留学後記



交通費

2005年01月25日(火)

あ〜あ、今日また不愉快な思いをした。

問題は、会社が支給する交通費。
普通は、自宅の最寄駅から会社がある駅までの交通費を支給するのが常識だとは思うのですが・・・。

何が問題なのか、経緯を話すと、社員がこれから毎月バス代を請求したいと給与支給の場で言ってきた。(本日支給の給与に、突然「バス代のせて〜」なんて言われて支給できるもんじゃないでしょ!)

今まで自転車で駅まで出られたのに、自転車置き場がなくなるため、自転車を置けないので、バスで駅まで出たいと言う。

で、バス代を支給するには、きちんと自宅から駅までの距離を出してもらう必要があり、紙に書いて出してもらうことにした。

で、出してもらった紙から分かったこと:
この社員、通勤時に幼稚園に子どもを送り迎えをしている。その幼稚園は、自宅より一つ先の駅にあり、実は自宅の最寄駅ではなく、幼稚園の最寄駅からの交通費(定期券)をこれまでもらっていた。そして今回、この幼稚園の最寄駅までのバス代が欲しいと言うのだ。子どもと一緒にバスに乗るのか、っていうことも個人的に疑問である。

通勤時に幼稚園・保育園の送り迎えがあるのは、大変だと思うから、何も言わずに支給してあげればいいのか、今後のために、これを認めるかどうか、上司の意見をあおぐべきか。

まぁ、今回、自宅の最寄駅からの通勤費ではないということが分かってしまったこの社員はヤブヘビだよな〜。

ほんと、なめられたもんだよね。困ったもんだ。とりあえず、会計担当に相談するよ。
定期代が一律のモスクワ・ペテルなんかはこういう問題ないんだろうね。


二連休

2005年01月23日(日)

私にとって、久しぶりの土日二連休。
ここんとこ、土曜日出勤してたしね〜。

休みとなると、オットは10時まで寝ている。
私は8時までは寝ていられても、さすがに10時までには起きる。

土曜日は、またも今度引っ越すマンション(の周り)を見に行った。
その後ステーキハウスで夕食。
久しぶりに食べるサーロインステーキ、サラダ・バー、
ブレッド・バーは最高!

日曜日は、お昼過ぎにまずスポーツ・クラブに行った。
ストレッチのクラスと、「お腹しめしめ」のクラスに参加。
オットはストレッチのクラスを受けて、その後ランニング。

うちに帰ってからの会話:
私「ストレッチって、なんかきわどいポーズがあるよね。
ほら、ちょっとリキんだら、オナラが出そうな・・・」
オット「今日、ランニングしてたら、となりのおばちゃんから
変な臭いがしてきた。オナラだと思った。でも、周りの人、外人(オレ)がオナラしたと思わなかったかなぁ〜」

最近スタジオのレッスンもちょっとずつ入っていって、
楽しくなりつつあるスポーツ・クラブだけど、
2月に引っ越すと遠くなるから、1月末で退会する手続きをしている。

今度のマンションから近いスポーツ・クラブも探してるんだけどね〜。
ここ数ヶ月、2〜3回しか行けてないから、超高級クラブとなりつつあるんだよね〜。今度は、テニスコート付きのマンションだから、シャラポワ目指して、テニスガンバろっと。

憧れる女の子ランキング、私の中では、マリヤ・シャラポワが急上昇中。ハセキョーや黒木瞳もいいと思うけど(ちなみに、黒木瞳の着物カレンダーを持っている)。韓国のいけ面男優〜とかいっぱいいるみたいだけど、どうも私は昔っから、同棲でステキな人のほうに目がいく。あ、でもちなみに韓国男優の中では、リュ・シウォンが一番いいかな(笑)。

それはさておき、スポーツ・クラブの後、ブラブラ散歩して、遅いお昼だけど、てんやでてんぷら食べて、カラオケして、買い物して帰ってきたわけです。そして、今日は父母が外に出ていたため、鬼門であるうちの台所が空いていたので、久しぶりに料理をした(料理っつってもスパゲッティーなんだけどさ)。う〜ん、土日の食事だけ見ると、カロリー超過だxxxxx


