長いお別れ
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2004年08月30日(月)

逃げたくない。逃げたくない。
後戻りは出来ない。生き残る道はひとつ。
這い上がればいいだけ。
夜明けは繰り返し訪れるのだからその日をまっすぐ生きればいい。
頭では理解できているのに心がついてこないのは何故できないんだろう。
どこが悪いんだろう。
また1日に2回分のお薬を飲むようになった。
結局逃げてる。そうしないと眠れない。
「3日徹夜したら倒れるように眠れる」と言われた事があるので
今度からそうしてみようかなと思っている。
時間だけはあるのだから、せめて前向きな事を考えよう。
どっちにしても通院日まで薬もたないし。
でももう疲れた。先生にきちんと思いが伝わってない気がする。
だからといって転院するのは今の私では困難だし。
このままじゃダメな事はわかってる。
状況は年々厳しくなるばかり。今しかない。私が変われるチャンスはいましかない。
ずっと心はそばにいますと励まして下さる人もいる。
想像してた未来に近付けるように信じてやっていくしかない。


2004年08月25日(水)

先週からずっと咽の辺りに異物感があって腫れ上がった感じで
咳き込むとひどい嘔吐感で苦しい。
気ばかり焦って呼吸もうまくできなくて不安で孤独で仕方ない。
次の通院日まで気力が持たない気がするから早めに行こうと思う。
でも、ちょと早すぎるからまたODしたと思われないだろうか。
勝手に決めつけるような先生じゃないけれど、少し怖い。
人間は一人でいるとダメだ。心だけじゃなく体までおかしくなる。
友達の友達が自殺未遂をした。友達は酷く落ち込んで電話をかけてきた。
何の相談も受けなかった事を気に病んでいた。
「私の存在は価値がなかったのかなあ?」
涙声で聞く彼女に何を言えばいいのかわからなかった。
でも、もし私だったらと置き換えて考えてみた。
「違うよ。大事すぎて何も言えなかったんだよ」
苦しいとか辛いとか、そんな事は大事な人になる程言えない。
だって自分で解決するしかないんだもの。
それなら余計な事で大事な人の心を悩ませたくはない。
笑って会える時だけ会いに行く。楽しい記憶にだけ存在したい。
その人も辛くて辛くてでもどうしても言えなかったんだね。
本当は、私ももうダメかなって思ってた。疲れ果ててた。
でも、やっぱり死ねないと思った。どんなに辛くても耐えるんだ。
彼女にこれ以上辛い思いさせられないし。他の友達にも、誰にも。
愛してる。大丈夫。愛してる。ひとりじゃない。ひとりじゃないんだ。


2004年08月24日(火)

謝らなきゃいけない事がありすぎて。
道ばたのネコにさえ頭があがらない。
つらい約束をして、今はすぐに果たせそうになくても。
消えてしまうような感情もどんなに苦しい状況も投げ出さないって約束するから。
だから少し。ほんの少し。あなたがそこにいるって事うまく伝えて。
アレもソレもと欲張りたいわけじゃない。
ただ一つだけ。私を愛してくれますか。どんなに頑張っても怖くて聞けない言葉。


2004年08月20日(金)

とりあえず愛とかそういうの保留にして先に行きたい。
でも今の自分が一番ほしがってるものは愛なんだ。
だから裏切った愛を捨てられないんだ。
多くはないけど友達がいる。大切に思われてる。それなのに。
なくしかけた自分をどうやって取り戻せばいいのか解らない。
このままじゃ駄目だ。心が死んでしまう。


2004年08月16日(月)

眠れないなら眠れないでいっそどこまでも夜が続けばいいのに。
必ず朝が来る。どうして?と思ってもどこにいても誰といても朝日は昇る。
少しずつ白んでいく空を見た事がある?
あの美しさはどこに行っても感じられるようになってるんだね。
一人でいても誰かといても同じように感じられるように。
夕日の輝きも。夜の月の儚さも。花びらが舞うのも。全部そうなんだね。
眠れない夜も誰かが同じ空を見上げてるかも知れないと思うと息が少し楽になる。
ひとりじゃないってそういうことだよね。
そばにいられなくてもそばにいてもらえなくても。
諦めそうになってもいい事ばかり続かなくても。
悔しくて泣いても楽しい事ばかりじゃなくても。
誰かを思って思われて生きていくんだよね。
その思いが憎しみになってしまうなら忘れていて欲しい。私がいたことの全てを。


2004年08月15日(日)

