カタルシス
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2002年03月29日(金)  Fish & Chips 

3/29と4/1はイースターのためBank holiday(国民の休日)になる。
今日はこの日にあたり、大抵の店が休業 もしくは休日時間での営業となっていた。
あらかじめ解っていた事なので『街を散歩』することにしてホテルを出る。

本日も快晴。何やら天候には恵まれているようだ♪
地下鉄で移動して ハムステッドという高級住宅街へ向かう。日本にいる時でもよくやるのだが、人様のお家拝見〜ってヤツ。勿論 外観だけね。
この一帯はハイソな人達の住まう閑静な場所で、変わったデザインのものからゴージャスな屋敷まで多種多様。中にはホテルのようなお城?まであった。
大小は様々だがどの家にも大抵庭があり、この季節は色とりどりの花が目に鮮やかで気分が和む。
以前に有名な人や位の高い人が住んでいた家には、それを証明するためか 年代と居人の名が記されたプレートが打ち付けられていて、古さが強調されていた。内装は快適に改装しても外観はイジらない、イジれない。国で決められているのだ。日本だってそのくらいして良いと思う。まぁ、石造りと違って『木と紙の家』の日本家屋は保存するのに限界があるけど、それにしたって壊しすぎだろ日本人(--;)
京都とかヒドい状態じゃん、勿体ないなー。何て、今更言っても遅いけどね。

気に入った場所で写真を撮りつつ、ただ歩き回っていただけで昼時になる。街にいるのでPUBに入って休憩しようという事になった。
PUBというと日本の感覚では夜のお店のような気になるが、意味合い的には『社交場』なので別に変な所ではない。酒もコーヒーも軽食とれるし普通に食事のメニューも用意されている。ランチはPUBで、というのはごく当たり前の風景。価格も安価なので若者の利用も多い。あとは年配紳士が友人同士でゆっくりしているようなテーブルが多かった。
英国のカフェはピンキリだし、ファーストフードは存外値が張るので お金をかけずにいられる場所としてはPUBはお手頃。チェーン店も多く、知らない土地でも割合入りやすいのだという。

今日入った店も妹がよく利用するチェーン店だったので気安く入れた。ここの売りは1杯 p49のコーヒー。(p49=£0.49≒\98) 母、感激。(笑)
食事は 2プレートで£3.98というお得なランチセットを頼むことにした。8種類くらいあるプレートの中から2種類を選んで \800弱?わぉ。

英国で一番身近な食べ物が『Chips』。
食べ物屋ならどこにでも必ずあるもの。その正体はフライドポテト☆(誰かさんが喜びそう…)
レストランで、屋台で、道端で、老若男女を問わず皆が食べる 食べる 食べる… 食い過ぎだろ!ってくらい食べる。もう、これは国民性だと思うよりしょうがない。
そんでもって ポピュラーなお食事の形態に『Fish & Chips』ってものがある。魚のフライとフライドポテトのセットのことで、お店によってはグリンピースやニンジンのグラッセなんかがちょっと添えられる。一般的にはこれに酢をかけて頂くらしいが、揚物+揚物ってどうなんだろう… 酢でバランス取りきれるんだろうか。
つくづく疑問だ。(--;)

このPUBで頼んだプレートは『ビーフラザニア』と『香草ソーセージ』の2種で、これにChipsとグリンピースがくっついてくる。2人分を3人で食べてもちょっと胸がいっぱいになった。これをちゃんと一人分食べるのって辛くない?(^^;) って感じ。何かね、量が多くて食べ飽きちゃう気がすんだよね…。
妹に言ったら「みんないつもこんなものばっか食べてるよ」だって。
うは、全てにおいて違うゼ 英吉利社会!

食事を終え一息ついたところで移動を始める。と、言っても特に目的はなかったので 何となく近場の観光スポットへ向かう事になった。
バスでの移動は地下鉄と違って風景が見えるから楽しい。普通の街並みそのものが面白く、古今中和の不思議なバランスが絶妙に取れていて感心するばかりだ。

聖ポール寺院に到着。
観覧料金を支払えば中を自由に見学できたが 時間もないし、強行して見るほどのものでもないと妹に言われ 周囲を回って見事な彫刻の数々を見上げていた。正面まで来ると何やら長蛇の列、そのくせ妙に進みが早い。階段の途中に出ていた看板には「ゴットフライデーにつき第一ホールまでの見学無料」と書かれてあった。(勿論英語で)
何だ、タダなら見ない手はないじゃんね。ってな訳で列の最後尾に付く。

公開されていたのは一番手前のホールのみで、奥の礼拝堂や階段を上がった先には立ち入り禁止の札が提げられている。先へは進めないまでも充分な迫力を感じ、天井の高さやステンドグラスの見事さには足が止まった。柱や石造りの床にも 細工がいちいち細かい。ほえ〜…
札の奥の礼拝堂に目を凝らすと、頭上を覆う鮮やかな天井画が小さく望める。「どうせだったらお姉ちゃんにはあそこの天井見て欲しかったなぁ」と妹が後ろから声をかけてきた。
そうね、確かに興味あるけれど それはまた今度にとっておきましょう。見るなら時間かけたいし、母が飽きてきているのには薄々気づいている。見る気だったらまた来るさ、と思って聖ポールを後にした。

再びバスで移動、ロンドン塔に立ち寄る。
実はここは私のリクエストで、観光の予定に入れていた。帰り道のついでだったのと、イースター中の開館時間を確認したかったので様子を見に来たのだったが、さすがは屈指の観光スポット すごい列の長さだ…。これは朝イチで来るのが無難だな〜… 今後のタイムテーブルが調整されてゆく。
すぐ隣のタワーブリッジを背に写真を撮って、またまたバスで移動。

英国の食事にちょっと飽きがきたと言い「この際カップラーメンでも良いから日本っぽいものを…」と母が要望したので、チャイナタウンに立ち寄って日清のカップヌードルを購入。『辛辣海鮮』と書いてあったので日本のものではないな、と思ったけれど 取り敢えず沈黙。だって私はそれが食べてみたかったんだもん。ニヤリ

明日は週末にだけ市が立つ カムデン・マーケットへ行くことになっていたので、早くから行動できるようにと 妹は再びホテルに泊まる。予備の枕と毛布大活躍(笑)


2002年03月28日(木)  Roundabout 

母の希望でコッツウェルズ地方へドライブ観光。
朝も早よから郊外のレンタカー屋を目指して地下鉄に乗る。40分くらいかけて店の最寄り駅まで行き、そこからは15分ほど徒歩。途中向こう側の歩道に倒れた人を発見。既に警察官が来ていて、近所の人から何やら話を聞いている風だった。思わず「よくある風景なの?」と妹に尋ねると「まさか(苦笑)」との答え。少しホッとする。しかし、朝から縁起悪いのぅ…

気を取り直してレンタカー屋に到着。店員はみんな日本人で、車も日本車が多く揃っている。と、いうか英国で日本車は割とポピュラーだそうだ。ベンツもBMWもこっちでは対して高級車ではないという。確かにいっぱい走ってたなぁ…。んで、我らは小型のトヨタ車・ビッツを借り いざ出発!

