カタルシス
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2006年06月30日(金)  ディボーシング・ジャック 

金曜がレディースデーの銀座シネスイッチ 現在公開中の映画に興味があったので急いで駆けつけて最後の回に滑り込みました!
当日券900円で鑑賞できるのはどう考えてもオイシイ☆

『プルートで朝食を』鑑賞

【あらすじ】1970年代のアイルランドの小さな町、パトリック・“キトゥン”・ブレイデンは、赤ん坊のときに小さな教会の前で捨て子として拾われる。幼少期から綺麗なものに興味を持ち、女の子のものを好む彼は、小さな町では“変わり物”のレッテルをはられてしまう。そしてある日、ある出来事をきっかけに、自分の母親を探すたびに出る決意をし、生まれ育った町を出て、ロンドンに向かうのである。“キトゥン”にとっての幸せに出会うことはできるのであろうか・・・。(シネスイッチ銀座公式サイトより)

分類が「コメディ・ファンタジー」になっていましたが 思いの外政治背景がシリアスでした
主人公の奇抜な格好や数奇な運命を前面に出しながら 70年代のアイルランドと英国の関係だとかIRAの活動が身近に感じられてしまう状況とかを何気にキッチリ描いています あの時代にあんな生き方をしていた割に悲壮感を出すことなく主人公の半生を表現していたのがスゴイなぁと 堕ちるとこ堕ちてても全然穢れたようには見えなかった主人公 ひどい目に遭っても遭っても他人を恨んだり人生を嘆き過ぎたりしない まさに彼こそが聖人

美麗の青年パトリックにキリアン・マーフィ 神父様はリーアム・ニーソン 成り行き上パトリックの面倒をみてくれた刑事さんにイアン・ハート 見知ってた顔はこれくらいかな?
カソリックの聖人パトリック 彼と名前を同じくする主人公は自らが創造した「キトゥン」という従者を通し名として名乗るんですが そんな女性名よりも私には 周囲が彼に親しみを込めて言う「パディ」って呼び方の方が好きでした
 

『ディボーシング・ジャック』1998年/イギリス

 


2006年06月29日(木)  遥かなる大地へ 

夏休みの日程が強制されたことによるチェコ旅行中止の連絡をしてあった友人から 返信メールが来ていました

チェコを留守にしてイギリス行ってたんだって アイルランドとかスコットランドの旅

いいなーアイルランド〜 IRAが気になるけど 行ってみたいな〜「岩と妖精の島」!

まぁ個人的には「マクマナス兄弟の故郷」認識なんですけどね ←『処刑人』の主人公
 

『遥かなる大地へ』1992年/アメリカ

 


2006年06月28日(水)  親子クラブ 

久々に本家へ行ってお夕飯いただいてきました

父母が今日の昼まで岩手の母の実家へ行っていたらしいです 旅行?してることすら知りませんでした私 あははは・・・
本当は昼の新幹線で戻って来るつもりが 今日が祖母の誕生日だったことをギリギリで思い出し 急遽お祝いの席を設けてから帰京してきたらしいです 間に合って良かったねママン というか 忘れちゃダメだよせっかく会いに行ってたのに・・・

ちなみに祖母が6/28 私が7/28 他界した祖父が8/28と 生日が同じである意味覚えやすいのです 特に私は忘れない 父なんかは27〜29で混乱するみたいですが 自分の子供3人くらいの誕生日はちゃんと覚えていて欲しいですな(苦笑)

えー 実は妹が昨日まで2週間のグレープフルーツダイエットをしていたので 私も何となく自宅にいるときは質素な食事になってました あとはライブなんかがあるときには なるべく外で食べるようにしたりね とにかく妹の前でガツガツ食べたり菓子頬張ったりできる雰囲気じゃなかったんスよ 特に後半は(苦笑)

そんな苦痛の2週間を見事乗り切った妹が 晴れて解禁になったので今日はお祝いだったみたいです ついでに私は2ヶ月分のお家賃支払ってきたヨ

解放気分の妹くんは気持ちがリバウンドしてるというか エライ食べとりましたが大丈夫なんでしょうか・・・ 体にリバウンドが来ないことを祈るワ(^^;)

満腹姉妹 無事帰宅
僕はうっかりワインなんか飲んでしまって頭ガンガンしちゃいました 苦手なんだよねワイン でも今夜は何か断り辛かった(苦笑)
 

『親子クラブ』1994年/日本

 


2006年06月27日(火)  栄光と悲劇 

本日は梁朝偉さんのお誕生日
トニー・レオンさん

星爺と同年で同期です つまり彼も44
彼らはお互いが俳優になる前からの友だちです
なのに共演とかしてるの観たことない(『ゴージャス』は共演とはいわない…よね?)
星爺の誘いで俳優養成学校を受けた偉仔 しかし当の星爺は落ちたらしい(苦笑)

ついでにトビー・マグワイアも今日がお誕生日らしい
スパイディのピーターは可愛いので好きだv ヒロインがおまんじゅうだから余計にそう見えるんだろうけど(笑)
近々パパになるらしい 頑張るヨロシ!


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夕張市破綻? へぇ、そんなんなるんだ…(汗)

めろん城とか アドベンチャー・ファミリーとか ロボット大科学館 炭坑生活館 SL館 etc 検索かければ観光スポットとしてドワッとひっかかるのに どれひとつとして知りませんでした TVに映った映像を見るからに無… ゴホゴホ-з
地方自治といっても本来の自立歩行にはほど遠い結果になっとるようですな

夕張 実は行ったことあるんス 冬だったので辺り一面雪しかありませんでしたが 新千歳からスキー場のホテルまで メロン畑の敷地に囲まれた1本道をレンタカーで延々移動 天気良くなかったのに雪に反射する光で見通しが悪く 土地勘ない所為もあって半日くらい迷子になりました(本当) よく目的地まで辿り着いたもんだなと思います

そのくらい目印になるものが何もなかったってコトですよ

まぁ 私が行ったのって99年の話ですからねぇ
7年も前じゃ様子が違ってて当たり前かな

他に人呼ぶ方法なかったの?と考える以前に 同じお金をかけて他の産業は始められなかったもんなのかな 人呼ぶだけが錬金術じゃないというか 観光で食っていける町だなんて一般の住民は考えてなかったと思うんですが(苦笑)
映画祭だって毎年2月前後に開催って 何でやねん 行くの大変だったっつーの 会場のホテル以外に喫茶店も食堂も何もないから結局飛行機の時間までホテルに缶詰だったヨ(アチコチで俳優や関係者とハチ合わせするのを“ラッキー”と感じるより“やりづらい”と感じてしまうくらい世界が狭かった)冬はスキーで人来るんじゃないのかい??

今回のことなどまだまだ氷山の一角で 第2第3の夕張がぞくぞくと控えているらしいじゃないですか きれいサッパリどうにかするには、やはりアレかな

日本沈没
 

『アカデミー 栄光と悲劇』1999年/アメリカ

 


2006年06月26日(月)  穴 

昨日の帰りがけから今日まで JRのキオスクや NEW DAYS を廻ってSuicaペンギンの缶キャンディを大捜索 4種類あるハズなのにどこに行っても同じ2種類(泣き顔・怒り顔)しかない 何でじゃ!
とうとう仕方なく泣き顔缶を1つ購入

本当は笑顔缶が欲しかったのに〜・・・(悔)

休み中に用意したMD類にこの缶キャンディを加えて 荷物を作り終えた 
今日は発送できなかったが 仕方ない仕方ない〜3

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女性問題でトラブルになった相手の大学生を生き埋めにした という青年(21)が逮捕されたと ニュースで言っていた

・・・何だよ生き埋めって(戦慄)

事件の発端である女性トラブルを起こしたのはその青年ではなくて 別の少年Aらしい そのAが女性を取り合った?相手の男Bから暴行を受け 手切れ金まで要求されたので 友達の青年に助けを求めた それが今回の主犯格

青年はAに暴行を加えたBとその知人2名を呼び出し 自分の仲間数人とともに暴行 3人を痛めつけた後 Aへの暴行に消極的だった1名を除いて Bともう一人の青年(どちらも大学生)を穴に下ろし上から土で埋めてしまった 残された1名は1日連れ回した後解放したという




あ 頭オカシイ




自分が当事者でもないのに 何でそこまでできちゃうんだ?!
女取り合った相手を暴行して金せびる方もトチ狂っているけれど そんな殺し方せんでも良かろうよ・・・
この手の悶着の末に相手を殺そうとするのは 報復を恐れるからとか色々あるだろうけど やり方が汚ねぇよ 解放された1人は一生トラウマ背負うんだろうなぁ・・・ まぁ そんな連中に関わったのが運の尽きだったんだろうけども

犯人も その仲間も 被害者も 生き残りも

全員の人生がパーだ
一人残らず台無しだ
家族の生活もメチャクチャだ

しかし 取り合いの渦中にいた女はどうなったんだろう?
案外そいつはどこ吹く風でいるのかも知れないな ああ無情
 

『穴』1960年/フランス

 


2006年06月25日(日)  閉ざされた時間 

お昼12時 いつもの有楽町マリオンにて待ち合わせ 映画の指定席券を確保してから日比谷へ繰り出し シャンテB1F『柿安三尺三寸箸』にてランチビュッフェ〜♪

⇒●柿安 本店
⇒●柿安 三尺三寸箸 Nouvelle 日比谷店



マリオンに戻って『ダ・ヴィンチ・コード』鑑賞

えっと 一言で述べるなら





せ わ し な い




うん わかってましたけどね二時間枠の足かせ
まさに小説のダイジェスト版でしたね(苦笑)

【あらすじ】ある日、ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが殺害される事件が起こる。遺体は奇妙な体勢で横たわり、周囲には不可解な暗号らしきものが記されていた。フランス司法警察のファーシュ警部は、講演のためパリに滞在していたハーバード大学教授ロバート・ラングドンに協力を依頼、事件現場に呼び出す。宗教象徴学の権威であるラングドンはさっそく暗号の解読を始めるが、この時警部はラングドン自身をこそ疑っていた。そこへ、暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われる。ラングドンが無実で、事件解決には彼の力が不可欠だと確信する彼女は、直後、ある驚きの行動に出るのだった…。(allcinema ONLINEより)

ざっくり箇条書き感想〜

●まず冒頭のシーン「他の3人と同じだ」のセリフは必要だったと思います あれなかったら館長死に際に色々頑張る必要ない

●シラス痛い・・・ 心身ともにイタイ そしてまた脱いだなベタニ(私の中では脱ぎ役者)←本当にファンなのか?!
シラスを原作のまま描かれたら泣いちゃってたかも 切ないヨこの人・。ま そこまで丁寧に描かれるポジションの人じゃないって解ってましたけどね いいんだ デコちゅうのシーン可愛かったし それよか「サイラス」って呼ばれてた気がすんですが どうでしたかね?

●アリンガローサとティービングとヴェルネのイメージが違った コレとレミーは年齢からして違うのでは?
原作とイメージ違っていてもサー(イアン・マッケラン)は素敵でした☆

●じいちゃんとソフィーの仲の良さをもうチョイ描いておかないと入り込み辛いだろ

●秘密結社は謎のまま!(笑)

●事故のシーンが怖かったよ〜 えんえん・。(←予想してなかった)

●ルーヴルもだけどロンドンに行きたくなった

●最後の数分間は映画の方が迫力あるんじゃないかな ルーヴルに行ったことがないとイメージがボヤけて実感湧かないと思うので
 音楽でも盛り上げてくれてるし


以上 ネタバレがない程度の箇条書き感想でした

謎解きの部分は専門知識より「多義語の名人」さがもっと伝わると面白いんじゃないかな〜と思った アナグラムとかも 
ことば遊び大好き 日本語には向かないけどね(日本語なら同音異義語が遊びやすいかな)

内容のつっこみ加減は宗教的な問題であれ以上無理だったんだと思うっス 結構ギリギリまで頑張ったんじゃないですかね ウェストミンスターには撮影をバッサリ拒否されて 別の寺院で撮ったらしいし そこだってかなり渋られたみたいです

その辺は無宗教な自分にはピンとこない部分なんですが 宗教に主軸を置かなくても歴史の裏側・空白を仮説で埋めるお話は結構好きです つじつまが合ってさえいれば仮説は突飛な方が面白い たとえそれがどんなに荒唐無稽に思われるものでも 「誤り」だと証明できない限りはバカバカしい話からだって信実の可能性はなくならない

そんな見方をすれば純粋に楽しめる映画なんじゃないでしょうかね

ま どう見たところでやっぱり「せわしない」のは否めない難点ですけれども スタートから終幕まで時間にしたら2晩の出来事?ありえねぇ〜(^^;)←この点は原作も同様
 

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いそいそと帰宅後 今まで一度も見たことがなかった『功名が辻』を見ました 目的はゲスト出演の粟根まこと氏です

どんな役で出てくるか全然知らなかったのですが OPで彼の名を発見した瞬間 役名を視覚記憶

落合源太左衛門宗久・・・ 長ッ!!(汗)

でも役名がちゃんとあったことに驚きました 一体どんな役なんだろう??






〜数分後〜






柴田勝家に敵対する秀吉の圧力に対して 勝家の養子(元は甥)勝豊が送った和議の使者が「落合源太左衛門宗久」
出演時間にして数分・・・ 数分もあったか微妙なくらいでした


短ッ!!(苦笑)


新感線のHPに役名が記されていなかった時点で 端役だってことは予想できていましたが 名前があったことで一瞬夢見ました

人に夢と書いて「儚い」と読む 全くもって現実なんてそんなもの!orz

それはそうと『功名が辻』ダイコンの仲間さんがとてもイイ感じに演じていて好感持てました ダイコンなのは変わりようがないみたいですが 『ごくせん』や『トリック』みたいな外連味たっぷりなドラマは似あっているので 時代劇なんかは割と合わせやすいんだろうなーと思いました シリアスだとやっぱりキツイものありますが 最近の大河はコミカル度が高いつくりになっているので何とかなっている そして一豊の上川がまた可愛らしくてイイ! 一男性として見ると頼りない感じしますが 夫婦でセットになったらエライ可愛いカップルに見えました

ありあり! イケるよ『功名が辻』☆

でも多分 今後も特には見ないけどね(ありゃ)
 
⇒●NHK大河ドラマ『功名が辻』

『閉ざされた時間』1990年/ドイツ

 


2006年06月24日(土)  自問・シャウト・自答 

朝10時 7/18・19にある『LIVEメタルマクベス』のチケット争奪戦に参加

窓口売りはなく 電話とネットぴあのみでの受付とのことだったので ネットぴあの会員ではない自分は必然的に電話での参加となった また出た苦手な電話予約・。orz

4人で手分けしてたんだけど やっぱり私がつながるの一番遅かったみたいだお(涙)もう嫌だ電話予約 そんなシステム死んでしまえ!(小学生か)

18・19日とも3枚ずつ確保したかったのだが 一度に2枚までしか申し込めず 最終的に4人の成果を合わせてみたら

18日・2枚・2枚・1枚・2枚
19日・2枚

という結果だった 18日は4枚余計で 19日は1枚不足 うまくイカンもんだ・・・
明日4人で映画を観に行くので 引き換えをどうするか相談してから 各自清算ということになった

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15日曼荼羅でのスーソロ音源と POWDERファイナルの時の写真画像を それぞれMDとCDに焼き 友人に送る準備をする
それとは別件で スーさん関係の昔の音源をCDやMDに焼いて用意
荷物は小さいながら3つになりそうだ

週明けにでもそれぞれを各人に発送の予定

『自問・シャウト・自答』メタルマクベス(内野聖陽)

 


2006年06月23日(金)  コミュニオン 

mixiに鈴木祐樹コミュ誕生!
mixiのIDをお持ちの方はお試しにドーゾ☆

⇒http://mixi.jp/view_community.pl?id=1035251
 

『コミュニオン/遭遇』1988年/アメリカ

 


2006年06月22日(木)  モルダウ 

今日会社で打ち合わせの最中 唐突に社長が

「今年の夏休みは社員全員で一斉に取りましょう」

と言い出したので 私は思わずギョ!っとなりました

だって 夏休みを利用してチェコへ行こうと思っていたから
海外旅行を算段する際 お盆は絶対外すじゃない?

