2005年07月30日(土) |
2005年 第33回 栃木合唱団定期演奏会 |
2005年7月30日 第33回 栃木合唱団定期演奏会 栃木市文化会館小ホール
かつて その名もずばり 混声合唱コ−ル・ブレヴィスで歌い 愛聴曲のひとつ パレストリーナの ミサ・ブレヴィスを 演るというので ひょっとすると ひょっとするかと思って 行ってきました。
第1部 パレストリーナ 厳しいでしゅ。 一生懸命歌っていることは よくわかりました。
栃木県には ルネサンス・バロックに 特化した混声合唱団は 見当たらないようなので 期待していたのでしゅが・・・
第2アニュスデイに関しては Lux aeternaさんが 素晴らしい演奏を 先日の栃木県合唱祭で 聴かせてくださいましたが・・・
第2部 懐かしい1970年代 第3部 田中清光、山乃井慎作詩 佐藤眞作曲 混声合唱のための組曲「旅」
こちらはよく歌っていました。
来年は50周年とかで 力が入っているようでしゅ。 若い力が 特に男声に入ると 力強いのでしゅが。
それにしても 合唱というのは 指導者の力量によるところが 大きいでしゅね。
2005年07月28日(木) |
1750年 大バッハ ライプツィヒで没、65歳 |
1750年7月28日 ヨハン・セバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach ライプツィヒで没、65歳。 1685年3月21日 誕生
今年は グローリア アンサンブル&クワイアーで バッハのマニフィカト ニ長調を 歌っていましゅので バッハの曲を 集中的に聴いていましゅ。
車の中でしゅが 宇都宮市立図書館から 借り出した 小学館版バッハ全集から カンタータを 全曲聴き終わりました。
今は去る7月19日に NHK-BSで放映された クラシック倶楽部 ”結婚カンタータ”復元コンサート のビデオを 再度視聴しながら 書いていましゅ。
カンタータ第210番 ”おお佳き日、待ちこがれた時よ” BWV210 ソプラノ 佐竹 由美
先日声楽パート譜が日本で発見され アメリカの音楽学者 ジョシュア・リフキンが 復元した カンタータ第216番 ”満たされたプライセの町よ” BWV216 ソプラノ スザンヌ・リディーン アルト マリアンネ・ベアーテ・ヒェラン
管弦楽 バッハ・コンチェルティーノ大阪 指揮・チェンバロ ジョシュア・リフキン サントリーホール
合唱のないカンタータなんて と思っていましたが 世俗カンタータの中には おもしろい独唱、重唱カンタータが ありましゅ。
問題の復元作も いかにもバッハという感じで 復元は成功でしゅね。
存分に楽しめました。
明日、明後日はロ短調ミサ それ以降は 器楽曲をいろいろと聴いてみましゅ。
2005年07月25日(月) |
1723年 BWV105「主よ、とがめたもうな」初演 |
1723年7月25日 J.S.バッハ作曲 カンタータ第105番 主よ、とがめたもうな Herr, gehe nicht ins Gericht BWV105 ライプツィヒで初演
ということで今 トン・コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団 のCDで聴いていましゅ。
ライプツィヒ初年度のカンタータの中でも 名作だそうでしゅが どうでしょうか?