こっちはイースター休暇で郊外へ遊びに行く地元のファミリーや他国からの観光客で往路も復路もなかなかの混雑。
明日はイースターの為のBankholiday(国民の休日)に当たるので更なる混雑が予想され、不慣れな外国で運転することを考えてこの遠出のプランを今日に設定した訳だ。

紙運転手の私は端から問題外で、妹と母のどちらが運転するかで少々思案してたものの、標識やルートが解らないと困るので、妹がナビを 母が運転を する事になった。
私は一人後部座席で周囲に警戒… まぁ、平たく言えば「役立たず」。

英国は日本と同じ 右ハンドルの左側通行なので、視覚的な感覚に然程の違和感はない。借りたのも日本車だし順応するのは難しくないように思われた。
ただ、大問題が1つ。ヨーロッパ特有のアレがある…

ヤツの名は『Roundabout(ラウンドアバウト)』。
交差点の一種なのだが 交差しないで回る、周回点。ロータリーと言えば良いのか?
常に時計回りのサークルに入って方向転換をする独特のシステムであり、譲り合いの精神がないと多分成り立たない。おそらく日本で同じことをしたら事故がたえない場所になるだろう。

左折したいときはまぁ良い。問題は直進、更には右折だ。
直進するためには輪の中に入って半周してから外に出なければならない。
右折の場合は3/4周して外へ。
それでも、小さいものや 単なる十字路であれば何とか落ち着いて抜けられるのだが、
大規模で更に何本もの道が放射状に延びているラウンドアバウトは実に厄介なもので、
つい自分の行きたい方向を見失う。

また、道もアルファベットと数字からなる シンプルな表示の仕方をしているので
数字を1つ見間違うだけで とんでもはっぷんな方向へ進んでしまう。
そうなったら軌道修正に大わらわとなる。

初めて外国の道を運転する母は 乗った途端からテンパっていたようで、
レンタカー屋の駐車場から出る際に乗車せず誘導していた私を
乗せずに置いたまま 車道へ出ようとした強者である。(いつまでたっても止まらないからビックリしたさ!)
「右から来る車が優先」と教わった事も 輪を前にすると吹っ飛ばしてしまうらしく、毎回立ち往生。
ウインカーとワイパーが普段と逆になっているので、方向転換をしようとしてワイパーをガーッ!と作動させる。
それに狼狽えて 更にテンパる。 ああ、きっとすごいストレスだろうなぁ…
運転できなくて良かった。と内心思っていた。

それでも、慣れてくると何とかなるもので
運転する母の隣で妹が「今だよ!」とウインカーをひねる。
出されたウインカーの方向へハンドルを切る母に合わせ
「後ろOK、今なら入れます!」と後方確認をする私。
まさに三位一体のコンビネーションで 1台の車をやっとこ動かしながら
ハイウェイを北西へと進み コッツウェルズを目指すのであった。


コッツウェルズと言うのはロンドンからハイウェイに乗って2時間弱、
オックスフォードを通り過ぎてちょっとした辺りの地域のこと。
この一帯は英国でも特に古い街並みが残されているというので、母の興味を刺激したらしい。
首都のロンドンでさえ古い石造りの建物が ごく自然に立ち並んでいるこの英国。映像や本で知ってはいたが、実際に目の当たりにした時の感動はかなりのもので。そもそも、英国に限らずヨーロッパにはこういった街並みが多い。気候や地盤、建築材質の違いも然ることながら 保存しようという意識が日本人のそれとはかけ離れているようだ。自国の文化に自信を持っている証拠なんだろう。

戦後、敗戦の痛手と共に民族的なコンプレックスも追わされてしまった日本の選んだ道は 結果的に『文化の排斥』となった。正確には戦後からというより、戦前・戦中の軍人思考がそれまでの文化を「軟弱」と全否定してしまった為だが、その余韻が現在にも根強く残っていて 日本の文化を虫歯のように穴だらけにしてしまっている。
西洋諸国の真似をすることに夢中で、自国の文化を守ろうとしなかった。その真似だって外見ばかりで、根底にある精神までは吸収していない中途半端なもの。折衷ばかりで確固たる地盤を持たない国民性、今の日本はそんな感じ。

その昔、西欧諸国の民が想いを馳せた幻の国Japan。島国特有の個性的な文化やおおらかな国民性は西洋人の目には殊更新鮮に映ったことだろう。しかし、今やその姿はほとんど形を残しておらず、本当に幻になってしまった。
何とも残念なことである。(他人事じゃないだろ…)

と、日本の現状を嘆くのはおいておいてー コッツウェルズだよ。
都心部よりも更に古い街並み、時代は中世にまでさかのぼるらしい。
石の瓦や藁葺きの屋根。重機や建造機械などのない時代のものだから基本的には平屋。プチ。可愛い。
壁も屋根も自然のままの穏やかな色で、周囲に高い建物はなく牧草地が緑のじゅうたんのように延々と広がっている。ところどころに見える白い点は羊。この季節は小羊が多いようで、まだ短い真っ白な毛で忙しなく動きまわっている様子だ。雨の多い英国の空は、ありがたいことに今日も雫を落さずに陽の光を時折垣間見せてくれていた。

鮮やかな緑と花曇りの空が視界を横に二分割、境界線に点在する小さな家。まるで絵本のようなビジョンが当たり前のようにそこにある。
素晴らしきかなグレートブリテン島!ユナイテッド・キングダム!(>▽<)

主だった村を何ヶ所か巡り、目的もなく街中をねり歩いていると すれ違う子供やおばさんなんかが愛想よく笑いかけてくる。つられてこっちもニッコリv
日本人の目には18くらいに見えるような男の子が数人で、サッカーボールを蹴りながら細い道の向こうから歩いてきた。すれ違う時にボールがこちらへ転がってきたので軽く蹴り返したら「Thank you!」と明るく会釈して去って行く。
妹曰く「12・3歳ってトコじゃない?」だって。西洋人の年齢は読めぬ!
公園のブランコやシーソーで遊んでいた女の子たちも、顔つきや体形・服装を見ただけでは16くらいに見えていたが、行動がやたらと子供っぽいので「13歳くらい?」と聞いたら「まぁ11とか12とかじゃないかな。」だってー。ウソ〜んッ(^^;)

帰りの運転も残っているので陽が暮れる前に帰路につこうということになり、夕方4時頃に移動開始。
実は行きのハイウェイでちょっとしたトラブルがあったのだ。


あのね、英国は変なところで人が横断しようとしてても車はちゃんと道を譲るのね、基本的に。でも、その代わりというか その反動というか、何もなければめっちゃ飛ばす。そりゃもうスッ飛ばす。ハイウェイなんてその最たるもので、法定速度なんざあったもんじゃない。
借りたのが国産車だったので速度表示をkmに設定して見ていたら、我々も80〜110kmくらいは出していた。のに、ガンガン抜かされて行く訳よ。
ぶぁ!っと抜かされて、あっちゅう間に視界から消えてなくなる車の影。3車線の一番左にいても時々クラクションを鳴らされるので、母の緊張は極限に達していたに違いない…。右に車線あるんだから追い越して行きゃ良いじゃんね。これ以上左は走れないっつーの!!

途中でものスゴイ渋滞になったので何事かと思いきや、どうやら事故車が1車線を塞いでいるようだった。前を過ぎるとキャンピングカーをけん引した乗用車が荷台ごと横倒れになっていた。イースター休暇でどこかへ行こうとしていたのだろうが、これではせっかくの休暇が台なしだ。
これを見た母、益々肩に力が入る。
渋滞の先が遥か彼方、蛇行した道の向こう側まで続いているのが見えた。何故かこちら向きの列に見えたが、気の所為だろうと一笑に伏す。

しばらくしてハイウェイにかかる橋の上にいる人が、道を見下ろしているのに気が付いた。よく見るとTVカメラのようなものとレポーターらしき人物がマイクを手に 何やら中継レポでもしている風だ。我々はのん気に
「ご覧下さい、イースターの渋滞です。とか言ってるのかね〜」と笑っていたのだが、落ち着いてみたら対向車線はガラガラ。渋滞しているのはこっち側ばかりだ。不思議に思い始めた頃、対向車線を反対方向に走り抜けたバイクがあった。蛍光色のジャケットが目の端に強烈で、あら?もしかして…

橋をくぐって少し行くと対向車線の車影が目に入る。
と、続けざまに沢山の車や人々がその場に詰まっているのが解った。通り抜けざまに様子をうかがうと、何台もの車があちこちの向きに停まっており、無傷の車もあったが あるものはガラスが割れ、既に車の形を成していないものまである。それが延々何百メートルも続き、その後ろに大渋滞が控えていた。車が動かせないので、乗っていた人は外に出て携帯電話をかけていたり、中央分離のガードレールに腰掛けて話し込んでいたり。

「え?」「何??」「…」目の前の情景に3人して一瞬、間。

「うっわーッ!何かこれスゴイ事故なんじゃん?!」
「ラジオ!ラジオ!!」
「しぃ!(ラジオニュースに耳をそばだてる)」
車内で騒ぐ我々の目の前が急に開けた。すかさず後ろから追い立てのパッシング。気づいた母が慌ててアクセルを踏み込む。ぎゅーん…
…見物渋滞だったのかよ。(--:)