実際自分も同行する妹とスケジュールをすり合わせて 8/18〜27で計画を進めていたので このお達しにはかなりガックリきましたが 3月に台湾へ行くために有給を使っているので言い出しにくく いや 日数は余裕で残っているんですが 通常の夏休みをもらった上更に休みを取るなんて社会人としてありえない 無理 絶対無理・・・

そんな訳で 敢え無くチェコ旅行の計画は無期延期となりました・。

事前に連絡を取っていたチェコ在住の友人に「行けなくなっちゃった〜」という旨のメールをし 既に買ってしまっていた『地球の歩き方』と『ツックル』2〜4号は 旅を実現する日までの事前学習用に読む込むことにします

今年は妹が学生してる都合もあって どの道9月とか大ズラしな日程は組めなかったんで 費用がかかってしまうという障壁があったし HISではチケットほとんど望めない感じだったんで ちょっと姉妹でメルトダウンしてたところだったのです
お盆は彼女サマソニ行っちゃうし 私は私で行きたいところあるしで スケジュール的にも費用的にも全然無理だし もう諦めるしか選択肢がなかったわけね まぁ仕方ないね タイミングじゃなかったってことですワ

今年はね!

チェコは諦めないよ!
近いうちに絶対行ってやるんだもんね!!p(`m´)q-3



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本日 周星馳(チャウ・シンチー)さんのお誕生日です
44だそうですお 見えないね

生日快樂 好星爺♪

今更ながら彼の英名がスティーブンだということを知りました
周星馳で慣れ過ぎてしまって 今更「スティーブン・チョウ」と言われても別人みたい(^_^;) 違和感…

『モルダウ』スメタナ

 


2006年06月21日(水)  大事なものがいつも足りないよ 

友人から唐突に

件名:千綿さん
本文:7/22土曜・16時開場17時開演・渋谷AXで単独。
本文:今週金曜締切でDG先行エントリーが、今週土日のみe+プレオーダー受付がありますのでいかがでしょーか?。
本文:今回は取れれば絶対に行きたいなと!理由が理由ですしねぇ。(ついさっき公式見て知りました・遅)



という内容のメールが届いたので 何かあったのか?と千綿さんの公式サイトを覗いてみるとTOPページにドドーンと

唄会最終幕 の文字・・・

「唄会」とは 千綿さんが不定期ながらコンスタントにつづけていた彼主催のライブイベントのタイトルで ゲストを招くこともあれば 本人の単独公演のこともある使い勝手の良いプロジェクト名称だ これが「最終」ということは千綿さんのライブが「最終」と言っているのと変わらない印象をうけた 歌手としての活動がどうにかなってしまうのか?という漠然とした不安を呼び起こす

TOPだけでは詳細がわからない状態だったのだが その1面を見ただけでも充分「何かあった」感はプンプン漂っていて

■千綿ヒデノリを応援していただいている皆さんへ■
いつも千綿ヒデノリへの暖かな応援ありがとうございます。
今後の cocoro recordsにつきまして千綿ヒデノリ、マネージャー財津のコメントをそれぞれのダイヤリーに更新致しました。
cocoro records


なんて記載だけで その内容を見る前からある程度の事態が予測できてしまった

まさか千綿さんが暗礁に乗り上げちゃうとはね・・・
私の知る中では 確固たる自分の居場所を築いている人だと思っていたので 少なからずショックだった でも 内容をよくよく読んでみたら その感覚はあながち間違ったものでなかったことを知る

要は 今の状態が彼の望むものとは違う方向を向いている ということに対する清算の行動だったようだ 彼が枯れたわけじゃなかった もちろん前途多難なことに違いはなかったが ちょっと安心したというか それでこそ千綿さん!と思ったのが正直なところ

齢34にして新たなスタートを切ろうという 相変わらず硬派な男っぷりに感嘆しながら
友人にチケットの手配をお願いした

⇒●千綿ヒデノリオフィシャルHP
 

『あなたが傍にいるだけで』千綿ヒデノリ

 


2006年06月20日(火)  ソロシンガー 

高円寺 Show Boat にてスーソロの日!
・・・だったのにすっかり忘れていて 昼過ぎになって思い出したものの 録音セットを持っておらず・・・orz 失敗した〜・。

とにかく出番の時刻に合わせて会場を目指し ギリギリ着くらいで入場
すぐに歌に入ったと思ったら 初っ端が『傘ハナイカラ』だった!

うわーん!録音セット〜〜〜〜〜ッ(泣)

隣で録音していた友人にソッコーで拝み倒すジェスチャーを送った おおんアタシの馬鹿馬鹿!

久々の『傘ハナイカラ』に盛り上がっていたら 途中で歌詞がわからなくなってしまったのか ちょっとゴモったあと「次の曲いきます」とか言い出したので 反射的に「ええ?!」と声をあげたら「聴きたい?」と尋ねてきたので「「「聴きたい!」」」と友人共々必死のアピール すると気を良くしたのか「じゃあ頑張るよ」ともう一度歌い直してくれた

よ・・・ よかった!-3

全体的評価としては 歌◎・ギター△・歌詞△・MC◎ といったところか
そう 珍しくMCが面白かったヨ サッカーの話をちょっとして 自分はあんまり興味ないんだけど〜的なことを言ったかと思ったら「サムライブルーって面白くない?」と言い出した 何が言いたいのか解らず黙って出方を見ていたら

「刀を売らねばならぬか・・・」 とボソり「ね?」って

・・・いや「ね?」って言われても! それはつまり侍Blue を表現していたのかな?いたんだよね?
思いの外「間」が良かったのでかなりツボ入りました MCも頑張ろうと思い始めたのかなー?だとしたら良い傾向だと思うお!笑

セットリストはこんな感じ
******************
1)傘ハナイカラ
2)GO!
3)夜明け前
4)トゲのはえた舌
5)家族
6)虚飾の果て
******************

今日でソロになって2回目のライブ このあとは大阪・名古屋と遠征に出てしまって 都内は7/28までライブがないので 久しぶりにアンケートを書いたりしてみました

「ギターと歌詞をもうちょい練習してください」
「歌う姿勢みたいなものは最近富に良いと思うのでその調子で頑張って」

以上の2点をそのまま記入 ついでに次回28日のライブが私の誕生日だということをしっかりアピール(笑)
実は何気に 去年は誕生日翌日がPOWDERの名古屋ライブで打ち上げのついでにお祝いしてもらったし その前の年はこのSHOW BOATでPOWDERのライブだった(クリさんからサイン入りスティック貰った) その前は誕生日前日がグルタミンライブで軽く祝ってもらったし 2002・2001年はスプリングベルのライブだったんだよね

考えてみたら誕生日にライブとか前後でライブ関係者にお祝いとかが続いてたんだなぁ ライブがあるってことはライブ友達さんからも祝ってもらえてるわけで ボクってばかなり恵まれてるよ!うわはぃ♪

帰りに駅前のDONAでスパゲティ・ディナー 丁度20日だったので「0の日サービス」で20%OFFで食べられた(笑) 小市民なのでその程度のことですら幸せを感じてしまうのだった

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ネットオークションに入札していたニコラス・ツェの国内盤CDアルバムが高値更新されてしまった 出品価格は600円 現在2700円 何かもう これ以上は通常買いするより高くつくので競り合いは諦めたものの 最終的にどうなったかが気になっていたので オークション終了時刻を過ぎてから確認のつもりでアクセスしてみたら

落札価格3,200円 となっていたヨ・・・

国内盤で「本人の日本語メッセージ入り」だったから聞いてみたかったんだけども こんな値段では買えないな(苦笑)

まぁ今回は ご縁がなかったということで〜(^^;)
 

『ソロシンガー』1980年/東ドイツ

 


2006年06月19日(月)  クイズ・ショウ 

早く家に帰ったものの TVをつけても面白いものがやっていなかったので 思いついたように録画したまま放置していたビデオを引っ張り出す
数本の中から選んだのは『世界ふしぎ発見!』2週分 3月に放送された分だが テーマが「皇女和宮」「中国超人列伝」だったので こりゃ見ねば!と思ったのにどちらも外出予定の日だったので やむ無く録画とあいなった そして放置すること3ヶ月・・・ さっさと見とけよ自分

番組開始当初から見ている番組だが 最近あまり面白くない・・・ というか 視聴者参加型のクイズって必要? それ以前にクイズ自体必要? ってな気分 この際クイズ番組じゃなくしてもいいんじゃないの?世界のふしぎを報告するレポート番組にしちゃえばいいのに『世界ふしぎ発見!』てタイトルそのまま活かせるじゃん

クイズ分の時間が無駄な気がするって話だ

和宮の回は再現映像が凝っていて感心した 舞台っぽさと抽象的なイメージ表現が美しい演出
中国の方はベタなレポート調(苦笑)でも李連杰のインタビューがあったので良しとする!

ちなみに 和宮の回の問題は全問正解できたのに 中国の方は1問しか当たらなかった・・・(-_-;)

CMすっ飛ばして見られたので1時間半くらい ごはんを食べながら丁度いいくつろぎタイムにできた
 

『クイズ・ショウ』1994年/アメリカ

 


2006年06月18日(日)  サムライチャンプルー 悲歌慷慨 

いつものように朝のヒーロータイムを済ませ ひと風呂浴びてから身支度開始 本日は六本木で法要がございますのよ 昨日の友人と一応11時に待ち合わせをしていたので 間に合うように家を出ました

移動中 若干遅れそうだったのでメールでその旨を先方に伝えると その返信の内容が「今起きた!!」だったので ああ こりゃ一人で先に墓参済ませて来るか〜と諦める 降ったり止んだりの雨模様だったので 外で待つのは辛かろうという判断です
六本木到着後はサクサクと単独行動 だいたい毎年こんな展開なので すっかり慣れっこなのです(苦笑)

雨を避けるために仕方なく大嫌いなヒルズの中を突っ切り 裏手を回ってテレ朝通りへ そこから数分も進まぬうちに目的地であるお寺さんが見えて来ます

今日の御用は『沖田総司忌』です

通い出してもう一回りくらいになりますか 初めの数回以外は読経参列をフケています 昨今の幕末人気を考えると むしろ控えた方がお寺さんも喜ぶんじゃないかという混雑具合なんではないかと思ワレ ええ まぁ 言い訳ですけどね
年に一度 この法要の時にしか一般公開されない墓所なので 特別な用事でもない限りは極力こっち優先で動いています 足便が良い所為もあり幸い通い初めてから行けなかった年は1度もありません ただ6月の第3日曜になることが多いので父の日とかぶって微妙です
今年もそうでしたが 今日はこの後夜にも別件があるので父には後日感謝の日を設けたいと思います ちなみに土方歳三忌は母の日とかぶるんだよね 今年は行かなかったけど(土方墓所は普段にも行けるので時々フケる そもそも日野って行き辛い)

とりあえず傘がなくても良い程度の雨だったので 持っていた折り畳みは出さずに墓参 墓前で手を合わせたあと ダメ元で境内を覗いてみたら御焼香台がまだ出ていたので ラッキー♪とばかりに焼香あげて参りました とりあえずひとしきりのことは済ませられたワ♪

今日は講演会の講師が大好きな歴史家の伊東成郎さんだと事前に知っていたので あとで講演会にも紛れ込んでやろうと決めていました なので友人が到着するまでの間 ヒルズの地下にあったスタバでまったりコーヒーブレイクです

そろそろ友人が着く頃かな〜?ってときに お寺の前でも見かけた一団が目の前に現れまして どうやら集団でスタバのテーブルを占領しようという素振りです いや 空いてるんだから使っていいんだけどさ 人数が問題なんじゃなくて 格好がね

「新撰組流山隊」と襟の部分に朱文字で染め抜かれた黒地の法被(羽織のつもりなんだろうけど 薄っぺら過ぎて羽織に見えない・・・)を身につけておりまして ゾロゾロと ゴソゴソと やっているわけですわ

沖田の法事が執り行われていたお寺さんの前で 隊の勧誘チラシを配っていた方々だったんですが(私も渡された) まだあの場でのことなら許せないこともないとは言え ここは一般の 公共の しかも六本木ヒルズなんですよ! 中には着物に袴履きの人もいたので 上を脱いでも目立つには目だってしまうと思いましたが あの法被は

あ り え な い よ !

赤の他人のこととはいえ 恥ずかしくて恥ずかしくて 居た堪れない気分でした やめて〜〜〜 私の視界に入らないで〜〜〜〜〜ッ!(泣)

そもそも流山ったら近藤縁の地だから 沖田忌に堂々とそんなもん羽織って来るのも厳密にはどうかと思うし 大元を言わせてもらえば法事なんだよ法事! 喪服で来ててもいいような場所に その格好はねぇだろ?!
まぁ実際に喪服で来るような人はごく僅かで 大抵が大人し目の普段着で集まっていますけども ・・・いや 最近は思いのほか派手な服装の人もいるにはいるかな(苦笑)

とにかく お祭りになってるものならいいと思うよ 仮装でもなんでもして騒げばいいさ それが供養になると思って催されてるイベントだったらね でも今日のは違うでしょ その場にいたら判るでしょ お寺さん側が渋々付き合ってくれてるんだってのも有名な話でしょ!! 頼むから本当・。

イタさ全開の彼らの様子にすっかり萎えきった頃 お待ちかねの友人がご到着 とにかくこの場から離れよう!と着いたばかりの彼女の手を引いて 休日のランチタイムに賑わった六本木ヒルズを後にしたのでした



既に12時半を回っていたので 墓所は施錠されてしまったかも?と心配しつつ ダメ元で訪ねてみたらまだお墓は開放されていたので 友人はいそいそと墓所へ拝みに行きました 御焼香の方はもう片付けられていたので断念 雨の降りが強くなってきたので仕方なく折り畳みを広げました

講演会が13時からだということは知っていましたが おそらく成朗さんの話は小説の朗読のあとになるから14時前後にスタートだろうと踏んで 先にランチを済ませることにしました あまり遠くへは行きたくなかったので テレ朝通り沿いにある中華屋へin 去年も同じ店でゴハン食べた気がスルナ(笑)

⇒●中華茶房8

慌しく食事を済ますと 雨の中タクシーに乗り込み広尾にある講演会場へ向かいます 毎年同じ場所だから今回もそこだろうと 本日すべて目測で動いております
本当は墓所で誰か知り合いと会えたら確認するつもりだったんですが 誰とも会えなかったので・・・ というか皆もう来なくなっちゃったのかな(苦笑)年々顔見知りが減ってきている自覚はありましたが 今年しはとうとう0人ですか・・・ 会場変わってないとイイナァー

