カタルシス
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2006年03月31日(金)  嵐を呼ぶ友情 

例の電車缶サブレを台湾旅行のお土産と一緒に送ろうと荷物を作りながら もう1品何か入れとこか〜?と思い立ち 職場近くにある手作り雑貨の店を訪ねました
つい最近 知人のお誕生日用に同じ店で同じようなお菓子を買いに行っていたので すっかり常連状態になっているらしいワタクシ 静かな住宅地の中にある 一見普通の住宅を一部だけ店用に手を加え小さく商っている こぢんまりとした佇まいの店なので 来る客は多分ご近所さんだとか身内の類ばかりだと思うんだな そんな中での一見さんはそれだけでも目立つのに 何度も頻繁に しかも同じ物ばかり買っていたら そら顔も覚えられるってもんです

「いつもありがとうございます〜」

と笑顔で品を渡されるときの気恥ずかしさをどうにかしたい… 人間同士の関わりが薄い時代に育った自分をチト自覚する瞬間です

電車缶サブレ3つと 台湾で買ったお茶&茶菓子 そして今買ってきた手作りのチョコ菓子 まとめてキチっと箱詰めにして 愛知に向けてパーフェクト発送!待ってろ友よ!(笑)

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毎年夏 靖国神社の「みたままつり(御霊祭)」で集合する「ふたま(腐魂)会」のメンバーが この度「春の陣」を開催することになりました
毎年夏に集まってはお互いその時のマイブームを切々と語りまくるこの会合ですが とうとう「年1じゃ収まらない!!」という熱い要望が具体的な形になって動きだしたようです 一斉送信メールの応酬が熱い熱い(笑)みんな そんなに語らいたいんだねー つか

マイブームを語れる相手が身近にいない… というか マイブームが一般の人相手に語れる内容じゃないんダヨネ(^^;) ←色々とピンポイントでマニアック
 

『嵐を呼ぶ友情』1959年/日本

 


2006年03月30日(木)  はかない風のように 

ニコのおかげで自分的香港ブーム到来 今回の半額レンタル期間に何本香港映画が観られるか!(笑)

『藍宇 情熱の嵐』鑑賞
フー・ジュン/リィウ・イエ主演 スタンリー・クワン監督

【あらすじ】1988年、学生を中心に民主化の波が押し寄せていた北京。政府高官の長男で貿易会社を経営するバイセクシャルのプレイボーイ、ハントン。彼はある日、地方から北京に出てきたばかりの青年、ランユーを買う。一夜限りの関係と割り切っていたはずのハントンだったが、後日彼はランユーと北京の街角で偶然の再会を果たす。ランユーにとってハントンは初めて躰を許した男だった。ランユーはハントンを純粋に慕い、恋愛の感情すら抱いていたのだった。そして、ハントンもまた自分がかつて感じたことのない特別な想いをランユーに抱いていることに気づくのだった…。allcinema ONLINEより

天安門の前後の北京が舞台ですが香港で作られた映画です 劇場公開のときに行くか行くまいかで悩んだ末 ポスターの際どさに負けて観に行けずに終わった作品でして 今回ついに借りてきてしまいました

なんかね 中国版『ブロークバック・マウンテン』?とか思ってしまいましたよ・・・ でもこっちの青年は馬鹿がつくくらい真面目で 結果 一途に相手を想いつづけてしまっている感じでした 浮気はしてない そして相手の方は「両刀」で「遊び人」というのが暗黙の了解のように周知されているので これもまたBBMとは状況が違っていますな
ただやっぱり 公にすると猥褻罪になったらしいので 堂々とできたわけではないんですが

藍宇は田舎から出てきた貧しくも真面目な青年で 現場で働きながら建築を学んでいる苦学生 でもその収入では都会でやっていけなくて身体を売る羽目になる子です 売春というよりはパトロンが付いたって関係で 捍東のことを本気で「恩人」と想っている健気な若者です というかもう 馬鹿!キミ純粋過ぎ!(泣)・。
一方の捍東は初めから「お互いを知りすぎて相手に飽きたら別れる」とか言い切って彼を囲っているブルジョアジー でも普段はそんな悪い奴でもないんだな 彼なりのポリシーに基づいて生きている ヒドイ男なのは確かなのに何故だか憎めないように描かれてました

俳優陣の予備知識一切ナシで見てたんですが 藍宇の子『無曲/PROMISE』で黒衣の鬼狼を演っていた 見たことあったじゃん! おまけに捍東役の人は『インファナル・アフェア2無間序曲』でウォン警視の親友ルク警視を演った人でした・・・ 全然気づけなかったアタシorz

藍宇の劉くん ゲイとか男娼とか演るような風貌はしていません ぶっちゃけ「綺麗」系の顔じゃない あかぬけないけど素直で誠実で賢い青年って感じ 本来「藍宇」という青年はそういうキャラなんだろうからキャスティングは絶妙だったと思います
初めての晩「彼女は?」と聞かれて「いません」と答え 「キスは?」の問いには「まだです」と返す従順さ 「なら教えてやる」って おいおいオッサン まるきり初めての子相手にしちゃうんですか?そういうもんなんですか?バイセクシャル そのやり取りを見た瞬間 真面目なだけに後戻りできないことになっちゃうんだな〜・・・ と予測できてしまいます

真っ昼間の飲食店でランチを注文しながらの会話中「お前変な奴だなぁ」と捍東に言われて「そうかもね 女学生よりあなたが好きだ」って屈託なく笑う それまでヴィジュアル的にどうなんだこのカポー?と思ってましたが

う・・・ 今のは可愛かった(汗)

とか思って内心焦りました ドキドキ
何かアレだよ 藍宇にはちょっと移入できた 人を好きになって有頂天になったり 裏切られて無茶苦茶ヘコんだりするのって 男女の別はないもんね


映画の展開は割と不親切というか 時間の経過がイマイチ解りにくかったです シーンがいきなり途切れたり 次の瞬間何ヶ月も経っていたりとかしているっぽくて 場所や時間の把握ができませんでした BGMもほとんどなかった 会話は豊富でしたが人の顔映ってなかったり 色々変わった映画だなと でも不思議と飽きずに見ていられました 生々しいようで存外綺麗な映画だったかも



えーあー・・・



最後ビックリしました(何その感想)

『はかない風のように』1985年/ユーゴ

 


2006年03月29日(水)  ウルトラQ 

仕事が割と落ちついていたので 普段は気にしない水曜のレディスデーを意識して 何か面白そうなものがあれば… と思ったんですが 調べてみてもピンとくるものが何もなく 見たい『ククーシュカ』は妹と観に行きたかったので敢えて選外扱いにしたら 本当になにも興味を引かれるものがなかった…

ううーん 無理に観ることもないしな 折角早く帰れるんだったらとっとと家に帰っちまうか と思い直しサクサク帰宅 映画館に行く代わりにレンタルしていたDVDを1本観ることにしました

ってな訳で『恋のQピッド』鑑賞
ニコラス・ツェ/セシリア・チャン主演 ツイ・ハーク監督

【内容】人気コミックのキャラクターが実写の世界に飛び出した!あちこちで騒動を起こすマスターQとポテト氏。女教師と刑事のカップルが騒ぎに巻き込まれお互いに記憶を失ってしまう。記憶のないまま再会した2人は恋を取り戻すことができるのか?

例によってニコ目当て セシリアと交際するきっかけになったのってこの作品かしら?ゴシップあまり詳しくないので 時期的にそんなもんかなと推測


物語はぶっちゃけありません 記憶喪失になった2人が元のサヤに戻るまでのドタバタコメディです 香港(中国)で人気の『マスターQ(老夫子)』というコミックキャラクターが3Dアニメで実写に紛れ込んでいるんですが あれだ ディズニーの『ロジャー・ラビット』みたいな感じを狙ったんじゃないでしょうか まぁ監督がツイ・ハークなんで目的があるのかないのかは微妙な気もしますが・・・(←荒唐無稽を撮らせたらピカ1な人)

ニコまた泣いてた そして露出サービスも・・・ 腹やら背中やらチラチラさせるのは絶対作り手の陰謀だと思います ああ見えて鍛えたイイ体しているのがまた憎らしい そして 彼が真正面顔よりも斜め45度くらいでややうつむき加減でいる方が美しいと ちゃんと解ってるっぽいツイ・ハークのカメラワークに拍手を送ってみたりしました
あとは指がエロいですこの子 指先が綺麗なわけじゃないのに仕草というか見せ方を心得ている もしくは本能なの?顔の付近に手を持ってくるときの指の揃え方は女性的な美しさがあって「うはv」ってなります ・・・コノヤロウ

結論としては
「斜め45度うつむき」「涙」「指先」「チラリズム」
がニコラスのお楽しみポイント
次点で「意外に軽めの声」「くったくない笑顔」「後ろ回し蹴り」などもオススメです

セシリアがまだ丸かった あ、太ってるわけじゃないです 「細身なのに丸顔の子」って印象だったのが最近はすっかりアゴとかシャープになりました 顔も痩せられるもんなんですねー・・・ 中国四千年の秘術? ちなみに私のセシリア像は『星願』がスタート ←とても清純

『ウルトラQ』1966年/日本

 


2006年03月28日(火)  ハロー・マイ・トレイン 

昨晩 愛知在住の電車マニアな友人から「前にこれちゃんが買ってた電車缶クッキーの新作が関東限定で出たみたいなんで買っておいてもらえませんか」というメールが届いたので すわ!と思い早速今日の仕事帰りにJR構内の売店を訪ねると 確かにあるある 新発売ののぼり旗とともに陳列されている電車缶クッキーを発見!

以前同じ友人からSuicaペンギングッズを頼まれたときに たまたま見つけて その入れ物の様子の可愛いことにビビっときて 衝動買いして帰ってきたクッキーなんでございます 缶に電車のペイントがしてあるだけなんですけどね 実際に走っている車両を結構忠実に再現していながら程良くディフォルメもされていて 電車グッズ好き(江ノ電グッズにトキメきを感じる人種)な私が我慢できる訳がなく…
その時は心の琴線をかき乱された山手線と中央線のみ購入でしたが 今回頼まれたのは「かいじ」と「成田エクスプレス」 見た感じの可愛らし度はいまひとつだったので友人分だけ買えばいいか〜と思ったんですが 缶底を確認の際「巨峰サブレ(かいじ)」「紅茶サブレ(NEX)」と書かれているのを見た途端に気が変わりました

何それ 美味しそうじゃん!

ちなみに 山手線はチョコサブレ 中央線はバターサブレです 京浜東北線のキャラメルサブレ(常時販売)なんてのもある

とりあえず友人分と自分分に「かいじ」と「NEX」を1つずつ 友人にオマケのつもりで「中央線」を1つ購入
彼女は東京に来る際は必ずと言って良いほど中央線沿線の駅でご用を済ませているようなので 車体に愛着あるかなーと思いまして(笑)
そんな訳で駅のキオスクで電車缶ばかり5つも買って来たわけですよ 店員さんにちょっと変な目で見られましたが 気にしない気にしない お土産だって思えよバカ!(逆ギレか)

⇒●調べてみたら通販してたお!!

