舞台「ジョーカー・ゲーム2」見てきました。 大阪26日昼の回です。 メルパルク、本来なら、新大阪駅から徒歩5分なんですが、道に迷って20分くらいかかりました。 スマホ持ってないので、公式サイトの地図をプリントアウトしてきたけど、地図すら読み取れない!(絶望)
アクションとか、セットの動き、照明等が凄かったです! あんなにセットがぐるぐる動くとは! カーテン開けるのを、音と光で表現するのとか、面白い。
フジマさんの言ったとおり、憲兵がアニメに激似だった。出てきた瞬間に笑った。 結城中佐のエロジジイが、本当に別人みたいだった。
雪村=田崎って、海軍の学校を出てない人が、海軍の軍人スパイになんてなれる? 三好=中崎ってことは、ドイツで真木と中崎、二人を演じてたってこと? 無理ない? 蒲生=D機関だったら実井とあんなに殴り合う必要はないのでは? もともと風機関で、実井にボコられたあと、結城中佐にスカウトされてD機関入りしたのか。
レニがナチスに協力する自分に疑問を抱いてるのも、ピンとこない。 私は、党員でも無いのに、出世するためにナチスに肩入れする映画作ってた人という認識だった…。
日本でも、戦時中に軍の依頼で映画を撮ったら、「厭戦的」ってことでお蔵入りになった「戦ふ兵隊」という作品がありました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%B5%E5%85%B5%E9%9A%8A
ヒストリカ映画祭で、ドイツ人監督の作品を上映した時、「第二次大戦の宣伝に映画が使われた影響で、作為的な作品が一切無くなり、ストーリー性のない、『ベルリン派』が台東した」ってトークで解説されてたのを思い出しました。 その時、上映された監督はアルスラン氏。トルコ系移民二世の監督で、日常を淡々と撮る作風。 同じくトルコ系移民で、ファティ・アキンという有名な監督もいて、アルメニアの虐殺をテーマにした映画など、政治的メッセージ性の強い作品を撮っています。
逸見が映画製作費を横領してる話。 以前、同じような横領話を聞いたので、映画業界あるあるなんだろうなー。 とある監督が、制作費を横領して、途中で監督が変わったんです。 が、その監督の名前をググったら、普通にその後も仕事をしている。 映画界ではよくあることなのか…。
海外ドラマの「Xカンパニー」を思い出す。 ユダヤ人がバンバン始末されてた。 そして殺してる方のドイツ人は、悪いとも思ってなくて「国を良くするため」って信じきってる様子と、それが日常化してる様子が淡々と描かれていて、怖かった。 「Xカンパニー」もナチスのパーティに潜入して爆弾をしかける話があるんですよね。
実井が紫陽花いけてるところ、ぶりっ子すぎて笑った。
ランゲのくだり、ル・カレ氏の自伝「地下道の鳩」に出てきたエピソードを思い出す。 チェコの人気俳優がイギリスに亡命してきて、「医者になりたい」というので、ル・カレが学費を出す。 彼は学費以外の生活費をほとんど受け取らず、最短で医者になり、すぐにお金も返してくれた。 ル・カレ氏が「彼は何年もお礼を言ってくれたけど、こちらがしたことなんてほとんどない。 むしろ、彼からは貰うばかりだ。」という。 ル・カレ氏は、彼の才能に魅せられた者たちに、猛プッシュされて、なりゆきでお金出しただけで、「良いことをしたつもりはない」って言ってるんだけどね。良い話。 しかし、「亡命」というと、祖国に残してきた家族が殺されたりする危険性があるので、本人はあくまで「勉強したい」って言う理由でイギリスにきたと。
「秘密のファイル CIAの対日工作」 春名幹男という本には、戦後、CIAが日本映画にお金を出して、反共産主義な映画を作ったって書いてあった。 けど、全然ヒットしなかったそうです。アメリカはプロパガンダ下手なんだな。
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