ハロウィンの夜 大切なあの人は 私の元に帰って来る
夜空を見上げた うす曇の雲間から 朧月夜の月の光
私には見えるよ そっと覗いてくれてるの
逢いたい 逢いたいって 思っていれば きっと夢で逢えたりする
可笑しいね さっき話したばかりなのに
今こんなに逢いたいなんて・・
ごめんね もう断ち切りたいの 今までの想い出とか 楽しかった日々とか
ごめんね もう悩むのは嫌になったの 見ているのも辛いの フェイクなアナタを
リアルな優しさと 真実の愛と 抱き締められる幸せを 知ってしまったから
言葉だけの作り物は もう要らない
落ちて来る雨粒を
ワイパーで弾いても
次から次へと降り注ぐ
居たたまれない気分は
弾けない
2本のレールみたいに
決して交わらない二人だけど
1本だけじゃ意味が無い
ただまっすぐに
どこまでもまっすぐに
終点まで共に 進みたいだけ
窓辺から射し込む月の光 カーテンを開けて覗き込む
誰かが手を差し伸べている 導かれるように手を伸ばす
ここから連れ出してくれるの?? 誰も知らない所へ
このまま夜よ明けないで 月光の下で息をしていたい
怖いもの見たさの子供みたいに キラキラした瞳をして
無邪気な顔のままで 酷い事を企んでいる
こんな満月の夜 悪女は作られていく
雨の音を聞きながら ベッドに潜り込む
幸せと不幸せが パズルみたいに重なり合う
縮こまってイジケテいる 歯車の軋み
鼓動は不規則で 心臓の音が耳障りだ
暖かい腕を想い出して 冷えたカラダを慈しむ
窓を伝う雫の意味は 遠い別れの涙の予感・・
信じたいと思っていたけれど
ナニも話してくれなくて
結果上辺だけの付き合いで
年月の長さには勝てなくて
誰にも必要とされてないようで
心が寒くてむなしくて
ふっと消えてしまいたくなる
そんな時って無いですか??
アタシじゃ代わりになれない
それは知ってる
ただ傍にいさせてくれればいい
邪魔なんてしない
他の人なんて興味ない
何処でナニをしてるかも
知ってる
それでもそっとしておく
領分には入らない
見てるだけでいいから・・
1人しか好きになっちゃいけないなんて そんな決まりはないでしょう
一生1人の人に尽くすなんて 馬鹿げてる モテナイ僻みだ
1人の人にしがみついて 寄り掛かって甘えて
プライドってモノは無いの?? そんな女に成り下がりたくない
人を愛するのは自由だ 好きな人は私が選ぶ
モテナイアンタが偉そうに 説教する資格なんて無い
気持ちわかってない こんなに小さく凍えてるのに
零れ落ちた星の涙 広い両手で受けとめて
漆黒の夜空に掲げて 孤高の月に返してよ
ゆったりとした腕枕 もう一度抱きしめて
長い指を絡めて もう一度一緒に眠って
「いい女だ」って 髪を撫でてそっと囁いて・・
空に浮かぶ雲から雲へ ぴょんぴょんと飛び移る
うっかり足を滑らせて 隙間から落っこちた
浮遊しているカラダ 落ちている感覚は無い
意識が遠のいていく 白い靄に吸い込まれていく
このまま生まれる前に 戻るだけ
世界は変わらず 私一人いなくなるだけ・・
2004年10月08日(金) |
NO SATISFY |
こんなに広い星の上で 一筋のコバルトを浴びた
偶然かもしれない 必然かもしれない
ただ想えば想うほど 血が熱く逆流する
絡みつく棘の鎖 血が滲む苦しい願い 抜けられない闇の迷路
だけど今だけ・・ 今だけは
祈る事で命を紡がせて 届かずとも愛させて欲しい
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