そうこう思っている間に現地に到着 入口の催事案内に「新撰組友の会 様」と記されているのを見て友人と2人勝利のポーズ しかも今年はキャパ大の地下会場ではなく 3階の会場を借りているご様子 総司忌に通い出した頃がこの3階会場だったので 大河が終わって2年でもう参加数があの頃にに戻ってるのか?と思わせました おそらく 少年ジャンプで『るろうに剣心』の連載が始まった辺り〜大河ドラマ までがピークだったんじゃないかと ハイ

エレベーターを降りると受付の女性がササッとコピーの束をホチキス止めした講演資料を手渡してくださいまして 後ろはもう席がないので 前の敷物の上に座ってご公聴ください と耳打ちしてくれました 確かに会場に用意された椅子は満席の様子です 講演台には伊東成郎氏が腰かけマイクを通して高説を繰り広げている真っ最中

「講演何時から始まってるんですか?」と訪ねたところ「14時からです」とのお答え 時計を見ると14:12を回ったくらいだったので まぁ冒頭をちょっと欠いたくらいでした 昨日といい遅刻が目立つ2人組です
成郎氏の脇に敷かれた朱色のビロード布の上に 履物を脱いで腰をおろしました 周囲に視線を回したら さっきの法被連中も同じ敷物の上に座していたので 若干メルトダウン

私の星まわりなんてそんなもの

成郎氏の今回のネタは「齋藤一に関することがら」でした 未発表のものや文献元の許可を得ていないものまで おいしい小ネタをいくつも披露してくれて 毎度期待を裏切らない絶妙な話ぶりに 改めて惚れ直してきたのでした 公表をはばかる内容が多かったこともありますが 私が伝聞してみても彼の面白さに遠く及ばないと思うので 内容については一切ヒミツです☆ 気になる方は是非成郎氏の講演を直聞きするチャンスを掴んでください 超オススメなのです♪

成郎氏の講演後 歴史作家や新撰組縁のご子孫の方々 史跡関連の関係者等々 近況や持ちネタの披露を絡めた紹介があり その後は大抽選会の開始です 法要&講演会に会費を払って参加している人には 毎年ちょっとした記念品と この抽選会の参加権が与えられています 本来は会費を払って参加する会なんですが チェック体制がゆるゆるなので 初めの数回以降は勝手に来て勝手に参加しています チェックされるんだったら払ってもいいんだけどね 別に記念品なんていらないし抽選会も年々賞品がショボけてきてるからね・・・ 必要性感じないんですよ N●Kの受信料と気分は同じですな

抽選会の間にトイレを済ませ 卸値で買える成郎さんの新刊を購入し執筆者ご本人のサインと押印とオマケの写真をいただき スモーカーの友人に付き合い ロビーのソファーでちょっと一休み
抽選会が終わったのを合図に 長いは無用といち早くバス停に向かいました

この後希望者自由参加での「飲み会」があるのですよ 講演会とはまた別に会費が召集され(こちらはちゃんとチェックされます)渋谷の某飲み屋を1フロア借り切って作家さんや縁者の方々と飲み交わせるという集まりです 初めの2年くらいはこれにも参加してみたりしましたが 会費高いし変に高名なおじさんたちと飲んでもね そんな面白くなかったんですよね 自分もその頃は実年齢からして若かったし(ぷ) 渋谷まで出て友達と別の店で飲み食いした方が安上がりだし楽しかったってことです

バスに乗ってしまえば ここから渋谷まで10分くらいで出られますが この飲み会に移動の集団に巻き込まれると動きが鈍るので 先手を打った行動でした 丁度来たバスに乗り込んで着座 のんびり構えます

渋谷に到着後は次なる予定の「19時下北沢」まで2人でお茶などしてつなげ 頃合になったところで解散しました 友人はJRで家路に 私は井の頭線に乗り込んで下北沢を目指します



スーさんや春山さんと東海大つながりで 各所のライブにお客さんとして来ていたイシイさんが 自らマイクをとるバンド『The Hermits』のライブが Dasy Barであるのです ワタクシ彼らのライブは今日で3回目になります
今回はドラムがBahaha Orchestraのオカッチさんが担当するとのことで ある意味 新生ハーミッツ
会場に入る前に看板を確認したら 対バンに『ザ・レストランギャング』さんがいて「わ!!」っと思う 全然知らなかったよ対バンだったなんて!スゲェ聴きたい!でも この書き方の並びって 彼ら トリ? っと一人で考えを巡らせていたら そのレスギャンのドラム愛子さんがやって来たので 反射的に「こんにちは!」と声をかけてしまい 向こうもこっちのことを顔くらいは覚えていてくれてるらしく「うちのライブって雨の日が多いんですよね〜」と笑って話かけてくれました

うはぁ 来てることはバレバレだなぁオイラ(汗)

何となくギコチなさの残るやり取りをして 彼女は場内へ 私はしばらく上で時間調整

程なくして友人が姿を見せたので おーいと声をかけようとしたら 普段は来ない友人も一緒に歩いて来るのが見えました 今日は彼女ら2人で『メタルマクベス』の千秋楽を観ていたハズだから一緒にいるのに違和感はなかったんですが 普段来ない子の方はお付き合いでライブに来てくれたんだろうし 付き合いライブに来てまでマクベスの話がしたいんだろうなぁというのも察しがついてしまい 合流した時点で

「ねぇねぇ レスギャンさん対バンだったの 知ってた?」

と常連の方の友人に尋ねてみたら やっぱり彼女も知らなかったみたいで やや焦った様子
そうなんだよね ハーミッツは1番手だから終わってからゴハンする時間が充分あると思っていて その時間に話をするつもりでもう一人の子を連れて来たんでしょう? でも レスギャンさんも聴きたいとなると おそらくトリだから最後までいなきゃいけなくなって お付き合いの子には辛い時間になっちゃうな〜と 事前に知っていたら方法なり気構えなり 対応できたと思うんだけれども・・・

困っているうちに時間が来てしまったので どうするか結論が出ないまま 会場入りとなりました

まずはハーミッツです
今まで2回の印象は ボーカルのイシイさんの驚くような歌唱力だったんですが 今回はどうも聞き分けのできる状態じゃありませんでした・・・ というのも 元々音のキツいハコだとは思っていたDaisy Bar 本日は普段にヨリをかけて爆音というか轟音というか 耳の弱い私には耐えられない領域に達しておりまして・・・ 中央真ん中ら辺で聴いてダメだったので 後ろに下がろうとしましたが 後方がなかなかに込み合っていて割り込めず 1曲目で絶えかねて ドリンクカウンターの方へ逃げ込んでしまいました こっちに来ちゃうとステージがろくろく見えないのですが 音の激しさについていけないので仕方ありません
ドリンクを交換することで場を繕い あとはずっと影から覗き見しているような状態でした 音としてはもちろん耳に入っていましたが 正直ちゃんとした意味での「聴く」は実行できていませんでした ダメだよオイラの耳・・・ 耳栓持って来てれば良かった・。ごめんねイシイさん orz

そんな状態だったので オカッチさんが叩いていたドラムも正直善し悪しがよくわからず 感想らしい感想を書くこともできません・。 アズマンくんのギターを弾く姿がカッコ良くなったなー とかくらいでしょうか? それだって技巧的にどうだったかは判断できてませんもんね自分(黙)

一足先にドリンクを交換してしまっていた私と友人1名は 他の2人が飲み終わるのを会場の後方で小さくなって待っていましたが 客が入れ替わり場内の人数が減ってくると さすがに隠れようがなくなってきて 次のバンドが準備をしている間にレスギャンのタロウさんに話しかけられてしまいました・。 いつもだったら嬉しいのに今日は微妙だ! 出づらい ますます出づらくなってしまっ…orz

ドリンクカウンターの方には豪さんや春山さんがレスギャンさんの出番を待ちながら間に挟まれたロケンローなバンドさんを見物しているご様子 ハーミッツの面々は外に出てしまったらしく場内では見あたりませんでした

友人がドリンクを飲み終えたようだったので 周囲に注意を払いながら4人でコソコソ出口に向かい 誰に挨拶することもなく逃げるように退散して来ました ううう 何て後ろめたい気分なんだ!泣

階段を上がったらハーミッツのイシイさんとアズマンくんがお友達とご歓談中だったので さすがにそれはスルーしないで「お疲れさま」と「お先に失礼します」を言い残して来ました

レスギャンさんはグルもお呼ばれしていた主催イベントのときも台湾旅行と日程がかぶって 誘ってもらったのに行けず終いだったし 今日は今日でそんな具合だったので 近いうちにレスギャン合わせでライブ行っとこう と内心思ったのでした 一人でも行くよ 嫌いじゃないんだ むしろ好きなんだ

⇒●The Hermits(ザ・ハーミッツ)
⇒●THE RESTAURANT GANG(ザ・レストランギャング)

駅に向かいながら適当な店がないかキョロキョロしていると サイゼリアの看板を発見 あれ?サイゼリアなんてあったっけ??と思い案内に従ってみたら Club Queへ降りる階段の途中 以前は焼肉屋があった場所に 新たに開店した店舗だったことが判明しました 場所的にも価格帯的にも手頃だし 舞台上がりの2人はゴハン食べてきてしまっていたのでドリンクバーが都合良い感じ ゴハンがまだだった私ともう1人はガッツリ食べることもできるということで 4人の利害が一致し即決で入店と相成りました この時はたまたま客が少なくてスンナリ入れてしまいましたが ここに開店したことが人々の意識に浸透してくればきっと混雑間違いなしでしょう 若者御用達のファミレスですもんね サイゼリア(笑)

20時ちょい過ぎくらいに入店して 飲み食い喋って気が付けば23時間近 家が遠い人もいたし明日は普通にお仕事の日ということで 尽きることないマクベス話を無理矢理切り上げて 帰りの途に就くことにしました 伝票を見ながらそれぞれ自分の代金分をテーブルに出していたら 友人が

「お財布落としてきた!」

と曰うた 皆して「え?!」っと驚くと「きっとライブハウスだ…」と思い当たったらしく「取りに行ってくるね」と会計を我々に託し 大急ぎで先ほどの会場まで戻って行きました まだライブハウスが開いているか時間的に微妙なところでしたが 今夜はW杯が日本vsクロアチア戦なので アチコチの店で歓声が上がっています もしかしたらライブハウスでもTV観戦くらいしてるかも知れません

会計を済ませた我々が駅ではなくライブハウスに足を向けると 程なくして戻ってくる友人と合流 財布は預かっていてくれたらしく すんなり手元に帰って来たそうな そして気まずいことにならなかった?と別の心配をしてみたところ「みんなサッカーに夢中で私に気がついてなかったよ!助かった(笑)」とのことでした

自分はスポーツの勝敗とかあんまり興味がない人間なんですが(嫌いなわけでもないから観れば普通に盛り上がれるけど)今いる4人ともがW杯全く蚊帳の外という“類友”加減には 結構笑えました

駅までの道すがら どっちが勝っているのかの情報は得られませんでしたが 「川口スゲー!」の声が時々聞こえていたので 日本のミラクルキーパーくんは今夜も大活躍なのだということだけはよくわかりました
詳しくないから仕組みが判らんのだけど 今日負けちゃうと次厳しいんでしょ?ブラジルが強いことくらいはサスガに知っとるヨ
他人事ながら「頑張っとくれ〜」程度のエールは一応送ってみたのでした




帰宅したら試合の結果が出てました

あらあら0-0で引き分けだったの? 残念ねー(苦笑)

『サムライチャンプルー/悲歌慷慨(其之壱・其之弐)』2005年/日本

 


2006年06月17日(土)  トライアル・アンド・エラー 

午前中ガス管の点検で業者の人が外のメーターと 台所と風呂場の元栓をチェックしに来た おかげで散らかっていた台所が片づけられて丁度良かったっちゃ良かった 割と早めに来てくれたので 外出の時間までのんびりと過ごす


ところが


のんびりし過ぎてうっかり出遅れ サンシャイン劇場で14時に開演の舞台なのに 乗った電車が池袋着13:50予定だった うはぁギリギリじゃんね…(汗)
座席で待ち合わせていた友人にその旨伝えるメールを送信したら 向こうも向こうで出遅れて開演ギリギリになっているとかいう返信が届き 思い起こすと この面子でこの劇団を観るときは 毎回開演ギリに駆け込んでいるような… 毎回二階席までの長い階段を駆け上がっているような… そして今回もご多分に漏れず2階席であったりするわけなのだが…

それでも10分前に駅に着けば間に合うかも知れないという淡い期待を抱いていたというのに 乗った電車で急病人が出やがって 運行が4分遅れたとの車内アナウンスが流れた 普段だったら気にもしないような些細な遅延が この時の私にとっては死の宣告にも似た響きでもって 脳内に轟いた

そのたった4分が今の私には痛かとです!!(泣)

6分で駅から劇場までは着かない!信号がなくても道を埋め尽くす人混みがなくても 無理!!orz
これにより 本日の公演は遅刻決定と相成った…

急ぎに急いで サンシャインまでの地下通路は混むと思って建物に入るまで上の道で移動して サンシャインALTAを突っ切ってエスカレーターを上がろうと思ったところで

本日の相方と遭遇

「あれ?!○○さんも今??」
「うん!笑」
2人揃って息せききって入場 係の人に従って場内へ進むも 既に開演から5分が過ぎており まんまと冒頭を見逃してしまった あああ ギリギリは毎回だったけど 見逃しは初めてだ チクショ〜〜〜〜・。

今回2回観られるので 次回には万全を期すぞ!(泣誓)

そんな一騒動を経て 演劇集団キャラメルボックス公演『俺たちは志士じゃない』観劇

98年の初演以来人気の演目 今回は再々演ということではあるが 劇団創立20周年の特別な年である本年は 演出にマキノノゾミを迎え タイトルは変わらないものの「新作」といって過言ではない新しい『俺たちは志士じゃない』に仕上がっているそうだ
初演・再演を見ていない自分には その違いを比べることはできないのだが(苦笑)
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それでは軽く個人的な感想など

坂口さんと西村さんがとにかくイイ!惚ッ!!
細見さん今度 常磐貴子主演の映画に常磐の旦那さん役で出演するんだよね… 病死しちゃう役らしいよね…(それ芝居の感想と違うだろ!)
土方役の武田さんはアクションクラブのメンバーです
沖田役の多田くんて初めて見た… と思ったら2004年の新人さんだって どおりでピチピチしてたわ〜

16時半頃劇場を退散してきた我々 開演前のランチもなく終演後も15分くらいお茶しただけで慌しく別れた
友人の方は『のだめカンタービレ』の予約限定特別版の新刊を予約していたのに地元の本屋で手違いがあり 予約なしでもいくらか入荷していると思われる大型書店に急いで買いに行かねば落ち着かないとかで 私は私で妹と新宿のHISで待ち合わせをしていたので それぞれの目的地に向けて前向きに解散 何故なら明日もこの2人で会う予定があるから!(付き合ってるのか疑惑)

池袋から新宿まで電車に乗ってしまえば10分足らず 歩き慣れた新宿なら人混みの隙間を縫って移動することも可能だ 17時半をちょっと回ったくらいに妹と合流 目的のHISにてチェコ行きの航空券を調べてもらう

・・・結論から言うと キビシイ 格安チケットどころか 行こうと思っている時期の切符そのものが残りわずかだという 一番安いチケットがソウル経由だと言われ さすがにそれは無駄が多いと閉口 でも安いの探さないと1週間程度の滞在で40〜80万が相場なんだもの 今年は妹が学生をしている都合上「夏休み」を利用するしかないので シーズンオフは狙えないのだ