今日は咽が凄く痛くて起きている間、ずっと咽が気になって仕方なかった。
風邪かなって思ったけど熱もないし。咳もでないし。
食欲が相変わらずなくて、でも痩せるわけでもないし。
薬飲んででも6時間は眠るからだろうな。
薬飲まなきゃ延々と起きておかないといけないし。
お金は無駄にできないからひきこもりがちになるし。
私は変わったのかな。それとも変わっていないのかな。
それはどっちが強いんだろう。
秋が紛れ込んだような涼しい日にふいに思った。


2004年08月14日(土)

もって行き場のない感情を持て余したまんまで。
吐き出すのも難しくて。息がうまくできない。
孤独がおしよせてくるのは夕暮れ時だと改めて知った。
泣いてばかり。何を聞いても何を読んでも自分がひとりなのを確認するだけ。
パソコンを起動させる時間が減った。
何もしたいことがない。眠っていたい。ずっと。眠っていたい。
こんなに落ち込んでしまった理由が解らない。
毎日同じ事の繰り返ししかしていないのに。
薬を飲む。無理矢理にでも外に出て日ざしを浴びる。
できるだけきちんとしたものを食べる。
なのに何故かストンと穴に落ちたかのように八方塞がりのまま。
生きている事が急に苦痛になった。
でも死なないと約束した。
人と関わろうとするから孤独になるんだ。
ひとりでも生きていける。生きていける。今生きてるじゃないか。
くだらなくても意味がなくても生きてるじゃないか。
もう逃げないと決めたんだから、この辛さも引き受けなければ。
あの人は何も失わなかった。失ったのは私だけだった。
これ以上もう誰も失いたくない。やっていくしかないんだ。


2004年08月13日(金)

落ち込みたくなくて日ざしを感じたくて外に出てみても
あてもなく歩くとささやかな絶望が肩に降り掛かるのを感じる。
孤独に対抗するのは諦めないという情熱だ。
それをなんとかして自分の手の中に取り戻すんだ。
過去は過去。
そう割り切っていくだけのしたたかさを自分に身につけさせるんだ。
自分を取り戻す為に必要なものはなんだろう。
今なら言える事もある。確かに愛していた。愛していたよ。
でももう終わったんだ。終わったんだよ。
それなのに忘れられないのは自分が弱いから。
言われなくてもとうにわかってるんだ。
忘れられないんじゃない。忘れたくないんだ。
たとえ一時でも自分が愛され求められていた存在だった事を忘れたくないんだ。
それはきっと悪い事じゃない。たぶん悪い事じゃない。
だけど今はそれが足枷になっているから考えちゃいけない。
どうすればいいのかわからない。街は思い出に溢れている。
うまく息ができなくて窒息しそうになる。
なんのために生まれたのかさえわからなくなる。


2004年08月12日(木)

薬を飲んでも、親しい人に出さない手紙を書いた後も、気持ちがはれない。
なにもかも嫌になっていくばかり。
空が青い事も太陽が沈む事も夜が自分を包む事も。
なにもかも嫌になるばかり。
もう薬を溜めて飲むような真似はしないけれど、心がざわついている。
そこら中にいら立ちを振りまいてみてもただみじめになるだけ。
夜にさまよう心が並べる過去の幸せ。
そんなものに縋り付いていたって何も変わりはしないのに。
偶然じゃない。出会い別れは導かれゆくままに。
それならばなおさら好きな人に会いたい。ただ手を繋ぎたい。


2004年08月11日(水)

今ならわかることも沢山あるけれど。
今更気付いても仕方ない事も沢山ある。
時間は痛みを和らげる事なく余計に尖らせる。
その刺が時折とても辛くなる。
それは心で起こる事だから痛みだから流す涙も血も誰にもみられない。
日々痛んでく心をどうすればいいのかがわからなくなっても生き続けるしかない。
望まなければいいんだ。普通の幸せなんて。望まなければいいんだ。
頓服が足りなくなって、病院に行くのにも起き上がれなくて、郵送をおねがいした。
こんなこと初めてだ。でも今は誰とも会いたくない。みじめな自分を見せたくない。
違う見たくないんだ。
病気の自分に負けそうになる。病気なんだから死んだっていいじゃないかと思う。
じゃあ何の為に3年も薬を飲み続けたんだ。生きたかったからだろう?
忘れられない過去に押しつぶされそうになっても飲み続けたのは生きたかったからだろう?
何の為とか何故?とか考えても答えは見つからない。見上げれば青い空。
生きていく事に疲れたら何を思い出せばいいですか。
一人でいるのが辛いからって二人になりたいわけじゃない。
一人でなんとかしてこの暗い時間を乗り越えたいんだ。きっとできると信じて。


2004年08月10日(火)

