鶴は千年、生活下手

2005年04月26日(火) 鼻風邪その後

日曜日。
前日の夜にマックソリティアをやっていて夜更かしだったので、
もぐちゃんと一緒に昼寝した。(午後4時から1時間くらい。)
起きたら、喉が痛かった。
どうやら鼻が詰まっていて、口呼吸していたらしい。
それからどうもくしゃみが多くなり、昨日はそれはそれは鼻水と
くしゃみに閉口した。
今日は、朝のうちにくしゃみをしたが、後は時々エヘン虫が動き
出すくらいで、ほとんど平気になった。
鼻水はもう出なくなり、ほんの少し鼻が詰まったような感じがす
るだけだ。
鼻風邪だったのだろう。
もぐちゃんも、今朝はくしゃみをして鼻水をたらしていたのだが、
後は普通に元気良く遊び回り、くしゃみも鼻水もなくなった。
母子は、3日くらいの鼻風邪をひいたのだろう。

指しゃぶりというには、指三本は多すぎはしないか。
人さし指から薬指までを口に入れて、もうベロベロである。

今日は、アパートの賃貸契約の更新料を払い込んだ。
もうあれから、もぐちゃんを宿してから2年が経つのである。

今週末には、ぷらむの締め切りがある。
今回のお題は「ガラス」。
まだ一首も出来ていない。
困った。



2005年04月23日(土) 寝貯め

夫は今日、寝貯めの日なのであろう。
10時過ぎに一度起こしたがまだ起きられないということなので、
もぐちゃんと散歩がてら、昼食を買いに行った。(手抜きである。)
BSの短歌スペシャルは、ビデオ録画しながら見られるところを
見るという作戦。
昼食を買って帰り食事をしてうんちをすると、もぐちゃんは昼寝
に入った。
隣で夫もすぐに寝てしまった。

一人で起きているわたしは、イヤホンでBSの短歌スペシャルを
ゆっくりと見ることができた。
その時間は、ちょうどニュースが終わってもう少しで締め切りだ
という頃から、2度目の歌会の中継まで。
東先生が司会をする歌会を一人で見られて良かった。
他の部分は、ビデオを見ることになる。

二人が昼寝から起きてもぐちゃんのおやつが終わってから、買い
物にでかけた。
ヨーカドーでもぐちゃんの肌着とパジャマと靴。
夕飯のおかず。
帰宅して夕飯の支度をし、食後に買ってきたものを開けていると、
なんとっ!
肌着の1袋が、サイズ間違い!
あれこれ迷って、ええいこれでいいやと思って手に取った時に、
一つ前にぶら下がっているのを取ってしまったらしい。
大きいのならまだしも、小さいのを買ってしまった。
なぜ全然気が付かなかったのだろう。

明日、交換に行かなくてはと、がっくりするわたし。
一日分の力が抜けたような気分だった。

もぐちゃんをお風呂に入れてもらって、三人で布団に入ったが、
またしても夫はもぐちゃんと一緒に寝てしまった。
今日は、合計で何時間寝るのだろうか。

わたしは朝の6時半から起きているというのに。
わたしだって眠いはずなのに、一人で残されてしまうとなかなか
眠れないという天の邪鬼。
マックソリティアでもやって、眠くなるのを待つことにしよう。



2005年04月21日(木) 通院日

今回から、木曜日が通院日となった。
相変わらず混んでいる。
というより、一人一人に時間をかけるので、ずるずると遅れて行
ってしまう担当医師。
検査結果は、ぼちぼち。
血清クレアチニンが、0.04ずつ悪くなっている。
それは、まずまずな状態であるらしい。
最後に、朝一番の尿量の話をした。
尿を濃くすることができないので、量でカバーしているらしい。
一度に大量の尿をすることになるので、直後に貧血を起こす人も
いるらしく、気をつけてくださいねと言われた。
わたしは全く問題ないので、そうですかと答えるのみである。

待ち時間には、いつもの方と、もぐちゃんやその方のお孫さんの
話に花が咲いた。
もぐちゃんより9か月先を行くお孫さんの話は、とても参考にな
るのだが、女の子なので電車には興味がないそうな。(笑)

今日は、夫が半休をとることができたので、夫にもぐちゃんを頼
んで病院に行った。
朝から元気いっぱいのもぐちゃんに押され気味の夫である。
わたしが帰宅した13時頃、二人一緒に昼寝していた。