ラジオニュースによると前代未聞の大事故だったらしい。100台の車が廃車となり14人が重軽傷、死亡2名。橋の上のレポートはこの事故の中継だったのだ。そうと解った途端
「イースターの悲劇!とか言ってるのかな」
「復活祭を襲った惨劇!は?」などと盛り上がる不届きな姉妹の横で、まばたきの回数が減る母…。 ご、ごめん。



何て事を経て目的地に辿り着いたので、帰りまでにハイウェイが復活していなければ、来た時とはルートを変えて帰らなければならない。地図を広げてラウンドアバウトの少ないルートを模索する。
何とか決定&出発したのだが、やっちゃったんだよね〜…

迷子。

ああ、そうさ間違ったさ。どんどん暗くなるし道わかんないし、山奥に分け入って分け入って 人気ないしマジヤバ?!ってなところで運良く小さな店を見つけた。日本にもある『スパー』だ(苦笑)
妹が店員に道を聞いて、再度挑戦!途中で見覚えのある道に出た。
「ここ、さっき通ったよッ」「おっしゃ!」「どこをどっちに行くの〜?」
三位一体・再び。

ほうほうの体でレンタカー屋まで辿り着き、そこから徒歩&地下鉄でホテルのある街まで戻る。部屋に着いたのは11時くらいだったので、妹は自分の家へは帰らずホテルに泊まることにした。
無論 無銭宿泊。イェー☆

『劇的!刺激のドライブ紀行 〜コッツウェルズへの道〜』終幕。


2002年03月27日(水)  GBでUK 

母と2人でイギリスに留学中の妹を訪ねる旅へと出発、朝6時。
父に休みを取ってもらって運転手をお願いする。
弟もナビ役をかって出てくれて、空港まではマイカーで余裕の移動。

早めに着いたので成田でブラブラ免税店を回るが 買う気は特になし。
ただ、妹の友人に煙草を頼まれていたので 母と2カートンずつ、計4カートンを購入する。
イギリスは煙草の税金が高くて1箱¥600〜700くらいするらしい。
ちなみに頼まれ物は『マイルドセブン・ライト』1カートン¥1600だった。
『マルボロ』『キャメル』は¥1900、安いね。でも買ってあげたりなんかしないんだもん。
煙草好きじゃないからね。

さて、いよいよ搭乗。
自慢じゃないが、こんな遠出は初めてなのだ。
ハワイ、台湾、香港しか行ったことがなかったので、ヨーロッパだとか 飛行機に12時間乗るとか 初めてづくし。
年度末の平日は客が少なく、エコノミーながら3人掛けの席を2人で使える状態だったので割と悠々快適だった。
でも、腰は痛んだ。うう、年齢なのか?(泣)

機内上映で『バンディッツ』と『プリティ・プリンセス』を観る。
ハリウッド色バリバリの2本だったが、無料と思えば楽しめた。
だいた こんなのはそのうちTVでやるだろう、とか思ってまず見ない。
多分ビデオも借りないし、増してや映画館で観ようなんて思いもしない派なので
TV放映前にこの2作品が観れたのはお得な感じがした。
でも吹替だからね、TVで見るのと変わらないわな。

基本的に映画あんまり観に行かない人なんで。
誘われれば行くこともあるけど自主的に行こうなんて滅多に思わない。
自分で見に行くのは香港や台湾から来る微妙な作品とか、上映権が切れている古い作品の特別公開とかくらい。
前者はビデオにならないかも知れないから、観とかなきゃ。と思って観ることが多い。単に俳優(香港明星)が好きな時もあるけど。
後者はビデオやDVD買うほどじゃないけど、興味がある場合に行く。
大抵レンタルでは あまり出会えないものばかりだから。
市川雷蔵映画祭なんかは結構通って観たな。5枚綴りのチケット買うくらいだったから…(阿呆かも)

ああ、話しがそれましたな。
んで、飛行機に揺られ揺られて11時間40分。イギリスのヒースロー空港に到着。
この日の気温は11℃、イギリスにしては珍しく快晴。すこぶる気持ち良し♪
代理店の送迎バスで宿泊ホテルまで行くとロビーに妹が待っていた。
去年の夏に一度帰国しているので、半年振りの再会だ。
この時の帰国の際に1回SBのライブに連れて行ったことがある。
妹には結構ウケが良かった。
「お姉ちゃんの趣味だんだん良くなってるね」だと。(^^;)
喜んでいいのか悪いのか 解らない言いようだと思いません?
彼女曰く、BLUEZIE!? → INFIX → Bluem of Youth → スプリングベル
だんだんに未来が明るそう なんだって。これは私が今まで通って来た道順。

…閑話休題。
現地時間の14:00頃空港着だったので、部屋に落ち着いて散歩に出ようとしたらもう16時を回る頃だった。
取り敢えず、夕飯に食べられる物を入手するためにホテル周辺のスーパーマーケットを回って見る。
イギリスの夜は早く、大抵の店が17:00〜18:00の間に閉まってしまう。
24時間コンビニエンスなんて あるのは中央部のほんの一部のみだそうだ。
一番遅くまでやっているスーパーは22:00頃まで開いているけれども、その分割高だったりする。
店が閉まると街も暗くなるから 治安が心配になるじゃない。
特に最近は日本人観光客を狙ったスリだの置き引き、ひったくりが多発していると聞いて
否が応にも夜の街歩きは緊張する。
普段どれだけ安穏と暮らしているかがハッキリするよね。
まぁ、ホテルの周囲は特に治安の悪い地域ではなかったので、
用心さえしていれば何も起こったりはしないんだけど。

場所は変われど母の主婦力は健在で、クリームチーズとハムを格安のお値段でGET。妹も「おお、これは安いよお母さん!」と感嘆の声をあげていたくらい。
う〜ん、順応早いよね。
その後、何種類かのディップとクラッカーを買い オレンジとレタスを加えてホテルへ戻る。

優雅にお茶する客で賑わうラウンジを闊歩する日本人親子… 手にはスーパーのビニール袋ね。
結構カッチョワリ〜(笑)
部屋にそれらを持ち込んで3人でささやかなディナータイムを楽しんだ。
冷蔵庫はなかったけれど、窓が二重になっているので 内窓と外窓の間に冷やしたい物を置いて、
お湯は沸かせるからお茶やスープや味噌汁を作ったりできた。まぁ、これだけできれば充分でしょ。

『気ままに歩く英国倫敦8日間』第1日目 特に時差ボケもなく終了。


2002年03月26日(火)  ツメツメ・チューズデー 

今日はgarageで ひっさしぶりのバイクメンライブvvv
ひと月待ちに待っていたので 前日からそわそわ…

定時で職場を飛び出して、一旦新宿へ。
明日から旅行に出るので、その為の最終買い物を少しして
明日発売のBluem of Youth のCD(CD2枚組+DVD+ブックレット)を予約していた店まで引き取りに行く。

予約する際に「何日間預かってくれますか?」と聞いたところ「5日間までです」と言われたので
8泊の旅行に出掛ける予定だった私は「ライブ前に引きあげか、弟に駄賃を払って頼むか…」と思案していたので
この日バイクメンの出演時刻が遅かったのには 本当に助かったヨ〜。

18:30下北沢到着。出番21:00頃なのに早く着き過ぎだ…
でも、用事が事の他早く済んでしまったので 街中をブラブラ見て回る。
ぐる〜っと回って駅前のピーコックまで戻って来て中へ入ったら、愛用しているフレグランス(資生堂)が売っていたので、つい購入。
最近店頭で見かけなくなっていて、生産終了してしまったのだろうと思い諦めていたので
そこにあった分(といっても2本だけだけど)を買い占めてしまった。
「会員登録すると割引価格になりますよv」と店員に勧められ、
何故か下北沢ピーコックの化粧品売り場の会員になってしまった…
まぁ、良いけどさ。多分今後もちょくちょく来そうだし(^^;)

友人と合流して食事にする。
オリエンタルレストランだとかに入り、ソバ飯キムチビビンパを食す。
名称のめちゃくちゃ加減の割には なかなか旨い(笑)
飲み物にピニャコラーダのノンアルコールドリンクを選んだものの、甘さに閉口…
ピニャコラーダはアルコールが大事だったようだ。勉強した。

