斜め読み日記
みなと



 そうはいかなのおフランス2

朝7時に現地ツアーの集合時間なので
6時前に起床。
ホテルの朝御飯の時間より早いので
昨日散歩して買っていたカップヌードルが朝ごはんでした。
フランスでも同じ味。
みなとです。

このホテルにはまた帰ってくるので
1泊2日分の荷物を小バッグに詰めてフロントに預け
夜明け前の中、集合場所の広場に行きました。

昨日ガイドさんに渡されていた
ツアーの予約表(バウチャーというらしい)を
乗り口で待っていた現地ガイドさんに渡して
バスの中へ。
「モンサンミシェルを見たいならバスは左側が良い」と
ネットに書いてたのでそれに従いました。

50人乗りの大きめのバスに今回乗るのは18人。
ピークのときは49人とかだったらしいです。
人が多いとダメなので助かります。

バスは一旦パリから高速で南に下り
ロワール川に点在する古城を巡るルートを取ります。

フランスの緯度は日本より上、樺太と同じくらいということで
出発して1時間ほどしての朝8時過ぎに
やっと朝日が昇り始めました。

この辺はただただ平野。地平線から朝日が昇るので
幻想的ではあったのだけど
朝もやの中、あちらこちらで
猟銃を持ったおじさんが道沿いを歩いてました。
狩りのシーズンに入ったそうです。

休憩をはさんでまずシャンボール城。
外側をちょっと散策。
深い霧の中の古城は映画みたいです。

次にロワール川の向こう側に大きくそびえるブロワ城…

川の霧があまりに凄過ぎて全く見えず。
一応写真は撮ったけど
後ろのボートが幽霊船みたいになってました。

ひょっとして最後までこうなんだろうか?と嫌な考えが。

次に川の上にせり出して建てられたシュノンソー城。
ここは城内にも入りました。
部屋の装飾品よりも地下のキッチンの方が自分向き。
ここまで来てなんとか晴れてきました。

お昼過ぎになって訪れたのはアンブロワーズという街でした。
帰ってから調べるとここには
レオナルド・ダ・ヴィンチのお墓があるそうです。

ここでは軽く解散し、自力でお昼ご飯を食べます。
広場の前にあったクレープ屋さんで
そば粉のおかず用クレープ『ガレット』を食べることに。

種類がたくさんあるみたいなのだけど
メニューのフランス語が全く読めないので
下に小さく英語で書いてある材料名を必死で眺め
発音もできないので指差しで注文したところ

食べたかったのと違うのが来ました(苦笑)。
それはそれで美味しかったです。

ここからは一気に北上して
イギリスとの海境、ノルマンディー地方に向かいます。
途中フジェールという街にも寄って、ホテルに着いたのは
夜の6時過ぎでした。


…とりあえずここまで。


2009年10月18日(日)



 そうはいかなのおフランス 1

6時過ぎに家を出発。
朝7時半過ぎに松山空港から
関西国際空港へ飛行機で移動します。
8時半頃に関空に付いてドトールで朝ごはん。

旅行会社の窓口に9時50分前に行き
飛行機のチケットを受け取ります。

母君は、ここで他の人達と合流するのね…と
思ってたらしいのだけど
今回は最低催行人数2人からの
個人ツアーのようなもの。

チケットの手配は旅行会社がしてくれるけど
行って何をするかはそれぞれ違うから
持たされるチケットも人によって違うわけです。

「帰りのチケットの予約表も一緒に記されてます。
 無くさないでください」との事。
前にネットでなくしたらどんなに大変か書かれていたので
パスポートと一緒にして最優先で守らねば。


飛行機は直行便を指定してまして
今をきらめく(?)JALだと思っていたら
同航路を共同運行してるエールフランス便でした。
以前中国の飛行機に乗った時
飛行機内のアナウンスが中国語と英語だけでしたので
今回も同じような感じなのかしら。と不安。

私は先に職場の絡みで両替をしていたので
ここでは母君だけが両替。
外国のお金って見慣れない分
いまいち価値が分からないですね。

海外旅行用の商品がたくさん揃った
無印良品などを散策して
いよいよ出国審査のちロビーへ。
ロビー内には免税店が多々ありまして
母君は早速今回の旅の大きな目的だった
父君の新しい財布を買ってました(早)。

11時半発の国際便の中は想像以上に
周りも乗務員も外国人ばかり。
窓際ではなく、真ん中の4人席でした。
横の2人は幸いにも日本人。
同じように母親と娘だろうなーという取り合わせで
何となく救われた感じ。

座席はもちろんエコノミーですが
一人に一つずつテレビが備え付けられていて
ゲームのコントローラーにもなるリモコンもありました。

上海があって何度か遊んだのだけど難しくて
(これ結局行き帰り通して)1回しかクリアできず。

その他、映画も見ることができたため
日本語吹き替え版のあるものを探して
『ナイト・ミュージアム2』と
『恋におちたシェイクスピア』を鑑賞。

そんな事しつつ12時間かけて
シャルルドゴール空港に向かってました。


現地時間17時、日本時間24時に到着。
すっごい無愛想なお兄さんから入国スタンプを貰って
到着ロビーへ。
「ロビーでガイドが待ってます」と
旅程表には書いてたのですが…

…居ない。

さっき隣だった母娘さんはさくさく行ってしまって
不安になりましたが
いくらなんでもだだっ広い外国の空港で
遠い場所での待ち合わせはありえない!と
母君と2人待ってみる事に。

5分近く負けずに待ってると
会社のロゴを持ったお姉さんが走ってきました。
「すみません。成田からの到着ロビーの方にいまして…」
とガイドさん。

その人たちと車に乗り合わせて
各自泊まるホテルに行くようです。

「それでは、みなと様4名ですね?」

…はい?

