とたくさんの種族がでてきて、それに対し、冥王とオークという悪者たちがいてわりかし世界観はすっと入ってきた気がします。僕の頭の中では、もうRPGしてるような気分でいっぱいでした。ほんとこれゲームにしたら売れるって。っていうかRPGゲームにぴったりのストーリーだと思う。内容的にはまだ、序章だからなんともいえない。普通かな。まぁ、見る人をひきつける魅力あるストーリーであることには間違いないけど。 音楽も結構マッチしててよかった。映像的には、CGがいたるところに駆使してあって、違和感を感じさせない物語にうまく入り込める作り方がされていたように思う。ただ、こういうリアルチックな映画を見るたびに思うが、オーク(悪者)のメイクとかほんと気持ち悪すぎ。ほんとゾンビみたいで嫌。 戦闘シーンはどれも凝っていて、登場人物の種族ごとの特色の良く出た手に汗握る展開で、面白かった。僕的には、ガンダルフの魔法のシーンが結構好き。映像的にね。
とにかく、最後は気になる終わり方。いくら三部作だからっていってもあの終わりはあり?バックトゥザフューチャーとかスターウォーズも三部作だったけど、それなりに一作品ごとにまとまりがあったような…。ま、それほどの大作だと思えばいいか。はやく2003年になってほしいと思う今日この頃です。
総評 ★★★★☆ 内容 ★★★☆☆(三部まとめて見ないとなんともいえませんが…先が気になる) 音楽 ★★★★☆ 映像 ★★★★★(特にガンドルフの魔法のシーン)
上映時間 178分 製作年度 2001年 製作国 米 配給会社 ヘラルド=松竹 監督・製作・脚本 ピーター・ジャクソン 製作 マーク・オーデスキー/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/ロバート・シェイ/マイケル・リン/バリー・M.オズボーン/ティム・サンダース 製作・脚本 フラン・ウォルシュ 原作 J.R.R.トールキン 脚本 フィリッパ・ボウエン 撮影 アンドリュー・レスニー 音楽 ハワード・ショア 出演 イライジャ・ウッド/イアン・マッケラン/リヴ・タイラー/ヴィゴ・モーテンセン/ショーン・アスティン/ケイト・ブランシェット/ジョン・リス=デイヴィス
見た映画館 新宿ジョイシネマ1
公式サイト? http://www.lord-of-the-ring.com/
ストーリー 世界征服をたくらむ猫とそれを阻止しようとする犬との壮絶なバトルのお話。「世界はどっちの肉球に!」をキャッチコピーにして壮絶なバトルがCGを駆使して描かれる。人間の想像を絶する能力とキャラクターを秘めた犬&猫たちが、そのすべてをかけてバトルを繰り広げる、まったく新しいタイプの痛快アニマル・スパイ・アクション・エンターテインメント。
◆感想 ずーっと見たいと思ってたんだよね。 大体映画は、日本語吹き替え版じゃなく、字幕で見るのだけれど、今回はあえて、日本語吹き替え版でみたよ。なんたってあの腹話術で有名な「いっこく堂」が一人三役の吹き替えをやったって言うからね。映画の中心は人間じゃなく猫&犬ですからね。ま、いっかということで。 それにしても、いまどきのCGはすごいですね。ほんと猫とか犬使ってやるのって大変だと思うけど、それを感じさせないところがすごいっす。もうほんと映像が信じられない時代ですね。証拠写真とかもうそで作れそうだし…。 前置き長かったけど、感想としては面白かったカナ。微妙にマトリクスとかミッションインポッシブルとかのパクリかななんて思われるところが何箇所があったけど、それを猫や犬にやらせたのでよしとしましょう。それにしても忍者猫かっこよすぎ。もっとたくさんお金かけて、やったらおもしろいかも。 なんか犬にはもう少し頑張ってほしかったな。猫は格好良かったけど、犬がね。犬派の僕としてはもう少しね。(しつこいって) ま、映画館じゃなくて、ホームビデオどまりかなといった感じです。 でも、「スチュワートリトル」よりは好きかな、個人的に。
総評 ★★★☆☆ 内容 ★★★☆☆ 音楽 ★★★★☆(全体的にどこかできいたことがあるような曲が多かったけどね…) 映像 ★★★★☆(こういうの大好きです。)
製作年度 2001 製作国 米国 配給会社 ワーナー・ブラザース 監督 ローレンス・グーターマン 製作総指揮 クリス・ベンダー/J.C.スピンク 脚本 ジョン・レクア、グレン・フィカーラ 美術 ジェイムズ・ビッスル 撮影 フリオ・マカット 特殊効果監修 エド・ジョーンズ 動物調教 ブーン・ナー 出演 キャッツ&ドッグス/ジェフ・ゴールドブラム/エリザベス・パーキンズ/アレクサンダー・ポラック 日本語吹き替え版 いっこく堂 ほか
レンタルビデオにて
公式WEBSITE http://www.warnerbros.co.jp/catsanddogs/
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