ちなみにチェコに滞在中の知人にリサーチしてみたところ 日本では「夏休み」で旅行のシーズンにあたっていても 劇場など何箇所かの観光スポットもサマーホリデーで閉館してしまうらしい 向こうを訪ねるには若干シーズンがオフなんだな・・・
そんな情報ともあいまって 少々チェコが遠のいた気がした

とりあえずソウル経由の金額は控えておき 成田〜ベルリンの往復チケットも検索してもらう 何故ベルリンかというと ついでに立ち寄れたらいいよね〜 みたいなノリ 1週間まるまるチェコ滞在ではなく トランジットでドイツにも行けたら好都合♪と目論んでのこと ドイツというかベルリンに行きたい姉妹 チェコまでは列車で移動も考慮している

調べてもらったベルリン往復はオランダ経由とのこと その上あまり安くない 今はほらオイルの値段が高いから 旅行者が負担する燃料費がさ バカにならん ヨーロッパは距離があるからなー・・・ 台湾や香港に行くのとはわけが違うワ

結局チケット購入には至らず それぞれの経由と価格をメモしてきただけに終わった
ううーん 旅慣れている方ではないので こりゃ前途多難だわいな

帰りがけ淳久堂に寄って『地球の歩き方』と『ツックル』を購入 とりあえずは旅行プランの内容を練ってみよう
 

『トライアル・アンド・エラー』1962年/イギリス

 


2006年06月16日(金)  明けない夜は長い 

時計が17時を指したと同時に退社! 大急ぎで渋谷は青山劇場を目指す
2週間前にも同じルートで同じ場所へ行っているので時間に余裕のないことだけはわかっていた とにかく必死

今日はSHINKANSEN☆RSの舞台『メタルマクベス』の自分的最終日なのだ

本日の席はE列の右ブロック 今日の分が今までで一番後方の席だったが それでも半分よりは前 特設のX席がB〜Eまであるので実質的には前から9列目だった 今回は取れた分全て座席運に恵まれて本当にラッキーだったとしか言いようがない(1回目XB列中央右寄り・2回目XD列中央左寄り)新感線FC先行の賜物だ・・・(拝)

⇒●青山劇場座席表

3人の友人と連席で取れたのは平日のみだったので 先々週と今日は4人揃っての観劇となる 皆それぞれタイムトライアルをくぐり抜けての劇場到着だ 私は開演10分前に劇場入りし 席に向かうより先にお手洗いに向かった まだ全然列もなくすぐに個室に入れたが 出てきたときには長蛇の列ができあがっていた 時刻にして開演5分前
仕事持ちは皆ギリギリ着なのだ お手洗い優先に動いて大正解

そしていよいよ最後の観劇がスタート


【あらすじ】
時は2206年。
繰り返される戦争によって世界はリセットされ、瓦礫の荒野と化していた。
そこには、未来を占う魔女が3人・・・

日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王率いるESP軍が
将軍ランダムスター(マクベス)指揮の下、他の軍を次々と征していた。

そこへ3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。

それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
歌詞に込められた意味が殺人予告となっており、「メタル マクベス」バンドの人間模様がランダムスターの国王となる道に繋がる予言となっていた。

やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人は、
予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、
レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。

レスポール王から手柄として与えられた領地マホガニー城でその計画は起きる。
ランダムスター夫妻は、ESP軍の勝利を祝う宴を開き、王とその息子、
そして友人達との喜びの祝宴が幕を閉じたとき、その殺人計画は実行に移された。

躊躇うランダムスターをけしかける夫人。
そして作戦は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は城から逃げ出した。

王を永遠の眠りに導いたことで罪の意識に苛まれ、自分達の永遠の眠りが奪われてしまったランダムスター夫妻。
それでも王となる野心に向かって突き進んでいく・・・

シェイクスピア四大悲劇の一つ「マクベス」を未来に置き換えて、
ロックな悲劇「メタル マクベス」が現代に誕生する。
(DiPPS PLANET / ENTERTAINMENT より)


現代と未来が交錯していく2つの世界の“マクベス”
宮藤官九郎を脚色に招いて綴る 新感線の新境地“ロック・シェイクスピア”SHINKANSEN☆RS

未来の世界の“マクベス”な面々は 国や人の名前がことごとく楽器や音楽機材のメーカーになっていて 解る人にはこの辺からして面白い フェンダー ギブソン レスポールまでは格好もつきそうなものだが ESPときたときには我慢しきれず吹き出した それを持ってくるかクドカン!!

劇中に登場する1980年代のバンドが活動してる場所や会場の名前も 解る人間にはプッと鼻息が荒がるステレオタイプな名称ばかり 目黒鹿鳴館 神戸チキンジョージ 渋谷La.mama Egg-man この辺はみんな実名だった

毎度のことながら絶妙なパクリアイテムにもニヤリ
伝達係の吉田(as 吉田メタル)が背負う幟旗はS川急便のロゴマークが配色違いで描かれているし ミkihouseのトレーナーは実際のロゴタイプに酷似した書体で「Mikimouse」とプリントされ KンタッキーのバケットにはKーネル・Sンダースのイラストと「KFG」の文字 どれもこれもパッと見がモノホンぽいのが さすがのインディ岳蔵だ(劇団員・インディ高橋/劇団小道具制作担当・高橋岳蔵)いい仕事してくれる


今回の席は舞台全体を見渡すには適度な距離があって良い具合だった 既に2度見ていて注目ポイントやタイミングが解っているので 目当ての部分に注目ができていい 離れた分はオペラグラスでカバーする
今回は可能な限り粟根氏を追いかけてみた 特にドラム演奏の姿は1回目全然見ていなかった分を取り返すくらいの勢いでガン見!

上手い!エロい!カッコイイ!(え)

東京は明後日18日が千秋楽だというのに この期に及んで小道具や衣装に変更が加えられていた グレコ(as北村有起哉)の城にエンブレムとか 今まで出てこなかったのにー 背中のタトゥーも然り
回を重ねる毎にエスカレートしていくJr.(森山未来)とグレコの関係? このあと大阪公演が控えているのに あれ以上一体どうなるというのか(汗)
そもそもグレコは単品で見ていてもシャツの破れ目がエロエロしくて非常にヤヴァイ 公演中脱ぎ着している所為で裂け目が進行しているのか 日に日に露出のパーセントが上がっていってる気がするゾ

アクションの多い橋本じゅんと ほぼでずっぱりの主演・内野聖陽は 出演者の中でも特にウエイト減を感じる体つきだった 引き締まってきてカッコイイんだが衣装が余って見えるのは若干華奢な印象をも残す リサイズが必要か そんなに動かない方の粟根氏だって一回り小さくなった気がしたもんな・・・

休憩時間に席でフライヤーをあさっていたら 舞台の奥に設置された電光スクリーンに

ただいま1Fロビーにて前田悟(刺客B)が罰ゲーム&サイン会を実施中
と表示されたので 新感線名物の「罰ゲーム」だ!とすぐに思い当たり 席に残っていた友人と一緒に慌ててロビーに駆け出した

劇団☆新感線には公演中 遅刻したり何かしらのポカをした出演者が 客前で出し物を披露するという罰ゲームの習慣?がある それは劇団員だけに科せられるものではなく客演だろうが大御所だろうが 平等に執行される刑であるとか 『吉原御免状』の時は堤真一や松雪泰子も歌わされたりハゲヅラ被らされたりしたらしいし 今回も既に内野くんがステージ上で北島三郎を歌ったと聞いていた しかし 99年の公演からずっと通っているのに一度もそういった「罰ゲーム」の日に当たったことがなかった自分には 今回は初めての罰ゲーム遭遇となった

席からロビーに降りる途中 中村獅童とすれ違う 友人と2人思わずお見送り・・・ 黒のスウェットの中にTシャツ・目深にニット帽をかぶり目立たないようで目立っている そんな二枚目じゃないのにちゃんとカッコ良く見えるからスゴイわ
階段を降りる途中で今度は八嶋智人とハチ合わせ 向こうは階段を上ってきて降りる我々の横を抜けていったのだが 身長が自分とそんなに変わらなかった(笑)チノパンの上にボタンをとめたシャツ姿 シャツはパンツニインせずラフな佇まい TVでの印象となんら違いがない様子だった

⇒●中村獅童(なかむら・しどう) ←10月公演『獅童流 森の石松』に橋本じゅんの出演を直々に指名
⇒●八嶋智人(やしま・のりと) ←9月の公演『噂の男』で橋本じゅんと共演
じゅんさん人気者〜

ロビーに出ると長蛇の列 言わずもがなのお手洗いラッシュだ これがわかっていたから休憩中行かずに済むように事前に済ましておいたわけだが そんな人々がごった返す中 ハンディカラオケで『スシ食いねぇ』を熱唱している板前姿の男性が一人

シ ブ が き 隊 が 罰 ゲ ー ム ?

歌詞は暗チョコ見てるのに 振り付けは何故か完璧・・・ フルコーラス歌いきったところで お弁当台(ダンボール箱の机を首からヒモで提げたもの)を装着してサイン会に突入 呆気にとられつつも最前列で見物していた我々は 友人のみサインの列に並び御署名を頂いて来た 普段サインをしない人なのか本当にそのまま「前田悟」と書かれていて ちょっと笑えた

サイン会は時間で切られて終了 この後刺客役で大アクションかまさなくてはいけない前田氏 一体何をして罰ゲームだったのかが気になるところ(^^;)

⇒●前田悟(まえだ・さとる) アクションクラブ所属

カーテンコールでは各人テンション高い様子を見せて 東京公演が残り2回だという実感をさせられた 特に客演の面々がすごいご機嫌(未来くんとかまつたかとか) 劇中では大騒ぎキャラでいることが多い橋本じゅん氏は 何故かこういうときには大人しい 演技の最中には男性陣に口チューするわ 自分のケツ見せはするわ たいそうなテンションなのに 幕が降りたあとは別人みたいに何もしない 素はとても控え目そうな人だ 知的でクセのある眼鏡キャラを貫徹する粟根氏も カーテンコールの際にはいつにも増して淡々としている 割と劇団員はそんな感じ 高田聖子や今回の演目には出演のない古田新太は愛想がいいが 思いつくのはそんなもんだ

演劇人ってスイッチのON・OFFがハッキリしてるのかも知れないな

⇒●メタルマクベス(DiPPS PLANET 内)
⇒●劇団☆新感線

終演後は前回と同じコースを辿り 近辺のマックに入店 軽く食べて帰ろうとして注文の列に並んだら 前にいたのが先週一緒に夜明かしして遊んだ友人だった

ビックリした!

彼女の連れも知り合いだったので 注文の列から外れて少しの間歓談 お連れさんの方はかなり久しぶりの顔だったもんで お互い「うわー!久しぶり!!」と大騒ぎ いやはや 世間は狭いものだ

壁を隔てて隣のテーブルでそれぞれの会話に没頭 いる気配だけは感じていたが話声はほぼ完全なくらい遮断されていたので 各々のペースで飲み食い喋りを済ましたら「じゃお先!」という具合の別れになった ちなみに我々の方が先に退散

前回同様 表参道駅から帰る3人に付き合って 表参道経由で歩き原宿まで そこから電車に乗って帰路に就いた
 
明日は午前中ガス点検が来るので自宅待機 午後から池袋で演劇集団キャラメルボックスの公演『俺たちは志士じゃない』を観に行く予定である

あ〜 忙し忙しッ
 

『明けない夜は SO LONG』レスポールJr.(森山未来)

 


2006年06月15日(木)  歌の明星 

朝 出勤直前のタイミングで友人からメールが届く 日曜 香港映画2本立てに付き合ってくれた相手だったのだが 通勤路を歩きながらに内容を確認したら

「DVD全部見たぞー」

という件名で 今まで私が彼女に手配したニコラス・ツェ主演作のDVDを残らず全部見たらしき報告のメールだった(ちなみに昨日の段階ではまだ1作も見ていなかったっぽいことがうかがえていた)

平日の朝8時… 普段の彼女のリズムから考えたらあり得ない時間のメールだ こりゃ本当に全部見たんだろうなと 夜通し見てて寝る前にメール寄越したな?と(^^;)
かなりテンション高な感じだったしな

今夜は吉祥寺でスー氏が19:45出番でソロライブだったのだが 時間が微妙だったので もし間に合わなかったら渋谷でN.U.が20:30出番だったので そっちに切り替えてもいいな と思っていたのを変更して

「スーソロ間に合わなくてもゴハンしに吉祥寺行きます」

と返事に混ぜておいた 2ヶ月ほどの時差があるにせよ ニコ談義に盛り上がれそうな気がしたからだ(笑)

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遅くなるの必至!と思っていた仕事が 朝から真面目にこなしていたおかげか思いの外早く片づいたので 大慌てで吉祥寺曼荼羅へ駆けつける 友人との食事のみでも行く気でいたとはいえ どうせだったらライブにだって間に合いたい

駆け込んだ結果 嬉しいことに何とかセーフ! 丁度セッティングを終えようとしているところだったので本当にギリギリのタイミングだった 諦めずに来て良かった〜〜〜〜(^^;)

大急ぎで録音の用意をし 後ろの方にあった椅子を勝手にズルズル前の隙間まで持って来て 素知らぬ顔で着座 落ち着いたところで演奏開始

本日のセットリスト
1)氷の海
2)さよならサリー
3)Sing
4)プライド
5)夜明け前
6)落とし穴しかない場所
7)虚飾の果て

順番が前後してるかも知れないが こんなセレクションだったと思う

初っ端の『氷の海』から歌詞をモニョらせていて1度やり直しをしていた にも関わらず途中でまた歌詞が飛んでしまったらしく「忘れちゃった」と歌って誤魔化していたが 意外にも“歌”は悪くなく丁寧に歌おうとしている姿勢はうかがえた 姿勢だけは うん

『Sing』『プライド』は入魂の体でちょっと迫力あり
最後の『虚飾〜』でやっとギタープレイが乗ってきた雰囲気で それまでは歌先行の歌詞ギター追いかけ みたいな状態だった

ううーん 歌が良いのは一番なんだけど 歌詞ちゃんとせんのは勿体ないし ギターは多分練習不足?じゃないのかね 確かにここんとこスパン空いてるからな 楽器に触る時間が減っているのかも知れない

実生活の圧力は馬鹿にできない重さだと思うものの 一ファンとしてはそれなりのクオリティを望みたいところでもあり…

応援すっから頑張ってちょうだいよ と切に願うのであった

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終わって外に出てもまだ21時前♪ いつもは帰ってしまう友人もこの時間なら付き合うといって3人で連れ立ち場所を移動 曼荼羅の帰りに時々利用する改札横のビルの1F 台湾料理の店『高雄』へ入店 各々麺ものを注文してしっかりゴハン

3月に台湾へ行った4人のうちの3人が揃っていたので 台湾話が始まり 朝のメールの彼女はニコの魅力について熱弁を奮う そして徐々に話が反れていき いつの間にか明日の舞台へど話題がすり替わっていた

明日はミュージカル『メタルマクベス』を4人で鑑賞できる最後の日 うち2人は日曜の千秋楽のチケットを押さえていたが 私ともう1人は明日で最後 代わりに5月に2人で観ていたので お互いに回数は3回ずつなのだが 微妙にポイントが変わってくる

1度の鑑賞でも充分楽曲が耳に残る 強烈な印象を秘めたメタルミュージカル“マクベス” 舞台で観た上サウンドトラックを家でも聴いたりしてたら 脳内コンポがエンドレスプレイを始めるのは解りきった結果で…
サントラは購入したものの それが怖くて家では聴いていなかった私は 他の2人のハマり具合に驚いた たった今聴いてきたスー氏のライブなんてどこへやら 心は既に明日の舞台へ飛んでいるご様子だ(苦笑)

ほらー 負けてっぞスーさん! もそっと頑張らナイト!!(^^;)

麺をたいらげ それでも尚話し込んでいたら 店からサービスの抹茶アイスが差し入れられた 我々だけへのサービスでないことは 他のテーブルにも運ばれているのを見てわかったが 嬉しいサプライズだった

やはりこの店はポイントが高い(個人評点)


明日に備え帰りは下りを利用 吉祥寺だと乗り継ぎが良ければ30分ほどで帰れる 新宿を経由した方が若干安いし友人と話を続けられるという利点があったが 地元の駅までまるっと1時間は要するので 今回はパスした

明日は舞台のために1時間早退なのでね
5時に飛び出ても開演10分前到着なギリギリ設定なものでね
今日以上に仕事こなさないと マズいのでね

ファイトだ週末!
 