頃合いをはかってgarageへ。
心待ちのバイクメンライブ〜☆
…だったのに、何やらMDの調子が悪く 録音に失敗。
バイクメンのテーマの最後で ブッ…
何でじゃーッ!帰りの電車で聴くのが楽しみの一つだったのに(泣)しくしく…
次回が5月と聞いて更にガクリ。それまでに欠乏症起こしそう。

終わったら、アンケート書き いそいそと行動。
メンバーが出てきたら後ろ髪引かれて動けなくなるから、
彼らが出て来る前に退散しようと 自分にムチを打つ。
目の前にいる葛迫さん1人でもかなり引っ張られてるもん。危険危険。
明日は朝6時出発なのだ。しかも、荷造りがまだ済んでいない(おいおい!)
さすがの私も、〆まで居るのはヤバイだろうと判断した訳。

旅行に同行する母に夕方電話して「今日はご用があって本家へは行かないから、明日の予定を教えて下さい」と言ったら
「何の用事?」と聞かれたので「…ライブです。」と嘘のつけないワタクシ。
何が何でも完璧な準備をして明朝に臨まなくては「ライブ」の立場が悪くなる。
それは困るので、急いで帰ると決めた。
みんなとも メンバーとも、もうちょっと一緒に居たかったわ〜…


帰り道の片隅に「かんびん」と書かれた貼り紙。
何の他意もなく「かっぴん」と読み間違えた自分を 一緒に笑ってくれる人はいない。
一人でニヤニヤしながら駅へと急いだ。


2002年03月23日(土)  愉シミ ノ 鞘当テ 

ジンギスファームという劇団の芝居を観て来た。
なかなか面白かった。
ここの芝居を観るのは2度目。どちらも友人に誘われてのことだが、元々嫌いな方ではないので毎回ホイホイ付いて行く。
TV番組の企画でチューヤンと一緒に旅をした『朋友』の伊藤高史くんが所属している劇団で、小規模ながら見応えのある演目をぶつけてくる。ミニシアター的な舞台は何度も観ているので規模の小ささには驚かないが、今でもTVドラマ等で名前のある役を演じている伊藤くんがいると思うと「この規模で本当に良いのか??」と疑問に感じるくらい小ぢんまりとした劇団だ。

それが悪いかと聞かれたら、私はむしろ好きと答える。
規模が小さく舞台がシンプルであればあるほど内容の善し悪しがモノを言うからだ。小細工や誤魔化しが利かない分脚本や演出の技量や役者の演技力が必要になる。
下手な映画や大舞台よりも見応えのあるものに出会えたりする。これがまた面白い。

結構好きで観に行く中に『劇団☆新感線』という劇団がある。これはかなり大所帯。主要な役者陣はここ数年不動だが、舞台や衣装・小道具は年々大掛かりになっており、人気も上がり続けている。個性的な役者も多く、最近ではお茶の間で見かける回数も増えてきた。
ここ何公演かはだいたい観てきたのだが、今回初めてチケットが取れなかった。理由は多分、イヤ、十中八九「客演」が原因だと思う。
今回の客演は上川隆也や沢口靖子を筆頭とするメジャーな面子がそろい踏み。告知を見た時嫌な予感がよぎったのが現実となった訳だ。

この際言ってしまうと、客演を呼んでいる時の方が脚本が練られていて完成度は高いことが多い。座長のいのうえひでのり氏が演出を手がける『いのうえ歌舞伎』と呼ばれる形式では脚本家の中島かずき氏がストーリーを描くのが定番で、この2人が新感線の骨子を担う黄金コンビである。この『いのうえ歌舞伎』の世界が一般にも役者側にも評価が高く、シリアスな物語のところどころに細かい笑いを絡ませるテクニックがこの劇団の得意とするところだ。
打って変わって、全く話の内容がない演目もこの劇団は披露する。度合い的にはシリアスな演目と交互に上演されるので半々と言っちゃあ半々だが、こちらは客演をあまり呼ばない。劇団内の役者のみのことが多い。もしくは客演は客演でもTV俳優ではなく、他の劇団の役者を加えてのコラボレーションとなる。生半可な役者ではおそらくぐちゃぐちゃになってしまうであろうアホ話を無理矢理まとめてしまうパワーがあり、毎回感心させられた。
で、これを見て感じるのは「劇団員だけの方が完成度が上がるのでは?」ということ。

呼吸が合うとか個性を活かすという点において、客演を呼ぶのはプラスとは考えにくい。客演に下手な役回りはさせられないから、結果的に主要な部分は客演に取られる形になる。もちろん実力派もいるが、人気先行タイプも客演は客演な訳で、要は話題取りの看板代わりなんだろう。や、良いんだけどね何だって。

例えば客演のある公演で新規の客を開拓しようとするのであれば、劇団員の魅力を知らしめなくては意味がない。その後ストーリー性のないアホ演目(決して馬鹿にしている訳じゃないの、面白いのよ本当に。でも、アホなんだよ…)ばかりしていたのでは力の半分しか見せられないと私は思う。たまには劇団員だけで『いのうえ歌舞伎』を演ってみてはどうか。毎回とは言わないから、時々は演って欲しいと思って止まない。多分…いや、絶対客演を呼んで演るより仕上りが良いハズだ!そのことで一般の新規客が開拓できなくても、劇団自体の人気が下がるとは思わない。むしろ上がると思う。

観た客が感動する舞台は必ず次の客を呼ぶ。感動すればまた観たいと思うし、誰かを連れて来ようと思うかも知れない。こうして得た客は本当の客だろう?私の考え方は違うんだろうか。
客演の俳優を見に来た客は俳優のファンで、次回の舞台にお目当てが出なければ来ない客かも知れない。劇団が活動しているのと同じように、俳優の方も活動をしている訳だから、ファンならそっちを優先するだろう。
また、有名どころが出ているならば…と興味半分に訪れた客も、客演の陰に隠れた団員の魅力に気づくのはほんのわずかなように思う。

私も、以前の舞台のビデオを観ていなければ、そちら側の人間だったかも知れないから思うのだ。
私は客演を呼ばずに『いのうえ歌舞伎』を演っていた頃のビデオを友人に借りて観てハマったクチだ。同じ演目を客演主演で観たことがあった。一度観て物語は知っていたが、とても良く出来た話だったので、生の舞台で観られるのを楽しみにしていた。さぞや感動ものなんだろうと思いきや、実際は全然もの足りなかった。
まず、脚本が変わっていた。再演なので2度目の人も楽しめるようにとの計らいだったのだろうが、初演の形が完成形だったのにいらぬ手を加えたように見えた。正直いって良くなかった。
次に主演の俳優がパッとしなかった。演技は上手いと思った。でも、キャラが違う。何か思った感じで演じてなかった。これだけ上手いのに何でこんなに違和感を感じるんだろう?と自分で不思議に思ったくらいだ。役にクセがあり過ぎて消化し切れていなかったのかも知れない。もっとヘタでもキャラを合わせた人選にするべきだったんだろうか?

そんな舞台でも連日満員御礼だった訳。これってどうなんだ?