第1曲のコラール よくできているようでしゅが 感動的とまではいきません。
ある解説によると この日朗読された 福音章句は なんと重ねて不正を行った 財産の管理人を その悪知恵ゆえに 主人が赦すというもの だそうで なんとも理解に苦しみましゅ。
バッハはこの作品で 主人の罰を恐れる管理人の様子を 主の怒りを恐れる罪人のものに置き換えて 普遍性を持たせたそうでしゅ。
全体にもってりとした印象で 格別素晴らしいとも言えないし かといって 聴くのが苦痛なほど つまらない作品でもないようでしゅ。
冒頭の合唱は 重苦しいでしゅが 終曲(第6曲)の合唱は 輝かしい管楽器の伴奏とともに 聴き応えがありましゅ。
以前他の演奏家のCDも 聴いているはずでしゅが 印象に残っていません。
L.A.S.Ponder 2005年バッハのマニフィカト ニ長調を 歌うこともあって 現在バッハのカンタータを 集中的に聞き流しておりましゅが 素晴らしいと思えるのは 数曲に1曲くらいでしゅ。
もっとも 歌詞対訳や解説と 首っ引きで じっくりと聴き込めば もっと得るものがあるのでしょうが 今はその時間がありません。
いつかじっくりと 聴きなおしてみたいものでしゅ。
2005年07月21日(木) |
1904年 シベリア横断鉄道完成 |
1904年7月21日 モスクワとウラジオストクを結ぶ シベリア横断鉄道が完成
シベリア横断鉄道 乗りたいでしゅ。
L.A.S.Ponder この鉄道に 思いを馳せ 旅情をそそられるのは 太田裕美の ヒット曲 「さらばシベリア鉄道」 作詞 松本隆 作曲 大滝詠一 編曲 萩田光雄の 影響が大きいでしゅ。
♪君の手紙読み終えて 切手を見た スタンプにはロシア語の 小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると
昨日も 太田裕美と 桜田淳子の CDアルバム2点合計 2500円を 衝動買い。
いつの日にか シベリア横断鉄道に乗って ユーラシア横断の 旅に出たいでしゅ・・・
2005年07月20日(水) |
1994年 フランスの超現実主義の画家 ポール・デルヴォー 没、96歳 |
1994年7月20日 フランスの超現実主義の画家 ポール・デルヴォー Paul Delvaux 没、96歳。 1897年9月23日 誕生
昨年9月 テレビ東京 「美の巨人たち」 でデルヴォーの 「魔女たちの夜宴」 観ました。 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/frame/frame2.htm
恐ろしい絵でした。 デルヴォーはがんじがらめの母との 約束に苦しみましたが 母の死後かなりたって 愛する女性タムと 結ばれましゅ。
彼の絵は 母の呪縛と タムを抜きにしては 考えられません。
魔女たちの夜宴 夢に出てきそうで 怖いでしゅ。
2005年07月17日(日) |
1981(昭和56)年 俳人 水原秋桜子 没、88歳 |
1981(昭和56)年7月17日 俳人 水原秋桜子 没、88歳。 1892(明治25)年10月9日 誕生
高浜虚子に叛旗を翻して 馬酔木を創刊した。
辞世は
紫陽花や水辺の夕餉早きかな
医師として破格の出世をしましたが 俳句の世界でも 独自の境地を 築きました。
2005年07月16日(土) |
2005年 tag-notagMusic!主催 〜オンド・マルトノの世界 メゾソプラノの魅力〜 |
2005年7月16日 tag-notagMusic!主催 「リサイタル」_Vioce01 〜オンド・マルトノの世界 メゾソプラノの魅力〜 加賀ひとみ メゾソプラノ 市橋若菜 オンド・マルトノ 古庄奈穂子 編曲・ピアノ 田原コミュニティプラザ多目的ホール
グローリア アンサンブル&クワイアーの 練習ピアノストF庄さんの 紹介で聴きに行く。
前半は オンド・マルトノ独奏 ピアノ伴奏で 数曲 後半は メゾソプラノ独唱 1928年発明の 電波楽器オンド・マルトノを 堪能。