『花形歌手 歌の明星』1953年/日本

 


2006年06月14日(水)  泣き笑ひの人生 

シンドラーの重役 わざわざ来日して謝罪に来たのかと思えば 謝罪は謝罪でも「対応が遅れたこと」に対する謝罪にとどまって エレベーターの異常作動には至らなかったそうな ぶっちゃけここまで何しに来たんだろうねオッサンたち 結局言いたかったのは「うちのエレベーターは悪くない」だったんだろうか・・・

「シンドラー社」自体は母体になっているスイスのグループに吸収?された日本の企業らしいので 結局矢面に立たされて辛い思いをするのは日本の社員なんだよね 社長さんは向こうの人らしいけど 普段は日本にいるのかしら?よく解らん ひやかしにシンドラーの企業サイト覗いてみたけど 立場微妙よね お気の毒に

いやいや まてまて そもそも何の罪もないのに若い命を散らしてしまった少年こそが 一番お気の毒なんだっての!
謝るとか以前に あんな事故が二度と起きないようにしてくれなきゃ困るヨ・。

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催促しても返事をくれない やりにくいクライアントから やっとこ返事が到着 本来なら金曜中にくれているハズのスケジュールがズレズレで今日の水曜日ですお 作業日程見たら今日が二稿出しの日になってやんの ムッカ〜…
先方の連絡が遅かったのが悪いので 原稿出しを多少遅らせてもおそらく咎められることはないと思いましたが 今週は用が詰まっていて仕事を後延ばしにしたくなかったのと 向こうが無視するからってこっちまでスケジュール崩すのは何だか癪に障る!

という訳で久々の残業でした

いや今日はいいんだ何もない日だから 明日はスーソロで 明後日がメタルマクベスだから 今日やれることは今日のうちにやっつけてしまいたかったわけで
まぁ 残業ったって21時過ぎくらいには事務所出られましたしね 世の中のお父さんお兄さんやクリエイター系の方々に比べたら大したことない時間でさぁな 尤もそんなのが普通の仕事になんか就く気もありませんが

遊ぶための軍資金稼ぎに働いてるようなものなので
そんでもってどうせやるなら自分の興味ある分野が好ましいなと思っている程度なので
やるとなったらこだわってしまうのが解っているから 最低ロットの仕事にしか携わらないのがポリシーなので

仕事のために他の全てを犠牲にしようなんざ さらさら考えておりません 無理!と思ったら辞めるよ 平均寿命が延びてきてるといったって長くてせいぜい百年の人生でしょ そのうち身体的にも経済的にも自分の好きなように動ける時期なんて半分くらいじゃん
ぶっちゃけ いつ何時死んでしまうか分からないご時世で天寿をまっとうできるなんて思う方が間違いだって話で それなら自分の好きなことして楽しんだ方がいいじゃない

それが仕事だっていう人もいると思うし 勉強だって思ってる人だっていていいと思う ただ自分はそのどっちでもなくて 仕事でもお勉強でもない別のところに「楽しみ」を持っている人間なので それを壊されないように生きていきたいわけですよ

もちろん好きなことだけやってて生活できるような身の上じゃございませんので 色々折り合いつけて我慢したり 泣きを見たりもしておりますが 基本的には楽しみ優先で生活できています

五体満足心身健康に生み育ててくれた両親には感謝感謝でござんすヨ

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mixiのコミュニティで『処刑人』の続編製作がスタートしたという情報を得ました

カルト・ムービー「処刑人」、続編製作へ 2006/06/14
 劇場公開時は興行的に振わなかったものの、その後DVD化されてから人気に火が点きカルト・ムービーと化したバイオレンス・アクション「処刑人」の続編が製作される模様。主役の兄弟を演じたショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダスをはじめ、ウィレム・デフォー以外の主要キャストが再集結する。監督・脚本も引き続きトロイ・ダフィーが担当。

⇒●関連記事(2006/06/14 の記載)

え!本当にやるのかトロイ?!

見たらデフォー以外の面々が勢ぞろいと書かれていたので とりあえず主演の2人は大丈夫ってことなんでしょう なんですよね?

正直 嬉しいような恐ろしいような 複雑な気分です
だってみんなあれから結構年とったゼ? フケちゃってるゼ?

神の御名のもと 撮影が順調に進みますように&カッコイイ続編に仕上がりますように・・・ エイメン(祈)

『泣き笑ひの人生』1929年/フランス

 


2006年06月13日(火)  間違いの喜劇 

昼 G2のHP担当からリザーブ確保の連絡メールが届いてました
『魔界転生』のチケットが第一希望日でキープできたそうです
振込が済めばチケットは我々のもの ふふふ…


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先週の金曜に Disc Station で注文した『ドリフト』DVDが届いていたのですが 少々思うところがあり開封せずに問い合わせのメールを送っておりました 数日間に渡りやり取りをした結果 本日解決に至ったのでその経緯を記録しておこうと思います。






Date: Sat, 10 Jun 2006 23:21:48 +0900
Subject: 【問い合わせ】 受注No:2006030320 HHD-31043 ドリフト <期間限定生産>

株式会社 ディスクステーション 受注センター御中
ご担当者様


お世話になっております。
先日DiscStation.co.jpにて映画DVDを購入した者ですが
お尋ねしたいことがあり問い合わせメールを差し上げています。

購入した商品は『ドリフト <期間限定生産>』なのですが、
サイトの記載案内では映像特典の欄に
-------------
メイキング
オリジナル劇場予告編集
フィルモグラフィ
-------------
と記載されていました。しかし実際には「メイキング」が収録されていないようです。
受注No:2006030320 HHD-31043
http://www.discstation.co.jp/VSSHOP/cgi/DS_goods_item.aspx?ns=HHD-31043
発売からだいぶ経っている作品だったので初回盤を新品で入手するのは諦めていたのですが、調べていて「メイキング」が入っているものといないものがあるらしきことに気が付きました。それで今回の案内に「メイキング」の記載があったので購入に至ったわけだったのですが、見たところ ない ような?

開封して内容を確認はしていませんが、レンタル盤で一度見ているのでパッケージの様子からしても同じものだと思います。確認した方が良ければしますが、その前に確認していただきたいことがありまして。

そもそも、メイキングが収録されている盤は 存在するのでしょうか?

香港の映画なので、何となく大元の情報からして疑った方がいいんではないかという気になっています。メイキング収録盤の存在自体がないのであれば、それはそれでいいのですが、存在していているのであれば 中古でも何でも当たってみたいので今回の商品の返品も考えています。

自力でできる範疇の確認はしてみたつもりですが、存在の真偽までは明白になりませんでした。業界のルートでなら確認ができるのではないかと思い、購入を機に問い合わせ申し上げました。
お手数をおかけしますが、何とぞ良きにお取りはからい願います。

取り敢えずご返信いただくまでは商品のビニールを未開封のままで保管しておきます。
添付の画像は商品の裏面を撮影したものです。

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Date: Sun, 11 Jun 2006 10:30:29 +0900
これ様

毎度ありがとうございます。DiscStationです。
この度はお問い合わせいただきありがとうございます。

下記の件でございますが、メーカーに確認をさせて
いただきたいと思いますので、誠に申し訳ございませんが
少々お時間をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。

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Date: Sun, 11 Jun 2006 19:05:03 +0900
株式会社 ディスクステーション 受注センター御中
ご担当者様

早速のご返信ありがとうございます。
急ぎのことではないので ご連絡お待ちしております。
お手数おかけして恐縮ですが、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

これ
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Date: Mon, 12 Jun 2006 19:25:20 +0900
これ様

毎度ありがとうございます。
DiscStationの○○です。

この度はお返事が大変遅くなり申し訳ございません。

お問い合わせの件でございますが、メーカーに確認致しましたところ
大変申し訳ございません、決してあってはならないことなのですが
当店のホームページ表記に誤りがございました。

映像特典として収録されておりますのは、

 ・オリジナル劇場予告編集(「ドリフト」「ジェネックス・コップ」「ダブルチーム」
 ・フィルモグラフィ(ツイ・ハーク監督、ニコラス・ツェー)

のみとなっており、ご指摘の通りメイキングは収録されておらず、
また過去にもメイキングが収録されたものは発売されておりませんでした。
誠に申し訳ございませんでした。

つきましては、ご注文のキャンセル・ご返品を承りますので
お手数ではございますが、当店の着払いにて商品を
下記までお送りいただけますでしょうか。

また、商品をご返送いただき次第、銀行振込にて
ご返金をさせていただきたいと思います。

お手数ですが、メモ書きで構いませんので
銀行名・支店名・口座番号・口座名義(フリガナ)を
ご返品商品に同封いただけますでしょうか。
何卒よろしくお願い致します。

今後このようなことのないよう、十分留意して参りますので
何卒今後ともよろしくお願い致します。

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Date: Tue, 13 Jun 2006 22:28:44 +0900
DiscStation○○様

この度はどうもお世話になりました。
きちんと調べた上でのご返信がいただけましたので
当方も至極納得できました。
お手数おかけくださいまして有り難うございます。

> また過去にもメイキングが収録されたものは発売されておりませんでした。

上記の事実が解ったことは、個人の範疇では調べ切れない収穫です。
そもそもメイキングが存在していないのであれば、これ以上探す必要もありませんし
どのみち本編は欲しかったものですので、このまま買い取らせていただきます。

もしやとは思っていましたが、ダメ元でお尋ねしてみて良かったです(苦笑)
どさくさ紛れの依頼に快く対応してくださり、誠に有り難うございました。
返品は致しませんのでどうぞご安心ください。

それでは。

これ
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Date: Wed, 14 Jun 2006 20:18:42 +0900
これ様

毎度ありがとうございます。
DiscStationの○○です。

この度はお返事いただきありがとうございます。
また今回の件につきまして、大変ご理解いただき
本当にありがとうございます。

今後このようなことのないよう、情報の正確さを徹底して
参りたいと思いますので、何卒今後ともよろしくお願い致します。

またお気付きの点などございましたら、
ぜひお問い合わせいただければ幸いです。

これ様のまたのご利用を心よりお待ち致しております。

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以上

非常に丁寧な対応をしてもらったので大変満足でした
このような経緯を経て『ドリフト』正規盤 晴れてGETしたわけですが 何と言うかその さすがは香港ダネ!(苦笑)

このやり取りのあとサイトを確認したら 私が注文した商品の特典記載からは「メイキング」が削除されてました でも こっち にはまだ載ってるんだよなぁ・・・ メーカーに問い合わせてくれたのだから信じますが 存在するんだったら見たかったよなぁメイキング(^^;)
 
⇒●Disc Station
⇒●ドリフト

『間違いの喜劇』1983年/イギリス

 


2006年06月12日(月)  ジャズ大名 

渋谷 CLUB QUATTRO にてJAMIE CULLUM(ジェイミー・カラム)のライブ!
2月にチケット確保してかスゴイ楽しみにしてたんだ〜♪ CDも良いんだけど 個人的にはこの人のライブパフォーマンスに超興味津々なのであります 絶対生の方が聴き応えも観応えもあると見た!

今年の初めくらいから気になり出したJAZZピアニスト歌手さんだったんですが 丁度上手い具合に来日なさると聞き及びましたもので 勢いのままチケットを確保 当初一緒に行ってくれるハズだった人が諸事情によりリタイヤなすったもんで 違う人を相方にして当日を待っていたのですが その人もお仕事の都合上来られなくなってしまい 他人に売り払うには微妙なタイミングだったので お金はいらないから!と言って妹を巻き込みました 現在学生中なので時間はあれどもお金がない子なのサ でも私よりも前にジェイミーのこと知っていたし 英語も解るし 私が仕事を早引けなくても許されるであろう相手だったので 丁度いいと思いまして

いやでも 売ろうと思えば売れたと思うんだけどね そもそものチケットは即日完売で 急遽翌日に追加公演が入ったくらいの人気者ですから というか QUATTROで演ろうってのが間違いなんじゃないかと思うよ私は だいたい「急遽追加公演決定!」ったって 翌日のQUATTROのスケジュールが空いてるって段階で怪しいな〜って思うもん どうせ最初からチケット完売が解ってたんでしょ? ファンが殺到するの解ってたんでしょ? あざといね〜 あざとい!
まぁ 最初から2Daysって言っていたら両日取ろうとする人が増えてただろうから あのハコのキャパで対応するにはそれなりの戦略だったんだろうとも 思いますけどね

つか 月曜とか勘弁してください…orz

ホント人誘い辛いから!!
自分自身も時間つくるの大変だから!!
取り敢えず今日は間に合ったから良かったけども 番号も500番台だったんで開場から並ぼうという気も起きなかったしね(QUATTROは300入れば黒字って聞いたよ スタンディングでも600が限度でしょ? ←ジェイソン・ムラーズの時は700入れたらしい 圧死!圧死!)
18時の定時ですっ飛び出て来て渋谷着が18:42 開演が19時だから本当にギリギリでした チケットは前もって妹に渡してありましたが 律儀に私の到着を入口で待っていてくれたヨ いい子マイ・ディア ってなわけで2人揃って入場

ドリンク代取られるかと思いきや チケット代含みでした あら何か得した気になった(笑)チケ代5800円だからそう安いってわけでもなかったんですけどね 気分の問題
当然のことながら前の方は満杯なので後方の柱の隅に隙間を見つけたので紛れ込みました ステージは真っ暗で何も見えませんでしたが 通常グランドピアノは右側面を客席に向けて設置されるので(フタが開く方が右側だから)バンドを置くならピアニストから見える位置である向かって右サイドとなるわけで 必然的にピアノはステージの左隅にセットされているだろうことが予測されました よってステージの中央から左隅が見渡せる場所を確保

万が一スタンドピアノだったりすると どっちに置かれるか微妙なところなんですが 天下のジェイミー・カラムのライブにスタンドピアノはねーだろうと 絶対グランドピアノ使うだろうと ヤマかけにもならないようなヤマを張り

見事勝利を勝ち取りました!