正直私はガッカリした。客演主演はもういらない、とさえ思った。でも、『いのうえ歌舞伎』には魅力を感じている。話題や人気取りの為に美味しい筋書きを無駄遣いしているようで勿体ない。そしてアホ演目ばかりに劇団オールスターをつかうのも役者の無駄遣いのような気がする。
全然するなとは言わないけれど、もう少しバランス考えたらどうなんだろうと単純に思う。
経営や付き合い等の事情なんて知らないから勝手を述べているが、同じことを考えている人は少なくないと思う。いるよ絶対。

ダラダラ綴ったところで 話を元に戻す。
適度な規模というのがあると思うのだ。適度な速度で、適度な人員で、削れる部分を削り、盛り込みたい部分には惜しみなく盛り込める体勢が理想だろう。
そんな意味で『ジンギスファーム』はバランスの良い劇団でいると思った。役者個々の経歴を見ると、結構TVに出ていたりする。でも、こぢんまりとした舞台に立ち、簡略化された舞台セットの中で色々な風景を見せてくれる。
どう始まってどう終わるのか解らない凝った筋書きが充分に間を持たせる。観る方もちょっぴり頭を使って観るから心地良い刺激になる。
ああ、見た目の派手さや規模じゃないな。と素直に思える。

必死の思いで取った安くもないチケットで、大きなホールの隅の席からTV俳優主演で脚本がイマイチな舞台を観るよりも
何倍も有意義だと思うぞ。
去年年末に観た小さな小さな劇団の舞台、全然期待しないで行ったのにものすごく良くデキていてビックリした事は記憶に新しい。演目が気に入ればまた観に行きたいと思った。何気に活動チェックしているし、ファンの構築ってこういうものだと思う。小手先のまやかしで得たものは一時のまほろばでしかなく、実態を得るには実態で攻めなければイカンと。

何だって同じだぞ。
テンション低ければ低いだけ 盛り上がらないし
手を抜いたら抜いた分 何か失くす。
楽しんでいれば伝わるし 一生懸命や真面目は解る。
発信は受信の跳ね返り 鏡なんだから。
パッと見の印象も大事だけど、そればっかじゃ何にもならないんだなってことかな。


とか何とか書いてみたけど、新感線のチケが取れなかったことに対する
鬱憤晴らしなの バレバレ〜(笑)


2002年03月22日(金)  懐しの便り 

帰宅すると身に覚えのない封書DMが届いていた。
差出人は『Butterfly record』、兵庫県宝塚市に所在しているらしい。
何で兵庫県?
いくら何でもそんな遠出して 誰かのライブに行った覚えはないし
関連のありそうなバンドやイベントを見た記憶もない。はて?一体何だろう。

中を開くと およそ想像していた通りのライブ告知。
『the ORANGE』というバンドらしいが やっぱり解らない。誰だよ(^^;)
しかも3/26に大阪心斎橋でライブって案内されても 行けねえっつの。
その日はバイクメンのライブだしー。
旅行の前日に大阪なんて行ける訳がない。
そもそも何だかわからないバンドの案内が何で来るのさ。 それが一番の謎だったのだが…

何とはなしにフライヤーをひっくり返したら 裏面にも印刷がされていた。
ああ、両面だったのか… と文章を目で追うと「BLUEZIE!?」「タダミツヒロ」の文字。
あ!解る単語発見。
どうやら以前好きだったバンドの元メンバーが新たに活動を始めたお知らせだったようだ。
よくよく読んでみれば 1stミニアルバムの通信販売も受け付けるらしい。
このフライヤーが私宛に届いた意味は こっちが目的だったんだろう。
いやはや、7年くらい前に解散したバンドのメンバーが まだ当時のカスタマーリストを持っていたのかと思うと
感心する反面ちょっと恐ろしくも思えたりして(^^;) ははは。

BLUEZIE!?というバンド、一応メジャーデビューをしていたアーティストで、
タイアップも結構もらっていた。でも、鳴かず飛ばずのうちに解散してしまった 一般的には知られていなかった人達だ。
私も高校の部活にラジオの取材が来なければ、気づく事なく過ぎたであろう存在である。
当時、TBSラジオで高校の部活動を紹介するコーナーを持つ番組が放送されていて
そのコーナーのレポーターをバンドのボーカルが担当していた。

取材の様子は毎週ラジオで放送されるのと平行して、創刊直後だったティーンズ雑誌『JUNIE』にも毎月掲載される 結構な企画だった。
今から思えば これだけアピールの場所があって売れなかったバンドっつーのも なかなか涙の物語のような気もする…
雑誌には顔写真は載るし、毎週ラジオ番組のEDに持ち歌流してもらって、ついでに言うと
一番初めの『タモリのボキャブラ天国(初回シリーズは22時〜放送だった)』のEDを担う という大仕事もしていたのに。
何でダメだったのかな? 私は結構好きだったんだけどね。

解散した後はボーカルのソロ活動に少しついてってみたものの、音楽の方向性が自分の求めるものとは違うかな?と感じ始め、
彼の活動が段々細くなって来たのも手伝って フェードアウトして現在に至っている。
ちなみに、このソロ活動も一応メジャーだったんだよ。
広瀬香美が定番になる前の『アルペン』のCMソングを歌ってた。カラオケにも時々入ってるのだ。(^^;)

その時に自己分析してみたには、関西出身のボーカルの喋りは好きだったけれど、音楽はメロディ・メーカーだったキーボード担当の人の世界が好きだったようだ、との分析結果。
ボーカルはしばらくして 新しくバンドを結成するのだけど、その時の相方がこのキーボードさんだったんだな。
そもそもBLUEZIE!?も この2人で始まったらしいから、初心に還っていたのかも知れないけどね。
これが『BUENOS AIRES』というバンド。これは多分インディーズだな。
一度だけライブの案内が来たことあったけど都合がつかなくて行けず、活動状況を教えてもらおうにも、連絡先とか何も書かれていないDMだったので何ともできなかった。
ライブハウスに問い合わせる程の熱意もその頃にはなかったから、またまたフェードアウト。
だいだいさー 普通書くだろ問い合わせ先… 損してるよ絶対(--;)

そして今回のDM。
BLUEZIE!?、BUENOS AIRES を経て、楽曲提供やらアレンジ、プロデュース等を手がけ、the COLTSのサポートもしていたらしきキーボードプレイヤー
多田光裕(タダミツヒロ)の最新情報だった訳だ。
以前に何となくネット検索かけたら『まわり』のプロデュースをしていたみたい。同姓同名の可能性は消えてないけど、多分彼だろうと思ってる。

今回のバンドは女性ボーカルなんだよねー…
基本的に女性ボーカルは苦手なので、どうなんだろう。
女の人でも キンキンしない声なら大丈夫だけど、Rockだ Punkだって書いてあったし…
と思って食わず嫌い。試聴できないとCDは買えないな。



全くの余談なんですが、先日BAMBIと対バンだった『Dutch Training』の「Stay」という曲を聞いた時、
BLUEZIE!?のボーカルが 多田さんの曲を歌ってるのかと錯覚したんですよね。
声質とか曲の雰囲気が似てると思っちゃったのだ。
調べたら全然別人だったので「だよね〜(苦笑)」と思った事があったから、
こないだライブで『Dutch Training』が出るとわかった時はちょっとビックリした。
ってか、何度もNET MAGで対バンの名前出してもらってたのに、当日会場に行くまでちゃんと読んでなかったのよね… (^^;)ゞ
チケ売りのお姉さんに「出番終わっちゃいました?!」とか慌てて聞いたくらいだし。
実際に聞いてみたら 全然違ったけれど、似てると思った「Stay」を買って帰って来ました。
今もコンポに入れて聞いていますが、やっぱ似てるわ この曲。
というか、このCDはC/Wの方も雰囲気が似てる。何だか懐しいや。

『Dutch Training』といえば、当日会場で彼らの演奏に合わせて歌を口ずさむKさんを目撃。
後で「好きなの?」と訪ねたら 慌てて「しぃ!」ってされた。
聞いちゃいけなかったみたいだ(苦笑) ごめんねぇ。


2002年03月21日(木)  今日という日は二度来ない なんてな。 

昨今の陰陽師人気の波に乗ってか、夢枕獏&岡野玲子の漫画『陰陽師』の原画展が開催された。
3/21〜27、極端に短いこの展示会情報を敏感にキャッチした私は数人の友人を道連れて、有楽町の東京国際フォーラムへ足を運ぶことにした。

昔から岡野玲子の好きな友人がいたので、私の中でも『実力の伴った古株作家』という認識が彼女に対してあった。
中でも陰陽道はその友人が10年以上前から好きな分野だったので、岡野が陰陽師を題材に漫画を描くと聞いたときには大層喜んでいたように思う。
かの友人は最近の陰陽師ブームを嘆かわしく感じているようだが、今回のような原画展が企画されたのは このブームのお陰であろうと思うので、悪いことばかりでもないか… と、個人的には思った。
とにかく岡野氏の絵には以前から強く惹かれていたので、実際に生のイラストが見られるのは単純に嬉しかった。

実はこの日、上海に住まう先輩が帰国していたので会食をセッティングしていた日だった。
約束は夜でも良いと思っていたのだが、原画展の話をしたら思いの他快く同行を申し出て下さった。学生の時同じ科だった先輩なので絵に関しての興味は強い。ご自分でも描かれる方だから当然と言えば当然だったか…。
いずれにせよ私の我儘に付き合って頂いたには違いない訳で、全くもってありがたいことだ。

