2005年08月28日(日)
登ったよ〜、富士山! 頂上で、ご来光見たぞ。 辛かった、でも自分にまだ体力があることを確信。 まぁ、また登りたいとは当面思わなそうだけど。 出発前にトレーニングするわけでもなく、酒抜きもせず・・・(っつーか、7合目の泊まった山小屋で、夕飯にビール売ってて、買って飲んだりして)。
8月最後の土日だったから、とにかく人が多くて、頂上登るまでに大渋滞・・・ 自分のペースを作って登るというのとは程遠く、止まったり進んだり・・・思うように登れなかったし、下るときも団体さんが道をふさいで膝でブレーキかけながら歩いたのが今回の登山の疲労感の原因かもしれない。
下界のホテルのように、満室だからお泊めできません〜なんてことをしない山小屋では、60センチくらいの幅に、頭を向こうとこっちにして2人で寝た。カイコ棚の蚕や、アウシュビッツはこんなのが毎日だったんだろうな・・・。足で蹴られながら寝てたっていうか、眠れなかったよ。
高山病はというと、普段頭痛を感じない私が軽い頭痛を感じた。 下山した後に、オットも山小屋にいたときが結構頭が痛かったと(具合が悪かったら、言いなよって感じ)。 山岳ガイドのヤマちゃんが、すご〜く、ひょうきんで、でもしっかり頼れる人で、「途中で休憩を取るときに、チョコレートやお菓子を食べて唾液を分泌し、水分とって、鼻から吸って口から出す深呼吸をしてれば、高山病は大丈夫」と言われ、それを実践してたら、大丈夫だった。まあ、夜を徹したの登山だったから、軽い頭痛も高山病からか、睡魔からなのか分からなかったけど。
5合目から、午後1時半くらいに登山開始。 5時半くらいには7合目の山小屋に着き、 夕飯食べて、仮眠して、夜10時半に再出発。
星空がすご〜く綺麗だった。こんなのは、いつぞやノヴゴロドに行って依頼かも。夏なのに、オリオン座が見えた。月も、自分より低い所に見えたりして、下界を隠す雲海とともに、幻想的だった(人間は多かったけど)。
山頂に着いたのは、もう5時になろうというとこ。 ご来光は5時半近くだったかな。 でも、風がびゅ〜びゅ〜吹いてて、実際の気温は7度くらいだったと思うけど、体感温度はもっと低かったと思う。 でも、ロシアにいたころを考えると、気温マイナスではないな、あれは。 とにかく冷たい風が強くて、でも山頂の喫茶店(みたいの)で暖を取りながら長居してたら追い出され、ご来光見た後、ご来光巡りしようと思ったけど、ガイドのヤマちゃんとはぐれ、相当体力を消耗すると考え、お鉢を見るだ見て下山することに。
一時は、ツアーガイドさんまでも見失い、そのときまで登山道と下山道が違うことすら知らなかったうちらバカ夫婦は、ツアーガイドさんを見つけ、ほっとしたのでした。
そして下山道・・・ トイレに行きたい一心で、猛スピードで下山していくオット。 わたしゃ、追いつきません! 登るのはいいけど、下りるのが大変だ、ということを改めて実感したのでした。下山がなければ、また登山したい。リフトで下りれる所があればいいなぁ(わがまま?)。
5合目に着いたときには、足の筋肉痛が始まっており、階段をおりるのが、その後2日は辛かった(でも、ほんの2日ばかりで直った)。
登ってるときは日焼けしなかったけど、下りてくるとき、炎天下の中、長袖着てたけど、手袋との間にできた隙間が真っ赤に日焼けしてしまった。帽子かぶってたけど、唇も日焼けしたようで、こちらはいまだに(1週間後)、ガサガサしてます(違う病気か!?)。
トイレに行きたいオットのおかげで、グループの中では一番に下山してきた私たち。9時40分、5合目到着。11時間半、歩き続けた(これはすごいと思う)。その後最後の人が12時過ぎに降りてくるまで、バスの中で休むこともできず、12時半にバスが来て出発するまで、レストハウスでまったりしながらお土産見たりして、睡魔に襲われながら、汗かいた体を休めたのでした。50人近くいたツアーで、総じて若者ばかりでした。おじさん、おばさんが1ペアいたけど、おばさんの方が最初から辛そうで、登頂したかは不明。でも、若者の中で、リタイヤした人はいなかったと思う。
で、帰りに温泉に寄ったのですが、ここまた行列! 洗い場があくのに15分は並んだな! まったく、なんつーツアーだ! っていうか、8月最後の土日は富士山混雑します。 でも前の週に申し込もうとしたら、満席だって言われたから、この日しかなかったのよね! まぁ、台風にあたらなかっただけ感謝するべきか。防寒用としてかっぱを着たけど、防水用で着る心配はなかったからね、今回。
とりあえず、一つ、日本一を達成しました。
|
|
|