思いを口にすることは傷つけてしまうような事に思えて
言えなくてただ胸の奥が悲しくなって泣いてしまう。
頓服もきかない。気持ちが浮上しない。
頭の奥がざわざわ言ってる。また暗い波がきた。
こんな時は何をしても無駄だ。何も頭に入ってこないし。
何もかも素直に受け入れられない。
頓服だけでも貰いに行くべきだろうか。もうすぐ病院も休診日に入る。
でも本当はそんなことどうでもいい。もうどうでもいいんだ。
早く眠りたかったからお薬を飲んだ。
どうせまた3時間で目がさめるんだ。
愛してる愛してる愛してる。誰かを。


2004年08月09日(月)

落ち込みたくなくて薬を飲むという行為が余計に落ち込ませる。
友達や知人には言えない事が増えていく。
傷つけてしまうだけだから。
本当にそうだろうか。私の言動に傷付く人なんているだろうか。
人の人生にそんなに影響を与えるほどの人間じゃないことは自分が一番よく知っている。
食べ物を口にすることが少なくなった。お薬を飲んでも眠れない。
愚かな心はどこに行こうとしているんだろう。
歪んだ精神を持て余してしまう夜が苦手だ。
憎しみだけが胸の奥でゆらゆら揺れている。
これじゃ駄目だ。こんな気持ちじゃ駄目だ。
どこかに捨てなければ。この憎しみを捨てなければ。
もう充分だ。もう充分じゃないか。神様は何を試してる?


2004年08月08日(日)

私の心はゆっくりゆっくり癒されていくんだろう。
憎しみも愛情も全部いつかはこの空が包み込むだろう。
どこにいてもここじゃないって事感じているけれど。
死にたいと思う情熱はもうこの胸から消えてしまった。
それがいいのか悪いのか、答えは誰も教えてくれない。
怒りをエネルギーにして生きていたことももう忘れかけている。
そしてからっぽの心が残る。好きな人達の笑顔だけを覚えてる。
伝えたいことが言葉にならない。言葉じゃ真意伝わらない。
相反する思いにいつも揺れてる。心が揺れてる。
今日は朝から泣いてばかりで目の奥が痛くて耳鳴りがする。
それでも新しい涙が浮かぶ。何がそんなに悲しいんだろう。
胸の奥で何度も何度も思い浮かべる。手を振ってさよならする時の事を。
こんな自分にもいつか手を振ってさよならを言う為に。


2004年08月07日(土)

本当はすぐに会いたいのに。
赤信号が点ってる。
早く会いたいのに。
赤信号が点ってる。
「仕方ない」
そんな言葉できれば使わずに生きていきたい。
自分と他人の間を愛で塗りつぶしてしまいたい。
本当はきっと容易いことなんだろう。
思い出してみればいい。この世で一番好きなあの人の事を。
そこで生まれる優しさの事を。
あの優しさの事を。


2004年08月05日(木)

風と青空と君連れてどこか遠くに行けたらいいな。
まっすぐに走り出して、探してるものを見つけにいけたらいいな。
大切に思う心だけ分け合って、太陽を浴びて微笑みを交わそう。
明日を信じよう。二人で皆で。君に届けこの気持ち。


2004年08月02日(月)

吸い込まれそうな空を見上げて、流されていく雲に自分を重ねた。
繰り返しの日々に追い立てられて零れていく愛のようなもの。
息継ぎできないような毎日にさまよっているだけで何もできなくて。
幸せになれないのは他人のせいじゃない。自分の心のあり方次第だ。
嘆いてもぼやいても何も変わらない。辛いのは私だけじゃない。
今夜もどこかで誰かが泣いている。誰も分かってくれないと泣いている。


2004年08月01日(日)

何もない毎日を過ごしていく事にいつか諦めもつくのかな。
どうして空は続いているんだろう。どうして人を思うんだろう。
毎日寝食の心配をすることなく生きていけて、たまには友達の声を聞いて。
自分はひとりじゃないのに。どうしてこんなに孤独なんだろう。
心がカラカラに乾いてる。水をさすのはどうすればいいんだろう。
あの10年を無駄にせずに、この3年を無駄にしない為にはどうやっていけばいい?
優しさに包まれて笑っていた日々を忘れる事はできなくて。
でもそうやって思い出せば出すだけ、今の自分が辛くて。
自分で決めた事なのに、それをどうしても認められない。
誰かのせいにしなきゃ重すぎて抱えていられない。でも誰のせいにもできない。
仮に誰かのせいにしても楽になるのはその瞬間だけ。
あとでもっと自分を責めて余計に逃げ出したくなる。
こんなはずじゃなかったって疼く心をいつ手放せるだろうか。
今日はまだ心が落ち着いている。泣いてばかりだけど。
夕焼けが夜を連れてくる。長い夜を連れてくる。


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