実際に目にする岡野氏の原稿は 繊細、緻密、清楚を極めていた。
「技術の優れた人は修正をしない」というセオリーを信じている私の目に、模範のような仕事振りを見せつけてくれる。
背筋が伸びる思いだった。
絵柄の美しさだけでなく、仕事そのものが奇麗だ。
全く、かく在りたい…。

美しい絵の世界に束の間の幻想を見、その後は久しいの面々との酒宴に歓談の華を添える。
週の間をくり貫くような祝日の夜を 更けるまでの語らい。
こんな時には存外年齢を重ねていることを自覚する。普段いかに年齢相応の行動をしていないかが後ろめたくさえなる。
最近先の事を考えるよりも 昔の事を思い出す時の方に幸せを感じる。
やれやれ、なんて老け込んだ事だろう。

先輩の帰国に合わせて時々顔を合わせる面子だが、毎回自分だけが変わっていないような気になって孤立感に襲われる瞬間がよくある。
本当に何も変わっていないのか、変わっているのに気づいていないだけなのか、どちらであるのかは解らないが、考え込んで卑屈になる傾向があるので表に出さないようになるべく注意しているつもりだ。が、まぁ、多分漏れているか。

考えてみたら特定の寄り辺がない今の自分にとって家族や友人は貴重な存在だ。失ったらヤバい…
お誘いを受けているうち 我儘をきいてもらえるうちが華と思って、見放されないうちに自分も成長していかなくてはいけないな。

さて、何をどうしたものか…


2002年03月18日(月)  めくるめく 

忙しさ。
たまにしか こんなならないのに、毎回仕事がイヤ〜になる。
全くもって贅沢 我儘。でも、思うだけだから。(^^;) どうせ小心者だも〜ん。

本当にライブとか芝居とか行く為だけに働いてる感じ。
あ、もちろん生活はその前にあるけれど。
食べ物や衣料品なんかは 極たまに贅沢にするくらいで
常に質素… うわ、何か貧乏くさ。

その代わり精神面では かなり豊かよ。
好きなアーティストのライブ行って
好きな劇団の芝居観て
時々 映画館にもフラリと行っている。<主に香港電影…

ライブ行く割にCDを持っていない。
CDに3000円使うなら 1回でも多く生で聞きたい派。
メジャーな曲はラジオで耳タコ状態だから
好きな曲でも 特に欲しいと思わない。
なかなか経済的な思考構造でしょ。

さあ、仕事 仕事…


2002年03月17日(日)  小渕くん と 黒田くん 

夕方からライブ… と言うには規模が大きいので、コンサート。
渋谷NHKホールの1階センター9列目ど真ん中。わお。
昨年3月にデビューしたストリート出身のデュオ『コブクロ』が本日の主役。

2000年の大晦日にディスクガレージのイベントへ行ったら、春にデビューを控えた彼らがフロントアクトで登場した。
身長168cmと192cm。見た目のインパクトは充分だったし、歌も上手い。
デビューがこれからの新人とは思えない堂々たるステージで、先の明るさを予感させていた。
ストリート出身だから初めての客を引込む術を知っていて、乗せ方が自然だったし、
関西で誕生したデュオなだけあってトークのテンポや間合いが小気味良い。
名前も小渕と黒田で『コブクロ』。覚えやすい(笑)
その辺はSBにも通じるけれど、もっと場末の呑屋みたいな印象を残された名前だった。

デビュー前にはインディーズのCDを出ている分買い揃えていて、
気づけば毎回プロモーションで行なわれるイベントは関東分を制覇していた。
私自身より一緒に行っている子が熱くて(地方遠征もする程)付き合っていただけの結果なんだが、
好きは好きだし、生で演奏が聴けるのは有り難いことなので 黙って従っている。

コブクロは色々BBSとかぶることが多い。
渋公で関東初のワンマンライブだった9/22は 町田でBAMBI、涙を飲んだ。
10/27は八王子で学祭があって、チケットも買っていたが
自分はなぜか白百合女子の学祭に行っていた。SBライブね、しかも無料。
同じ頃 友人の方は八王子の山奥まで行っていた模様。
明けて1/25・26で渋公2Days。
25日はバイクメンライブの為に1階の前から3列目中央から 時間を見て中座。
ステージから見えていたことは必至だったろう… でも、曼荼羅に駆け込む為に友人をひとり残してダッシュで退場。
♪君は今門出に立っているんだ〜 遥かなる道を行くんだ〜(1stシングル『YELL』)
…何故 今その曲なんだ。
立たせてもらいます、門出! 行かせてもらいます、遥かなる道!
背中を追う歌声に 拝手。

今回は何もかぶらなかったので 心中穏やかにコンサートを堪能できた。
5時に始まって終わったのが9時過ぎ。アンコールを含めてたっぷり3時間?
その間全然飽きなかったから 大したもんだ。
私が生で見るアーティストの中では 調子にムラのない演奏や歌を聞かせてくれる安定した人達だ。
あとは『フライデーOh!Oh!』がそうかな。

コブクロはどっちも歌えるデュオ。倍音も簡単に出したりするので音程の正確さには定評がある。
残念なのは、片方は楽器ができない。本当に何もしない。
アコースティックだとギターが1本になってしまうので、個人的には淋しい。
時にはハープも入るが、これもボーカルじゃない方がギターと一緒に はふはふするので、
彼は一人で忙しそうだ。加えてコーラス、作詞・作曲もほとんど彼。
ボーカルは楽器ができなくても強気。根拠は不明だが全てにおいて強気。
すごいバランスのデュオだと思う。

それでも、ギター&コーラスの彼は この大物ボーカルが大好きなようで、
おそらく きっと いや、絶対 彼以外の人間と組む事は考えていないだろうと思う。
お互いが心底相手を 無二のパートナーだと思っているに違いない。(憶測だけど自信アリ)
組んでいる相手が今の相手だからこそ お互い発揮できた能力のような気がするし、
能力があっても別の人間と組んでいたら 今ほど上っては来れなかったようにも感じる。
ある意味 最高のバランスなんだと、思わずにはおれない。

実は似たような印象をSBの2人にも受けている。
本当にお互いが好きなんだな〜… と感心する場面が多いから。

春山さんはステージ上だと照れ笑いで誤魔化す感があるが、
鈴木さんの方は露骨に光線発してる。間違いなくオーラ放ってる。「ラブ」。
そんな時の表情を見ていると 何やらこっちまで顔がニヤけてくるから困るのヨ。
でも、2人ともが本当に楽しそうで 嬉しくなるんだもん。
そういう2人が好きなんだもん。

と、今気づいたけど ブルームもコブクロもSBも男性デュオだな。
基本はギターだし、お互いラブラブっぷりが炸裂した2人だし…
そういうのが好きなのかな? 自分は。
その前に好きだったINFIXは4人、BLUEZIE!?は5人だったけど それはどうなんだ?
まあ良いや。とにかく好きなもんは好きだってコトさ。

あ、もう一つ共通点ね 3組ともディスクガレージ。
コブクロのコンサートで配られたフライヤーの中に4/4のSBプレゼンツライブのビラが入っていたし、
コンサートマガジン『DI:GA』にはブルームのチケット案内やメンバーのコメントが載ってた。
そもそもコブクロもSBも ディスクガレージのイベントで出会ってるんだから当たり前っちゃ 当たり前。
ちなみに別関係で好きになったドミンゴスもディスクガレージ。
イベンターとして疑問を感じる部分が多いところだが、取り扱いアーティストを楯にとられると弱い…
みみずくず や NO?YES!!もディスクガレージだねぇ。
今月のDI:GAにフルカラーページで みみずくずインタビューあり。(写真入り)
だから何?と言われると 特に意味はない。

だって ここ、ひとりごとのページだもん。


2002年03月16日(土)  記念日 

南船橋のららぽーとでラジオの公開録音がある日でした。
誰のかって?Bluem of Youthです。
他の出演者は 小林建樹、DEEN、浜田麻里、小島嵩弘。ふむふむ微妙な位置どころ?
「はまだまり」と聞いて濱田マリを想像するようではイカンな、と自分に喝!

