先々週に交流級での懇談会があり、先週は支援級の懇談会だった。 今年は、支援級に新一年生が二人入学して来た。 二人卒業して、二人入学して、児童の人数は変わらないが、昨年 度は転校で二人減っているので、介助員さんが二人減った。
新入生のお母さんには懇談会で会ったが、肝心の児童はまだどの 子がそうなのかわかっていない。 交流級の授業参観を見る機会が増える分だけ、支援級の授業参観 を見る機会が少なくなる。 支援級の授業参観の時間に交流に行っていれば、そこに我が子は いないわけで、懇談会のみの出席になってしまうのだ。
今年度は、下の学年で1クラス少なく編成されたので、今までの ように、クラスごとの色分けによる運動会ができないとのこと。 今までは4クラスずつあって、4色の色分けで競って来た。 今度は、1年生はクラスごとに、2年生以上は1クラスを二つに わけて、紅白で競うことになった。 わたしなんぞは、小学校ずっと1クラスしかなかったので、運動 会はクラスを二分しての対決が当たり前だった。 息子たちは、クラスの中で敵味方になることに若干の戸惑いがあ るようだが、それもいいと思う。
母は新年度になってもこれまでと変わらずにもぐちゃんに接して きていたのだが、もぐちゃんとしては担当の先生が二人とも男性 になったことで、それなりのストレスがあったようだ。 木曜日に、2時間目が終わった時点で気持ち悪いといって保健室 に行ったようだが、教室と保健室を行き来しているときに吐いて しまったとのこと。 たまたま、夫が風邪で休んでいたので、夫が迎えに行ってくれて いた。 透析から帰って、二人の靴があるのでどうしたのかと思ったら、 かくかくしかじかと夫が説明してくれた。 夕方になっても食事をとれないような状態だったので、学校には 翌日も休むと連絡した。 そのときに、先生から「新学期疲れですかねえ。」といわれて、 やっと母はもぐちゃんのストレスに気がついたのである。
もっと、家の中でリラックスさせてあげなければならなかったの だろうと、反省した。 ああしなさい、こうしなさいと、注意してばかりだった。 毎日、学校で今まで以上に一生懸命やってたんだよね。 家でもがんばらせてばかりいたかなあ。 ごめんよ。
大反省した母だったが、妻としては言っちゃいけない一言を言っ てしまって、そちらも大反省。 母も妻も、大反省中である。
先週末、桜がほんの少しだけ残った状態での始業式&入学式。 もぐちゃんも今年は4年生になり、4年生の教室は支援級の教室 とは別棟になるのである。 支援級と行ったり来たりするのは時間もかかるし、忘れ物をした ときに支援級までとりに戻るのも時間がかかるので、ランドセル や道具箱、楽器、絵の具セットや習字セットなど、交流級の方に 置いておくようにしてはと言われている。
今年の交流級の担任は男の先生で、2年生のときに隣のクラスの 担任だった先生だ。 3年生のときに担任だった先生は、今年は隣のクラスの担任だ。 全く知らない先生が担任でなくてよかったなと思うし、交流級で 一番お世話になった先生が同じ学年にいてくれることにも安心だ。
支援級の先生は、4人のうち二人が変更になった。 今年は男の先生が担当だ。 支援級も交流級も男の先生。 それもいいかもしれない。
それはそれとして、年度初めからもぐちゃん災難続きである。 3月末に咳が出て、咳しすぎて胸が痛いというので、病院へ。 その日はわたしが透析後に血圧がなかなか戻らず、ぐったりして いたので、知人に付き添っていってもらったのだが、薬局で錠剤 が飲めないので、粉にしてくださいと自分で説明していたらしい。 で、粉薬を処方してもらったが、1日3回4包ずつ、4日分飲む ことになり、がんばって飲んでいた。 学校に行き始めた途端、今度は尿道炎(膀胱炎の可能性もあった がおそらく尿道炎の方だと思われる。)ということで、初めての 排尿痛を経験。 痛いのは病院に行ったその日だけだったが、またもや粉薬。 今度は1日3回2包ずつを4日分である。 今回は学校でも飲むので、夫がうまい飲み方を伝授してくれたの で、1人で飲めそうだ。
そんなこんなで、4年生の生活が始まったが、なんとかやってい けそうかなと、少しほっとしたところである。
それにしても、もぐちゃんが排尿痛を訴えたときの夫の対応は、 いつもとは違ってスピーディだった。 朝の4時におしっこに起きて、「おかあさん、おしっこすると痛 いよ。」と言いに来て、再びトイレに戻ってしまったもぐちゃん。 もう一度出そうとして「いたたた。」と。 すぐに夫にその旨を伝えると、わたしの透析日だったため、よし おれが病院に連れて行くと、即座にきっぱりと寝ぼけもせずに答 えた。 様子を見ようという言葉はまったくなかった。 やっぱり、こういうことは男同士でないとね、ということか。
それにしても、母がいなければいないなりに、薬局で自分で説明 したり、薬を1人で飲む練習をしていたり、実際にそれを見せて くれたりと、日に日に成長していく姿を見せてくれるのはが、母 はとてもうれしい。
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