新宿で短期バイト中の妹と連絡が取れたので 合流して晩御飯などご一緒しました 何かちょっと久しぶりネ 彼女が勤めていた頃ときどき一緒に行っていた西新宿の沖縄料理『ちゃんぷる亭』でラフテー定食!ごっつぁんです ←豚角煮・沖縄ソバ(小)・ジューシー(沖縄流炊き込み御飯)・箸休め(日替わり)で880円 結構なボリューム&美味

『ハロー・マイ・トレイン』1987年/アメリカ

 


2006年03月27日(月)  恋は盲目 

『ラヴァーズ&ドラゴン』鑑賞 セシリア・チャン/フランシス・ン主演
『ブラックマスク2』のアンディ・オンも出てますが彼のアクションは一切ナッシング(笑)

【内容】明時代の中国を舞台に、婚約者を守るために剣士になった女学生と、盲目の刺客との対決を描いたアクション作品。

レンタルの棚を眺めていたらセシリアが“私の知ってるセシリアの顔”で並んでいたので何となく手に取って キャストに呉鎮宇(フランシス・ン)を見つけたため気まぐれに借りてきた1本 香港武侠が見たくなったのと 93分と短めだったのが 見る気になった大きな要因だったかと

前半は切ないくらいに 馬 鹿 展 開 で し た
さすがの私も絶句というか 寒過ぎて笑えないギャグ?がてんこ盛り… 開始15分で「選択ミスったかも(汗)」と思いました

セシリアは『無極/PROMISE』の時の別人みたいな顔じゃなく可愛い顔していたし 声もそのまま本人のハスキーめな声でした アクションかなり自分で頑張っていたっぽい それからキャスト的なお目当てだった鎮宇は最初からさすがの名演技でしたが ちょっと極端過ぎるというか そこまでしたら盲人に失礼だろ!ってくらいぶっちゃけた表情をたくさん披露していて これにも若干引いてしまいました



後半は正しい意味での「切ない」展開 半ばくらいから違う映画みたいな雰囲気になります といっても通常の洋画から考えたら後半も充分オカシな展開なんですけどね そもそも香港の武侠時代劇といったらデフォルトが「荒唐無稽」ですからして そんな基礎を踏まえて見てても前半は辛かったんだヨ… えんえん・。

「盲目の殺し屋」というオファーを受けた際 鎮宇が手本にしたのは勝新の座頭市だったそうです 瞼を閉じていたり 半開きにしたり 白目になったり 時にはぱっちり開いてみたり とにかく色んな方法で「盲目」を表現しています 薄気味悪いくらい上手いです
この殺し屋さん 1度だけ視力を取り戻す瞬間があるんですが これがちゃんと「見えている」目に見えるからスゴイ 演技派の代名詞は伊達じゃない
それでも本当 最初の数十分は

何でこんな映画に出てんだ?! ジ ャ ン ユ ー !!orz

って心の底から泣き叫びたかったですもんね
万が一興味を持ってこれから見てみようという奇特な方がいらした場合には 是非前半の痛々しいギャグを乗り越えてください

ちなみに呉鎮宇(フランシス・ン=ン・ジャンユー)は『インファナル・アフェア2/無間序曲』でヤンの兄ハウを演っていたインテリ風のオジニイサマです 渋いよー 雰囲気ハンサム☆

⇒●ラヴァーズ&ドラゴン(紀伊國屋書店)

『恋は盲目』1923年/ドイツ

 


2006年03月26日(日)  香港の星 

『鉄拳高/同級生はケンカ王』鑑賞
ニコラス・ツェ/スティーヴン・フォン主演 バリー・ウォン監督

これまたニコ目当て&バリー・ウォン(監督は目当てじゃない)
学園物でアクションでコメディ おまけにタイトルだっさださ… でも内容もまぁこんなイメージです 韓流の真似っこタイトルくさい
ニコとスティーヴンのコンビでアクションものは『ジェネックス・コップ』『トランサー』でも見ていたので絵面的にはすんなり受け入れられましたが 高校生役はちょっとキツかったんじゃないかと…(苦笑)当時二十歳くらいだったニコはまだ許せるにしてもスティーヴンは27前後だったハズ ただでさえ老けが・・・ぉ(自粛)

【内容】名門学校から不良だらけの悪名高い高校へ転校した秀才・エドワードは、仲間たちと喧嘩の訓練をし、次第に友情を深めていくが...。あの「少林サッカー」を抑え、台湾金馬賞最優秀アクション賞受賞。日本未公開作品。(Yahoo!ショッピング Neo Wingより)↑・・・ホントかよ?

秀才がスティーヴンでケンカ王がニコ 色々とスゴイ アホらしさについて来られる人にだけオススメ(笑)
ケンカのライバル“カマキリ”くんがなかなかイケメンさんでした アクション可笑しいのにカッコ良く見えるから不思議だ

バリー・ウォンの趣味なのか『ムービング・ターゲット』同様ニコラスの露出や扇情的なカットが目につきました ハラハラと泣いちゃうシーンが両方ともに入っているし 今回などは「体が目当てか?」とか言っていて 今の台詞って必要だった??と素で思ってしまった… あれだけ動けるクセにそんな扱いに甘んじているのは計画犯なのかニコ?!(汗)そして常に美しく撮られるニコとは対極に 出てくる女優がみんな可愛くありません なんでよ もうちょっとくらい可愛い子出そうよ(苦笑)
劇中使われているTVゲームがジャス学だったのが妙に懐かしかっ… ゴホゴホ

⇒●鉄拳高/同級生はケンカ王(紀伊國屋書店)

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つづけて『PTU』鑑賞
サイモン・ヤム/ラム・シュー主演 ジョニー・トー監督

ジョニー・トーが好きなので借りてみたんですが ちょっと地味過ぎたかな〜(^^;)ゞって感じ でも個人的には嫌いじゃないのが微妙なところです 香港・警官・裏社会

PTUというのは香港で実働している機動隊のことで 何班かのチームを組んで街を巡回する制服のお巡りさんです この映画では夜間のパトロール隊がクローズアップされていました
制服組のPTUと 組織犯罪課やCID(特捜課・殺人事件を担当)の私服組 それぞれに管轄や派閥や裏ルートなんかがあって、人情でつながる個人的な関係もある マフィアやチンピラまみれの街を平穏に保つには合法的なやり方だけでは太刀打ちできない現実 監督はそういった世の中の矛盾を浮き彫りにしたかったとインタビューで答えていました

『ザ・ミッション/非情の掟』『フルタイム・キラー』『ターンレフト・ターンライト』『イエスタデイ、ワンスモア』『マッスル・モンク』などを手がけた監督です 硬派と夢物語の両極端な作品群ですが 本人も自分の作品傾向というものを模索している段階なんだとか言ってます 個人的には硬派に寄って欲しい〜 次は劇場で見損ねてしまった『ブレイキング・ニュース』が見たい ウズウズ

サイモンとラム・シューはジョニー・トーのお気に入り俳優で 私の好きな『ザ・ミッション〜』でも共演 ついでに『ムービング・ターゲット』でそれぞれニコラスとエディソンの父親役で出てました サイモンは『SPL/狼よ静かに死ね』にも主演してたし 最近彼の映画ばっか見てる気がするなぁ

⇒●関連ページ

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劇団☆新感線FC先行で確保してあった『メタルマクベス』のチケットが届きました
1階XB列2枚/1階XD列4枚/1階E列4枚 が今回押さえられた席番です

・・・Xってどんな順番??(^^;)

とにかく こんなに何公演も当選すると思っていなかったので 思わぬ散財というか 1枚\12,000の高額チケットなのでこれ以上取っちゃなんね!と自粛態勢を取らざるを得ず 本当は一般で千秋楽に挑戦したかったんですけども〜 アハーン・・・

『香港の星』1962年/日本

 


2006年03月25日(土)  君を忘れない 

『ナルニア国物/第一章:ライオンと魔女』鑑賞

見て来ました
普通に面白かったんですが なにぶん大味過ぎてセカセカした印象が強かったです 例の如く原作ナッシングで見ています 冒頭の空襲シーンには小説が執筆された当時の世相を伺わせましたが 後半の戦闘シーンの伏線にもなっていて「おおう…」と思わせました

個人的趣向を言わせていただくと 白い魔女の剣さばきがカッコ良かったです 内心「魔法使いのクセにえらい肉弾戦だなぁ(苦笑)」と思いつつも惚v あとはね フォーンのタムナスさんが激ツボ入りました 何だあの可愛い生き物は!!触りたい!仲良くなりたい!(もう黙れ)とにかく動物全般がみんなキュートよー 特に女性セイントール(ケンタウロス)の全身のディティールはとても綺麗だと思いました

映画後 友人と合流してランチ その後六本木に移動して『ウィン・シャ エキシビジョン』を観覧

ヒルズで開催されていた写真家のパネル展示会です アジア映画のスチールや俳優・モデルのポートレート等を撮っている人で 業界では割と有名らしいですが 私を含め一般的な知名度はあまりある方ではないと思います 『ブエノスアイレス』や『花様年華』のポスターを手がけている と言われて一部のアジア映画好きが「ああ!」と反応する程度ではないかと
でも 彼の作品と知らずに目にしている人は多いことと思います

今回我々のアンテナに引っかかったのは 彼の作品展そのものよりも「レスリー・チャンの未公開写真の展示」という一文の呼び込み文句でした

いつもの娯楽メンバーの中に 長年のレスリーファンがいるんです 衝撃的な彼の死後 徹底的にレスリー作品に触れたがらず 追悼映画祭や追悼リバイバルの作品等 とにかく「まだダメ・・・」といって全部スルーしてきたスジがね入り それが今回やっと「そろそろ見られるかも」と言い出したので 一緒に行ってみることになったのでした

思っていたよりも作品点数が少なく 全体のほんの一部でしかなかったレスリーのコーナーはさらに小さいスペースでした 枚数にして5点
けれど 特別ファンではなかった私が見ても「うっ・・・」っと思うショットがあったくらいなので ファンの友人はしばらくそのスペースから動かず 5枚しかない写真の1点1点を何度も回って見つめていました

マギー・チャンのファッションショット?や 架空の映画を想定した連続作品 『花様年華』で見せたレトロ調の画面処理を施した これまたレトロな世界観のモデルフォト ファッション誌の表紙用に撮られた写真など コーナーごとに色々な毛色の作品が展示されていて 写真展としての見ごたえはありました

最後の最後にニコラス・ツェのCDブック用ショットなども見つけましたしね!(「あー!この写真この人が撮ってたんだ!!」的興奮)

その後 4人いたうち1人はライブのため渋谷へ(Bahaha櫻井さんソロ)私と他2名でお茶して行く話になったものの 現場の六本木では店が見つけられず結局元いた銀座へ舞い戻ることになりました

みんなして六本木が不案内な上 私がとにかく苦手意識の染み付いた土地なもので 一刻も早く脱出したかったのが本音でした そもそも写真展の会場に行くのだって 行き先は見えているのに入口が解らず迷い 看板の不案内さと行き交う人の容赦ない不遜さに 終始ピリピリしておりました
冗談ごかしにブーブー文句言いながら歩いてましたが 喋ってないと本当に不機嫌になっていたと思います どうしてもそこでなければいけない時じゃなきゃ 絶対に行かない場所ですね・・・ 場所が悪いっていうのではなく決定的に相性が良くないんだと思います ううう・。

銀座に移動後は資生堂の上階にあるお店で喫茶 そこで2時間くらいダベっていたでしょうか 夜はバーレストラン?に切り替わるようで客層が違ってきたので20時頃には退散

ごはんを食べて帰るつもりだった私が「誰が付き合わない?」と声をかけたら2人ともOKをくれたので そのまま3人で有楽町方面へ向かい 以前見つけて入ろうとしたのにラストオーダー間近だったため断念した“気になるお店”に挑戦してみたら これが大当たり!
新潟とスペインの郷土料理がコラボレートした不思議なメニューと新潟産を中心とした日本酒の取り揃えが3人それぞれにヒットしてしまい 閉店するまで居座ってしまいました

いつもならここでお店を紹介しちゃうんですが 隠れ家的な静けさが素敵なところだったので 今回は秘密ですv 席数も少なめだし人気出過ぎちゃうといざってとき入れなくなっちゃうので〜(笑)
どうしても気になる人は直接私にコンタクトとってくださいませ☆ うふふ

『君を忘れない FLY BOYS,FLY!』1995年/日本

 


2006年03月24日(金)  ヒロイック・デュオ 

『ムービング・ターゲット』鑑賞
ニコラス・ツェ/エディソン・チャン主演 バリー・ウォン監督

ニコ目当てで借りました
監督は『シティー・ハンター('93)』『決戦・紫禁城』『欲望の街』シリーズの人 李連杰の初期作品も複数撮っている監督ですが『カンフー・カルトマスター魔教教主』を手がけていたと知って薄ら殺意が芽生えました…(←前後編なのに後編を作らなかった つづきが気になるやーんッ!怒)

【内容】警察学校を卒業して現場に配属されたばかりのふたりの刑事が、組織とマフィアの癒着や家族との愛憎に悩み、正義を見失いながらも自分を取り戻してゆく重厚なドラマティック・ポリス・アクション。(Yahoo!ショッピング Neo Wingより)

とにかく仲がいい2人 ちょっと良すぎじゃないか?ってくらい仲良し 前半明るく楽しい雰囲気なだけに後半のシビアな展開がもの悲しい
ただ あれだけ人間関係を熱く描いているクセに物語りそのものが陳腐で勿体ない 事件は落着しているようで実は問題解決してないよ?ってツッコんで良いのか悪いのかも微妙な雰囲気なんですが…
バリー・ウォンは明星を明星らしく撮るというか 見栄え重視の映画になっていることが多いような気がします(個人的見解)シーンのつなぎ方とか編集加減は結構面白いなーって思うのに

原題は『2004新紮師兄』
『新紮師兄』というTVドラマの映画版のようですが 登場人物の性格や人間関係は別物だそうです TV版の方はトニー・レオン主演でカリーナ・ラウ/マギー・チャン/チョウ・ユンファ/ラウ・チンワンなど多くの香港明星たちが役者としてのスタートを飾った80年代からの香港TVドラマシリーズだとのこと 今になって見たら面子の豪華さに腰が抜けそうなキャスティングです

これはこれで見てみたい!