「いえ、2名ですけど」
「え?あ、そうなんですか?

 同じ飛行機で同じ名字の方で
 同じコースを取られてるのでてっきりお知り合いだと…」


そしたら、先に行った母娘さんが戻ってきました。
どうやら同じ旅行会社だったようです。

そして同じ名字でした。
自分の名字って「多くはないけど珍しくもない」
くらいの数だと思うんですが
こういう時に被るなんてびっくり。

10人乗りくらいの車に乗って40分程走ると
唐突に道の雰囲気が変わりました。
パリ市内に突入です

各自数名ずつチェックインするホテル前に車が停まり
ガイドさんが一緒に中に入って
チェックインをしてくれました。
ここには今日と3、4日目に泊まります。

体は深夜なのに外は夕方。
少し散歩をしてから寝ました。
明日は朝7時に出発です。

2009年10月17日(土)



 そうはいかなのおフランス 0

住んでる町は今日から
3日間のお祭りが始まります。
みなとです。

ヘタな2階建てなみの山車が車線を塞ぎながら
練り歩いている姿は
今まで見たことありません。
本番は明日らしいですが。

でも今日は自分それどころじゃないです。
明日からいよいよ旅行です。
昨日レンタルトランクが届きましたが
幼稚園児も楽に入るんじゃない?くらいの
大きさでした。
まぁいいか。向こうは寒いって言うし
防寒対策はしっかりせねば。


早く仕事終わらないかなーと思いつつ
終業1時間前。

突然体がだるくなってきました。
心なしか喉も痛い。

こっそり熱を測ると
7度3分。

…まずい。

よりによって前日?
まさかインフルエンザ?

もしそうだったらツアーは中止。
キャンセル料が帰ってくる段階じゃないのに。
ここまで愛されてないのか…。

と、絶望しながら仕事終わってすぐ近くの病院へ。
待合室でもう1回熱を測ったら7度8分でした。

10分ほど待って診察室へ。
2時間前から云々と説明してみたところ

「鼻水やせきが無いんだったら
インフルエンザの可能性は無いと思われます。
実際普通の風邪も流行りだしてるんですよ。
無理はしてほしくないですが、事情もおありですし
薬を多めに出しておきますので
体調に気を付けて飲んでください」
との事。
良かった…。これならまだ気力で行ける。


とりあえず一応母君に報告しておこうと電話。
そうしましたら
「言うの止めとこうと思ってたんだけど…こっちもなの」

なんですとー。

トランクにあれこれ荷物を詰め込んでまずは実家に移動。
そこには同じように荷造りしてる母君が待ってましたが
だいぶやられてます(大汗)。

「昨日からちょっとね…。まぁ気力で何とかなるわよ」
「…とりあえず私より先に薬飲んでください」

明日は7時半過ぎの飛行機でまず
関西国際空港に飛びます。


2009年10月16日(金)



 ♪あさってあさって

えー久しぶりに日記書きます。
みなとです。

体調は今のところ好調。
仕事はちょっと、というかだいぶ遅れ気味で
申し訳ないフシがあります。



ついにこの日がやってきました。

17日土曜日からいよいよ
フランス6日間の旅に行ってきます。

いつか行こうと思い続けて
あっという間に時間だけが過ぎました。
今までの自分だと
今年も転勤したばかりで
そんな無茶はできまいと思っていた事だと思われます。

無理やり決めたのはやはり
去年の父君の事故が大きかったです。

幸い大きな後遺症はなかったですが
もしもうちょっと打ち所が悪くて
介護が必要になるような事になってたら

建設業で鍛えられた
60歳になるくらいの父君の腕力なんてのは
到底私や母君では抑えられません。
実際入院中の一時期そうでした。

あれが今も毎日続いていたら
ダメになっていると思います。

人生自分の問題だけに限らず
周りの人達にも何が起こるか分からない。
やれる時にやりたい事をやっておかないと。
なら何が何でもここだけには行っておきたい。
そうしたら今時点の自分の生涯
この先できなくなる時がきても
悔いはない。

大げさかもしれませんが
一生の思い出作りの旅です。

あぁ去年の自分に言ってあげたい。
1年後の今頃はフランスに行けるよーって。

さて問題は服です。
今日レンタルのスーツケースが家にやってきました。
デカい。
でも何着るかまだ決めてないの…。

2009年10月15日(木)
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