長いお別れ
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空を見上げたら雲が切れて小さく瞬く星が見えた。 身を寄せあっているように近くにいるように見えて本当は遠い星達。 どうして私には「キミ」がいないんだろう。 皆、「キミ」を胸に住まわせて生きてるのに。 少し離れた所に確かに「みんな」は存在するけど「キミ」はいない。 「キミ」はどこにいるの? これから出会うの?それとももう通り過ぎてしまったの? 一人の部屋は寒くてささやかな絶望でいっぱいだ。 「キミ」の隣にいきたいよ。
昼間の不安が大きくて怖い。 何が不安なのか解らないくらいに怯えている。 ドアフォンが鳴ると身を潜めて小さくなっている。 上の階の物音、廊下の話声、何もかもが怖い。 そして自分は要らない人間じゃないのかと思いはじめる。 私が要らない理由は幾らでも思い付くのに。 私を必要な理由は思い付けない。 友人が悲しむから死んではいけないと思う。 だけど私の胸の中に死という小さな芽が芽生えはじめている。 どうか神様がいるならこの芽を摘み取って欲しい。 このままでは芽吹いてしまう。悲しい花が広がる頃私は何をするんだろう。 生きる事を選べるだろうか。お願い手を離さないで。繋がっていると信じさせてください。あなたと。
もうずっと部屋に閉じこもったままだ。 外に出るのが怖い。人と接するのが辛い。 このままでは公共料金が止まってしまう。 明日には行かなければ。たったそれだけのことでも辛い。 死んでしまってもいいとか普段くちにするけど 最近胃痛が酷くて何か大きな病気かと思うと怖くなった。 結局死にたいんじゃないんだ。自分じゃない人になりたいんだ。 もう疲れた。疲れたよ。 友達もいる。大事にしてもらってる。一人じゃない事も解ってる。 だけど独りなの。慣れると思った。でも無理だった。 人が恋しいのに人が怖い。散々人を傷つけてきたせいだね。 もう一度チャンスを下さい。やり直すチャンスを。
私信 Eさん、Yさん、Aちゃん。N子さん。 諸事情により携帯が使えなくなりました。 新しく購入する事は現在の状態だと無理です。 今まで優しいメールをありがとうございました。
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