⇒●ムービング・ターゲット(紀伊國屋書店)

『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』2003年/香港

 


2006年03月23日(木)  チャップリンの給料日 

仕事中 社長に呼ばれて社長室へ行ったら
「今月分から昇給します」と言われたので「ありがとうございます!」とお礼を言って出てきました

月額にして3万円 と言っていた気がするんですが あとになってよくよく考えてみたら 月額3万だと年で36万も上がる計算になるわけで・・・

あれ? 年額って言われたかな??(^^;)ゞ と記憶の方を修正

程なくして経理さんから渡された明細を確認してみたら 本当に3万円プラスされてまし・・・ た?


うわー!マジ?! Σ(◎Д◎;)


ことの重大さに気づかずサラっと「ありがとうございます!」だけで済ましてしまったけれど もっと大仰な反応しておいた方が良かったんじゃなかろうか?!(何の心配をしているのか)

年俸を12で割っているので 普通のOL月給よりひと月にもらえる額が多めになっていると思いますが 今回のコレはちょっと驚きの額です いや本当 ありがとうございます!!m(_ _;)m

とはいえ 自転車操業が常だった過去を思うと このオイシイ現状がいつまで続くかは保証されないところなので いつ倒産やクビの憂き目に遭っても大丈夫なように貯金にいそしもうと思います オーエス!オーエス!

『チャップリンの給料日』1922年/アメリカ

 


2006年03月22日(水)  俺宇宙 

グルタミンのライブのため下北沢へ
一昨日にも新宿でライブがあったんですが その日は出番が一番手だったため間に合わず 諦めて帰宅したのですが 今日はトリだったので余裕で間に合います そんな余裕のおかげで友人と合流してから食事ができました
パスタでごはん の最中にふと思い当たった事項


やべぇ メンバーに台湾土産買ってないじゃん(汗)


別に約束していたわけではないんですが 旅行中にライブが一本あったのですよ それも自分たちもよく顔を合わせるレスギャンさんの企画ライブで Vo.の太郎さんからも直接お誘いを受けたにも関わらず 旅行の出発日とかぶっていたらめ断念せざるを得ず・・・

その際「旅行行っちゃうんで」と謝った手前 何か買って来ようと思っていたのに いたハズなのに まんまと忘れて来ちゃいましたよこの子!orz

常連が3人いっぺんにいなかったら 何も言ってなくても不審がられるっちゅーねん

慌てて一緒にいた友人に「お土産買ってない!」と訴えたら 「そういえば・・・」な返事の彼女もバツが悪そうな表情を見せました こりゃもう1人に賭けるしかないか 全くもって他力本願な2人

時間に合わせて会場入り もう1人の友人がやって来たのですかさず「メンバーにお土産って買ってた?」と耳打ちしたら 「買ったよー 一昨日あげちゃったけど」とにこやかな返事が返って来ました

天使がおった!!

堕天使2人組大いに平伏す

豪さん再びギターを新調 前回のストラトさんがちょっと苦手な音色を放っていたので少し不安になりましたが 今回の子はなかなかイイ感じでした「これなら聴けるや♪」と上機嫌 ただ 他に持っていたのを全部売り払って今回の1本に絞ったと聞いたので 「じゃああの白いのももうないんだー・・・」とちょっと寂しくなったりもし 一番馴染みがあったし豪さんによく似合っていたので彼とあのギターの取り合わせが好きでしたん

でも ま ギターのことはこの際気にするのをやめて ライブライブ! 最近富に『死んだ男』と『APPLE』がカッコイイっす シビれるお グルタミンの楽曲は詞もメロディもいいんだけど 結構間奏にも惹きつけられたりする
ベースもギターもドラムも男前で惚れるゾー!

演奏後ちょっとお話
前回渡した台湾土産の感想を尋ねた友人に ドラムの高橋さんは「?」マーク あれれ?と思ったらしき友人がよくよく聞き込んでみたところ 豪さんに渡した3人分のパイナップルケーキは 全部豪さんが食べてしまったらしい 驚いた友人 早速本人のところへ行って確認しようとしたら

「ああ あれ超ウマかったよ!」

と先にコメントいただいてしまっていました あんまり「ウマかった!」と褒めちぎられたので 若干言いにくそうに「あれ 3人分だったんですよー・・・」と伝えたら「え!マジ?俺の分だと思って全部食べちゃった」と

そ そんなに美味しかったのかな 新東陽のパイナップルケーキ(笑)

他の2人に届かず終いだったのを不本意に思いつつも こうまで喜ばれると無碍にはできず 苦笑いの友人曰く「また買ってきますね」とお愛想
そこへ「日本で売ってんの?」と食いつく豪さんがまた 面白い!と思って見ていたギャラリーの我々でした(笑)

そうそう ギターの話ですが 全部じゃなくて「使ってないギターを全部」ってことだったらしいです なのであの白いギターはまだ手元にあるって!ヨカッタ♪ 今回新調した子はこの白いのの色違いだそうです モデルは新型だと思いますが“ジャズマスター”って言ってました ・・・詳しくないんでよく解らなかったけど テヘ(^^;)ゞ

時間も遅かったのでさほど長居せずに退散しましたが 場内に流れていたBGMが気になっていた私は ライブハウスのスタッフさんにこっそり誰かを確認

ずっと同じ人たちっぽかったのできっとアルバム回してるんだろうと思って聴いていたんですが 楽曲や声が「The MUSIC」に酷似しているものの聴いた事ある曲が1つも出てこないので 新譜でも出したんかな?と そんな話聞かないケドな?と で PAブースに入ったタイミングを捕らえてお姉さんに
「かかっているのは“ミュージック”?」と声をかけたら
「あ!似てますよね!でも違うんですよ〜 ええと この人たち」とCDのケースを見せてくれました

SOFT というアーティストだそうです

「へ〜・・・ どこの国のバンド?」
「えっと アメリカ ですね」
「へぇえ〜〜」

UKかと思った でも アレンジのベタっぽさはUSっぽい気もした(ミュージックの2ndみたいな雰囲気/←プロデューサーが米人 自プロデュースの1stは若バンド色が強い)
重低音ドカドカベースに少年のような高音Vo.

ううーん ミュージックに似すぎな気がする・・・ これでボーカルが実は女の子でした!とかだったら 個性が立つかも知れないけど(-_-;)

家帰って検索してみましたが「The MUISC」も「SOFT」も単語がありがち過ぎて洗い出しできませんでした ミュージックは固定地があるから当然見つけられますが 「ミュージックに似てる」って条件は使えないって話ですお

気になるやんかーSOFT!

・・・はッ! まさかこの期に及んで「SOFT」はアルバムのタイトルだった とかいうオチ?(汗)

『我流トリッパー』グルタミン

 


2006年03月21日(火)  懐しのブルース 

録画したままになっていた日曜朝のヒーロータイムを消化
あまりいい噂を聞きませんが今回の戦隊モノ結構好きかも 敵役つまんないけど 最初イマイチだと思ってたメンバー5人が結構よろしく見えてきましたよ 特に黒 あの子ダメだと思ってたら意外にカワイイかも 女の子陣は予想してた通り好み系でちたv最近女の子アタリが多いな(個人的嗜好) そして不評のようですが僕はチーフが割と好きです 近年稀にみるリーダー気質の赤(笑)イイじゃんあの地味な顔立ち 派手でも地味でも男前ならいいんだよ ウン

そしてライダー こっちは派手顔ばっかだね 女の子は見た目はカワイイけどキャラクターが微妙ダヨ 去年の女の子陣ピカイチだったな〜 みどりさんと姫にLOVEだったアタシ 日向佳ちゃんは痩せちゃう前が好きでしたん
いやいや 過去のことは忘れて今ライダーの話だよ

今回セカンドライダー登場なんだなーと思ってOP見ていたら 仮面ライダーザビーってのに「徳山秀典」と書いてあって ええ?!と思いました

徳山くんて あの徳山くん だよねぇ?(汗)

私のファースト徳山コンタクトはkinki主演のドラマ『ぼくらの勇気 未満都市(ミマンシティ)』への出演だったんですが 調べたら当時15歳・・・ え あれ15歳だったんだ それはそれでビックリ
元L⇔Rの黒沢健一のプロデュースで音楽活動始めたところまでは知ってたんですが その後どうしていたかは特に網羅しておらず 思いがけない再会を果たしてしまいました

軽く調べてみたところによると『GTO』に出てたらしい けど見とらんかったし 去年『ホーリーランド』というドラマにレギュラーだったようですがこれまた見てないどころかタイトルすら知りませんでした(黙) ウルルンに2度出演?ふ〜ん・・・と思っていたら アニソン歌ったりアニメのキャラ声あててたり 気づけば割とヲタ・・・ごぼごぼ なお仕事もなさってらしたご様子

ををを・・・ こういう位置にいる人だったんだ

時の経つのは早いもので 今や彼も25歳のイケメンさんです スーツ姿で働きながら変身までしちゃうお年頃
ををを・・・ この感慨は一体どの部類の感情なんでしょう(苦笑)

さて 徳山くん演じる矢車さんの今後や如何に!  (←何故)
 

『懐しのブルース』1948年/日本

 


2006年03月20日(月)  スイッチング・チャンネル 

グルタミンが一番手で出演のライブが新宿ドクターであったんですが全然間に合わず トホホな気分で帰宅したら 『西遊記』の最終回が大詰めの展開っぽかったので 何となく見てみました

基本的に月9にはまるで興味ないので 普段は見ようだなんてこれっぽっちも思わないんですが 今回はいつもと全然違う系統のドラマだったので 何となく気にしてヒマなときにはチャンネルを合わせてました といっても1本丸まる見られたことはないんですが(大体いつも途中からTVをつける)

で 見たらいきなり坊さんに囲まれてタコ殴りにされている悟空が映ったので 一体どんな展開なんだ??と思っていたら 大勢いる坊さんの中に見知った背格好の人を1人発見

・・・あれ?

目を凝らす 時々チラチラとフレームインする このやたらにデカい坊さんは

・・・メタル君ちゃうか?

アクション真っ只中で動きを止めてくれないもんだから ちゃんとは確認できなかったんですが 多分間違いない 劇団☆新感線の吉田メタル(身長180cm)だったと思ワレ

少し考えてから演劇好きの友人3人に一斉メールをしてみました
「西遊記にメタル君出てません?」

誰か1人くらいはTVつけて確認してくれるかな?と思ったんですが ほどなくして3人ともから返信があり

「私も見てたよ〜 でもメタル君わからなかった」
「うそ!今帰ってきたとこだよ〜 でも録画してあるんですぐに見てみるね!」
「録画バッチリです あとで確認してみるわー」

とのこと





なんて素敵な仲間たち!笑





結局EDロールまで待って見つづけていたら ちゃんとメタル君クレジットされてました

篠井英介・山下真司・吉田メタル〜・・・

うわ3番目?! ちょっとビックリだ(笑)
⇒●吉田メタル


その後 「スマスマ」でビストロSMAPのゲストがジャッキー・チェンだったので何となく見てしまい 23時からの『中国語講座』にジェット・リーのインタビューがあるというので時間に合わせてチャンネルを変えてそちらもGET
李氏 一生懸命映画の見所を熱弁してました こんなに自分の作品を推してるの初めて見たよー(笑)
 

『スイッチング・チャンネル』1988年/アメリカ

 


2006年03月19日(日)  ライフ・イン・ザ・シアター 

渋谷ユーロスペースにて『マクダル パイナップルパン王子』

香港のシュールアニメーション
香港にマクダルというブタさんの絵本キャラクターが元々いるみたいで そのシリーズのアニメーション化です 内容的にお子様向けではありません シュールというかナンセンス 難解というかぶっちゃけ何を表現しているのか微妙です 途中で眠くなりましたが 何故か泣きそうにもなりました 自分でもよく解らぬまま ううーん??という気分で劇場を出て来た不思議な一作

パイナップルパンというのはこちらでいうところのメロンパンのようなもので 香港ではポピュラーな干菓子だそうです
登場するそれぞれのキャラクターは ほのぼのとして可愛らしい感じ 特にカメの子供「輝=ファイ」(ピザ役も兼ねる)がキュートでした!子供のキャラは声も子役だったっぽい マクダルの父マクビンと青年パイナップルパン王子の声は劉徳華(アンディ・ラウ) でもそれ以上に私の耳をくすぐったのは 幼稚園の園長先生やお医者さんや王子の侍従だったおじさんの声をあてていた黄秋生(アンソニー・ウォン)でした