オンド・マルトノの実演は 記憶違いでなければ 昔神奈川県立音楽堂で 原田節のリサイタル以来。
良かったのは ドビュッシー作曲 原田節編曲 アラベスク第1番 ビゼー作曲 カルメン間奏曲
合唱では許されない ポルタメントの世界を 存分に堪能でしゅ。
独唱でよかったのは ロッシーニ作曲 セビリアの理髪師より 「今の歌声は」
普段実演に接する機会のまれな オンド・マルトノ 久々に目の当たりにして 満足でしゅ。
2005年07月14日(木) |
1715年 BWV185「永遠の愛の慈悲深き心よ」初演 |
1715年7月14日 J.S.バッハ作曲 カンタータ第185番 永遠の愛の慈悲深き心よ Barmherziges Herze der ewigen Liebe BWV185 ヴァイマルで初演
ということで テルツ少年合唱団 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクム ニコウラウス・アーノンクール指揮の CDで聴いていましゅ。
全6曲15分ほどの小曲で 合唱は終曲のコラールだけ。 しかしなかなかの佳曲でしゅ。 聴いていてほのぼのとしてきましゅ。 何回聴いても良い曲でしゅ。 (もう2回繰り返して聴きました。)
2005年07月11日(月) |
1723年 BWV186「おお魂よ、憤ることなかれ」初演 |
1723年7月11日 バッハ作曲カンタータ186番 おお魂よ、憤ることなかれ Ärgre dich, o Seele, nicht BWV186ライプツィヒで初演
ということで このカンタータを 聴きながら書いていましゅ。
演奏は ニコラウス・アーノンクール指揮 テルツ少年合唱団 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
全11曲中合唱は 3曲のコラールのみ。
第1部は 自らの弱さと救い主の強さを 第2部は キリスト教徒の進むべき道を 歌ったものだそうでしゅ。
当時は 第1部と第2部の間に お説教が入ったとのことでしゅ。
しんねりした曲が多く 聴いて元気の出る 曲ではなさそうでしゅ。
反省 大学時代もっと ドイツ語を勉強しておれば良かったでしゅ。 大学一年の時 試験に落ちて 再試験になったときと 大学院入試前 半年しか 勉強しませんでした。
バッハのカンタータ、受難曲を聴くのに ドイツ語の必要性を 今更ながら 痛感していましゅ。(涙)
2005年07月10日(日) |
2005年 プロムジカ女声合唱団 宇都宮公演 |
2005年7月10日 ハンガリー デーネシュ・サポー指揮 プロムジカ女声合唱団 宇都宮公演 栃木県教育会館大ホール 16時
今日は13時から 教育会館小ホールで グローリア アンサンブル&クワイアーの 練習があったので 終了後大ホールへ駆けつける。
第1部は8割がた終了 しかし 客席いっぱいに展開しての フランツ・ビーブル作曲 アヴェ・マリアが聴けて ラッキー。
第2部は ハンガリーの作品 マジャール語の壁も乗り越えて 楽しい演奏が続く。 そして 日本語の作品 ご愛嬌以上の素晴らしい演奏。 これがプロムジカ体験というものか?
女声合唱といっても 実態は少女合唱団 以前NHK−BSのクラシッククラブで 聴いた同合唱団とは思えない 素晴らしい演奏。 ノンビブラートの抜けるような発声。
第2部は最前列で聴いたため ソプラノに2人 ずば抜けた美声の歌手が いることに気づきました。 しびれました。
サポーの指揮ぶりも見事。 世の中に 悪い合唱団はない、 悪い指揮者がいるだけだ。 とは、よく言われることでしゅが 天才指揮者サポーの指揮を聴いて つくづくそう思いましゅ。
指揮者・指導者が替わって 一段と飛躍する合唱団もあれば 逆に ぼろぼろになってしまう合唱団も・・・
混声合唱団コール・エッコも 今年指揮者が交代しましたが 10月の演奏会はどうなるでしょうか?
