日記王(ニッキング)
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2010年04月05日(月) ブルーレット奥田家

 とうとうテレビもラジオもない我が部屋にもFullHDテレビ様がご光臨あそばしまして(車は結構走ってる)、ハートキャッチプリキュアをうっとりと眺めるのが日曜午前中の必須科目になりました。ですがアンテナ工事の日から今日までの約1ヶ月、地デジの電波受信の難しさに結構悩まされましたので、今回は、東京MXのプリキュア5を毎日録画登録した話ではなく、ググって来た人向けにこれまでの地デジ受信経緯を書き残しておきます。
 毎日ローション希釈して過ごしてるわけじゃないんですよ?

 『チューナーの性能は各社各機種で全然違う』
 地デジのテレビにはアンテナレベルを表示するモードがありますが、各社各機種で値が全然違います。工事の時点で、きちんとしたレベルメーターで計測してる業者ならいいのですが、小型テレビの持込で映ることを確認して終わりにする業者もいます(うちがこのパターンだった)。で、買ってきたテレビが映らないとなった場合、その部屋で今まで地デジ見ていた実績がないもんですから、何が悪いのかさっぱり分からず、電気屋、テレビメーカー、アンテナ工事業者を巻き込んで「自分は悪くない」の泥仕合になります。ていうかなったし!テレビ2回返品してるし!!
 そもそも、工事屋のテレビは映るのに自分のテレビは写らないとなった場合、誰が対応するべきなのかってのもいまいちハッキリしない点ではありますがけど・・・
 とにかくテレビのアンテナレベル表示は過信しないようにしましょう。あくまでおまけ程度で。

 『地デジの電波は弱すぎても強すぎてもダメ』
 普通に考えると電波が強けりゃ強いほどいいような気もしますが、地デジに限ってはこの辺結構シビアでした。東京タワーのふもと周辺にいる人はこれを疑ったほうがいいかもしれません。実際うちがこれでした。しかも、前項のを踏まえて、電波強すぎても映るテレビと映らないテレビがありますので、これが原因とは判断しづらいのではないでしょうか。電気屋のアンテナパーツコーナーに行けば、普通に減衰させるパーツ(アッテネータ)売ってますけど、改善されるか全く分からない状態で1個1500円以上するパーツを買う踏ん切り、普通つかないよ。
 手っ取り早い判定方法として「レコーダーのアンテナ入出力を逆にして接続する」というのがありますが、テレビに録画機能がついてる昨今、テレビと同時にレコーダーも、って人はそんなにいないのではないでしょうか。
 私の場合は、PS3のTorneを買ったことで判定できました。逆差ししてアンテナレベルが20アップした時は鼻血出るかってくらいテンション上がりましたよ。ええ、安上がりな男です。

 この他に、東京タワーに関しては、上と下の送信アンテナの違いとか、VHFとUHFの混合と分波や、東京MXだけ出力レベルが違うので、その電波をブーストさせたときの多チャンネルとの兼ね合いとかいろいろあります。ですが1ヶ月間あーでもないこーでもないと時間をつぶしてきた身としては、映らなかったらまずは-6dBか-10dBのアッテネータを買ってみるのも手だと思います。ブースターに比べてはるかに安上がりですし、線加工も工事も不要。2時間以上成果の上がらないかもしれない方法を試すよりか、ずっと現実的な気がします。それで改善しなければじゃあ電波が弱いんだということでアンテナ工事屋さんにゴルァすればいいだけのことですし。
 それにしてもこれだけ視聴条件がシビアだと、ますます地デジ化進まないよなぁ。そしてスカイツリーが完成して電波送信開始すると、ほぼ全てのアンテナの向きをスカイツリー用に変えなければいけないのを大々的に報道してないし(しかもアナログ停波が先)。そりゃあ、テレビ要らないって人も増えるわな。
 ま、俺はデカキレイな画面でキュアマリンを見るサバトが毎週あるので、金出し続けますけどね!


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