アンディの声は判断微妙だったのに 秋生の声は一発で解った!もしかして私 秋生フリーク?!(笑)



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渋谷bunkamuraル・シネマにて『リトルランナー』鑑賞

難病の母が昏睡状態に陥り 奇跡が起きない限り目覚める見込みはないと言われた少年が 自ら奇跡を起こそうとするお話
カナダの作品です 予告を見たときから「見る!」と決めてサッサと前売券を買っていた作品でした

【あらすじ】
1953年、カナダのハミルトン。カトリック学校に通う14歳のラルフはタバコや異性に好奇心を燃やす、校則破りの常連だ。
そんな彼の唯一の肉親で理解者である母親が入院中に昏睡状態に。
お母さんは奇跡でも起きない限り目覚めない」、辛い真実を伝えられるラルフ。しかし、元ボストンマラソンの覇者、ヒバート神父の「君たちがボストンマラソンで優勝したら奇跡だ」という言葉から、優勝という奇跡の実現を決意。
ばかげた発想に彼を嘲笑する友人達や出場したら退学と宣告する校長に目もくれず、ひたすらに走り始めた。そんな彼をヒバート神父がコーチとしてサポート、好意を抱いていた同級生のクレアの応援もあり、いよいよボストンマラソン当日を迎えるが・・・。公式サイトより


原題は『SAINT RALPH(聖人ラルフ)』
劇中何かと聖人の記念日が紹介されて その内容に沿うような事柄がラルフの身の上に起きていきます 少年が主人公で聖人がらみなのは去年観た『ミリオンズ』を思い出させましたが 今回の少年は品行方正とは言い難い学校的には“問題児”
でも 決してスレていたり悪ぶっていたりする感じではなく どこにでもいる普通の素直で優しい少年です 父は戦死、母は難病の床に就き それでも日々を明るく逞しく過ごしている

お話的にはありがち系統ですが この手のテーマに弱いので文句は言いません 『SPIRIT』同様 主人公の親友が良かったです 役者がっていうんじゃなくて 彼らの関係がイイ感じ 友達は大切だよ うん
あとはマラソンのコーチをしてくれた神父さんがカッチョ良かったです これは役者かな・・・ いや キャラクターがカッコ良かった 素敵な先生でした

14歳の好奇心旺盛な少年の姿がいきいきと描かれています 恋の相手の女の子も綺麗でお人形みたいだったし(個人的にはもそっと線の細い子が好みですが) その淡い恋愛模様なんかも非常に微笑ましかったです



ここ何作かはハズれがない渋谷bunkamuraル・シネマのセレクションに悔しいながらも感服して帰って来ました
次は『13歳の夏に僕は生まれた』が気になる 気になる 気になる・・・

⇒●13歳の夏に僕は生まれた

『ライフ・イン・ザ・シアター/栄光と喝采の日々』1993年/アメリカ

 


2006年03月18日(土)  スーパークマさん 

映画館の前で友人を待つ間 隣のゲーセンで客引き?をしているらしきリラックマの着ぐるみが気になって 20分くらいずっと彼の動きを観察

通行人に手を振ってみたり もちろん2ショット撮影には快く応じ ジャレつく子供の相手はお手のもの 外国人観光客にも愛想を振りまき 老若男女を問わぬ人気をモノにしていました
誰も見ていないときにも 1匹で首をかしげたり腰を折ったり くねくね踊ってみたり 屈伸運動してみたり 飛び跳ねてみたり トボトボしてみたり ウロウロしてみたり・・・



あのクマ・・・ 只 者 じ ゃ ね ぇ !!



完璧なまでに“可愛いリラックマ”を演じきっている様子に 感動すら覚えました!

開演時間ギリギリになっても現れない友人のことを 一瞬忘れかけましたよ このままクマ見てれば次の回まで待てるかも とかまで思いましたよ!(本気で)

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とりあえず友人が間に合ったので 『SPIRIT』 鑑賞

李連杰(ジェット・リー)主演のアクション映画
中村獅童の共演で日本でも割かし話題になっている作品だと思われます

舞台はアヘン戦争後 他国の支配に喘ぐ中華人民に 文化のみならず武力でも歴然とした力の差があることを思い知らせるため「東亜病夫(東洋の臆病者)」と揶揄し 士気を完全に挫こうとする西洋各国や日本 その卑劣なまでのやり方に正々堂々 敢然と立ち向かった1人の武術家がいた

実在の人物として中国武術史にその名を馳せ 英雄として多くの武人の尊敬を集める霍元甲(フォ・ユァンジェ)の 武侠生涯を描いている作品です 実在とはいえ内容はかなり脚色されてドラマチックな仕上がりでした

この作品 李氏最後の本格武侠作品とも謳われ 彼のファンとしては微妙な心境で臨んだ作品鑑賞でしたが 何だかこう 彼の目指したものの集大成がここにできてしまったんだなぁというのが感想でした これを最後にしたい李氏の気持ちは解らないでもない

「復讐は復讐しか生みません 2000年の時を経ても人は復讐を克服できないでいます でも どこかで断ち切らなくては永遠に終わらないんです」
とインタビューに答えていた李氏の言葉が刺さります 元甲は力で同胞や他国をねじ伏せるのではなく 己自身と戦い打ち勝つことが真の強さであると唱えた初めての武人と言われています 彼が創始した『精武体操會』とは「徳育・体育・智育」の三育(徳を育み体を鍛え知性を磨くこと)を旨とした人材育成の会でした

一人物の生涯を描いたとするには端折り過ぎな話ですが 武人としての転機転機をクローズアップしているので 元甲の遺志を語りたいという意図は充分クリアできていると思います アクションも長過ぎず短すぎず ファンにとってもそうでない人にとっても見飽きずに見応えを感じる編集だったと思うし あのクオリティは本場とはいえ香港映画界だけの力では不可能な技術があってのことだと思いました もっとも“殺陣”の域を越えないアクションではあるんですけどもね
リアルさよりもドラマ性を追求する方がウケるんでしょう

えと 獅童くんは非常に美味しい役柄でした
役名の「田中安野(タナカアンノ)」という苗字苗字のような響きが気になるっちゃ気になりましたが アクション演技ともども申し分なかったと思います(北京語はもうちょっとガンバロウ)

「東亜病夫」を劇中では「東洋の病人」と訳してありましたが 個人的には精武門で慣れている「臆病者」や「腰抜け」の方が適切なんじゃないかと思いました 病人だと なんかねぇ?(苦笑)

登場人物の中では元甲の幼馴染 農勁?(ノン・ジンスン)が非常にツボなキャラクターでした 元甲の唯一無二の親友で 最も彼を理解し本当に慮っていたただ1人の人物 友を思うが故に諫言も口にし 一事は絶縁関係になりながらも ひたすら彼を助け支え続けた人
子役も成人後の役者さんも とても上手に演じてました すごい好きでしたこの人 今作私のイチ押しです!

李連杰氏の作品に『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳(精武英雄)』という映画がありますが 俗に「精武門シリーズ」と位置づけられ 霍元甲亡き後 弟子の陳真(チャンチャン)という青年が 日本人に毒殺された師匠の敵討ちに燃えるという物語で 李連杰氏の他にも李小龍(ブルース・リー)や甄子丹(ドニー・イェン)なども演じている本土では大変人気のある題材です が 結局はまた「復讐」に根が戻ってしまっている辺り 何とも皮肉な顛末だと思いませんか?

霍元甲の死因は実際にはハッキリしておらず 公式試合の直後に急死したことから「毒殺された」との風説が飛び交いましたが 気孔のやり過ぎで肺を患い結核病で死んだという説もあります また 享年も42歳・53歳と諸説あり近代史に実在した人物にしては伝説化が甚だしい気がします
いずれにせよ 当時の中華人民にとっては何にも代え難い英雄的存在であったことだけは確かだったのでしょう
 
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終演後外に出たらまだクマがウロウロしてました 近くにいた店のお姉さんにこっそり「あのクマ中に入っているのは男の人ですか?」と訊いてみた あまりにも動きが可愛らしいので 女の子が頑張ってるのかな?とか思ってみたり するとお姉さん

「中に人なんかいませんよぉ〜〜」

とニッコリ

夢売って生きてるねッお姉さん!笑 私はそのまま
「いや〜さっきからずっと見てたんですけど常に動きを止めないしキャラクターの可愛らしさをこれ以上なく醸し出しているもんで 感心してたんですよ お仕事終わったら褒めてたって伝えてください クマさんに
と言ったら

「ありがとうございます〜 ちゃんと伝えます!」
と言ってくれたので信じることにしました

友人にもさんざんクマの動きについて熱弁をふるっていたので興味を持ってくれたらしく しばらく近くで様子を眺めたあと 我慢し切れず2ショット写真を撮らせてしまいました・・・ くうぅ 特別好きなキャラクターな訳でもないのに 何か敗北感 orz

※クマの写真は「写真日記」でドゾ☆

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旅行後やっと本家を訪ねる
お土産は『乾燥舞茸』と『パイナップルケーキ』
お茶買い禁止令が出ていたので「お茶うけ」にしておきました
ちなみに自宅用のお土産は『乾燥舞茸』と『乾燥無花果』美味イノヨ♪
 

『スーパークマさん』2003年/日本

 


2006年03月17日(金)  緑の誘惑 

本日 聖パトリックスデー(St. Patrick's Day)でございましたが今年は別段何もするということがなく ただの一日として過ぎ去ってしまいました

聖パトリックスデーとは何ぞや?

和:聖パトリックの祝日(せいパトリックのしゅくじつ)
英:St Patrick's Day (セントパトリックスデイ)
  アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日
  3月17日
  アイルランド最大の祝祭日

シャムロック(三つ葉のクローバー)を服につけたり 緑色の物を身につけて祝う日で「緑の日」とも呼ばれる

⇒●聖パトリック(ウィキペディア)

去年は原宿のパレード見に行ったりしたんですよ 元がアイルランドの行事なので イリアン・パイプやハイランド・パイプ(どっちもバグパイプの仲間)を加えた鼓笛隊がいたり アイリッシュダンスを披露しながら行進するチームがいたり とにかく緑の団体がズラーっと並んでお祝いの列がつづくんです 見るだけでしたが面白かったです
特に鼓笛隊の中にはキルト(スコットランドの民族衣装でタータンチェックの撒きスカートの上にブレザーの組み合わせ)のアイルランド版?みたいな格好のおじさんとかがいて やたらめったら写真を撮った来た覚えがございます(笑)

今年は何もできそうがありませんが 記念日をお祝いする気持ちだけ持って一日を過ごしました 別に私アイリッシュでもカソリックでもないんですけどね まぁ世間一般でいうクリスマスと気分は同じと思ってくださいよ

ええ ええ どうせ気にし出したきっかけは『処刑人』※ですよ アイ


※主人公がアイリッシュ移民

『緑の誘惑』1922年/アメリカ

 


2006年03月16日(木)  帰って来た木枯し紋次郎 

昨晩台湾から戻り今日は普通に出勤です

昨晩社長から着信があったらしいことに深夜になってから気づいたので 折り返さぬまま放置しておいたのですが 朝っぱら7時台に再び電話があり 仕方なく出たら

「僕これから台湾なんですが天気はどうでしたか?」

と訊かれました
・・・そんなもんネットでいくらでも調べられるでしょうよ(黙)しかも今聞いて荷造り変更できるんですか?一体何時の便に乗るのさセンセイ

内心そんなことを思いつつも 一応愛想良く答えておきましたが 朝っぱらこれから出勤しようって準備している真っ只中に 阿呆な電話かけてくるなよ〜と中指を立て b(-_-;)

実は寝起きからちょっと寒気がしてたんですが まさか3日間もお休みをもらっておいて「風邪ひきました」でフケる訳にもいかなかったので 薬を飲んで気合で乗り切ることに 幸い今日明日をやり過ごせば休日です 頑張れ社会人

お土産は免税店で買った『烏龍茶クッキー』と頂好(ウェルカム)スーパーで買った天仁茗茶の『高山烏龍茶ティーバッグ』です
パイナップルケーキは定番過ぎるかなぁ?と思ってやめときました もしかしたら社長が買って来るかも知れないしね(笑)

『帰って来た木枯し紋次郎』1993年/日本

 


2006年03月15日(水)   

ちょっと待ってね台湾紀行

3/15(水) 台湾最終日
3/14(火) 台湾3日目
3/13(月) 台湾2日目
3/12(日) 台湾へ出発
 


2006年03月11日(土)  若い!先生 

朝からいい天気だったので そんなにたまっていませんでしたが洗濯物を片付けました 明日から台湾出発だから身の回りを少しスッキリさせておこうかと

昨夜は2時過ぎに帰宅 当然のことながら妹は先に寝ていて 今日はお友達と富士急ハイランドに遊びに行くことになっていたので 早朝私の寝ている間に出かけて行きました そんな訳で顔見てません(苦笑)