遠かったけどバッチリ見えたヨ☆ 後になってオペラグラス持って来なかったことを後悔しましたが 人の頭で何も見えないって最悪の事態は免れました 去年の夏のブルームはバリバリの視界ゼロでしたからね〜… 今回もあんなだったら目もあてられませんでしたお(苦笑) ああ良かった-3

予想以上のパフォーマンスに大満足でした すげぇすげぇ
本当にピアノの上乗ってた 飛び降りた 椅子で鍵盤叩くわ足で踏みつけるわ 鍵盤以外の部分もSTOMPばりに鳴らしまくったり ピアノの身になったらちょっと激しすぎな部分もあるんですが 客としては沸きますわなやはり

Tシャツで出てくるかと思いきや ジャケット+ワイシャツ+ネクタイで登場のジェイミーくん 下はジーンズでしたが意外にちゃんとした格好なんだなーと思ってたら 2曲目でジャケットを脱ぎ その次あたりでネクタイをはずし あらら?と見ている間にシャツも脱ぎ捨ててTシャツ姿に早変わり(笑) 正面胸部に「JAPAN」と書かれたランドリーのTシャツでした
まぁ どのみちどんな格好してても可愛い感じなのは変わりませんでしたが 思っていたよりスリムくんでした 腕の筋とか好みだったお… キュン☆

⇒●Laundry(ランドリー)
6/2(金)から『FOOTBALL DE LAUNDRY』FAIR 開催中!!
↑多分着てたのはこのフェアの限定T!(色は青じゃなく黒か紺)

しかし

来日アーティストのライブは行く度に自分の英語力のなさを痛感します 短いコメントくらいだったら何とか解りもするんですが だだーっと喋られるとついて行けない・。 勿体ない ところどころ替え歌とかしてたみたいなのに具体的に何歌ってたのかが解らなかったよorz
ジェイミーの方は「アリガトゴジャイマシタ」「ワタシハJAMIE CULLUMデス」「サヨナラ〜」等々 上手に言っておったね 見習うがいいよアタシ…

本人のオリジナル以外にカバー曲が結構演っていて スタンダードなものから destiny's childや The White Stripsや RadioheadのヒットソングをJazzアレンジして歌っていたようでしたが 自力で解ったのはレディヘくらいなもんでした… かなり崩していた所為もありますが 楽曲そのものを知らない段階で音楽の知識が不足し過ぎです その辺を考えると何気に敷居の高いセットリストだったかも知れませんが そんなこと全然解らずに聴いていても充分楽しめる中身の濃ゆ〜いライブでした

何てったって即興が売りのJazzですから それぞれのパートソロとか面白かったですよ あと その場で声を打ち込みして重ねて重ねて 自分の声のボイパ&コーラスで歌ったりしてました ギターで音重ねてくのは見たことあったけど声は初めてだったワ そしてピアノマンなジェイミーさん ギターもドラムも上手にこなしてらっしゃいました なんでもできちゃうのねー!オバちゃんビックリー

客あおったり コーラス指導したり 客席(席はないけど)降りちゃったり とにかく盛り上げ上手でした
ハスキーな渋い声の持ち主なんですが、歌上手だし マイクなしでも普通に通る声量だったし あのコンパクトな体のどこから あれほどのオーラが出てるのか超謎!
Jason Mrazのときにも思いましたが ジェイミーも間違いなく“ライブミュージシャン”です 絶対生!生!

そういえば演奏中に飲んでいたドリンクが ギネスの缶に見えていたんですが 本当にギネスだったんでしょうか…(後半マズくなっていたろうに)

終演後はサクサクその場を退散 今日はサッカーW杯・日本vsオーストラリア戦の日だったのでサムライブルーな連中が町中をウロウロしてました どこかで大画面中継するんだったのかな?よく知りませんが(興味もない) そもそも今日が日本戦だってこと ジェイミーのMCで思い出したようなものだったし
彼英国人なんでね “フットボール”ネタにはそれなりに敏感だったんだろうと思います ランドリーのTシャツもでしたが 最後手にしていたスポーツタオルもサムライブルーで八咫鴉のエンブレムデザインでしたもんね
まとめてW杯フェア中の特設ショップでご購入のものと思われます(←スペイン坂上ったところ)

センター街の入口近くにある『リトルスプーン』でスープカレーを食べて帰宅

結構頑張ったで月曜
 
⇒●ジェイミー・カラム
⇒●JAMIE CULLUM
 

『ジャズ大名』1986年/日本

 


2006年06月11日(日)  香港より愛をこめて 

シネマート六本木にて香港映画2本立て
いや 2本立て上映していたわけじゃなくて 上映時刻を確認したら1日に2本違う映画が見られるな〜って思ったので(^^;)ゞ

映画館は割と最近できたばかりのアジア系をメインに扱うミニシアターで 香港電影大好きーvな私にとっちゃオイシイ劇場なんですが いかんせん大嫌いな六本木にあるというのがかなりのネック それでも最も苦手とするヒルズ界隈とは離れた場所にあるのがせめてもの救いというか 見たい作品の上映がかかったら 仕方ないと思いつつ行ける区域 六本木プリンスの近辺です

そもそもの発端はニコス・ツェのフィルモグラフィーが追加されたことに いち早く気づいてしまった私の地獄目?なんですが そのうちの1作が聞いたことない作品だなーと思って検索かけたら 「2006/6/3公開」と記載があって え?再来週?? みたいなタイミングだったわけ
それでも面子や名前の順番を見て「こりゃ多分カメオ出演だな・・・」との見当がついたので それをニコブームが訪れている友人に話したら

カメオでも見たい

と仰せになられまして 上映館を調べてみたと そんな流れでした

そこで当初 ニコがチラ出するらしき『エンター・ザ・フェニックス』を14:25の回で観ることにしたんですが 複数のスクリーンを所有しているこのミニシアター すべてのスクリーンの上映スケジュールが並んだ表があったのでそれを見ていたら 『エンター〜』の前に『ドラゴン・プロジェクト』が見られる並びにになっているのに気が付きました 私実は作品的にはこっちの『ドラゴン〜』の方が気になっていたとです
だったら一足先に行って1本観てから友人と合流すればいいかなーと思い 昨日『花よりも〜』を観た後に安チケ屋を回ろうとして 自分は午前中にも1本観るつもりなんでチケット交換しておくよ(←全席指定制のシアターなので)と友人に伝えたら 「私も付き合うよ」と言ってくださいましてね ええ!いいの?!ってな展開で前売券を各作品2枚ずつ購入して来たのでした

そんなこんなで11:45からの『ドラゴン・プロジェクト』合わせで 11:20に六本木駅の5番出口で待ち合わせとなりました ボクちんまんまんと遅れて30分着でしたが 映画館が思いの外近かったので割と余裕でセーフ だからって雨の中相手を待たせたのが帳消しになるわけじゃないので反省・・・orz

売店で飲み物だけ買って いざ鑑賞スタート☆

『ドラゴン・プロジェクト』

【あらすじ】整体院を営むユー・シウボウは数年前に妻を亡くし、今は長男のニッキーと高校生になるナタリーとの3人暮らし。幼い頃から父にカンフーを教え込まれてきた兄妹だったが、元シークレット・エージェントだったと吹聴する父の武勇伝にはまるで聞く耳を持たない。ところがそんなある日、謎の男ロッコ率いる闇の軍団がシウボウの整体院を襲撃、シウボウを拉致していく。やがて魔の手は兄妹にも向けられるのだったが…。(allcinema ONLINEより)

親 父 サ イ コ ー ッ !!

父(アンソニー・ウォン)が営む整骨院の名前が『精武跌打館』
そもそも原題が『精武家庭』って映画なので基本概念に「精武」があるんでしょうけれども 暴漢に襲われても落ちてきた看板を支えたり 白い詰襟(チャイナでしたが)を着用している辺りからも これは精武門のパロディなんだろうなと 解る人にも解るお約束な描写がテンコ盛り
バトルの最中に看板の文字が一部飛ばされ『精武  館』になったときの字幕が“ドラゴン怒りの鉄拳”とかになっていたような気がします その後はブルース・リー張りのジークンドー風アクションの連続!骨の標本から腕をもぎ取ってヌンチャクにしたときには あまりの分かりやすさに腰砕けになりました(笑)だから好きなんだよ香港映画はよー!

ジリアン・チョンよく動いてました あの細い体で綺麗な型とか見せてくれると嬉しくなります 時々スピード足らないのが難点なんですが 何気に顔も好みっぽいので許しますv(アクション関係ないじゃん!)
監督・脚本・出演のスティーブン・フォンに拍手☆ 見事な娯楽作品でしたお!!

日本のサイト最新フラッシュDLしないと見られないしMacだと不具合出ちゃうっぽいので 本国サイトもご紹介☆

⇒●精武家庭
こっちの方が動きとか凝ってて面白い(笑)


売店の軽食でお昼になるかと思っていましたが 思いの外次までのスパンがあったので 近隣に食べられる店があれば充分間に合いそうだねってことで雨の中 外へ繰り出し大通りまで ここいら一帯に手頃な場所がなければ映画館に戻ろう と言っていたら丁度その角にベーカリー・カフェがあったので 手放しで入店・注文・お食事・歓談 上映開始の10分前くらいに店を出て 余裕で着座できました
このコースは使える!

つづけて『エンター・ザ・フェニックス』鑑賞

【あらすじ】香港裏社会を牛耳るマフィアの首領が亡くなった。慌てふためく子分たちは、親元を離れタイで一人暮らしをしていた息子ジョージを連れ戻し、彼を首領に据えることを決める。ところが、子分たちはジョージのルームメイト、サムをジョージと勘違いし跡取りを依頼してしまう。マフィアの首領になることが夢だったサムはすっかり上機嫌。一方、ある秘密を抱えたジョージもそのほうが好都合と、サムの偽装を黙認、彼の付き添いとして香港へと戻ってくるのだったが…。(allcinema ONLINEより)

こちらも監督・脚本・出演のスティーブン・フォン
つか こっちの方が製作は先 スティーブン初監督作品だってさ その所為か 主演はダニエル・ウーとイーソン・チャンなんですが カメオ出演がえらいこっちゃです 『ゴージャス』のときくらい色々出てきてたヨ そして我らがニコラス・ツェもちゃんと出てきました 予想通りのちょぴっと出でしたが可愛かったですv
えーと イーソンとチャップマン・トウはキャラがかぶってる気がします…
あ!そうそう 私ったらダニエルの生身アクションを初めて見ました!ちゃんと動けたんだあの人!(失礼な)

⇒●ゴージャス(作品情報)

映画館を出たらもう夕方です
お互いに六本木嫌いなので用が済んだらサクッと帰りの途に就きます 私は大江戸線 友人は日比谷線を使用だったので 映画の余韻に浸って会話できたのは駅改札まででしたが 日曜なのでサラリと解散して来ました

明日は普通に仕事したあと渋谷 CLUB QUATTROでライブです 定時18時で開演が19時ってのはかなりギリギリなんですが 頑張ります!
 

『クレージーボーイ/香港より愛をこめて』1976年/フランス

 


2006年06月10日(土)  かげろう侍 

6時に帰宅・就寝→ 9時半起床・軽くシャワー→ 身支度→ 10時 G2プロデュース『魔界転生』の会員限定ネットリザーブに先着申込→ 10時半 家を出る→ 11時 新宿の映画館に到着・友人と合流


そんな流れで 『花よりもなほ』鑑賞

【あらすじ】時は元禄15年、徳川5代将軍綱吉の時代。生類憐れみの令が幅を利かせた泰平の世。巷では、赤穂浪士が切腹させられた浅野内匠頭の仇を討つのかどうかが大きな関心事となっていた。そんな中、父の仇を討つため、信州松本から江戸に出てきた若者、青木宗左衛門(宗左)。貧乏長屋に腰を据え、仇である金沢十兵衛を捜して回るが、一向に見つけられず、いまだ使命を果たせずにいた。ところがそもそもこの宗左、武士とは名ばかりで、剣の腕はからっきしダメときていた。おまけにいつしか、向かいに住む美しい未亡人、おさえにほのかな恋心を抱いてしまう始末で…。(allcinema ONLINEより)

古田新太が割とメインで重要な役どころだときき 舞台以外でそんなん珍しいな!と思ったのがそもそものキッカケでした 一人じゃ劇場まで行かなかったかもですが一緒に見てくれる人がいちゃったもので(^^;)ゞ えへへのへ

オカダーはジャニの中じゃ好きな方の人なので ・・・もとい お芝居してるのを見るのが大丈夫な部類だったし(バラエティーで見る分にはジャニ全般嫌いじゃないのだ) 前々から「絶対時代劇似合う!」と思っていた子だったので 今回何の抵抗もなく見る気になれました もちろん新太さんのこともあったし 他の面々をチラ見しただけでもツボをくすぐられる名前が揃っていたもので ええ

赤穂浪士が脇にチョコチョコ出てくるんですが これが結構笑えます あの描写って面白い 今までクソ真面目なのか吉本バリのおふざけかの両極端なモノしか見たことなかったので新鮮でした 本人達は真剣なんだけど何故か滑稽に見えてしまう絶妙なタッチです
絶対そのうち地上波に乗る系統だと思うのでゼヒゼヒ機会があらばお試しください(笑)

主人公のオカダーは 田舎侍の風情も出ているのに洗練されていて美しい
ヒロインの宮沢りえも 品があって綺麗です 最近のりえちゃん好きなんだ イヒv
田畑智子は美人じゃないんだけど いつも可愛いと思える役してて好印象 普通っぽい女の子演らせたらピカ一なんだけど いかんせん華がないのが気の毒だ(苦笑)
加瀬亮は何度見ても顔が覚えられない・・・ でも毎回いい味出してるんだよね〜 でも覚えられない・。orz
新太さんは新感線でよく演るキャラっぽかった!ああいう 調子いいけどそれだけじゃない曲者キャラ似合うんだよな〜〜!
赤穂浪士では遠憲と寺島さんに「お!」っと思ったけど 田中哲司が良かったかも 原田芳雄はいわずもがな オッサンかっこ良過ぎですから シビレますから!
石橋蓮司の叔父上は身内の中で唯一宗左自身を見てくれている人 ただのエロおやじにも見えるけど すごい和める人でした あの人の存在は宗佐の支えになったに違いない
香川さんが演じたのは「侍」のステレオタイプだったんだろうな 武士は食わねど高楊枝〜 というかね 見栄と建前が先行した落ちぶれ侍なんだけどね 泰平の世の武士なんて大抵がそんなもんだったんでしょ
浅野くんと勝地くんの使い方が勿体ねー!もっと出して!もっと映して!!(個人的)

是枝監督の作品を初めて見ましたが 予想していた雰囲気は霞ほどもありませんでした 他の作品見てないからどうこう言えませんが こういうテンポというか 温度のある作品も もっと作ったらいいのにー と単純に思いましたよ

あとあと 個人的大ヒットだったのは音楽ね! 担当ミュージシャン「タブラトゥーラ」という人たちらしいですが 国籍不明な民族楽団みたいな音楽でとても素敵でした
サントラ買うか 彼らの音源買うか 現在検討中なのであります

⇒●タブラトゥーラ (ダウランドアンドカンパニイ所属)
 

『かげろう侍』1961年/日本

 


2006年06月09日(金)  ブレイキング・ニュース 

ここ数日世間を騒がせている 2つのニュースについて思うこと

1つ目:秋田男児殺害事件

TVやラジオの速報で ひと月前に我が子を亡くした若い母親が 死体遺棄に次いで殺害も自供し始めたと報道され始めた 犯人をあげて威勢を露わにする警察 逮捕前のインタビュー映像をこぞって流すマスコミや 誹謗中傷を書き立てる週刊誌の中吊り 「前からちょっと変だと思ってたんですよ…」としたり顔で語る近所の住人たち

…何か どうにも煮え切らないものを感じてしまうのは 私だけなんだろうか

確かにオカシな人だったんだと思う 派手な格好をしたり片親であったり 大人しい秋田の町じゃ違和感のある存在だったかも知れないが 事故にせよ事件にせよ 愛娘を失った親が正気でいられる方がどうかしてると思うし その精神的な不安定さを支える存在が身近にもいなければ 警察側が専門のスタッフで対応することもなかった状態だったんじゃないかと そう勘ぐってしまうのが客観的な見方なわけで