2005年07月09日(土) |
880年 在原業平 没、56歳 |
880年7月9日 元慶4年5月28日 在原業平 没、56歳。 誕生 825(天長2) 年
恋愛の大歌人でしゅ。
月やあらぬ春やむかしの春ならぬ 我が身ひとつはもとの身にして 古今集 747
業平でさえこのように 嘆じたのでしゅ。 L.A.S.Ponderも 昔を偲んで 嘆息することしきりでしゅ。
2005年07月07日(木) |
1904(明治37)年 作曲家 高木 東六 誕生 |
1904(明治37)年7月7日 作曲家 高木 東六 誕生 たぶん中学校で習った 「春のシャンソン」 岩佐 東一郎作詞という シャンソンとは関係ない曲の メロディが思い浮かびましゅ。
まだ存命で 原水爆禁止2005年世界大会へ 「二度と戦争をおこしてはいけません」 というメッセージを寄せていましゅ。
えらいでしゅ。
2005年07月06日(水) |
2005年 NHK-BSあなたのステージ 佐野市開市記念 出演 |
2005年7月6日 NHK-BSあなたのステージ 佐野市開市記念 あなたが主役 音楽のある街で
佐野市文化会館大ホール 主催 佐野市 NHK宇都宮放送局 混声合唱団コール・エッコ29名出演
指揮 小林研一郎 演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 ゲスト 森山良子 司会 coba 森田美由紀アナウンサー
出演といっても たった2曲
1曲目は 御徒町 凧作詞 森山直太郎作曲 マザーアース 独唱 森山良子の バックコーラス
2曲目は 出演者全員でのエンディング エルガー作曲 行進曲「威風堂々」の メロディだけ
あっという間の出演でした。 2曲とも オケ、指揮者の前で 歌ったため 小林研一郎氏の指揮が見えず 客席後方から ペンライトで指揮する コール・エッコの指揮者に 合わせて歌うという 貴重な体験をしました。
7月3日(日曜)には NHKの用意したバスで 佐野から渋谷の NHKスタジオまで リハーサルに行き 古色蒼然迷路のごとき NHK放送センターで 半日を過ごし 今日も 午後1時から 佐野市文化会館に 詰めっぱなしでした。
日ごろ何気なく観ている テレビの音楽番組でしゅが 実に多くの人の働きで 作られている事がよくわかり とっても勉強になりました。
L.A.S.Ponder テレビに出てしまうのは5度目 1度目はNHK将棋講座 後の2回はNHKのニュース番組で 街頭インタビューでした。 もうひとつは NHK教育テレビで ジュゼッペ シノーポリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 マーラー作曲 交響曲第8番「千人の交響曲」でした。
コンサートの公開収録というのは 本当に大変なことと 痛感したことでした。
ちなみに放送予定は NHK-BS2 2005年9月17日 午後6時〜6時53分 だそうでしゅ。
2005年07月04日(月) |
1826年 アメリカの作曲家 フォスター ピッツバーグで誕生 |
1826年7月4日 アメリカの作曲家 フォスター Stephen Collins Foster ペンシルベニア州ピッツバーグで誕生 1864年1月13日 没
美しいメロディを たくさん残してくれました。
L.A.S.Ponderの敬愛する 某女史(第一soprano)が 大学時代 歌って涙したという
「懐かしきケンタッキーの我が家」
L.A.S.Ponderも 涙でしゅ。
Chorus♪ Weep no more my lady Oh! weep no more today! We will sing one song for the old Kentucky home, For the Old Kentucky Home far away. 嗚呼 我が君 忍び給え いざ歌わん 別れの節を さらばケンタッキーの家よ
2005年07月03日(日) |
作曲家 梁田貞 生誕120周年 |
1885(明治18年)年7月3日 作曲家 梁田貞(やなだただし) 札幌で誕生 1959年5月9日 没
L.A.S.Ponder 印象に残っているのは 葛原しげる作詞の 「とんび」でしゅ。
♪飛べ飛べとんび 空高く 鳴け鳴けとんび 青空に ピンヨロー ピンヨロー ピンヨロー ピンヨロー 楽しげに 輪をかいて
この歌を思い出すたび とんびが空を 旋回する様子が 目に浮かびましゅ。
そして自分も両手を広げ とんびになった気分で 地上を旋回してしまうのでしゅ。
2005年07月02日(土) |
1723年 「主よ、人の望みの喜びよ」 初演 |
1723年7月2日 大バッハ作曲の 教会カンタータ147番BMV147 心と口と行いと生命もて Herz und Mund und Tat und Leben ライプツィヒで初演。
前半は地味な曲でしゅ。 第1部の最後と 第2部の最後で 有名な「主よ、人の望みの喜びよ」の コラール(混声4部合唱)が 現れましゅ。(第1部は別の歌詞)
ああだこうだ言われましゅが やっぱり名曲でしゅ。
L.A.S.Ponder 昨年宇都宮の聖ヨハネ教会の 追悼コンサートで 第1部の歌詞で 歌いました。
第2部の歌詞「主よ・・・」は 今年グローリア アンサンブル&クワイアーの 演奏会で歌いましゅ。
一度全曲歌ってみたいでしゅ。
ちなみにこのコラール Jesu bleibet Meine Freudeの訳 「主よ、人の望みの喜びよ」は 誤訳だそうでしゅ。
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