午後13時半渋谷集合で 高校の時の同級生5人と講師だった先生1人でお茶会があったのでプラッと出かけてきました
元生徒は5人中3人が着物ブームなのでお着物参戦 そのうち2名は最近のお仕事をスクラップしたファイル持参でした 私と残り1名は普段着&手ぶらで 本当に“久しぶりにお会いする先生を囲んだお茶”が目的なだけの凡人です お着物のもう1名は現役イラストレーターさんなので 他の2名のデザイン気質とはまた違った人種でしたしね

改めて考えても本当 向上心というか野心のようなものが欠落している気がするね自分・・・

13時半に友人同士で落ち合って 先生とは14時に合流だったんですが 当時からご年配でいらした先生 外見から何から全くお変わりのないご様子でビックリしました 全然年とってない!!(驚愕)

しかも 我々の名前を残らず間違えずに言い当てて 当時の印象を一言添えるなんて粋なことまでしてくださいました 正直自分目立たない生徒だったし 十中八九覚えられてないと思ってましたもんね 在学中は眼鏡かけてたし見た目にも微妙だったと思うんですけどね・・・

大学にいっていない私にとって 母校といえばこのメンバーで和気藹々とやっていた高校が思い当たる対象でして 一応その後に専門学校行っているんですが 人間関係がイマイチ希薄だったので 未だにつながりのある友人は断然高校時代の人が多いのです

高校といっても普通科校ではなく 工業高校のデザイン科に通っていたので 3年間クラス替えがなかったし 実技科目が多かったので実習チームごとにディープな付き合いが展開されていました それこそ『ビバリーヒルズ高校白書』じみた話もあったりなかったり(笑)
良きにつけ悪しきにつけ クラスメイト全員にある程度以上の思い入れがあるわけですよ

中でも仲の良かった面子は今でもときどき一緒に遊んでいて 今回のメンバーはその中の有志といったところです ぶっちゃけると全員mixiでお互いがマイミク同士なので 面と向かって会っていなくても 他より存在を身近に感じていられる面々でした

本日お越しくださった先生は 担任の先生ではなく 週に何時間かの授業に講師として来てくださっていた御大です 講師になられる以前はデザイン科の先生でいらして 当時既にベテランの域に達しておられ 我々の時代には柔和でお優しい先生でしたが 現役当時は「鬼」とあだ名されたほどの激昂教師だったとのお噂 全く信じられませんが 本当だったようです
我々の担任はこの御大の教え子であったので 御大にとって我々は直接の生徒であると同時に孫生徒ということになります

デザイン一筋の御大とデザイン一直線の友人2名は デザイン業界の先端な話題に盛り上がっていましたが 私と他2名は詳しい話についていけず少々ポヤっとすることが多々ありました 参加できるのが昔話だけっていうのも何やら物悲しい話です でも仕方ない 畑違いなのは初めから解っていたことだし それを覚悟で参加した茶会ですからして

いいの 懐かしい話をしに行ったんだもの

出てくるGデザイナーの名前は解らない その人が手がけている作品も見たことない(雑誌広告やTVCM等) 考えてみたら自分 ほとんどTV見てないし雑誌も読まないから そもそもの情報源からして彼女たちとはズレているらしいヨ(苦笑)
私が気にするのは車内広告や駅貼りのポスター・街頭看板等だから 映像作家には殊更疎い WEBに関しても実はFLASHバリバリなサイトが好きじゃないので(単純に手段としてだけFLASHを使うのは問題ない)どんなに有名でもほとんど知りません 「お仕事は?」と問われて「会社員です」と答える心理をこの辺で汲み取ってもらいたい まかり間違っても「デザイン関係です」「クリエイター系です」とは言えないでしょ こんなんじゃ(^^;)

18時頃に解散 後ろ髪を引かれるように先生とお別れし 私と友人1名は明日からの台湾行きに備えて最後の買出しに向かおうと渋谷の街へ繰り出します 他の友人達はどうするのかと思っていたら お着物3人組もお買い物に行くというので 結局生徒側は全員揃って移動することに

毎度のことながら土曜日の渋谷なんてものは歩きやすい土地ではありません 出入りに慣れている方の私ですらウンザリするのに 滅多に出歩かない&着物着用の友人にはちょっとキツかったんではないかと思われます でも楽しそうにしてくれてたから良かったけど

私が旅行用に欲しかったのは薄手の長袖パーカー 汚してもいいような普段着ランクの着やすいものがあればイイナーと 友人の方はラフに履けるパンツと斜め掛けできるカバンが欲しかったようです
とりあえずスペイン坂を上って左右の店を軽くチェックしながらPARCOまで まずPARCO1で服系統を見て 友人が御用達のショップを見に行っている間 着物組と私はお洋服を見て回り 次にPARCO3で友人のカバン探しに付き合いつつ 自分も目に止まったパーカーを試着したりしてみましたが いかんせん価格帯が8000円からだったので 「気楽に着れて汚してもいいランク」とはちょっと違うな〜(苦笑)と考え直し購入を断念 可愛かったんですが今いるモンじゃないもん・・・

店舗改変があったらしく チープなカバンを扱っていたショップがなくなっていて 斜め掛けを探していた友人は目当てがはずれてしまったご様子 その反動なのか それとも全く関係なかったのか 「らんどりー」でTシャツとトレーナーを散々吟味してお買い上げなすっておられました 前回来た時も同じ店で同じように品検分に時間をかけて やっぱり2着だか3着だか買っていたヨこの人・・・ カバンはこの際関係ない方に1000円

この辺から着物組とは動きがバラけています そもそもお互い目的が違うので 楽しそうに店を見て回っている彼女らを急かすのも悪いし かといってそれに付き合っていたら自分の目的が達成できないかも知れなかったので ペース上げさせてもらいました ああん 時間があったらゴハンも一緒に食べたかったのにな〜・・・

その後ユニクロで私はパイル地のパーカー他 友人はカーゴパンツを購入 パンツの裾上げを待つ間に着物組がゴハン離脱して行きました 彼女らを見送って我々はユニクロに残留

斜め掛けカバンをGETできなかった友人に 私が愛用しているカバンの購入先を訊かれたので「新宿」と答えると だったらこの足で新宿まで行くと言い出したので案内することに わざわざ新宿まで連れ出して手頃なカバンがなかったら悪いなぁ〜(^^;)と若干心配になりながらも 行き着けのカバン屋を訪ねると うまい具合に目ぼしい感じのカバンが数種類あってホッとしました またも吟味を重ね 中から1つを選んだ友人は これで肩の荷が降りたと言いたげに一息をつき お互い忘れてしまっていたお夕飯を食べてから帰ろうという気持ちの余裕が出てきました

新宿の地下街サブナードで京風スパゲティの店『先斗入る(ポントイル)』にてパスタディナー 明日が早いので長居はせずに解散しました でもその時点で22時(苦笑)

さあさあ 明日は6時の電車に乗らないと遅刻ですヨー 本格的な旅支度がこれからだなんてことは ここだけの話ですヨー(マジ!)
 

『若い!先生』1974年/日本




うーん 仕事のこともアレなんですが どうも個人的に色々失敗がつづいている気がして ここ1週間毎日微妙な気分です 明日には台湾出発なのに〜〜 やだなこのテンション 自分で上げられないもんなのかな

人づきあいって難しい 何をしくじったか自分じゃ解ってないところが実にイタイ でも多分何かよくなかったんだろうと思う 自信なんてあるわけないもんね …フゥ-з

久々にダウナー気質全開(苦笑) いや私 常に後ろ向きですからして

 


2006年03月10日(金)  真夜中のギター 

近年稀にみるモーレツな仕事ぶりを発揮した1日でした 午前中はG4の調整でつぶれてしまったので 実質仕事にかかれたのは午後からだったんですが

【クライアントA】
・紙出力を4種類両面50部プリントして梱包 現場宛てに発送
・同見本を1部ずつ本社の2名に宛てて発送
・同データをCDに焼き付けて現場宛てに発送

【クライアントB】
・A3・1色/両面編集のニュースレターαの校正原稿を「ふぁいる便」経由で送信
・同仕様ニュースレターβのスケジュールについてメールで確認

【クライアントC】
・B4・1色/両面編集のニュースレターの校正原稿をFAXとメールで送信

【クライアントD】
・B4・1色/両面 セールチラシの修正稿をFAX送信(部分差替で3店舗分)

【クライアントE】
・B4・1色/両面 セールチラシ第一稿をFAX送信


【社内】
・メールマガジン発信リスト更新(WEB申込4件・名刺交換13件)
・社長発メールマガジンの配信(週1)
・リスト入力済みの名刺整理 各申込情報をファイリング

これの他に電話とったりお茶入れたり コピー機の不調を訴える社員さんたちのためにサービスマンを呼んだりしていたら




退社が24時を過ぎました




ちくしょう電車ないよ でも翌日プチ同窓会だから朝まではいたくないよ
そもそも日曜の午前便で出発なのに なんの用意もできてない旅準備の方が問題だよ…

結局 電車で帰れるところまで電車使って 残りはタクツーでした フゥ…-3
 

『真夜中のギター』千賀かほる

 


2006年03月09日(木)  ありがとう 

昨夜一晩かけても全体の2割弱しか移植できていないG4さんを前に 途方に暮れた朝
仕方なくサービスマンに連絡をして現状を伝えると 完全移植を諦めるなら システムを使える状態にセッティングします と言ってくれたので お願いすることにしました
よりにもよって来週あたま3日間休み取っちゃってるもんでねアタシ 金曜までしか勝負できないのよ・。

そんなわけで 必須のデータだけはMOや別機のHDを駆使して何とか保存し その他の雑多なデータや 保留情報に関してはきれいサッパリ切り捨てました ええもう知ったこっちゃありません 過去でも未来でもなく今を生きる私です

午後4時くらいになって ようやくご多忙なサービスマンさんがやって来て 新しいシステムを構築してくれました 最後に主要なアプリケーションとフォントを入れて プリンタや共有の設定も整備 うん ありがたい

これで一応G4は使える状態になったハズですが フォントとプリント出力に微調整が必要そうだったので サービスマンが帰ったあとに 1人でジコジコ操作をつづけていました 仕事じゃありません “明日使えるようにするための準備”です

サービスマンが隣でG4を繰ってる間 私はコピーした書類を8500で読み込んで修正作業等をしておりました
8500的には調子良く働いてくれたのでこの状況下においては非常に頼りになる愛機だったのですが いかんせんスペックの低さはどうにもならず 動作ごとにかかる時間が相当なものでして ハイ G4だったらものの数秒でこなせることが 何分も待たなければクリアできないのです かといって焦れて変な動かし方をすれば アッサリへそを曲げてくださいます 気難しい博士を相手にした実働助手のような状態でした

へそ曲がりでも気まぐれでも いなきゃ困るんです・・・

そんな訳で 本来なら今日発送するハズだったものが 頑張ってはみたもののギリギリ宅配の集荷に間に合わず 先方にお詫びのメールを入れる羽目になりました チクショウ ほんの数分だったのに!!orz ←かなり頑張ってた

明日はもっと大変です 金曜中のものが4件あるので 手当たり次第進めていかなくては土曜出勤の危機です つか まだ旅の準備全然できてないよ どうしよう・。

日曜は10時台の飛行機に乗るので 8時には成田にいなければなりません 家からだと2時間はかかるので 始発とまではいかずとも 朝早〜いイメージ 遅刻しないように気合入れなくちゃ(汗)

『ありがとう』1996年/日本

そんな今日は「サンキュー」の日


2006年03月08日(水)  スカイハイ 

職場にて G4を立ち上げたら小うるさいアラートウィンドウが現れまして


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このディスクに問題が起きました:Macintosh HD
情報が消えた可能性があるので、最近使ったファイル
に問題がないか確認してください。
それから、ディスク修復プログラムを使って、この
ディスクを検証してください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


つ ついに! お逝きあそばしましたか?!

うん でもね OS9使用なもんで林檎本社からのサポートが受けられぬ身としては 自力で何とかもどうにかもへったくれもないわけで 購入窓口になっていた業者に泣きついたら 即行でHDを交換に来てくれましたぉ?!

わーッ 神がいた!!