なんだか、わたしが午前中に出かけて帰ると、いつも二人で寝て
いるような気がするねと、夫は苦笑い。

もぐちゃんは、今日で1歳と4か月。

 待つ時を楽しみましょうわたしたち四週間に一度の笑顔(市屋千鶴)



2005年04月14日(木) ポリオ2回目

今日は、ポリオの2回目の接種。
本当は2回目は昨年の10月にも受けられたのだが、旅行前だし
おなかが緩くなるのはちょっと困るなぁと思って、春まで待った
のだった。
ポリオの2回目は、1回目の時よりも人が少なく感じた。
2回目の人優先の日だったからか。
接種後30分は、飲食や指しゃぶりとかをしてはいけないので、
気を紛らわすために公民館からあんよで帰ってきた。
大人が普通に歩けば、5分もかからないような場所だが、途中で
塀や柵やコンクリートやいろんなものを触りたがったので、家ま
で30分以上かけて帰ることができた。

昼寝を1時間ちょっとで切り上げて出かけたので、夕方から眠く
なってしまったらしく、ぐずぐずいうことが多くなった。
お風呂から出て布団に入ったら、20分くらいで寝てしまった。
21時前だった。
昨夜は、一緒に眠ってしまい、夫が帰ってきて目を覚ました。
2時間近く寝たことになるかな。
おかげで今日はまだ眠くはないようだ。(笑)

明日は蓄尿の日。4週間はあっという間だ。



2005年04月12日(火) さくら

桜を見ると、思い出すものがたくさんあり過ぎて、短歌にしよう
と思うと余計な力が入ってしまうらしい。
桜の歌では、あまり気に入ったものが作れていないのは、そのた
めだろうと思う。

わたしのふるさとでは、桜はGW直前辺りに満開となり、地元の
人造湖ではその時期にお祭りがある。
そこだけではなく、GWの頃には各地で春のお祭りがある。
お祭りといっても、神輿を担いで練り歩いたりするいかにもお祭
りという感じのものではなく、神社を中心に露天商が並び、家々
には親戚や近所からの客が出入りする。
いわゆる本家にあたる家では、分家から必ず挨拶に来る。
わたしの生家は本家だったので、座敷にはたくさんのお膳が並び、
お膳で囲まれた真ん中で歌を歌わされたりしたことも有った。
何を歌ったかというと、民謡の「どんぱん節」や「真室川音頭」
だったりする。
父の弟達は、皆歌がうまい。父もうまい。
祖父母はどうだったのだろうか。聞いたことがなかった。

そういう時期に桜が咲くのだから、卒業式や入学式=さくらとい
う感覚はあまりなかった。
わたしが子供の頃は、卒業式は雪の中だった。
門柱だけの小学校や中学校の門柱の横には、除雪された雪が塀の
ようになっていて、卒業証書の筒を抱えて門の前で撮った写真は
制服もスカートではなくスラックスで、コートを着ていた。
入学式も、雪はまだ残っていた。

桜で入学式とつながるようになったのは、姉の子供達が小学校に
入学する頃からだろう。
母は、姉の上の子が産まれたのを機に上京し、9年間多摩に暮ら
し、二人の孫の面倒をみた。
母の葬儀には、姉も知らない近所のお母さん達が来てくれた。
田舎から上京し、知り合いの少ない中で子供と日々を暮らしてい
て、たまたま耳にした母の話す訛った言葉が懐かしくて話をする
ようになったという若いお母さんもお焼香に来てくれた。

平成元年、美空ひばりが亡くなった年。
桜の頃にはもう人工透析を開始していた母は、半年後には墓の中
にいて、その墓地では春になるとたくさんの桜が咲くのである。

 にぎやかな方が好きだという母に向いているのだろうその墓地は
                          (市屋千鶴)



2005年04月10日(日) ぷらむの日

今日はぷらむの吟行。
わたしは、相変わらず午後からの歌会にのみ参加した。
今日の参加者は、わたしを含めて五人。
吟行に不参加だったのはわたしだけだった。
提出する短歌三首は、相変わらず南大沢の公民館に到着するまで
に作った。
小田急線で一首、京王線で一首、公民館までで一首である。

 風に舞う多摩の桜よもう少し足を伸ばして亡母(はは)まで届け
                          (市屋千鶴)

 廃校に桜吹雪は輝いて入学式の幻を見る(市屋千鶴)

 春風に押し戻されて振り向けば花びらスクリュー引き連れており
                          (市屋千鶴)

