長いお別れ
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2004年05月27日(木)

あと何度運命の出会いを繰り返すだろうか。
私は人に恵まれている、過ぎるくらいの愛情を貰っている。
なのに淋しいんだ。
雨に打てれてずぶぬれになったってこの拳を突き上げる事はできる。
何もないのに、さもなにかあるかのように見せ掛けて。
がむしゃらになって振り向かずに走り出せばいいんだ。
よけいな事は考えないで。どこかにいる待っている人の所へ。
そして一緒に夢を超えていくんだ。どこかにいる誰かと。
不安や孤独とは戦うしかない。今日という日には別れを告げるしかない。
明日への道のりは夢を見て飛び出すしかない。
もっと力を抜いたら楽になるのに。わかっているのにできない。
笑顔さえ作れない一日が終わっていく。迷いながら探しているものはなんだろう。
私というこのちっぽけな世界の鍵をもっているのは私だろうか。あなただろうか。それとも失くしたあの人だろうか。


2004年05月26日(水)

今、私が死んだら、どうなるんだろうね。
世の中は何も変わらないし、友達が怒るくらいかな。
アレもこれも欲しいって言わなくなってから、数年。
いまじゃ欲しいものがなんなのかさえわからない。
感情の発散の仕方も忘れた。時々お友達に会ってわあ〜っとテンションが上がる。
でもそれだけ。持続しない。次の日には抜け殻みたいだ。
何をあんなに必死になって喋ったんだろうと、自己嫌悪につながる。
どんなにいい人ぶってたって、自分が一番よく知ってる、自分の事。
なんにも変わってない。あの頃のまま。それを追いこさなければ、特別な朝はやってこない。
泣きたくなっても電話はしない。会いにもいかない。そういう風に利用したくない人達がいる。
この暗い感情も明日には消えていますように。俯く顔をあげて歩き出せるように。願いごとはいつも同じ。好きな人達に笑顔でいて欲しいってこと。
それが私の幸せに繋がるから。この弱さを蹴飛ばすまで、皆が必要なんだ。
ここまでわかっているのにどうして私は私を信じてやれないの。


2004年05月23日(日)

私がここにいる事を必要としている友達の存在が、私を癒してくれる。
10日に一度鳴る電話の音をいつだって意識している。
「私がいるよ」
そう口にする事で、私は救われる。
ここにいてもいいんだと、生きていてもいいんだと、救われる。
痛みを分け合って優しさを持ち寄って。どうか私が私でいられるように。
何もない明日に意味を見つけられるように。少しでいい強くなりたい。


2004年05月21日(金)

お薬飲んでもちゃんと眠れない日が続いてる。
PCから出てる磁力を受けると眠れなくなると聞いたので
夜はもう10時頃にはお薬飲んで布団に入るのだけど。
ずーっとずーっと心臓がドキドキしていて、息をするのもやっとだ。
頓服を飲んでみても変わらない。苦しくて涙が出てくる。
持ってるCDを片っ端からかけてみたり本を読んでみたりしても焦りは余計に募るばかり。
弱くたっていいよ。そのままでいいよ。言い聞かせてる自分に。
ひとりじゃない。ひとりじゃない。ひとりじゃないんだ。
失ったものは大きかったけれど、得たものだって大きい。
やりたい事が見つからないのは心がそこまで育ってないから。
もう逃げ出さないと決めたんだから、自分をじっくり見つめよう。
振り向いちゃダメだ。諦めちゃダメだ。駆け抜けていくんだ、今を。


2004年05月15日(土)

悔しかった想い出ばかり私は忘れられずにいる。
振り返っても振り返ってもそこにはもう何もないのに。
本当はまだ好きなんだね。まだ心を返してもらってなかったんだね。
認めようよ。仕方ないよ。自分の心だからって思い通りに動いたりしないよ。
誰のせいじゃない自分のせいでもない。その答えを知る為に今があるのかもしれない。
想い出の中でいい人になっていくあの人は元気だろうか。
繰り返す日常で立ち止まる時、私の声を聞くだろうか。
幸せを願ってもいいですか。あの人が幸せでいる事を願っていてもいいですか。


2004年05月09日(日)

今日は半年振りにお友達に会いました。
元気そうで、私なんかに会うのすごく楽しみにしてくれてて、
いっぱいお喋りしてもらって、励ましてもらって、幸せでした。
帰り道で、また会えるってわかってるのに、淋しくて泣いてしまいました。
何度も何度も目を擦って、その度に零れる涙に、どこか安心してました。
私はまだ人を好きでいられる。大切な人が沢山いる。
その人達が「好きだ」と言ってくれる自分を、ほんの少し好きになれる。
明日のこの時間に何を考えているかはわからない。
もしかしたら、消えちゃいたいと思ってるかもしれない。
でも、今この時だけは幸せだって胸を張って言える。
友達がいなければ、本当にもうこの世から消えていたかもしれない。
愛しい存在が、私をこっち側に留めてくれている。
言葉にするとなんか陳腐で、声に出して言うのは恥ずかしくて言えないけど。
私を支えてくれている全ての人に。心から。
「愛してる。そこにいてくれてありがとう」
またね。また必ずね。元気でいてね。笑っていてね。それだけを祈ってる。


2004年05月04日(火)

雨が降ってる。
誰の為にでもなく、ただただ降り続けている。
人を愛する気持ちもそういうものなんだろうか。
あなたの為に。ではなく、自分の為に。でもなく。
ただ愛する。頑張ったりしない。
頬を伝った雫の中にはしまい切れない思いが一杯。
色んな人の日記を読む。
本当の名前も知らないのに、お互いを知っている。
人は繋がって生きている。まあるい円を描いて。


2004年05月01日(土)

宇宙までの距離にすれば、皆一緒。
果てなく続く遠い未来が、喜びであり不安なのも、皆一緒。
誰だってひとりじゃない。
いつもいつもそばにはいられなくても。
会いたいと思えば、いつでも会える。
可能性は無限に広がっている。ここはまだ道の途中なんだ。
疲れたら休めばいい。涙を拭って歩き出すのもありだ。
いつまでも声に出せない思いは、溜め息に包んで吐き出そう。
今何が欲しい?今何がしたい?どこへ向かうのも自分次第。
失いたくないものがわかっているのならきっと大丈夫。


志乃 |MAIL

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