と言うわけで 午後1くらいからずっとHDの移植を始めたのですが 10.23GB移したいのに 逝ってしまわれたHDさんの反応が恐ろしく鈍いため7時間を経過した段階でやっと1.13GBコピー・・・ ついでに言うとこの時点で「残り時間:約47時間」と表示されてましたヨ(あんま目安にならないんだけどネ)


・・・・・・・・・。


あっはは! 明日発送しなきゃならない紙焼き原稿の差替えが4パターンあって 今週中UPの校正原稿が2種類あって 何だか自社アプリケーションのロゴ作らなきゃいけないとか言われてて

もしかしてヤバくない?アタシ〜 ゲラリ(≧∀≦)ノ""












でも日曜から国外脱出なのです 10日のライブとかは諦めるヨ トホ・・・



お 逝 き な さ い !
 

『スカイハイ』2003年/日本

 


2006年03月07日(火)  ポップ・ギア 

本家の母から「シフォンを焼いたのでお茶に来ませんか」の連絡が来たらしい メールを受け取ったのは妹で私の方には来なかったのですが 佐川転送のお礼もしたかったので 問答無用の乱入を決め込みました

相変わらず不調のG4をだましだまし使いながら一応の作業を終わらせて 19時前には強制退社 新宿伊勢丹で妹と合流し シフォンがあるのを知りつつも『京のうまいもの市』に引っかかり 「わらび餅」と「抹茶のシュークリーム」をちょこっと購入 手土産とす
個人的には「生麩まんじゅう」に後ろ髪を引かれたんですが(←好物) これ以上は逆に怒られそうだったのでやめておきました 明日3/8までの催事だそうです

自宅用土産?にメゾンカイザーのパンを数種類 私選択の「エクメック(はちみつ使用のトルコパン)」と妹選択の「キュルキュマ(ヘーゼルナッツとターメリックを練り込んだパン)」を各1個に 美味しいと評判のクロワッサンを2個 しばらく朝はパン食〜♪

そんな菓子類を抱え 電車に並んで座った我々 会話のテーマは

「ポップな食べ物」 でした

何それ?って思うでしょ でも語るんですよこのテーマで
まず妹の第一プッシュは『アポロ』です あのピンクとブラウンのツートンチョコ パッケージから何から「こうまでPOPに徹した食べ物はない!」と そもそも「イチゴ」というモチーフからしてPOPの極みだと大絶賛 このアポロに匹敵する食べ物を挙げてみようというのが 本日のお題でした

妹的には『たいやき』が若干POPだと思う 『たこ焼き』も惜しい感じ で始まり 『グミ』『ペロペロキャンディー』など菓子に寄った系統
洋物はキリがないのでアジアンを狙ってみようという話になり 『点心』って往々にしてPOPな感じするね と言ったら 確かにと少し頷き 『かまぼこ』とかPOPじゃん?ピンクと白のツートン可愛いよ あ!『なると』の方が上か!あのギザギザやぐるぐるは意味が全く解らないのに可愛い!と提案したら いたく気に入ってくれました ヤッタネ☆POPな食い物!!

『マシュマロ』はPOPよりもファンシーに近いからダメだって 『カレーパン』といったら それだったらむしろ『あんパン』の方がPOPだと言われました むむ 基準が難しい あと何が出たっけなぁ?

そんな会話を30分つづけて地元まで帰って参りました きっと乗り合わせた人たちは何を話してるのか解らなかったんじゃないかと思います「グミ!」「なると!」とか言い合ってたのですからして(^^;)ゞ

本家へ直行したら 母がゴハンを作ってくれていました お茶だけのつもりだったので菓子買い込んでしまいましたが 作ってくれたものを食べないつもりもありません
「トマトジュースがあると思ってたら野菜ジュースだったの〜」と 真オレンジ色したリゾットを出してくれたのですが 甘いニンジン&オレンジ臭がしました 野菜ジュース・・・ もそっと酸味があるとヨカッタヨネ(苦笑)

母が焼いていたのは「紅茶シフォン」でした きな粉まみれの「わらび餅」も 抹茶まみれの「シュークリーム」も 全部食べました(え) 妹はシフォンのおかわりとかしてましたが さすがにボクはお腹一杯で無理でした

今夜は父が友人とスキーでお出かけなので夜はお留守だそうです 2泊で越後湯沢だってさー また笹団子かな?←お土産 笹団子スキーなのでお帰りの頃遊びに来てみようっと♪

ティータイムに生きる女ですからして! ハイッ (だから太るんだろっての)

『ポップ・ギア』1964年/イギリス

 


2006年03月06日(月)  白黒姉妹 

今日から妹がバイトを始めました 学校が始まるまでの1ヶ月間9〜18時勤務
場所は岩本町とか言ってたかな?私と行動範囲がかぶる感じの場所でした そういや弟も今市ヶ谷でバイトしています これまた行動圏が近いよ 防衛庁前のビルに入ってる出版社で編集だって 校閲とかやってるらしいよ 美大出て(出てないけど)何やってんだよ・。

帰りの頃にメールが来て「買い物付き合って欲しい」というので 承諾し新宿で合流 ルミネ2の中のショップで 目星をつけていた服を試着したかったらしいです 1人で行くと見てくれるのが店員さんだけになってしまうので 褒められてもイマイチ信用できないとか何とか言ってました まぁ その気持ちはよく解ります(笑)

来月友達の結婚式があるので それ用のお洋服が欲しいらしいのですが 普通過ぎるのは面白くないようで 個性光ったデザインなんかを好んで探しているみたいでした そんなベースを踏まえて連れて行かれた店は 確かにありがちなフォーマルではなくて レトロポップというか モダンなお姉さんが着て歩くような有機的で ぶっちゃけ着こなしが難しそうなデザインを取り揃えたショップでした

⇒●Deal

それでも彼女の選んでいたのは 粋な雰囲気の洒落たワンピースだったので 確かにこれなら「普通」に埋もれることはないだろうし かといって変に目立つってほどの行き過ぎた個性でもないなーと思いました 常に無難なものしか選べない私と違って 妹は面白いセンスの持ち主なので なかなか勉強になります

そして試着室へ篭って数分後

出てきた姿は元の自前服でした「あれ?」と言ったら 声低く「・・・入らなかった!」と こんなショップですからして サイズは1サイズしかないわけですよ それがちょっとスリム過ぎて 着てみたらパツンパツンだったんだって せっかく素敵なデザインでしたがサイズが合わないのでは仕方ありません 残念無念

そういや私も友人の結婚式用にワンピを探していたとき とあるショップで試着しようとして 胸から下に服が降りなかったことがあったっけ・・・ 無理やり引っ張ったら破けちゃいそうだし 完全につっかかってしまったので 1人で脱ぐのも大変だったんですが とても他人に見せられる状態じゃなかったので 試着室の大鏡の前で孤軍奮闘したのでした(恥)
見た目絶対大丈夫だと思ったんだけどな〜・・・ どうにもこうにも降りなかったね! 上から着ようとすると胸でつかえて 下から履こうとすると尻でつかえる

我ながら使えない体型してんな・・・orz

結局ワンピースは諦めて ヒラヒラ系のキャミに白ボレロ&白パンツという 至って地味なカジュアル・フォーマルで誤魔化したんでした・・・ 着物やドレスの中でかえって目立ってたくらいだゼ!(自嘲)

そんな慰めにもならない話をしながら肩を落としている妹を励まし 同じフロアのショップを適当に数件回ってみたものの 結局ピンとくるものがなかったらしい妹は 失意のうちに帰途に就くことになったのでした

あんまり気落ちしてる風だったので 何か食べてから帰ろうと誘ってみて 三越の地下にあるカレー屋を目指そうとしたら 同じフロアに中華粥の店ができていて 2人揃って食指が反応+*・。*" いともあっさりカレーをぶん投げました

シックな内装の店で扱っているのは粥の他 麺・点心・中華甘味などのチャイニーズなセレクション 店頭では茶器やドライフルーツなんかが売られていたので 察するに台湾系?と思ったら どうやら香港系だった模様
香港というより台湾の品の良さを感じたんだけどな〜 ハズした!

⇒●粥麺茶房

私は「塩鶏皮蚤粥」妹は「五穀粥」それに「翡翠餃子」と「子龍包」を小皿で注文 思い切り夜の炭水化物!(笑) それでも美味しかったし 沈み気味だった妹の気分が復活してるっぽかったのでよしとします さすがに甘味はやめといたけど 店舗自体がオシャレだったし 今度誰かとお茶しに来てもイイナーと思って帰って来ました♪

家に着き11:15〜『英語でしゃべらナイト』
今日は香港アニメ映画『マクダル パイナップルパン王子』の作者にインタビューの日だったので この作品に大注目の妹がかじりつくようにTVを見ていました インタビュアーはボニーピンク 確かこの映画のフライヤーにもコメント寄せていましたな 彼女にとってもこの映画はお気に入り作品らしいです 知れば知るほどシュールそうなんだよなぁコレ(^^;) しかも吹替アンディ・ラウでやんの!本当なんでもするネあの人は!!爆

⇒●『マクダル パイナップルパン王子』
3/11より渋谷ユーロスペースにて公開
 
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第78回アカデミー賞 受賞結果

■作品賞
 『クラッシュ』

■監督賞
 アン・リー『ブロークバック・マウンテン』

■主演男優賞
 フィリップ・シーモア・ホフマン『カポーティ』

■主演女優賞
 リース・ウィザースプーン『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』

■助演男優賞
 ジョージ・クルーニー『シリアナ』

■助演女優賞
 レイチェル・ワイズ『ナイロビの蜂』

■オリジナル脚本賞
 『クラッシュ』

■脚色賞
 『ブロークバック・マウンテン』

■外国語映画賞
 『Tsotsi』(南アフリカ)

■美術賞
 『SAYURI』

■撮影賞
 『SAYURI』

■衣裳デザイン賞
 『SAYURI』

■編集賞
 『クラッシュ』

■メイクアップ賞
 『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』

■作曲賞
 『ブロークバック・マウンテン』

■オリジナル歌曲賞
 “It's Hard Out Here for a Pimp”『Hustle & Flow』

■音響賞
 『キング・コング』

■音響編集賞
 『キング・コング』

■視覚効果賞
 『キング・コング』

■長編ドキュメンタリー映画賞
 『皇帝ペンギン』

■短編ドキュメンタリー映画賞
 『A Note of Triumph: The Golden Age of Norman Corwin』

■長編アニメ映画賞
 『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』

■短編アニメ映画賞
 『The Moon and The Son: An Imagined Conversation』

■短編実写映画賞
 『Six Shooter』


注目のBBMは 主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・撮影賞・作品賞の5つを逃し 監督賞・作曲賞・脚色賞の3部門をGET 正直 監督賞が取れたのは意外でしたが アジア人監督初の快挙だそうで李安氏 おめでとうございます

3部門受賞だと作品賞を射止めた『クラッシュ』のほか『SAYURI』や『キングコング』も何気に押さえてます
そう思って見ると 主演・助演の男優賞が結構異色な感じに見えますね〜

『白黒姉妹』1920年/ドイツ

 


2006年03月05日(日)  純愛中毒 

朝のTVタイムを消化し 一段落したところで外出準備
昨日留守中に来ていた佐川急便に妹が「日曜午前・再配達」の処理をしてくれていたらしいのだが 本日の出発予定は午前11時 午前中ギリギリだと間に合わない・・・

結局佐川の気配がないので仕方なく出発 ドアにメモを残してみたが 果たして対応してもらえるかどうか
11時台の電車に乗り渋谷まで 12時着でシネマライズの受付窓口に直行し『ブロークバック・マウンテン』最終回(19:20〜上映)の鑑賞指定席券を3枚確保する この時点で既に良席はほぼ埋まっており 押えられたのは2階の3列目だった アカデミー最多ノミネート8部門の宣伝効果は伊達じゃない
夜の同行者たちに連絡のメールを入れ 自分はそのまま新宿へ

佐川急便から携帯に連絡が入った 隣町にある実家に転送ができるかとメモにしておいたのでその返答だったわけだが 今日も遅いし平日も夜までいない旨を伝えると 渋々ながら転送に応じてくれた ありがたい
というかこの場合旅行代理店の対応がどうかと思うんだが・・・ 予定を毎回遅れているのが気になる 大丈夫なのか大手J●B!

