長いお別れ
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2003年03月28日(金)

長い夜が目の前にただ横たわる
何も見えず何も聞こえない

あの笑顔を思い浮かべるだけで
光がさしたような気がする

何も言わないで何も聞かないで
差し出した手を優しく握ってくれた

後悔だけを繰り返していていても
明日は来ない だからあるがまま
踏み出す足は震えていてもいいんだよね?
歩き出す事に意味があるんだよね?

呼吸する胸と確かな腕と柔らかいキスを
今 わたしに


2003年03月27日(木)

どんな風に好きかなんて、上手く言えない。
毎日会いたくて、声を聞きたくて、そばにいたい人達がいる。
これ以上ないってくらい、好きって言った。
心の中に、好きな人を住まわせておける事ができるようになって
本当に嬉しい。笑う事の楽しさを、また味わえるなんて思ってなかった。
ありがとう。私の事、好きって言ってくれてありがとう。
幸せでいてね。笑っていてね。今度会う時もまた笑顔でね。


2003年03月25日(火)

去年の今頃よりはうんと幸せな状態だ。
住む家があって、ご飯も食べれて、電話も繋がってて、
その電話に、時々、コールをくれる人がいる。
元気?と、声をかけてくれる。なんてありがたいことだろう。
体調は芳しく無い。心臓がものすごい早さでうって、吐きそうになったり
急に身体が震え始めたりして、また倒れるのかと不安になる。
それでも、ちゃんと生きている。呼吸して、春を感じたりしてる。
夜中に目がさめて、ぽつんと取り残されたような気がする。
愛されたいんだと気づく。
誰でもいいから、誰か。と言う事ほど虚しい台詞は無い。
誰でもいいわけが無い。たったひとり。その人だけだ。

あなたは元気ですか。幸せですか。好きな人はいますか。
全然知らない人だけど、あなたが笑っていられる事を願っています。


2003年03月13日(木)

11日に倒れた。原因は不明。
脳に損害や異常が無いし、てんかんなどでも無いと言われた。
友達が言うには、気が付いたら私が立ち上がっていて、何か
口の中でもごもご言ったかと思うと、いきなり倒れこみ痙攣したらしい。
次に気が付いた時は救急車に乗り込むところだった。
簡単なことを聞かれているだけなのに、ほとんど何も答えられなかった。
病院についてCTスキャン。結果はどこにも異常なし。
脳からくる発作ではないだろうということになった。でもそれだけ。
点滴を受けて、家に戻る。
朝一番で心療内科の先生に報告に行く。説明を聞いた先生は、
パニック障害かもしれないと言った。
筋肉注射と点滴を受けて、脳波に異常もないことを確認して帰路につく。
が、立ち寄ったレストランでまた発作が起こった。
気が付いたら救急車の中で暴れていた。何かを懸命に訴えていたと思う。
履いていたジーンズがまるで水に浸したかのように濡れていた。
もう一度、筋肉注射と点滴を打ってもらって、そのまま家に戻った。
ご飯も食べないで薬をのみ、死んだように眠った。
ここ二日ともほとんど起きていられなくて寝てばかりだ。
またあんな発作みたいなのが来たらどうしていいのかわからない。


2003年03月06日(木)

普通じゃない生活をしてるんだなんて言えなかった。
何にも言えなかった。ためらうのは、怖いから。
後から知らせる方がなお悪いことだっていつになったら気づくの。
ずっと秘密にしておくの?
一番知って欲しいことを隠したままで仲良くなんてできるの?
泣きたい夜に電話なんかしない。
自分のことは自分で何とかするしかない。
期待はしない。
手に入らなかった時に泣くのはもうこりごり。
雨が降ってる。誰の上にも平等に降り注ぐ空の涙。
私の涙のことなんて、誰もしらなくていい。
違う人になりたい。私じゃない人になりたい。
平凡で当たり前の人になりたい。
優しい人になりたい。


2003年03月02日(日)

友人は夢がある。
結婚する。
成功する。
幸せになる。
彼女の力強さを尊敬している。

私はどうだろう。夢はあるんだろうか。
最近、人と会いたいと思うことが増えた。
一年前は、自分が生きていることが苦痛だった。
今は、自分がここにいることを知って欲しいと思い始めている。
ほんの少しだけれど、前進していると思う。そう思いたい。

日ざしはもう春になった。今年は桜を見られるのかな。
できるならば、誰かと一緒に、咲き誇る花を見たい。


志乃 |MAIL

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