で、南船橋まで行ったのかというと 行きませんでした(^^;)

では、何でこんなこと書いてるのか。
それは 彼らにと自分にとって ある種記念の日だったから。

3/16。3年前のこの日、ON AIR NEST の3周年アニバーサリーに出演して
その足で新潟ロケへ行くハズが 何故かロシアの地に連れて行かれてしまった日。
新潟とはまた、妙にリアルな話で雪国対策させたもんだよなぁ事務所も。(苦笑)普通だったら北海道とか言わないか?
どっちにしても足りないだろうけど。ロシアじゃ。

まさかそんな企画に連れてかれているとは思ってなかったから、
4月の番組スタートで拉致の様子を見て 絶叫しましたよ。
思い出してみたら、
アンコールの後も「出てきてよー!」と泣き叫んでいた一部のファンの姿とか、
たまたま5階で開いたエレベーターの向こうで、メンバーをガバ!っとガードしたマネージャーの形相とか、
(乗ってたこっちの方が驚いたっつーの)
いつもは小汚い社用車がピカピカに洗車してあったこととか、
普段と違う気配は充分放っていたんだけどね、その時は気づかなかった。

事前に送られてきたFCの会報で「4月からレギュラー番組が決まりました!応援よろしくお願いします!」なんて書き方してさー。
TV見てビックリしたわよー。もー。…昔の話だけどね。


と、いう訳で『拉致記念日』なのね。アニバーサリー。


2002年03月15日(金)  頭のテーマ曲 

今日は一日中『機械仕掛けというなら』がぐるぐるしてました。
昨日のBAMBIライブが原因なのが明らさまで 我ながら解りやすい(笑)

実は昨日はBAMBIの日だったのにSBの『ダンスを踊ろう』が回っていた。
その前、9日のフライデーOh!Oh!の日には VESSEの♪大切なものを壊した〜(曲名が解らない)が止まらなかったし、
更にその前の6日、SBライブの日にはバイクメンの『モーターサイクル』がテーマ曲として頭の中を占領してた。
どうも、実際に目にしているものよりも 時間をおいて心に残っているものの方が頭に回るらしいよ。

しかし、見事にズレてるなぁ…。


2002年03月14日(木)  BAMBI 

ひと月振りのBAMBIライブ。
飛び込みの仕事が入ってキリキリしながらも何とか彼らの出演までには会場に到着、
ちゃんと初めから演奏を見ることができました。(嬉)

スージーさん モッティーさんは黒シャツに白タイ、
サンダーさんはサペンダーでの登場で いつになくスタイリッシュな風体だった3人。
非常にツボでしたv ほほほ。

ここのところ頻繁に演ってくれる『機械仕掛けというなら』を初めて聴いたのは生でではなくてライブ音源のMDで。
聴いたときに『美・サイレント』?!と思った。
あ〜… 解る人だけ笑って下さいね。

普通に日々を過ごす中で時々唐突に♪Hey! Hey! honey! のコーラス部分が頭に回って止まらないことがあります。
よくあります。しょっちゅうあります。
ライブで見ていても、この部分は思わず口をついて出てきます。
視線は大体モッティーさんとサンダーさんに行っています。ごめんねスージーさん。

『咲かない花』の前奏がむちゃくちゃ好きです。
本編の歌も好きだし、他の曲ももちろん好きだけど、
この曲の前奏は別格。とにかくカッコイイ!!
めっちゃ独断と偏見なんだけどね。

『ICE』もインストだけど好き。
私の中ではBAMBIのテーマみたいな位置づけにあるんですけど、
本当は違うの? 時々『ICE』なしで始まるよね。
個人的にはないと淋しい。この曲聴くと「BAMBIが始まる〜ぅ♪」って気になるから。

『アゲイン』『僕の嫌いなニオイ』も仕事中とか頭によく回ります。
テンパってくると歌い出す。
私が鼻歌を歌うのは 余裕のある時ではなく、切羽詰まった危機的状況の時の方が多い。
歌で行動のリズムを取ろうとするみたい。BAMBIの曲は出番が多い。

『明るい歌』や『チャム』は詞に魅かれる曲。
特に『明るい歌』は情景がブワッと浮かんできて、ドラマ見てるみたいな感覚になります。♪Sing a song〜 もよく頭に回ってるなぁ。

今回聴けなくて残念だった『スパイからの手紙』の
途中でピタ!と音止めるトコ好き。超カッコイイぞぅ!コンチクショー!
最近演ってくれないけど『ユラユラPART2』も好きなので、たまには聴かせて欲しいゾぅ。


2002年03月12日(火)  時代劇☆カタリ〜ナ 

毎週火曜にやっていた『御家人斬九郎』が終了してしまったので、
楽しみにしていたドラマがなくなった。
今日は珍しくドラマの時間帯に自宅にいたので何の気なしにTVをつけてみたら、
斬九郎の後番組がスタートの回だった。『盤嶽の一生』
チャンネルを変えたら役所広司が浪人の風体で映っていたので
「ああ、火曜日だから時代劇の新番組か〜…」とリモコンから手を放した。
何年か前から火曜の8時は『火曜時代劇』という枠になっていて、その中で
『鬼平〜』だの『旗本退屈男』だのが交互に放映されるようになっている。
『〜斬九郎』もその陣営に名を連ねる作品。

今回の『盤嶽の一生』は本筋は地味な物語のようだ。
剣をとらせれば誰にも負けぬ腕を持つ盤嶽(ばんがく)という男の
真っ正直さと 他の人々の無情さのギャップがテーマ? なのかな?
とにかく、役所+時代劇といったら『三匹が斬る』シリーズの私が見るにはちと物足りなかった。
脚本が甘いよ… 凝った話に出来ないなら『三匹〜』のようにおちゃらけ満載にするか、
『水戸黄門』や『江戸を斬る(遠山の金さん)』くらいベタにしてしまった方が面白い。
初回だった所為か、やたらと豪華な顔ぶれだったのが 余計に中途半端さを際立たせてしまっている気がした。
原作は誰だろう?と気になったのでEDに集中していたのに 原作者の名前が見つけられなかった。
代わりに監督が市川崑だとわかって、ストーリーより見た目重視なのが納得できた。

一般に名の知れた人だけど個人的には微妙なんだな。
大立ち回りの迫力や殺陣の撮り方など、「見せる時代劇」作りは上手だと思うけど… ね。
粗いというか、洗練さは感じないことが多い。
市川&役所有名な作品でいえば 映画『どら平太』があるけれど、
痛快・快活・ダイナミックのイメージが先行する。もちろん悪いことじゃないけれど、
それだけじゃもの足りないと思ってしまう我儘な時代劇ファンがここに一人。

だって、盤嶽の殺陣すごかったんだもん。
斬ってるんだか 殴ってるんだか 解らない刀さばきでさ。
しかも寄り(アップ)ばっかで見辛かったっつーの。もっと引いて撮ってよ(^^;)
役所は『三匹が斬る』の千石が一番好きだな。
『八丁堀捕物帳』も割と好きだった。ああ、懐し…
とはいえ、まだ始まったばかりだから これから良くなるのかも知れないので
何となく気にはしておこうと思う時代劇だ。

…ただ、どうしても気になったのが衣装の黄土色。
役所に暖色は着せるな 似合ってない。(--;)


2002年03月11日(月)  表記。 

NET MAG が来た。
過ぎたライブのセットリストを付けてくれてるのを見ていて前にも気になったことなんだけど、
曲名の正しい表記が時々解らなくなる。
『おしゃれ』と『オシャレ』
『ミルクティーを飲もう』と『ミルクティを飲もう』
さて、どちらが正しいんだろう?

ちなみにどちらも前者が1Stミニアルバムでの表記で
後者がNET MAG での表記。
『オシャレ』はMAGで2回は目にしているので記載ミスと考えるのも違うようなきになるし、
結局よく解らない。はて?