新宿に戻って12:30 13:00から上映の映画を観るのに12:45劇場前で落ち合うことにしてあったのだが 相方から「ギリギリ着になりそう!12:55とか」とメールが届いたので 劇場に向かう前に地下道のMINI-PLAでちょっと買い物など(MAYBELLINEのムースファンデを購入)

前売券を頼まれて買っていたので先に入るわけにも行かず 相手の到着を劇場前にて待つ その間コマ広場の大画面で『SPIRIT』の予告がかかったので 割と平常心が保てた気がする(お手軽)

13時を回った頃ようやく相方登場 怪しげな入口を回って予告の始まっている劇場へと入る ちょうど宮崎息子の『ゲド戦記』の予告中だった 惜しい見逃したか(苦笑)
劇場自体がB級というかC級のニオイを醸し出しているところだったので 予告にかかる作品もそれなりのセレクション 聞いたことないような映画が何個も観られて それはそれでお得感があった カール・アーバンの新作が来るんだー ほほーう ←驚いたことに主演っぽい(おい)

そんなギリギリに入ったにも関わらず余裕で座れてしまった作品のタイトルは『SPL/狼よ静かに死ね』
ドニー・イェンとサモ・ハン主演導演の香港映画だ

デブゴンで有名なサモ・ハンがあの巨体でアクションをかます香港マフィアの首領役で ドニーは新しく赴任してきた正義に燃え悪を挫く若干アウトローな警官役 しかし物語の主軸はドニーの前任にあたる警官チームのリーダーだったサイモン・ヤム(笑)

【あらすじ】
チャン(サイモン)率いるチームは皆有能だが 長年黒社会と渡り合って来ているだけに 品行方正とは言えない方法で捜査や取調べをしてしまう猛者揃い しかし その根底にあるものは強大な悪を絶やしたいという彼らなりの正義があった 退職を間近に控えたチャンの後任としてチームのリーダーを引き継ぐことになったマー(ドニー)は 悪人を捕らえるために法まで侵す彼らのやり方にイマイチ賛同できぬものの 心意気には思いを同じくするものを感じ彼らの行き過ぎた行動を不本意ながらも黙認する
そしてチャンは退職の前日 長年因縁を重ねつづけてきた黒社会のボス・ポー(サモ)を封じる絶好の機会を得 最後の対決に臨もうとするのだった・・・


ドニ氏意外と絡んでない! アクションのためだけに出てきたような役回りだった その反動のようにサイモンがとにかく弱い(苦笑)考えてみたらサイモンがアクションしてるのを見た記憶がない 精々ガンアクション

アクション的にはドニーとサモ・ハンとウー・ジンという若手武侠俳優が見所だったようだ 何というか 思っていた通りスゴイ展開で 最終的には「そして誰もいなくなった・・・」オチ ←ネタバレ

展開がスピーディなのは良いと思った 飽きる前に切り替えろ!みたいな強引さがきらめく香港魂!
チームの若手ロク役の俳優さんが可愛かった。加瀬大周とトニー・レオンを足して2で割った感じ
劇中両親をポーに殺されてチャンの養女として育てられる少女が出てくるのだが 何年経っても成長しないので妙に不気味だった
ドニーの右腕・谷垣健治がポーのボディガード役で登場(笑)香港アクション界で頑張る日本人スタントマン まぁ 扱いはあんなもんだろうけども あの服のセンスは一体何事だったのやら

期待度もそこそこだったので そんなハズした感もなく
ウー・ジン演じるジェットという殺し屋が刃物使いだったので 彼のシーンが少々痛かったくらいか ←刃物アクション苦手

ちなみに「SPL」とは原題の『殺破狼(シャ・ポー・ラン)』の略だそう
中国占星術で反乱を司る「七殺」「破軍」「貧狼」の3つの星を意味するらしく 殺=ポー 破=マー 狼=チャン を意識して作られた物語ということだが

正直いってそんな説明 されてもぶっちゃけよく解らんて

鑑賞後 近くの洋食屋で軽く食事 友人が持ち出したスクリーン別冊の『ジェット・リー写真集』が欲しくなり 食事後紀伊國屋へ直行 映画のコーナーに余裕で並べられていたので即行で購入するも 近くにあった『PROMISE』のムービーBOOKまでレジに運んでいたのは何事か自分

・・・だってニコが ニコラスが!!orz

紀伊國屋から駅へ向かい解散 私はそのまま渋谷で待つ別の友人のもとへ

PARUCO1の地下でお茶して待っていてくれた2人に合流して 映画の時間まで店を替えずに居続けた 洋食を食べたばかりの私はジュースのみ 待っていてくれた2人は映画の前に小腹を埋めるためタマゴサンドを注文していた 美味しそうだったけど食べづらそうなサンドだったな・・・(バタール使用で個人的には好み系)

時間に合わせて劇場へ 指定席なのに長蛇の列ができていて少々驚く 男性の2人連れやグループが目について仕方なく 1人で来ている男性客まで気になりだす始末 どこまで腐ってるのか自分・。

そんなこんなで『ブロークバック・マウンテン』

えー・・・ 一言でいうなら「ハーレークイーン」?

他の候補作品を見ていないので何ともいえないが これ そんなに受賞しないんではないかと・・・ 少なくとも作品賞はないだろうと思ってしまった我々(黙)
題材にしたテーマと舞台になっている土地柄や時代背景が社会派な印象を醸していると思うものの 男性同士なだけで結局は不倫の話だし 俳優陣は頑張っていると思うのだがイマイチ昇華されないまま終わってしまったような
友情⇒愛情へ転換する瞬間が即物的過ぎたように思う 一番期待してたところだったのでガックリというか 自分的には無念が残る

ご一緒させてもらった友人が「純愛って他人から見たら滑稽なものなのね」と言っていたのに いたく賛同 そもそもこの映画に関していうならば あれを「純愛」とも表し難い・・・

ジェイク・ギレンホールは まま綺麗だった
ヒース・レジャーも役づくりには感心 後半カッコ良かったし(見た目)
あとは 自然の景色の美しさや羊の群れの愛らしさには充分癒された この点は誰が見てもそう感じると思う

という感じで 今ひとつ納得しきれぬまま劇場をあとにした我々 マークシティの喫茶店で周囲の耳を憚らぬぶっちゃけトークを散々かましてから解散 あのままでは悶々としていたに違いないが 吐き出した分はスッキリできた 付き合ってくれた友人2人に大感謝!の夜


帰ってから他の人のレビューに目を通してみたが 解釈はほとんど同じなのに感想がだいぶ違っていて ちょっと面白かった 私としてはあの内容では涙は出ない むしろ出るのは笑に近い テーマに対してではなく 描き方というか 作り方がベタ過ぎて痒くなる瞬間がところどころに・・・ バリバリ(掻)
原作を読んだ人の感想を見ると あの映画の見方が多少変わってくる気がしないでもなかったが 映画ではなくそれは原作のみで感じた方が良いように思った
やはり映画ではボカされた部分が何箇所かあったようだ それでも割合当たらずとも遠からずの解釈で観ていた我々の分析力に 我ながら驚いてもみたり でもやっぱりそれは「感動」ではなくて 無体な現実を知らされたことによる「鈍痛」として捕らえるのが せいぜいだと思う

清い関係や美しい物語があったわけではなく ただ受け入れられなかった存在と「差別」という現実が 立ちはだかっていた映画 だったように思えた

どの部分に感じ入るかで 賛否が分かれる作品なのではないのかな
 

『純愛中毒』2002年/韓国

 


2006年03月04日(土)  ハートカクテル 

朝起きて外出の身支度 本日は11時に有楽町集合で「台湾会議」です
出がけにお手洗い寄ったら何故か水が詰まってひと騒動になり 出るに出られなくなりました ああう 余裕だったハズなのに 遅刻確定だよ しかもまるっと30分は遅れる!orz 判った時点で友人達にメール送信
「30分は遅れそうなので先に始めててください・。」

11時半有楽町到着 友人らに連絡をしたら数寄屋橋のショップビル地階にあるイタリアンに陣取ったとのことだったので 即刻向かい合流 ビュッフェ形式で時間無制限なので ご飯後はお茶やジュースで間をつなぎながら 旅行誌を広げてあーだこーだの相談会 皆具体的な希望がなく 漠っと「この辺行きたい」的な提案しか出ないので 曜日が限られているものと予約が必要なもの以外は 行き当たりばったりという豪気な計画が立てられました

この4人 本当に大丈夫でしょうか(^^;)

店を変えぬまま4時まで居座り ディナーに切り替わる一時閉店に合わせて退店 本当なら2月中に手元に届いているハズの旅行日程表が まだ誰の家にも届いていないというので その足で申し込みをした代理店の店舗を訪ねたら「昨日宅配便で発送したので今日届いていると思います」との返事

宅配ってことは 受取人がいなくちゃ引き上げられちゃうんでないかい? 私この後別件で帰りは遅くなるんですけども… 明日も昼から夜まで留守なんですけども… 平日もほぼ望めないとなると ちょっと困ったことになるなぁ(不安)

代理店を出てもまだ次の待ち合わせまで時間が余っていたので しばらく銀座の店をブーラブラ 友人2人が行きつけのスタイルショップについて行き 食器・カトラリーから家具・衣類・雑貨まで ライフスタイルの提案をコンセプトとする小洒落た店だったので 結構長い時間飽きずに遊んでいられました
そんな中で ちょっと気になる上着があったので試着してみたんですが 顎の位置まで上がるファスナーをしめてみた際 うっかり喉をはさみまして… チクっときたので アイタ!っと反応したら 近くで見ていた友人に笑われてしまいました ってか笑ってもらえて助かった! あれ 1人だったら居場所がないぉ…

その後 アクセサリーのブースに引っかかっていた友人に合流して 一緒になってのぞき込んでいたら「首赤くなってきてるよ」と言われたので 手近な鏡に目をやれば首のど真ん中に赤く腫れた痕が!

うぎゃ!

そんな噛んでたとも思ってなかったのですが しっかり赤くなった不要の扇情加減がやけに憎々しく… いや 普通こんな位置にこんな形で残るような戯れ合いはしません! 明らかに何らかの失敗によってウッカリつけてしまった痕に見えます 全くもって色っぽくも何ともありません 迂闊です ほとほと間抜けです!!(悔泣)

しばらくは腫れが引きそうになかったのでファンデーションで隠してみようかと思いましたが 取り敢えずは仕方なくマフラーを捲いて誤魔化してました

マリオンの1階で チケット窓口のところに据えてあった画面から 近日公開作のCFが流れていたので ついつい立ち止まり寒風抜ける中しばらく鑑賞 『花よりもなほ』の長Ver.CFを見たいがために 何分も同じ場所に立ち尽くしていましたが 結局時間が迫ってきたので私と友人1人は途中で離脱してレストルームへ 戻ってきたら残っていた2人が「行ってる間に流れちゃったよ(CF)笑」と報告してくれました・・・ やっぱり自分こういうときの間が悪いな

1人はJRで帰途 1人は書店立ち寄り 私ともう1人で渋谷まで移動し 友人はO-Nestのチケットを買いにON-AIR界隈を目指し 私はTSUTAYAで次の待ち合わせでした

時間ギリギリで着いたので待たせたかな?と思い付近をウロついてみましたが それらしき姿がないのでそのまま様子をみることに 数分後「10〜20分ほど遅れそうです」とのメールが届いたので そのままTSUTAYAをフラフラ回って時間つぶし DVDの棚とか見てれば時間なんてあっという間 TSUTAYAにして正解♪

そうして10分後に鳴った携帯を取ったのですが 街の雑踏で向こうの声が聞き取りにくく おまけに電波が不安定 「スタバ」と「ハチ公」は聞こえたんですがつながり方が微妙でちょっと困りました 切れた連絡をこっちからかけ直して居場所を確認したら やっぱり「ハチ公」って言っているので どうやら交差点を渡っていないらしいことが判明

渋谷不慣れだっていっていたからTSUTAYAにしてみたんですが それも微妙だったようなので そのままその場にいてもらって こちらがハチ公を目指すことにしました 土曜の渋谷なんて慣れてる人間にだってウザったい状況だもん 目印の近くでじっとしててもらった方が見つけやすいよ(^^;)

交差点渡ってハチ公前まで来てみたものの 予想通りの人だかりだったので迷わず携帯をリダイヤル 「再確認です 今どこにいますか?」

相手は1月にジェイソン・ムラーズ付き合ってくれたマイミクさんだったんですが メールなんかでやり取りをしているとはいえ 実際会ったことあるのは1回だけだったので 正直顔覚えてるかイマイチ自信なかったんですけれども 携帯で話しながら言われた場所の方を見たら目に止まった人がいて
《あ!見たことある人!!》

「見つけた!」

めでたく合流がかなった訳でありました(笑)
あとでよくよくTSUTAYAを見てみたら 外からあのビルがTSUTAYAだと判別する看板類が一切ないことがわかって ああ!これじゃ確かに不慣れな人にはわからないわ!と初めて気づきました せめて「Q-FRONT」とかって言っとけば良かった つか 解り辛いよTSUTAYA!c-(`´#)