マンション契約

2005年01月16日(日)

ついに今日、マンションを契約。

内装の改装工事の内容も確認して、ますます楽しみになった。

後は、火災・震災に備えて、保険を探さなくちゃね〜。


女性が一人でマンションを買うケースがここのところ増えてきてるみたいだけど、結婚してオットがいても、手続きなんかは私がやらなくちゃいけないからね・・・まぁ、外国人オットがやってもいいんでしょうけど。仲介手数料だの、司法書士だの、色んな税金だのと、いいお勉強になってます。


着物仲間と新年会

2005年01月15日(土)

東京−雪の予定だったけど、思いのほか温かく雨。

2時まで勤務。オットは会社の同僚に誘われ、今日は松戸までお茶教室に行っている。

私は仕事の後、浅草へ〜。池袋から浅草出るのは結構面倒だった(2回乗り換え、しかも地上経由)。

12月まで通っていた着物教室の展示販売が浅草であるということで、教室の仲良し4人が集まり、お勉強(?)として見に行った。私はマンション買うから、もちろん余計なお金はない。それを肝に命じて、今回は買わなかった。現実的にものを考えられるときは、変なお金の使い方はしない。適度にお金があり、この先使い道が決まっていなかったりすると、口車に乗せられ、買ってしまうことがある(これが去年の3月、30万円で着物と長襦袢と螺鈿入りの帯を買った)。物が物だけに、お得な買い物だったと今でも思うけど、結局、滅多に着ないのよね〜。

メンバー4人のうち私も含めて3人は、上のクラスには進まなかった。
だから、今回の展示に先生がいて、ちと焦った。
1人は上のクラスに進んでおり、今回着物を仕立て、草履も買った。
私たちは見に行っただけだけど、帰りに芋ようかんのお土産もらった(ラッキー)。

楽しいのはそれからでした!
上野に出て、アラビアン・ロックなるお店へ!
入り口からして、魔法のランプを出されたりして、なんとも怪しいお店でしたが、店員さんのコスチュームも内装もコリにこってて、ここまで徹底されていると、感心してしまうのでありました。正にアラジンと魔法のランプの世界。アラビアンの国には行ったことないけどさ。
へ〜、こんなお店があるんだ〜ってな感じで。
ここで新年会をしたわけです。料理も飲み物も、たっぷりで一人3200円は安い! また来たいと思った。
普段行くのは、居酒屋チェーン店ばかりだから、今回は、某クーポン雑誌でこの店をチョイスした友達はエライ!(まぁ、彼女も来たことなくて、この店予約したって言うから、冒険だったんだよね・・・。でも、アタリでした。)

その後カラオケして、よく遊んだ1日でした。
いつもの感覚で遊んでるとホントにお金なくなるから、気をつけなくては!
明日はマンションの契約!


受付嬢気分?

2005年01月12日(水)

隣の組織の一大イベントの受付を仰せつかい、
こともあろうに、この私が来賓の受付担当となった。

いくつかの会社の社長はもちろん、国会議員はいるわで、
胸におリボンをつけさせていただくときに、
うまくピンがささらず、スーツにいっぱい穴あけてすみませんでした(汗)。

でも、来賓なんてそんなにいないから、
あとは入り口に一番近い席に座りながら、
「参加票をご記入の上、受付にお進みください〜」
なんて言ってればよかったから、そこそこ楽しいものでした。


初出勤

2005年01月06日(木)

初出勤です。

ロシア土産をまず配った。

今年の目標

「厳しく横暴に!」

相手を思いやってるつもりでも、
それが思いやりになってなかったり通じなかったり、
人に優しくするよりも、
自己主張をした者勝ちって感じの世の中。
他人は自分の希望や権利を主張して来るんだから、
こちらも負けずに自己主張して権利を追求せねば。
今年は強い性格になるぞぉ!

って小心者の私がどこまで横暴になれるか・・・。
所詮、内弁慶外味噌かも・・・ああ・・・(涙)。


ミンクのコート、成田着

2005年01月04日(火)

成田空港到着〜。

モスクワは(いい加減だからさ)、そんなに緊張しなかったけど、
問題は成田だよね〜。

パスポート・コントロールを通って、
ターンテーブルで荷物をピックアップして、
戦線布告〜(!?)