多摩で桜が咲いていると、亡き母を思い出す。
わたしの手元にある母の最後の写真は、甥の入学式の後で団地の
裏の芝生で、小学校の桜を背景に撮ったものだ。
多摩の桜を見ると、この写真を思い出すのである。
その約半年後に母は亡くなった。

さて、歌会では、残念ながら一点もいただけなかった。
今回の歌は、三首とも言葉の選択がいま一つだった。
一首目は、「桜」と「花びら」の違い、「足を伸ばす」の使い方。
二首目は、「桜吹雪」。
三首目は、動詞が多すぎること。

他の参加者の方の歌には、やはり臨場感が有った。
吟行に同行していないわたしでも、その場の情景が浮かぶ歌が多
かった。
東先生の歌を、二首選んでいた。
東先生のもう一首にも惹かれたのだけれど、一つの言葉に引っか
かって選ぶことができなかった。
きっとこの歌は、東先生の歌だとわかっていて、それならばなお
のこと引っかかった。
珍しく、一つの言葉遣いのことで少々熱くなった。
本当に珍しく。

帰宅すると、もぐちゃんが迎えに出てくれた。
夫と二人で、お掃除していたらしい。
ちり取りを構えたりして手伝っていたらしい。
夫の話を聞いていると、かわいくてたまらなくなった。
お手伝いが好きなもぐちゃんである。



2005年04月07日(木) 桜咲いて

桜が咲くと花粉症が楽になるのが例年のことである。
今年はどうなんだか。
というのも、外出の際のマスクが怖くて外せないのである。
なので、マスク無しでも大丈夫かどうかはまだ不明。
お隣の奥さんと話をしていたのだが(お隣の奥さんも花粉症)、
少しは楽になってきたようだ。
暖かくなってきたからだろうか。
ヒノキの花粉が飛びはじめる頃には、落ち着いてくるはずだ。

桜、きれいに咲いている。
東林間神社の桜も、東林間の駅横の桜も、東芝林間病院の前の通
りの桜も、みんなきれいに咲いている。
今日は、強風に煽られて、花びらではなく花ごと飛んでいるもの
もあった。
なんだか、早死にしてしまう娘さんのようだ。

雨が降らなければ、毎日散歩しているもぐちゃんだが、今日は歩
くよりもベビーカーで移動したかったらしい。
手を引いても動こうとしなかったりした。
ベビーカーに乗っていても、じっとはしていないのだけれど。

最近は、背伸びをすると流し台の上に置いたものに手が届くよう
になったので、料理をしているときは要注意である。
早く寝るようになったので、夜に自由な時間が出来た。
が、結局テレビを見てしまったりする。
それも字幕の洋画とかばかり。(音を小さくして見られるから。)

夫は、楽しいGWの為にと言って、毎日遅い。
起きて待っているわたしもお疲れ様である。
寝ててもいいのだろうが、起きて待っていると帰宅した時にうれ
しそうなので、ついつい起きて待っている。
もぐちゃんは、起きた瞬間から遊びはじめるし。
わたしだって、眠いのである。



2005年04月01日(金) 小さい人

夫の会社では、4月1日の入社式の前に、昇格者への辞令授与式
が行われる。
授与される者は、朝8時半までに会場に行かなければならない。
今日は7時前に家を出た。
辞令の授与式が終わった頃に携帯のメールが来て、入社式に出席
していると寝てしまいそうだから仕事に行くとのこと。
昇格したけど給料はあんまり上がらなかったよ、という内容も付
け加えられていた。
まあ、そんなに上がるような会社じゃないことは、わたしも知っ
ていることだから。(笑)

もぐちゃんは、昨夜も会っていないし、今朝も会っていないし、
今夜も会わないから、夫に会うのは明日だ。
目が覚めて父親の姿が無いと、物足りなさそうな様子である。
休みの日には、わたしに言われて夫を起こしに行ったりする。
もぐちゃんに起こされると、夫も割とスムーズに起きるのだ。
とはいっても、もともとが休日は昼間で寝ている人だから、多少
スムーズに起きるようになったといっても、昼食の用意が出来て
から起きていたものが、わたしが昼食の用意をするころに起きて
くれるようになったという程度のことである。
それでも、昼食の用意をする間、もぐちゃんを見ていてもらえる
のはありがたい。

手を引いて歩いている姿がいろんな店のガラスに映るのを見てい
ると、子供はもう赤ちゃんというより小さい人なんだなぁと思う。
小さい人は、小さい人なりに、何か考えているんだなぁと。

 ペン立てを覗き込みつつ出す声は少し訛って母に似ている(市屋千鶴)


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