もちろん彼女が本当に少年を殺害しているのなら どんな理由があろうが事情があろうが それは決して許されることではないし 罰せらることは当然のことだと思う でも私 子供を亡くした彼女に対して周囲がもっと違った接し方をしていたら 今回の殺害事件は起こらずに済んだんじゃないかと 思うんだよね

ノイローゼみたいになった母親の相手なんかしれられない って警察は思ってたんだろうけどさ ノイローゼだからこそ思わぬ行動に出たりすんじゃないの? 事件だとメンタルケアしたりする場合があったりするのに 事故ではしてくれないのかね? そういう人員てやっぱり不足してるわけなのか?
「精神科の診療を受けろ」と言われて素直に聞くなんてのは一般の場合でもごくわずか 最近では徐々に認識が変わってきているようだけど 基本的に「精神科」は「気違い」が行くところだと思われてる 本来はストレスや大きなショックによって損なわれた精神や神経の安定を 正常な状態に近づけるための治療を施すところであるのに 皆行きたがらないし 通っていることも公にしたがらない まぁ通院を言いふらす必要はそもそもないわけだけれど(個人情報だし)他人に知られたからといって恥じる必要もないってことだ

「お前精神科行け」ではなくて
「専門の者を紹介します」って警察関係のケアスタッフにしばらく様子をみてもらうとか そいういうことはできないのかなぁと
頭ごなしに否定したり 訴えていることに耳も貸さず追い払ったり そんなことしてたら相手はどんどん内側に嫌なもの溜め込んでいってしまうのに
そんなもん警察だとか事件だとかじゃなくて 普通の生活の中にだってよく起こる状況じゃないか

ぶっちゃけそれは「ふり」でもいいんだよ「ふり」でも
話してる側が「自分の話を聞いてくれてる」って思えばそれで解消されるストレスってのが確実にあると思うんだ もちろん「ふり」の場合は相手に「ふり」であることがバレては意味がないから 身内が上手くできそうになければ専門の人に頼るって手段に及ぶわけで 話聞いてる相手の方が親身になり過ぎて一緒に滅入ってしまっても困るしね

話を戻すと 今回の犯人は確かに許されざる罪を犯してる
本来もっとずっと長くつづくはずだった少年の人生を閉ざしてしまったこと 彼の家族にそう簡単には消えることのない深い深い傷と怨みを負わせたこと 少年の友達 犯人の娘の友達 町の人々 今を知る人たちの全てに忌まわしい記憶を植え付けたこと
刑に服し法の上ではその罪が赦される日が来ても 少年は還らないし 事件の存在が消えるわけでもない

覆水盆にかえらず

零れた水は一体どこへ流れたのか






2つ目:誤作動エレベーター死亡事故

これは身近過ぎて怖いニュースだ そして犠牲になった少年の死に様があまりにも酷い まるでスプラッタ映画みたいでおぞ気が走った いくら自転車にまたがっていたとしたって 五体満足な高校生が逃げ切れない早さでの誤作動なんて 想像がつかない というか したくない

管理に問題があったのか 機械の構造自体に問題があったのか 現在調査中とのことだが エレベーターの製造元「シンドラー社」はスイスの大手メーカーだそうで スイスといったら精密機械で一目を置かれる老舗国 日本ではあまり知られていなかったものの 世界でのシェア第2位というのだから 大手も大手 一大企業だ 今回の事故に対しても遺憾のコメントを出してはいるが「当方に否はないはずである」とハッキリ主張している
聞いていたニュースでは「日本では信じられないほどの強気な対応ですね」と呆れたような口調でコメンテーターが話していたが 私には企業サイドとして当然の処置のように思えた どんな事故でも故障でもその大小に関係なく 自分側に100%の落ち度がない限りは謝罪なんかしない 「謝ったら負け」なのは常識だ ましてや今回は対人死亡事故という特に責務の重いケースだ 余程のことがない限りメーカー側から折れることは望めないだろう

同社製のエレベーターで起きた今までの死亡事故例が挙げられていたが 3件で3人とのことだった もちろん1件だって1人だって あってはならないことではあるのだが 世界2位のシェアで創立から今までで3件というのは計算上驚くほど低い確率だと言える その他 死亡事故に至らなくても不具合の発生が報告されていたが 他企業との比較が出ないのが引っかかった

メディアは実に狡猾だ 同じ情報でも伝え方によって人々が受ける印象が違うことを知っている 受けた側は見たもの聞いたものが全てだと思い込み 知らず知らずのうちに意識をコントロールされてしまう

悪者は外国のメーカーだ

もちろん今回の事故を機に エレベーター使用の際の用心はするに越したことはない 無理な乗箱やふざけながらの乗降は控えるのが賢明だろう しかしそれは「シンドラー製」だけのことではなく 国内外全てのメーカー機にあてはめるべきだ

シンドラーのリストは 載れば命が助かったが
シンドラーのリフトは 乗ると命が危ない


風刺としては喝采もののコメントだったが 公共の電波で明言して良かったのかどうかは 正直ギリギリもんだと思う

シンドラー社に訴えられても知らないゾ…
 


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あ そうそう レバノン料理美味しかったヨ
お食事解散後 喫茶店でしばらくダベってからパセラへ(またか)
2〜5時まで好き放題に騒いで キッチリ帰りました

⇒●レバノン料理 シンドバッド
⇒●面影屋珈琲店
⇒●カラオケ パセラ
 

『ブレイキング・ニュース』2004年/香港・中国

 


2006年06月08日(木)  遊びの時間は終らない 

明日はお仕事後レバノン料理のお店でお食事です
飲める人は飲み 食べたい人は大いに食え な会になると思われます

誘った友人が一人「工事で23時から断水なんです!お風呂や歯磨きやらをして寝ることを考えると21時には退散しないといけないんです!そんな早い時間に抜けちゃってもいいんでしょうか?」と言ってきたので そんなことでは無理言えないなぁ(苦笑)と思っていたら
「もし良かったらオールでカラオケ屋とか付き合っていただけませんか?」と次なるお申し出があったので それならいいですよとOKをしました

よって
19:30〜レバノン会食(解散)⇒ 24:00くらい〜朝までカラオケ(別面子召集)⇒ 始発で帰る
コースが決定しました

他の皆が残ると言っても自分は始発で帰らねばなりません
翌日11:15の回の映画を観に行く約束になっています
ついでに10:00から某舞台のネットリザーブ(先着順)を申し込む約束にもなっています

我ながらすごいスケジュールを組みました 実行できるよう頑張りたいと思います…
 

『遊びの時間は終らない』1991年/日本

 


2006年06月07日(水)  イン&アウト・オブ・ファッション 

日本のファッションというものは何かと一辺倒なものである
毎年の衣料の流行が実に解りやすい

衣料だけじゃなく身回り装飾品全てにおいていえることだが TVや雑誌で情報を得ていなくとも 店頭に並んだ商品群を見ればおおよその見当がついてしまう 色・デザイン みな同じ様なものばかりが置かれ極限られたものばかりが豊富に取り揃っている というか それしか置かれていない 要するに私が言いたいのは



買 い 物 が し づ ら い



という甚だ面倒な現状の不満に他ならない
自分の好みの系統が流行っているときは良いが そうではない場合買うものを見つけるのに難儀し それが不快極まりないという話

どのような服でも着こなす 理想的な体型&センスを持ち主でもない限り この毎度の流行一辺倒に困っている人は少なくないはずだ もしくは 本人が困っていなくても周囲が困ってしまうような惨状を晒しているかの どちらかだろう

買うものの目星がつかなくても 着づつけてきた服には寿命がくる どんなに気に入っていても 自分に合ったデザインや寸法でも 買い換え時はきてしまうものだ できることなら代替わりになるような 近い系統のものを手に入れてから処分しようと思うのに 次を担う品が見つけられない あるいは 変に値が張り手が出ない なんだこの状況は ムカつくな…

現在捜索中のもの
●具合いいデザインの 迷彩柄キャミ&Tシャツ
●透けない白のアジアン風味シャツ
●粗め編みのニットカーディガン(5分〜7分袖で短丈裾)
●リゾート色のない大柄プリントのトップ(チューブかウエスト締め)
●普段履き用のビジネスパンツ(シルエットやポケット位置が納得できるデザイン)

…ちょっと前までは割とすぐ買えそうだったものばかりなのだが 意外と見つからないのである 特に迷彩は驚くほどに品薄 あってもダザデザインで使えない パンツは割と見かけるのだが 欲しいのは上であって下じゃない 用をなさない お呼びじゃない そもそもどの店に入っても同じようなものしかないってオカシいんじゃないのか?
うちの妹と仲の良い外国人の友達が 日本人のことを「なんでみんな同じ格好してるの?」と言っていたそうだが 至極ごもっともな見解だと私は思った

電車に乗る 街を歩く 駅のホームで賑わう通りで

同じような髪型に
同じような服装で
同じような化粧をした
大勢の女の子たちが

同じような鞄を腕に提げて 人混みを闊歩している

注意して見てみると結構気味が悪い 学生の頃からの“制服”文化が成せるワザなんだろうか…
流行ものを取り入れるのが悪いことだというのではなく 何故にああまで全部が同じなのかを疑問に思うわけだ も少しアレンジしたらどうなの?雑誌の写真がまんま飛び出してきたようなベタベタ具合で いいのか君たち

…いいって思ってるんだろうな 多分
みんなと同じが正しくて
みんなと同じが安心なんだよな

まぁ確かに失敗はないと思うが 「失敗しない=成功」でもないと思うゾ

そんな中で目に飛び込んでくるのは 個性的 且つ 品良く上手なアレンジをしている人 女性でも男性でも 若い人でもご年輩でも 自然と目を奪い憧憬の念を抱かせる

ああいう人になりたいもんだなぁ…






いやいや

そんな自分の理想論はいいとして

ともかくも目下の大問題は「欲しいものがない」現状だ
誰かどこかで手頃な品を手頃な価格で入手できる店を 教えてくれはしないもんだろうか そろそろ着る物がなくなって来… orz
 

『イン&アウト・オブ・ファッション』1993年/フランス

 


2006年06月06日(火)  悪魔の事件簿 

06年6月6日で悪魔の数字「666」

というわけで リメイク版『オーメン』の世界同時公開日だそうです
新生ダミアンはいかほどの恐怖を観客に見せ付けてくれるのでしょうか!

といいながら自分 全然見ようとか思ってないんですけどね(苦笑)

ホラーとかスプラッタとかは好きじゃないのデス
ただゾロ目で思い出したのがコレだったもんでつい・・・(^^;)ゞ

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今朝のニュースで聞きました
⇒●勤務中にブログ書き込み、職員を懲戒処分

ちょっとヒヤっとしたというか
明日はわが身な気分にナッタ・・・

気をつけねば(苦笑)

『悪魔の事件簿』1989年/アメリカ・オーストラリア

 


2006年06月05日(月)  メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー 

現在公演中の『メタルマクベス』 劇中に登場するメタルバンドが7月にライブをしちゃうらしいお もちろんヴォーカルはミュージカルに主演してる内野聖陽 &ミュージカルに“国王専属歌手”として出演している冠 徹弥(本職は歌手)のお2人だとか

でもきっとゲストが来るに違いない サプライズがあるに違いない・・・(勘ぐり)

チケット取れたら行ってみたいねー
ただ日程がColdplayの来日LIVEとかぶってて スケジュールが微妙だよ自分・。
 
⇒●劇団☆新感線
⇒●内野聖陽(うちの・まさあき)
⇒●冠 徹弥(かんむり・てつや)

⇒●Coldplay(コールドプレイ)
 

『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』2005年/カナダ

 


2006年06月04日(日)  日曜日よりの使者 

朝の戦隊モノに先週今週と怒濤の鮫(柴木丈瑠)が出演 懐かしいのぅ…
そういやライダーで使われてるイラストをカラハッシー(唐橋充)が描いてることに先週気がついたお(遅) ハッシーの絵だったんか〜アレ!
隠れキャスト・スタッフやゲスト出演に反応できるようになってしまった自分が 何か微妙…

そして午後は妹に定期とTSUTAYAのカードを貸し出して 自分は半日ひきこもり

あんまりヒドイ状態だったので 少し部屋の片づけなんかもしてみたよ 基本的に物が多過ぎるんだよね私 ただ散らかしているだけの妹とは根本が違います(←彼女は出ている物をあるべき場所に戻せばすぐにスッキリしてしまう) とにかく捨てなきゃ減らないんだよ 物!物!物!

最終目標は書きもの机を復活させることだったんですけども そこまではちょっと無理だった(苦笑) 手近にある中で捨てられるものが尽きた あとは奥まったところを引っかき回さなくちゃダメだ そんなんすぐにはできないな… というわけで 取り敢えず机の周囲だけは片づけました 上に積んであるものの消化が今後の課題です

夜 ネットなどしながら よもやまごとにかまけていたら 立ち上げていたメッセンジャーにお声かけをいただきまして 2時間ちょっとチャットをさせていただきました 九州在住のマイハニーです(笑)いやいや本日お子さんの運動会だったそうですお そういや去年の今頃もそんな話題でメール交換してましたな

先日彼女から色々と荷物を送っていただきました 中身のメインは俳優・松田賢二出演の貴重な作品数本です どれから見ようかワクワクしちゃうv イヒヒ そしてそのオマケとして添えられていた『堅パン』という食品に ワタクシいたくツボを突かれまして ええ 食べる前からです!(笑)
『乾パン』てあるじゃないですか あれみたいな素朴な雰囲気を醸し出してるんですが そのままで食べようとすると 堅くて歯が立たないという代物です 地元のローカル食品だそうです 「かたぱん」と読むらしい
オススメの食し方は ミルクやコーヒー紅茶に浸して食べる“ダンク”方式 何だかオシャレじゃありませんこと?!(笑) ココア味・イチゴ味・ホウレンソウ味 の3種類が2箱ずつ入れてくれていて 丁度今日ココア味を開けたところだったので チャットをつづけながらガジガジしておりました これといって美味なわけではないんですが 味も見た目のまんま素朴な風味だったので なかなか食べるに良かったです 1枚だけノーダンクで囓ってみましたが やっぱり堅くて「囓った」というより歯でジコジコと「削り」ながら食べた感じでした

その土地だけの食べ物に心底弱い私です
(奄美のときも変なモノ見つけては挑戦してたなぁ)
 

『日曜日よりの使者』THE HIGH-LOWS

 


2006年06月03日(土)  果てぬ想い 

11時半に渋谷で待ち合わせてBunkamuraル・シネマへ 本日のお目当ては『RENT』です

事前に上映時間を調べてあったにも関わらず 現地に着いてみたら若干前倒しのスケジュールになっていて一同冷や汗 観るつもりだった14:00の回がなくなり13:25か16:15になってました 16時の回だと夕方の行動に差し支えが出てくるので 少し慌ただしくなりますが13:25で決行です 受付整理番号は60番台後半 キャパを考えると真ん中くらいの番号でしょうか