2002年03月09日(土)  自分の馬鹿さ加減に オイラ情けなくって涙出てくらぁ 

遅刻した。

近年稀にみる 大後悔の瞬間。

今日はフライデーOh!Oh!が渋谷でのインストアイベントに参加するというので
とても楽しみにしていたのにね。
しかも、会場のある建物には既に着いていたのにね。

久々に自分の失敗にヘコんだ日だった…

むぅ。


2002年03月06日(水)  こんなところで論じてもね(苦笑) 

本日は渋谷ON AIR NESTにてスプリングベルのライブなので
サクサク仕事を切り上げて現地に向かう。

時間が早めだったのを良いことに 東急のれん街をフ〜ラフラ。
春っぽいお菓子を購入、会場に向かう途中のお店でお仕事していたNAOさんに差し入れる。
サクラの花びら型のパイ。見るからに「春」な雰囲気だったので選んだ。
彼女のお口に合っていれば良いな♪

会場へ到着。
すき過ぎず 混み過ぎず 適度に埋まって良い感じの入りで、
見たところスプリングベル目当てっぽいお客さんが増えているみたい。
うむうむ。

スプリングベル登場。
本日のMCの中心は「先日行ったNY」話。
あら、日本にいなかったの?どのくらい行ってたんだろう。
フライヤーの写真もNY撮りだそうで、なかなかナイスです☆

ちょっと期間の空いたライブだったので
どんな感じで来るのか ドキドキ・ワクワクだったけれど
安定してて とても良かったように思った。
1曲1曲を丁寧に歌ってる気がした。(いつもがザツだと言う訳じゃないけど)
ベルさんのコーラスが上手かった。(歌い手さんにこう言うのも変だけど…)
スプリングマン氏が歌詞を忘れて歌い直しをしていたけれど
全体が安定しているとあんまり気にならないものだな、と思った。

私の感じる「良し悪し」に、歌詞忘れや演奏ミスや
弦切れ ジャック抜け 物を倒す・落す は直接関係ないらしい事が最近わかった。
もちろん、そんなヘマはしないに越したことないけれど
失敗やハプニングは時として避けられない場合もあるし
生のものだから仕方がないと思っている。
大事なのは、そのマイナスをもプラスに変える力があるかどうか。
失敗したってその後で取り返せば良い。
ヘマしたまま もしくは更に傷口を広げてしまうような醜態だけは避けたいもの。

日常に 普通に ごく一般の人にもいえること。

聖人君子じゃあるまいし、完全無欠など求めたところで無理に決まっている。
そんなん逆に面白くない。むしろ完璧じゃないものにこそ魅かれる。
前へ進むひたむきさ 上を見上げる力強さ 成長していく美しさ。
老若男女を問わず出せる「光」。年齢も性別も超えて惹きつける「力」。
誰もが出せるハズなんだけど 出してる人って少ない。多分、自分からも出てない。
光っている人に心を奪われるのは「光」に対する途方もない憧れの所為かも知れない。

今日の彼らは 私の目には光って見えてた。
他の人にはどう見ていたか解らないけど、私は感じた。
言っちゃあ何だけど、毎回必ず光りを感じている訳じゃないから 今日は「勝ち」。
誰の勝ち?

スプリングベルの勝ち。
それを見に来た私も勝ち。
お金と時間を使っても甲斐のある価値。

只今3連勝中。次回にも期待♪


2002年03月03日(日)  ひなまつり 

本日は母とショッピング。
デパートの電光掲示板で『親が子供につけて呼びたい名前BEST・5』ってのが出てて、
男の子の2位に「ユウキ」が入ってた。
一人でウケ。

デパートからの帰り道、ふと見た建物の壁に大きく縦書きのゴシック体で
『鈴春パーキング』
惜しい!順番が逆ッッ
またまた 一人でウケ。

不信がる母を尻目に 平和な休日は過ぎてゆく…。


ひなまつり おめでとう。


2002年03月02日(土)  ひがな一日 

朝ラジオが鳴る。起きる。
陽が出ていたので布団を干す。
洗濯機も回す。

パソコンに向かってHPの更新作業。
曇ってきたので布団を入れる。
洗濯物を干す。
パソコンに戻る。

頃合の時間になったので朝食を摂る。
ラジオを聞きながら まったりお茶をする。
パソコンに戻る。

頃合の時間になったので昼食を摂る。
ラジオを聞きながら まったりお茶をする。
パソコンに戻る。

夜になったので本家に電話をしてみる。
珍しく父が出たので母と弟の行き先を聞くと
本日卒業式の為それぞれ茶話会、打ち上げに参加しているらしい。
夕食を済ませてお茶している頃だろうと思って電話をしたのだが、
父がひとりで晩酌しているというので、冷やかしに本家へ向かう。
ちなみに自宅から自転車で数分の距離。めちゃめちゃ近い。

数分後、本家に到着。
やたらと寂しい食卓を見て、夕方から来てあげれば良かったなぁ…と
ちょびっと罪悪感にかられた。
母と弟が戻るまでTVを見ながら雑談して過ごす。
最近本家じゃないとTV見ないな… ラジオばっかで。

母帰宅。
何故か両手に大量の買い物袋。
帰り途中にスーパーの閉店セールにハチ合わせしたらしく、
父用に肴を買ってきたようだったが、肉や揚げ物ばかりで閉口する。
「残ってるものなんてこんなものなのよぅ」
確かにな。

弟帰宅。
卒業の打ち上げで もんじゃ焼き屋に行っていたらしい。
ここいらでは結構進学校で通っている学校のハズだが、
打ち上げにもんじゃ焼きってセレクトする辺り、ちょいと変わっている。

テーブルにつくなり母の買ってきた惣菜に手を出すので
「ごはん食べてきたんじゃないの?」と聞いたら ニヤリとした。
でも、食べるのをやめなかったので もんじゃ焼きがイマイチだったようだ。
「ダメだな、そんなんじゃ下町っ子にゃなれんぞぅ」とからかわれていた。
無論 誰も下町っ子になりたいなんて思ってないし
そもそも もんじゃ焼きが好きだからって下町っ子になれる訳じゃない。

それからお茶を入れて夜中のティータイム。
私と同じで お茶魔人の母の何種類もある紅茶の中から
適当に缶を選んで私が入れたのだが、なかなか好みの風味だったので
「あ、美味しいねぇコレ」と言うと、気を良くしたのか
買ってきたばかりの別の種類の缶も空けて、更にもう一杯入れて出してきた。
テーブルがティーカップでいっぱいになっている…

結局出された全てのお茶を飲み干して自宅に戻る頃には
お腹はタップタプ… うう、飲み過ぎだってばよ。(--;)

部屋に戻ったものの、すぐ寝るには不安な腹具合だったので
作業途中のパソコンに戻る。
作業を続ける
続ける
続ける



あれ?…朝じゃん。
次の日の始まり 始まり〜


2002年03月01日(金)  日常 

夕方「ごはん食べてかない?」とのメールが届く。
送り主は 友人・小川さん。
先週からインフルエンザで へろへろだった彼女からのこのメールには
「元気になった」の意味が隠されているのだろうと思い、ふたつ返事で誘いに乗った。

待ち合わせ場所=新宿。
書店に用事があるとのことで、その店にて合流をはかる。
現地に着くと見慣れた後姿を発見、肩を叩く。
振り向いた顔には白いマスク。
「!」一瞬たじろぐ。
どうやら完全復活ではなかったらしい… 何かちょっと残念。

何を食べるか検討した結果、アジアン料理の店に入ることにした。
トム・ヤムクンが食べたいらしいが、そんなマスクしてんのに大丈夫か?と若干不安になる。
そんな危惧も当の本人はどこ吹く風、店員に飲み物の注文を尋ねられて一言
「生中。」
カッコイイイです先生!惚れ直しました!!(>o<〃)

給料日後の週末なので混雑するらしく、入店から2時間でオーダーを止められる。
飲み足りないので手近なバーに向かったが こちらも満席。
向かいにあった喫茶店が空いていたので、風邪を理由に酒→茶へ切り替えて雑談。
雑談。
雑談。

19:00頃に合流してから23:30頃に分かれるまで 約3時間半。
我ながらよく喋ったもんだ…
でも、本当は週末を使って愛知に遊びに行くつもりだったので
3時間半なんてチョロいっちゃあ チョロいのよ。
女3人で姦しい なんていうけれど、2人でも充分に賑わえていた。
1人少なくて経済的じゃん。<それ意味わかんないから


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