長いお別れ
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嘘だって吐けばいっそリアル。 言葉はいくらだって嘘が言える。 心に覆いをして耳を塞いで真実から目をそらし嘘を吐く。 そうして少しずつ人と距離を置いてそれでどうなる? 余計孤独になってうす闇の中で声を殺してなくだけだ。 離れて欲しくない傍にいて欲しい。そう思っているのに。 いつか傷つけるのが怖くて距離を置こうとしてしまう。 そうやって何人かの友人と縁が切れた。 頑張れば元に戻るのかもしれないけれどそんな気力ない。 解っていてもできないこともあるって自分に言い訳して。 いつも言い訳ばっかり探してる。逃げてるんだ自分の人生から。 あと3年で母親が死んだ年になる。同じ過ちを繰り返さないと言い切れる? わからない。明日のこともわからない。自分がわからない。 何でこんなこと書いてるのかもわからない。 今、自分と繋がってくれてる人と離れたくない。 なのに臆病がまた顔を出してきて私を迷わせる。 いい思い出だけを残して死んでしまいたいとさえ思う。 そんな勇気も根性もないくせに。私はダメだ。人間としてダメだ。 モノなら修理に出せば直ったり買い替えたりできる。 でも人間は生きるか死ぬかしかない。ダメな自分と生きていくしかない。 それでも生きていくことにしがみつくんだね。馬鹿だね、ホント。 自分を信じられないのにそんな人間にどんな道が続いてるんだろう。
青信号が灯ってる。やっと歩き出せる。 雪が降ってきたときにそう思った。 丁度外にいたので冷たい雪を頬で感じた。 日が照ってるのに降ってくる雪が綺麗だった。 自分を疑う心を持ち合わせているけれど焦らないでいたい。 明日が来ることを当たり前だと思っちゃダメだ。 夜になると一旦死んだと思いながら眠るようになった。 そうすれば朝目覚めてしんどい1日も少しは楽に過ごせるから。 おろしたての心、そんな気持ち。 持続しないかもしれない。それでも今は青信号が灯ってる。 無駄にしない日々を送れたらいい。大切なのは幸せの形。 ひとりでも心の持ちようで幸せになれる。きっとなれる。 心通わせた人がいるからひとりだけどひとりぼっちじゃない。 冴えない毎日が続いても思い通りに進まなくても。 生きていけるよきっと。幸せはすぐ傍にある。それは多分嘘じゃない。 幸せを自ら遠ざけるのは止めよう。そうすればきっと。 きっといつかはこの病気も治る、そう信じて。信じるしかないじゃない。 半ばやけくそでも前を向いていたいから。頑張れ私。頑張れ。
お正月気分も今日で終わり。 まだ医者は休みだけれど自分の中では通常に戻る。 しかし戻ったからと言って何が変わるわけでもない。 淡々と時間は流れ置き去りにされる自分を感じる。 曖昧な人生の中で掴んだと思った幸せを逃したくない。 ただそれだけに必死な自分がいる。 必死になってやることに良いことはないのに。 それでもこの手の中にある大切な人たちとの絆はどうしても失いたくない。 毎日途切れないように心を新たにする。大切にしようと。 だけどどこからともなく悲しみが押し寄せてきて涙に変わる。 意思に反して流れ続ける涙を滑稽だと感じる。 誰のせいでもない。自分が弱いから疲れてしまうんだ。 小さな部屋に閉じ込められて動けなくてやりきれない思いをする。 でもそれだって自分のせいだ。鍵は自分が持っている。 外に出ることを選ばない自分が悪い。解っていても行動に移せない。 苦しいのは悲しいのは淋しいのは私だけじゃない。 きっといろんな人が上手く笑えなくて過ぎる景色を見ている。 生きていることそれだけでも誰かの役に立っていればと思う。 私は心を繋いだ人たちが生きているだけで幸せです。 忘れないで欲しい。私が見つめていることを。ここにいることを。 この空の下、あなたの幸せを願っていることを。忘れないで。
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