税関の相談所って言うのは、ないのね。
仕方ないから、税関チェックのテーブルに行く前に立っていた、ちと主任っぽい全体を見回していた税関の職員に(制服で分かるよね)、正直に相談した。

こういうときの私の信条:正直者は、悪いことにはならない!

2年前に、オットのママからプレゼントされた毛皮のコートなんですけど、何か申請する必要はありますか?って。

その職員は、少しものを見て、(そんなに値の張るものでないと判断したのかな、実際の値段は1700ドルと聞いている)、
「今度出国される際に、忘れずに『外国製品の持出し』で申告してくださいね。今回はいいですよ」
ってな具合で、その後、目の前の税関のテーブルへ行って、今このコートについては、伺ってきたので、申請するものは何もないですと言って、税関パス!

無事、ミンクの毛皮と共に入国したのでした。

でもでもでも〜、オチがある。
この日、関東地方は軒並み気温プラス15度。
この正月のロシアも暖冬だったけど、東京がここまで暖かいとは。
しかも、後から分かったことですが、東京は大晦日は大雪だったし、1月5日以降は、また寒が戻り、温かいのは1月4日だけだった・・・。
折角、ミンクの毛皮のコート着て、成田山にお参りしようと思ってたのに! コートを着替えて、(12月30日の成田出発前に買っておいた2つ分の荷物配送チケットに)もう1枚荷物配送チケットを買い足して、3つ目の荷物を自宅に送ったのでした。

初詣〜。
成田さんの梅がこの温かさでもう咲き始めていました・・・。

そうそう、税関の話の続きになるかもしれませんが、
今年、ママからもらったプレゼントはルイ・ヴィトンのバッグ。
私は今でも本物かどうか半信半疑なのですが(悪い嫁だ)、
ホントに偽物だったら、成田空港の税関で没収されるから、
このバッグはあえて使わずに、荷物に入れて持って帰ってきた。
で、成田空港到着ロビーを出て、荷物を自宅へ送る前に出して、
成田山お参りの共としたのでした。
人からプレゼントされたものが没収されたら、泣くに泣けないしね。

あ、でももらってばかりじゃないです。
今年、ママにはちり緬の洋服、車関係のグッズが欲しいと言うのでタイヤの形をした置時計、ソーラーパワーで手を振る招き猫の置物、尿素入りのクリーム、緑茶とそば、カレンダー等、単価は違うけどさ、お土産いっぱい持っていったわけです。年末、これだけの買い物すると、結構ストレス発散にもなる。人にプレゼントするのは楽しい。


ミンクのコートと出発

2005年01月03日(月)

ペテル到着まであんなに時間かかったのに、
日本への出発はスムーズでした。

まぁ、最後までハラハラ☆ドキドキだったんだけどね。

というのも、オットのママに
「今回は、ミンクの毛皮のコート、持って行きなさい! 着ないとダメになっちゃうから!」
と言われ、税関でひっかかると思うから持っていかない、といつもかわしていたけど、今回ついに持って帰ることに。たしかに、1年も着ないで正に箪笥の肥やしとなっていた2年前にママからプレゼントされた(しかも、私のために仕立ててくれた)このミンクのコート。下の方が少し虫食ってたんだよね。ダメにしないように、こりゃ日本でも着なくては!今年は幸いにもファーのコートがはやっているから、日本でも着れそうだし。

モスクワの税関、東京の税関とも、何か言われんかと心配でした。

ペテル出発前、空港でママと最後のお茶して(っていうか、コニャックでまたも乾杯)、マンション買って引っ越したら、招待状すぐ作るから、ゴールデンウィークに遊びに来てね!と約束した。

モスクワの空港で、乗り継ぎ便を待っているとき、ママが作ってれたハンバーグ弁当を食べた。周りの目がすご〜く気になった(恥ずかしかった)。

ミンクの毛皮のコート、モスクワ出発のときは、何もお咎めされることもなく、フツーに空港を出発できました!


