授業参観に行って来た。 年度最後の参観日ということで、3年生全体での発表だった。 「ヘイジュード」を歌って、そのあとでシュプレヒコール劇の形 で「もちもちの木」というお話を発表。 みんなでの台詞があり、役柄での台詞があり、みんなでの歌があ り、数人での歌がありと、みんなが活躍するものだった。
夫はちょろちょろしてなかったかと訊ねたが、もうそういう次元 の心配はしなくてもよさそうなのだった。 初めての場所ということでもなく、自分の学校の体育館での発表 なので、好奇心に引っ張られるような要素も無いためである。 落ち着いたもので、支援級のもう1人の3年生の向きをなおして あげるなどの余裕もあるらしかった。 その子と同じ交流級の子が世話をやくのではなく、隣のクラスな のに同じ支援級仲間が世話をやくという状況がやや不自然と言え ば言えないことも無い。
それは交流級の雰囲気や、どれくらい交流に行っているかという 違いなのであろう。 もぐちゃんは、国語や算数以外の授業を交流級で過ごすためクラ スメイトはその対応に慣れているらしく、もぐちゃんがみんなと ずれた行動をした場合はクラスメイトが世話をやいてくれる。 その点、もう1人の子は給食交流や、朝の会の交流や、イベント の時が主であるため、他の子どもたちが慣れていないのだろう。
参観のあとの懇談会も今年度最後ということで、先生の話の後で 出席している保護者の挨拶があった。 座っている場所の具合で、わたしが一番最後となり、感謝の言葉 ばかりの挨拶となった。 ほんとに、このクラスで良かったと思っているから、そのままの 気持ちを他の保護者にも伝えたかった。
みんな、ほんとに、ありがとう。
先週のバレンタインデーの給食は洋食メニューで、更にデザート はココアプリンだったそうだ。 おいしくていろいろとおかわりをしたらしい。 今週の朝会では、音楽朝会というやつで、今回は3年生全体での 発表だった。 「ヘイジュード」を歌ったのだが、朝から緊張するなあと言って いたのだけれど、帰りに聞いてみたら歌う前の並ぶときには緊張 してたけど、歌い始めたら平気だったとのこと。
なんだか、音程だけはきっちりしているもぐちゃんなのだ。 わりとすぐに聞いてすぐメロディーは再現できるように思う。 同じ歌をわたしが自分のキーで歌っていると、ちょっと低いよと いって歌い直されたりするのだ。 いや、そこは出ない音域だからずらして歌っているのだがという ことを、この頃はわかってくれているようだが。 わたしの場合は絶対音感があるわけではないので、忠実にその音 を再現する訳ではなく、あくまでもメロディーの記憶を自分なり に再現しているだけだから、3度ずらして歌うとかありなのだ。 もぐちゃんは同じ音で再現しようとする。 ボーイソプラノだけができる高音域の再生であろう。
来週は、授業参観があるので、透析日を一回だけずらす予定。 学年全体で、歌も入った劇のゆなものをやるらしい。 「ヘイジュード」も歌ってくれるといいなあと思っている。 歌い始めの音はどの音だっけときくと歌ってくれるのだが、それ がけっこう高い音から始まる。 わたしは声が低いので、同じキーのまま一緒に歌おうとすると、 全くでない部分がある。 しかたなく、1オクターブ下げたキーで一緒に歌う。
わたしだって、小学校の2年生のときは「まりと殿様」を学芸会 で歌ったんだけどなあ。 あのかわいい高音のころが懐かしいよと、もぐちゃんの声をきき ながら思い返すのだった。
立春を過ぎて最初に踏む強い南風を「春一番」と呼ぶのだそうだ から、まだ立春になる前の昨日の南風は春一番とは呼ばないのだ ろう、きっと。
検査入院も終わって、ほっとしたのもつかの間、この前の火曜日 の夕方からもぐちゃんが発熱。 念のためと病院でチェックしてもらったらインフルエンザ(A型) だった。タミフルドライシロップを5日分処方された。 (苦い薬なので、今朝で終わって喜んでいるもぐちゃんである。)
おやおやと思っていたが、翌日になって母も発熱。 一昨年にもぐちゃんがインフルエンザになったときは、発熱した 翌日が透析日で、息子がインフルエンザだということを伝えると、 予防投与としてタミフルを1錠処方されたので、わたしはうつら ずにすんだのだったが、今回はそうはいかなかった。 予防投与も今年はしないと言われ、発熱後に検査に出向いたのが 一番発熱してそうな頃合いだった。 擬陽性ということだったが、陰性なら完全に陰性なので、擬陽性 でも反応が少しでも出ているならインフルエンザと判断して対応 するらしかった。 タミフルを1錠処方してもらった。 熱が高くて辛いとき用に熱冷ましももらったが、結局38度台の 前半までしか上がらなかったのでのまずにすんだ。
いつも通りに透析に通うことはできないので、人数の多い時間を はずして人に合わないようにしながら、広い透析室の一番端っこ のベッドでスクリーンに囲まれたままで透析を受けた。 そんなわけで透析が終わると夜の7時を過ぎるのだった。
母子でインフルエンザ(母はらしいということだが)という状況 のなかで、夫は幸運にもまだうつってはおらず、金曜日には人間 ドックに行って来た。
インフルエンザにかかったからといっても型が違えばうつるわけ で、まだまだ安心できない。 節分の今日は、「鬼は外〜!」ではなく、「インフルは外〜!」 と言いながら豆まきをしようと思うのだった。
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