前回会ったときにすすめられたCAKEのアルバムを探してみたものの どうしても1stと3rdが見つからないので泣きついたら コピってくれるとおっしゃるのでお言葉に甘えることに致しまして 送るか手渡しかを問われたので どっちでも構わないけどせっかくだから会っちゃおうか 的なノリでした ちょうど映画のタイトルでカクテル作ってくれるお店があるんですよー って話題を振った後だったので じゃあその店行ってみましょうか という流れです お互いミニシアター好きっていう共通項もあったことですしね ハイ

そんな訳で7:30から10:00くらいまで ずっとその店で飲んでました
一応BARなのでガパガパ飲むような店ではないし 居酒屋みたいなサイドメニューがあるわけでもないので 飲み食いよりも会話がメインな感じです

本日の注文は 私が「グッバイ・レーニン」「チャーリーとチョコレート工場」「LEON」 相手が「モーターサイクル・ダイヤリーズ」「未来世紀ブラジル」・・・あと1杯なんでしたっけ?(^^;)ゞ とにかく3杯ずつ飲んできました
あ!そういやチャリチョコがグレードアップしてましたよ!チョコレートリキュールのフローズンカクテルにスライスされたフリーズ苺が乗ってるんですが 今回この苺が薔薇型に並べてありました!女の子ウケしそうな可愛いカクテルだったよ さすがウォンカさん☆(違)
初めて頼んだ『LEON』がヨーグルトリキュールのジンジャエール割りだったのが何か意外 レオンのイメージってヨーグルト?マチルダの初々しさを表現してるのかなぁ? 個人的にはあの映画 スタンが印象強いんですが←ゲイリー・オールドマン

そして今回の反省
ちょっと喋り過ぎたね?アタシ orz 思い返すと自分 一方的に喋ってた気がする!なんか申し訳なかっ・・・ 相手が話しやすい状態を上手につくれなかったように思うよ おまけに自分大して話が上手いわけでもないからきっと退屈させてしまってたと思うよ 人としてダメじゃん!バカバカ! 大勢の中の1人も難しいけど1対1もやっぱり難しいんだな・・・ 反省の子

井の頭線の改札までついていってバイバイしてきました CDもらうだけもらって何もお礼できなかったしな 今日は朝から反省すること一杯だ・・・

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昨日の段階では何も決まっていなかった「BBM計画(ブロークバックマウンテンを一緒に観よう!の会)」を 急遽明日挑戦することになりました マイミクさん2人と私の3人で行くことにしたは良かったのですが 3人の都合がものの見事に合わないので どうしようかと考えあぐねいていたのです
明日は2人が空いていて 私は別の友人と映画の約束があるだけだったので 夜の回だったら行けるんじゃないかな?と 思いつき 今朝提案だけしておいたのでした

今日からシネマライズで先行上映が始まっています 他館は18日からなのでライズでしか見られないのですが ここは水曜のレディースデーがない代わりに日曜の最終回が\1000なので 明日の最終回の座席券が確保できたら決行!ということにしました

私の元々の約束が午後1の待ち合わせなので その前に一度渋谷に行って席券交換できたら2人に連絡⇒計画GO! という目算 その時点でチケットが確保できなかったら後日に再挑戦です

そんな訳で明日も1日詰め込んでしまいました
果たして全てのスケジュールが上手いこといってくれるのでしょうか?!(笑)

『ハートカクテル』1986年/日本

 


2006年03月03日(金)  March 

最低限のバックアップを取り終えたところで やっとG4を使った作業に取り掛かれました それでも時々カタカタ言うのが怖いっちゃ怖い 綱渡り気分です

気がつけば雛祭り当日ですが ことさら何かをするわけでもなく 父母弟が引っ越してからこっち 戸袋の奥に仕舞い込まれた雛人形を飾ることもなくなりました

なんでしたっけ?人形飾らないと行き遅れるんですっけ?出したのにいつまでも仕舞わないとなるんですっけ? まぁぶっちゃけそんなもんどうだっていい話ですけどね 今更というか 既に行き遅れた年齢くさいし・・・ ああ 妹はまだ間に合うのかな(苦笑)

3月3日は誕生日の友人が3人います お祝いメールしてみたら2人からは返信がありました 双子の両方から(笑)双子だから同じ日で当たり前なんだけどね 片方とは今でも時々会っています 小中高と一緒だったいわゆる幼馴染ってやつです もう一人とは中学まで一緒だったけど最近じゃなかなか会う機会がなくて 時々思い出したようにメールを送るくらいです 今は2人一緒に住んでいるから遊びに行けばいいんだろうけどね 自転車距離の近場に住んでるんだし でもなかなか機会がないのですよ(^^;)ゞ

携帯メールとかmixiとか 疎遠になってしまった人たちと軽くつなぎをつける方法が 以前に比べて随分身近になりました それまでは年賀状や冠婚葬祭のご案内くらいでしか連絡するチャンスがなかったもんね 私の場合は自称林家ペーとでも言いますか 誕生日をしつこく覚えているという癖?が昔からあったので カード送ったりFAX流したりはよくしていたので 他の人に比べたらまだ連絡頻繁につけていた方だったんじゃないかと思います

高校のときなんかは「先輩マニア」だったので 1コ上や2コ上の先輩の誕生日になるとカード作って渡したりしてましたね 男女関係なく先輩たちが大好きだった 卒業してからも1年目までは送りつけてましたよ 反応がなくなったら止めるようにしてたので だいたい2年目くらいがキリだったっぽい(苦笑)今にしてみたら若干ストーカーっぽいわ

なので今でも上の人にすぐ懐きます(おい)
逆に下の人から頼られるのはちょっとキツイ でも割と懐かれる方みたいなんだよな・・・

可愛い子に好かれること自体はもちろん悪い気しませんが 「しっかりお姉さんタイプ」に見られているようで その実全然しっかり者じゃないもんで・・・ ボロを出して幻滅されるのが心配で その緊張が「キツイ」のですよ
頼りにするんじゃなくて 同等の友達として遊んで欲しい 年下でも後輩でも気にしないので同じ立場で仲良くしてください

・・・あれ? 何の話でしたっけ?? ひなまつりと誕生日と先輩後輩のお話? 毎度のことながら支離滅裂日記ですね うへ

明かりを点けましょ雪洞に〜♪ ←2/8の日記に書いた「せつどう」の正体はこれダヨ(笑)

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そういや深夜にたまたま『時効警察』を見ました
初めて見たけど確かに賛否が分かれそうな内容だった(^^;)
場面場面は面白いのに 最終的なまとまりは一切ないのね 散乱させたまま色んなもの放ったらかし状態で 劇終!! みたいな(笑) 深夜とはいえスゴイもん放送してるな〜と思って EDテロップを眺めていたら ケラリーノ・サンドロヴィッチの名前を発見しました

あッケラさんだったんだ 不条理劇のケラさんが関わってるんじゃ仕方ないネー!

先日見てきてサッパリ意味不明だった『労働者M』は彼の作品ですからして
オダジョも麻生久美子も 面白い仕事を見つけたもんだ(笑)
そして今日初めて見たというのに次回が最終回だそうじゃ あっはは!私も大概絶妙なタイミングよネ!!(自嘲)

『March』電気グルーヴ

 


2006年03月02日(木)  学生の領分 

お仕事中に妹からメールで「受かってました」の報
おお!良かった!! これで弟が散らしまくった我が家の桜が返り咲くよ! 本人も「合格」そのものに対する喜びというより 父母に吉報を持ち込めることの方にホッとしたらしいです いやはや なんでそんな心配をせなならんのか

定時目安で退社して予約していた美容院へ 新宿で19時のアポだったので シャンプーカットで1時間かけても 21時前後には地元へ戻れます しばらくしたら「本日本家にてスキヤキです 来ますか?」とメールが届いたので「行きます!」と返して 本家へ直行しました

途中のコンビニで妹の好きなアイスを適当に数種類買い込んでお祝い代わりに お安い姉妹だとかは言いっこなしです いいじゃんスキヤキなんだし ワインとかはもうありそうだったし

着いてみたら食卓を埋めている最中で 父母と妹が忙しなく部屋を往来していました …あれミスターは? と思って個室を覗いてみましたが人の気配はなく

ううーん ここは彼について何も訊かない方がこの場の雰囲気を壊さないのだろうか(苦笑)

母が用意する器がことごとく4セットなので 何となく雰囲気を察知 今までだったら不在でも彼の分を盛り分けていたのに とうとうしなくなってしまったのでしょうか …あんのアホ弟めッ

私が「アイス買って来たよ 適当にいろいろ選んだから分けて食べよー」と言ったら 「あの子が帰って来る前に食べちゃいましょ!」by.母 だって わー やっぱ怒ってるっぽい〜(^^;) そんな際どい空気の中 妹の合格祝いをほのめかした団欒が始まるのでした ちなみに スキヤキは肉より野菜が多くて笑えました つか 鍋大き過ぎだよ(笑)肉が少ないんじゃなくて野菜が多いつーか「しらたきなんか1kg入ってるわよ!」ってさ!ママン!!(爆笑) なんでも妹が「味の浸みたしらたきが美味しい」と言いながらスキヤキをリクエストしたらしいです だからって1kgはないなと思いましたが 何だかんだ言いつつ4人で食い切りましたよ 途中さすがに気になったのか1人分取り分けて下げてましたけど きゃつめ この親心を知らぬままどこぞで何をしておるのか

その後 珍しく「今から帰る」の連絡を寄越した弟でしたが 母は問答無用でアイスを3等分にして「帰って来る前に食べちゃいましょ」と有言実行していました 待っていたところで溶けてしまうものなので私らも黙って従いましたが 相変わらず雰囲気が緊迫していて落ち着きません(苦笑)

結局 中退するか 休学(休学中も多少の学費がかかるらしい)して学費を稼いで卒業まで頑張るかを選ばせたところ どうやらアッサリ中退を選んだようで その後何かアクションを起こす気配がなく 両親はまたもやガックリ来てしまったらしいです そこで休学して学費を稼ぐと言うのであれば 多少なりとも援助するつもりだったんでしょうが そんな気毛頭ないといったご様子だったとか そしてまた よせばいいのに母が大学に問い合わせて何か手はないかと相談してみたところ

「彼は見込みがあるので中退になってしまうのは勿体ない もし本人にその気があって そつなく残りの単位を取るのであれば学費は前期分だけでいいように便宜しますよ」 と先生に言われ またもぐらつく親心

でも 我々姉妹にしてみたら なんでそれをオカンが訊いてくるのさ? と そんなん本人がやるこったろう!と あのねママン 大学四年生ってもう22歳なんだよ? 年齢的には充分大人なんだよ? 親にしてみりゃ永遠に子供なんだろうけどさ そのままずっと構ってあげれる訳でもないでしょう いい加減距離取った方がいいと 思うんだけどな〜…

と 一応やんわりは言ってみましたが 多分頭じゃ解ってる系です 人一倍賢い人ですからうちの母 でも 人二・三倍は情け深い人なのよね… 私も妹も何度となく甘え助けられただけに その部分を真っ向否定する訳にもゆかず 実際親子として一緒に住んでて扶養の世話になっているのは弟であって我々ではないので 厳密な当事者として口出しするのも憚られるというもので 最終的には指をくわえて見ていることしかできない身なわけですよ

何か悔しいー!

親に色々してもらうのは百歩譲ってアリとしよう だったらその分お前も何かしてやれよ! って思うのは間違ってんのかな?!

悔しいぃぃーっ!!orz
 

『学生の領分』なかじ有紀

 


2006年03月01日(水)  三月のライオン 

3月です 気象業界では3・4・5月が「春」のくくりなんだそうです



お寒いですな本日は 春やいずこに 冷たい雨にうち震えます ブルブル・・・

お寒いといえば職場のG4さん 昨日よりはお喋りしなくなりました 時々ブツクサ言う程度にまでは収まったヨ怪音 でもCDライターはまだ死んでるみたいダネ 今日も1日コピーとエラーの繰り返しでした 仕事ヤバいっての

このままでは埒があきそうがないので ネットワークでつなげた8500に1個ずつデータを移して そこからMO保存を始めました 消し飛ぶ前に何かしらの形でバックアップとっとかないと 怖くて通常作業に戻れません とはいえ切ない作業です…

そろそろ春がやってきます 小売店はセールの季節です チラホラDMやチラシの注文が入って来ましたよ… ああこれからの繁忙期が無事乗り越えられますように!(祈)

大体そんな月に休み取って旅行ってのもどうかしてるんだけども(本当は2月に行きたかったんだい!・。←ままならなかった)
 

『三月のライオン』1992年/日本

 


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