荷造り

2005年01月02日(日)

午前中に郊外のパパの所からぺテルに戻り、

オットとママを二人きりにしてあげようと(?)
私は一人お留守番(実際は、疲れて休んでいた)。

今日記を書いていて、
あ!あの欲しかったソフト買ってくんの忘れた〜!
ってな具合で、その日のことを思い出している。

3日はもうロシアを発つ日だし、やはりこの旅は短すぎた。

1年半も住んでないのと、東京で忙しい(?)日々を送っていると、
あんなに愛した町もよその町にしか思えず、
でも4年近いあの日々がとても懐かしく感じられるのでした。

で、夜、オットもママもネフスキーを散策しに行こう!
ということで、出かけることに。

車で行ったのに、突然オットがメトロに乗りたいと言い出し、
1駅乗ってセンナヤへ。
センナヤには、ドストエフスキーの小説の情景とは似つかぬ
(ママいわく)モスクワのマネーがぺテルにも入ってきて、
超近代的なショッピングビルがこれであり、
町の300周年記念でフランスから送られた
意味不明(?)なガラスの(?)オブジェがあり、
ママもこれらのものは好きになれないといっていた。
そう、私が始めてぺテルを見た1995年や
留学初年1999年のあのなんともいえぬ、
人をひきつけてやまぬぺテルの匂いや陰影や雰囲気っていうのが、
いまは消えつつあるような気がする。
モスクワも似たり寄ったりかな。
留学先をモスクワにするかぺテルにするかで悩んだすえに
ぺテルに決めたけど、町の発展のスピードは明らかにモスクワの方が
早かった。まぁ、私も年を重ねて、「ロシアに行きたい!」みたいな
昔の強い気持ちがなくなったのも事実だけどね。

何はさておき、今回はいっぱいビデオを撮ったので、
日本に帰ってからもう一度この旅を味わえるのが慰めで、
疲労困憊したのは事実でした。

今度は10日間くらいの予定で里帰りしたい。


ドライブ

2005年01月01日(土)

正月〜。

空港と機内の乾燥した空気でノドをやられ、そのまま風邪気味に。
しょうがない、薬飲んで乗り切るぞぉ。

時差のせいもあって、朝10時まで真っ暗なロシアでも
モスクワ時間朝8時には目が覚める私たち。

ママと一緒に朝食をとって、
車が少ない1月1日の日中、
ママの運転の練習につきあった。
もちろん教官はオット。

今回のオットの一時帰国までに55歳にして運転免許を取得したオットのママ。これには脱帽です。でも、でも、事故を起こすこと電話で聞いた限り4〜5回。物にぶつかったり、歩行者にぶつかったり。幸い死亡事故は起こしていない。さすがにここのところ運転が怖くなったらしく、空港まで自分の運転で私たちを迎えに来ることはできなかった。

チンタラトロトロ時速30〜40kmで走ること約2時間。
ママ、運転技術にはぜ〜んぜん問題ないじゃん!
あとは自信をもって少し横暴に運転すればロシアの道はバッチグーよ。
オットも自分の母が運転する車の助手席に座り、いろんな意味で安心したみたい。

その後夕方4時に、パパのもとへ向かって出発。
息子(オット)の短い滞在、ずっと一緒にいたいとパパの所へ一緒に行くと言い出したママ(二人はオットが小さいときに離婚している)。一時はどうなることかと思ったけれど、ママはいとこのうちに行くことになり、私とオットはママのフォルクスワーゲンを借りてパパの所へ。

休む暇ないロシア一時帰国。

パパの所では、オットもウォッカ(といってもウクライナのガリルカ)を水のように飲んでいた(あんなに飲んでも酔っ払わないオットは、やはり血筋か!? これだけの量を飲んでいるオットを私は初めて見たかもしれない)。

パパは歌い出すし、やんやわんわでこちらもまた賑やかな夕べでした。
私は一人、疲れきって実は別室で寝させてもらった。
でも、その後、ムービーカメラマンに(結構、好きなんだよね)。
1年に1度しかパパに会えないと思うとちょっと淋しいけどね。
短い滞在だけど、年末年始にロシアに戻ってよかった。

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