今日は結婚記念日である。
もう丸十年が経ったのかと思うと、感慨深い。
もうすぐもぐちゃんも四歳になる。
だんだんと、生意気なことを言ってみたりしてみたりするように
なってきているが、自立心が出てきているということらしい。

十周年を記念して、かわいらしい指輪を買ってもらった。
貧血で手の色もあまり良くないのだが、少しは血色良く見えるよ
うにと、ピンクサファイアとダイヤの小さい石が並んでいるもの
にしてもらった。
まあ、かわいらしいと言ってもサイズが男性並みなので、かわい
らしさも半減といった感じではある。

年が明けて一月の中旬には、透析導入のための入院をする予定に
なっている。
入院期間中は、夫が仕事を休んでくれるということなので、ただ
ひたすら感謝するほかはない。
透析に踏切るのは覚悟がいることだが、一番の救いは貧血が改善
されるであろうことである。
フットワークの軽いデブと言われていたわたしだったのだが、今
ではただのデブになってしまっているので、もとのように身軽な
デブに戻りたいのである。

十周年を機会に、疎遠になったままの夫の故郷のおばあちゃんに
手紙を出そうと思っている。
もぐちゃんの写真を添えて。