余裕をもっていたはずのランチタイムが30分以上削られることになったので なるべく映画館から近い店で食事を済まそうと近辺を物色 以前妹と行って割と良かったブラジル料理のビュッフェを訪ねたらお休みでした… レストランウェディングでも入っていたのかも知れないヨ そんな感じの店だったしね 仕方ないので円山町との交差点角にあったホテル併設レストランバーの¥1050ランチで折り合いをつけることにしました
ランチメニューを1品選んで その他のサイドメニューはセルフで取り放題ってなシステムのやつ サイドメニューといってもサラダ各種とグラタンとデザートくらいのもんなんですが まぁ 東急Bunkamuraに近いことはこの上ないし 1050円ですからねー メインのメニューも割とちゃんとしているので 悪くないと思いますよ

⇒●渋谷シティホテル内『RAIZ(レイズ)』

ル・シネマは上映開始15分前に開場で整理番号順に入場・自由席 というシステム なので 自分の番号が呼ばれるまでにロビーにいないと順番飛ばされちゃいます 指定席ではないのでウカウカしていると良い席が取れなかったり 連席が取れなかったりします 特に今回は「全席完売」だったので席は1つも余らないという状況だった上 我々4人連れだったもんで 皆で並んで座るのに60番台という番号は結構ギリギリのラインだと懸念していました
というのもこの劇場 後方は壁のギリギリまで座席があり 前方の通路もあまり広くありません なので左右の移動がとてもしづらく 混雑時には一旦外に出て別の入口から入り直さなければ通れないことが多いのです 私個人は割合頻繁に出入りしていた館だったので3人に状況を説明し 左右に1ヶ所ずつある入口に2人2人で分かれて入って 4連席が確保できた方に移動することにしました
数分後 計画が功を奏し無事4連席をGET 席さえ確保できてしまえば 上映まではのんびりすることができます 即行レストルームに向かう4人 ご不浄は混み合う前に済ませてしまうのがコツです(笑)

⇒●Bunkamura ル・シネマ

そんでもって『RENT』鑑賞

【あらすじ】1989年のクリスマス・イブの夜。イースト・ヴィレッジにある古いアパート。家賃を滞納し電気も暖房も止められた一室に暮らすルームメイトのロジャーとマーク。ミュージシャンのロジャーは恋人がエイズを苦に自殺して以来すっかり引きこもり状態。秘かに階下に住むヤク中のダンサー、ミミに心惹かれる。一方、映像作家志望のマークはカメラを持ち歩きあらゆるものを記録する。マークの元彼女モーリーンは地域の再開発反対をパフォーマンスで訴える。彼女の現在の恋人は女性のジョアンナ。ロジャーたちの親友トム・コリンズはひょんなことからドラッグ・クイーンのエンジェルと恋に落ちる。そんな彼らのかつての仲間で、家主の娘と結婚して以来すっかり変わってしまったベニーは、一帯の再開発を目論み住人の追い出しを図る。(より)

ブロードウェイで伝説化している有名作品なのは知っていました 若手ミュージカル俳優の登竜門的な舞台であることも知っていましたが 詳しいストーリー等は全く知らず 例によって事前学習0の状態で鑑賞しました 何しろ「Rent」が「家賃」ってことすら知りませんでしたからね!(^^;) 「Rental(レンタル)」の「Rent(レント)」だから「貸賃」ってことデスネ

そもそも私の『RENT』のイメージって『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』なんでして(は?)
この作品の中で ドサ回りを共につづけるバンドのメンバーでもあるヘドウィグの情夫イツハクが 音楽面にもプライベート面でも息詰まりを感じる中 ヘドウィグの束縛から逃れようと内緒でミュージカルの新人オーディションを受けて合格して 人生に希望を見い出し喜びを露わにする ってシーンがあって そこで彼の言っていた台詞が 「RENTのオーディションに受かったんだ!」 だったんです
その時は『RENT』が何だかを知らず「レントって何だろう?」って思ったので 印象に強く残ってるんだと思います もっとも そんな覚えられ方されたところできっと イツハクだって嬉しかないだろう(苦笑)

ええと オリジナルは10年前に公開されたミュージカル なのかな? メンバーを替えながら再演を繰り返している大ヒット作です
舞台になっているのは初演された年代よりも更に前の時代ですね 80年代後半のNY 古くさい でもそれがイイんだろうな 貧しく病みながらも一縷の希望を捨てきれない若い芸術家たち という人物像からして古めかしいですもんね 酒・煙草・ドラッグ・同性愛・エイズなどの荒廃的なものと 音楽・演説・ダンス・自主映画などの自己主張とその表現者たち 懐かしき時代のイノセンスだなと思いました 当時だって世の中が抱えている問題は充分微妙で複雑だったんでしょうが 今はもっと問題の種別が多様化してて 多くの共感を得られるものが創りにくい時代なんじゃないかと思います だからこそ敢えて今『RENT』なのかしら?とかね

あー… 今この日記書いてて「君のように物事を小難しく考えるヤツは嫌いじゃない」と某バンドの某さんに有り難くも頂戴したお言葉が ちょっと身に沁みましたわ 確かにぐだぐだ考え込む傾向にあるよな 自分(苦笑)


映画『RENT』の主観的感想



マーク超好み!! ヤバス!あのキャラ ヤバス!!



以上






【追記】
この名作『RENT』の原作者にして劇中曲すべての作詞作曲を手がけたジョナサン・ラーソンという人物 96年オフブロードウェイでこの作品が初演の産声をあげようというまさにその前夜 突然死んでしまっているのですね この作品のヒットを確信して全身全霊をかけて製作にあたっていたらしいです なんて劇的な・・・

⇒●ミュージカル『RENT』(Wikipedia)
関連記載⇒●『ぼくは見ておこう』松原耕二の、ライフ・ライブラリー。より

なんか鳥肌立っちゃったよ・・・

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渋谷から下北沢に移動して南口商店街を延々と奥深くまで ライブの時間にはまだ間があったので 会場のBASEMENT BAR を通り過ぎて少ししたところにある『バーミヤン』にて一休み 各々スイーツ1品とドリンクバーを注文して タ〜ラタラと時間を過ごしておりました 4人もいればお喋りくっ喋りで1時間2時間なだぁワケありません

18時開場でしたが 開演の18時半に合わせて会場入り 今日はグルタミン企画のイベントライブだったので 1組目からちゃんと聴いてみようという殊勝な心がけで臨んでおりました 入口のところで早速 Vo.の豪さんに遭遇し「最初から悪いね!ありがとう」とお礼言われました そういう何気なところがキチンとしてて素敵ヨ(笑)

お呼ばれの面子は以下の3バンド
1番手 JOHNNY mosquito
2番手 REEFER
3番手 ニーネ

そんでトリが主催のグルタミン

ゲストバンドさんの中じゃニーネがよく見かける名前だなぁと思ってましたが 音楽の傾向的にはJOHNNY mosquitoが一番ぽい感じでしたかね でもアレだな 出だしがなんだかトロい感じしてましたよ? 段々テンポ上がってきてはいましたけども(苦笑) 正直今回は3バンドともあんまりピンと来なかったかな 前回のTHE RESTAURANT GANGと the CHICKEN mastersが良過ぎたのかも知れませんが カッコイイかったよなぁこの2バンド・・・

ちなみに 今回の某バンドさん 我々4人のいた辺りに向かってMCで何やらコメントしていたみたいでしたが 音が悪くて言葉がよく聞き取れず でも演奏中もGのお兄さんがチラチラこっちら辺を気にしているようだったので少々居心地が悪かったです そして何度目かのMCの際にこっちを指指しながら
「***ったらもう帰っていいよ!」とか「***のクソアマ」みたいな単語が部分的に聞き取れて 正直気分が悪かったです

確かに客の入りがイマイチで人数が少なかったところに 我々4人ともそれぞれ壁に寄りかかってタルっとした姿勢で演奏を見ていたし 中には眠気に襲われていた人もいましたが(←まぁこれはツッコまれても仕方あるまい・笑) そもそも目当てのバンドなわけじゃないところを ちゃんと演奏無視しないで聴いていたんだから 感謝されることはあっても罵倒される覚えはねーよ!って話じゃない 汚い言葉で野次を飛ばして許されるのは常連客とか身内のようなバンド仲間に対してだけだと思うんだよね こんな初対面の別バンドの客相手にそれをやらかすのは お門違いだと思うんですけども

そんな感じでちょっとムカついたので「帰っていいよ」のあと その場を離れてトイレ行ってやりました 1曲分だけでしたが元の場所には戻らなかった ふんっ
そんな行動を知ってか知らずか もしくは隣の友人がターゲットだったのかはわかりませんが 小癪なMCを飛ばしていた当の本人であるG・Vo.のお兄さんが マイクスタンドごとステージを降りてきて私と友人の目の前で歌い始めました 一応楽しんでいるようには振る舞いましたが その場を避けようとした友人が掴まり 歌いながら首根っこ押さえられてました 隣にいてビビった つか 見るからに困惑している友人の引きつった表情が可笑しかったです(苦笑)
ああ 私じゃなくてヨカッタ・・・

主催のグルタミンがいつにも増してカッコ良くなかったら 機嫌直ってなかったかもですお ECの『ブリキノイズ』出だしの1声だけでシビれた・・・ 何あれ反則!(*>m<)""シビビビビッ
 

『果てぬ想い』1992年/香港

 


2006年06月02日(金)  過去を呼ぶ予言者 

『メタルマクベス』2回目観劇

FC先行で早々とチケットをおさえてしまっていた手前 後から入ってきた春山さんのソロライブを泣く泣く諦めざるを得なくなりました・。
しつこいようですがチケット1万2千円(+手数料&送料)だったんです!
例え親妹弟が怪我をしても命に別状さえなければ観劇優先です!(酷)

基本的には土日祝の昼公演を確保するのですが(夜にライブが入っても対応できるように)それだとせいぜい2枚連番が抽選率の限界と思われるので 友人3人と一緒に見たかった分はやむなく平日の夜公演でエントリーをしました 結果 4連だったにも関わらず思わぬ良席が確保できた代わりに 春ソロを逃したと… そうそう全部はうまいこといきゃしませんて

6時開演なものでして 仕事の定時が6時の私はチケット確保と同時に早退が決定でした 今日とあと16日もなんだな(苦笑) いや 今の時期そんなに忙しくなくて本当ヨカッタです

1時間早退しても到着は開演ギリギリ 他の3人もどっこいどっこいのタイミングで駆け込みセーフな感じだったので 再来週はもっと気合い入れてかからなきゃいけませんね!とか何とか 汗を拭いつつ着座したのでありました ちなみに今回は3列目中央やや左寄り 通路のすぐ横だったので客席登場や退場の役者さんが間近に見られて悦!悦!!悦!!!(落ち着け!)

初見の日は近過ぎた興奮の余りに見えていなかった部分が 今回は幾分か落ちついて見ることができ 見逃した数々の名場面を心底悔やむハメになりました チクショウ 慣れない場面に立たされたときの使えなさっぷりは天下一品だよナ!orz

お気に入り劇団員の筆頭・粟根まこと氏が 今回劇中でドラムを叩くと事前に聞いて知っていたにも関わらず 前回観たときには叩く姿も演奏の音すらも全然記憶に残ってなかったんですが 今日改めて気にして見&聞きしていたら




デラ上手いやんね まこりん! (まこりん言いないな)




いや 贔屓目で言ってるんと違いまっせ! 彼の演奏マジで上手かったヨ ありゃヘタなバンドマンよりも全然上いってます あんなに叩けるなんて全然知りませんでした!!(驚愕) なんで初回で気づかなかったのアタシ!見とかなかったのアタシ?! 舞台の奥の方でドラム叩く姿を見るにはこれ以上ない条件の席だったぢゃないのー!!orz 大・後・悔

私の中の粟根ファン心が号泣 ジョヴィジョヴァ〜…♪
よからぬ涙が ジョヴィジョヴァ〜…♪

最近映画や舞台を一緒に楽しんでいるお仲間4人(あ 台湾もこの4人で行きました)で メタルミュージカルの余韻にひたりながら近辺のマックで一服(←時間がなかったので軽く済ませたかった) メトロの『表参道』から電車に乗る3人に合わせて歩き 散々喋ったあと私1人だけJR『原宿』まで出て帰路に就きました

前回1回観ただけで頭にこびりついて離れなかった変テコリンな歌は 更に脳髄の奥底にまで浸み渡り 前回覚えずに帰った新たな数曲が脳内ダウンロードを始めております
だって劇中で何度も何度も歌われるんだもの・。イヤでも覚えちゃうんだもの・。

帰りの道すがらは脳内コンポが狂ったように同じ曲ばかりを回しつづけるのでした

明日は映画『RENT』を観てからグルタミンの企画ライブです またぞろ今日の面子4人で行動です ヘタな家族よりも一緒にいる時間が長いかも?!苦笑
 

『過去を呼ぶ予言者』1979年/アメリカ

 


2006年06月01日(木)  誰かが見ている 

毎月1日は映画デー☆

・・・だったので何か見たいものがあれば 仕事帰りにでも寄ってみようと思ってたんですが 観たいものが観られる場所と時間で上映されておらず 月に1度のチャンスをまたぞろ見逃す羽目になりました ガックシ↓

水曜1000円のサービスをしていないミニシアターとかでも 毎月1日のサービスは比較的実施している劇場が多いからさ そういう場所を狙っていたわけだったんですけども ちちちっ

そんなわけで特別することもなくサクっと帰宅してしまったので 21時からの木曜洋画劇場を見ることにしました
21時になってTVつけたら野球で30分押しやがんの 何なんだろうね今日という日は(苦笑)

本日は『D−TOX』です スタローン主演で連続サイコ殺人系 正直好きな部類の映画じゃないんですが ショーン・P・フラナリーがチョイ役で出演するので・・・ これがまたチョビッとしか出ないクセにえらくキュートな役なんだよね!おかげで買う気なかったはずのDVDを安価につられて買ってしまったというね!ムカつく!!(^皿^;)

えっとね 意外でしたが地上波初登場だったようです 2002年作品でスタローン主演なのに? ああでも 内容的にはまぁ 確かに放置の対象にされても仕方ないかなー? みたいな(苦笑)

【あらすじ】FBI捜査官のジェイク・マロイは、愛する恋人を連続警官殺しの犯人に惨殺されてしまう。最愛の人を失った哀しみ、何よりも彼女を助けてあげられなかったことがマロイを苦しめた。彼は自暴自棄になり、酒に溺れ、ついには自殺未遂をしてしまう。心配した親友の勧めで、マロイは法執行官専用の治療センターに入院する。そこは、建物を一歩出れば凍死してしまう極寒の地。入院しているのは警官や保安官など一癖も二癖もある人間ばかり。そんな中、何者かによって、院内の人々が一人、また一人と殺されていく。一体誰が犯人か?彼らは、互いに疑心暗鬼となる……。(allcinema ONLINEより)

大元の原題は『EYE SEE YOU』です 「お前を見てるぞ」
内容的にはピッタリというか まんま過ぎて面白くないんで別タイトルつけられたんでしょうけれども 邦題はその別タイトルの方をそっくり使っています つか「D−TOX」て何 (苦笑)

よくよくセリフを聞いていると 治療センターのことを通称でそう呼ぶみたいでしたが ぶっちゃけ全然印象に残らない扱いです パッと見気を引くタイトルにしたかっただけと思ワレ
初めて(字幕で)見たときには謎が解消されずイラついたもんでしたわ

原題の“EYE SEE YOU”という言葉は“ICU”と発音の置き換え文字になってしばしば登場します キーワードってやつね 色んなモノに書き残されるんですが コナー(ショーン・P・フラナリー)の体に書かれたときの場所にはチト衝撃ありました 悪趣味〜・・・
 

『誰かが見ている』1982年/アメリカ

 


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