鶴は千年、生活下手

2004年11月30日(火) 酔っ払いは台所で

昨夜、夫は会社の飲み会だということで、二次会に行かなければ
仕事の時よりも少し早いくらいに帰宅するのかと思っていた。
しかし、23時半になっても帰って来ないので、二次会に行って
いるのか、またはゲームセンターで遊んでいるのかと、携帯電話
をかけてみた。
何回かのコールの後に夫が出たのだが、周りはざわざわしていて
女性の声で「○○さん、○○さん」と何回か呼ぶ声がした。
ああ、お姉ちゃんのいるお店に二次会に行ったのだと思った。
「さっさと帰ってこい。」とひと言だけ言って、電話を切った。

それから、なかなか寝付かないもぐちゃんをなだめたり遊ばせた
りしながらやっと寝かし付け、哺乳瓶を洗ったりお湯を沸かした
りしていると、玄関のドアにドスンという衝撃が有った。
あっ、かなり酔っぱらってるな、と思ったら、案の定、かなりの
酔っ払い。
帰り道で、もうすでに吐いてきたらしかった。
気持ち悪いを連発し、トイレに何度も入る始末。
弱くなったなぁとつぶやく夫に、どれくらい飲んだのかと訊ねた
ら、わからないと言う。
そんなこったから悪酔いするのだ。
何杯のんだか、何を飲んだかも意識していないような飲み方をす
るから。
などと、文句を言いながら、トイレの中の夫に水を持って行った
りした。

気持ち悪くて、おとなしく寝ていられないようだったので、夫は
布団の中ではなくて、こたつ布団を抱えて台所に座り込んだ。
時刻は深夜二時。
わたしは、きっと朝まで台所なんだろうな、と思いながら寝た。

もぐちゃんのミルクの時間に起きてみると、やっぱり布団の中に
はいなくて、台所でこたつ布団にくるまって寝ていた。
気持ち悪いのは落ち着いたようだが、完璧な二日酔いだった。

酔っぱらって気持ちが悪い時、食べ過ぎて気持ちが悪い時。
トイレに近いところの方が安心するものだ。

それにしても、こたつ布団の暖かいことといったら。
わたしも我が家の新しいこたつ布団一枚で昼寝をしたことがある
(一枚を半分に畳んでその間で寝た)のだが、これがなんとも、
とろけるような暖かさなのである。
夫にこたつ布団にくるまれと指示したのは、なかなかの案だった
と思っている。

こんなわけで、情けなくも夫は、いつもより1時間半遅く出かけ
て行った。

 場違いなコタツ布団の暖かさ いつになっても暖かいまま(市屋千鶴)



2004年11月29日(月) 鼻たれ一家の1週間

23日。
ほんとに久しぶりに、ちょっと壊れた。
大泣きして、さっぱりして、夕方にはもぐちゃんと二人、夫に見
守られながら2時間近く寝た。
そして、左足の向こう脛がつって、人騒ぎしながら起きた。(笑)
そんな一日。

24日。
子育てサロンに行く準備をしていて、ふともぐちゃんを見ると、
なんと真っ平らなところですっくと立っていた。
一人で立ち上がれるようになったのだった。
夫に携帯メールで報告。
夫は帰宅後に、立ち上がる姿を見て、すごいすごいと褒めまくり。
子育てサロンでは、ハローマザークラスで一緒だった方々4人と
会うことが出来た。
みんな、1歳とか11か月とかの同じくらいなので、楽しい。
帰宅後、ドラッグストアでまた会った人も居た。
そうなのだ、近所なのだ、ほんとはね。

26日、通院日。
検査結果は、ほんの少し悪かった。
食べ物と薬と、検査結果の因果関係は、未だによくわからない。
ちょっと塩分が多かったか。
しかしながら、血圧はこれまでよりも少し低かった。
前回から鉄剤が処方されなくなったいたが、引き続き。
帰宅してから買い物に出たが、夕方から母子はくしゃみをし出し、
二人で鼻水をたらすはめになった。

27日。
どんよりと、鼻水をたらしながら、一日を過ごした。

28日。
いつも行くベビー服屋さんのバーゲンに3人で行った.。
暖かい時間を選んで、暖かくして出かけた。
目的のものを購入し、追加で2品ほど購入。
もぐちゃんはここの洋服がよく似合うので、ほとんどここで買う
ことになる。シンプルでおてごろ価格。
リサイクル品は当たらなかったが、鼻たれ一家なので、ユニディ
までは行かず、我が家の台所は、ちょっとすきすきのまま。

本日。
夫はくしゃみはするが、鼻水はまだちょっとだけらしい。
わたしももぐちゃんも、鼻水ではなくなってきて、粘っている。
誰も熱が出ていないので、いつものように鼻かぜで終わりそうだ。
もぐちゃんも、元気に遊び、こてっと寝ている。
もぐちゃんは、このところ夜更かしが続いていたが、昨日は昼寝
をほとんどしなかったので、昨夜はさすがに22時前に寝た。
今朝も9時近くまで寝ていた。
もっとも明け方に起きてミルクを飲むのはいつも通り。

そういえば、10日くらい、短歌を作っていない。
日記にも書いていない。
というのも、12月のぷらむ短歌会のお題「黄」の歌がなかなか
できなくて、そういうときはなぜか他の歌もなかなかできない。
まあ、日記の歌については、日記の内容が日常の報告だけになっ
てしまっているので、これまでのように思ったことを凝縮してい
くという過程がないので作れないのだと思う。

こういうものは、気長に。



2004年11月22日(月) いい夫婦の日

今日は「いいふうふの日」なのである。
いい夫婦というのはどんな夫婦なのかといえば、それはそれぞれ
の夫婦がいいと思っていればそれでいいわけで、夫婦のことは夫
婦にしかわからない。

10月の通院日に、「グイン・サーガ」の97巻を買ったのだが、
それを読んだのは、先週の木曜と金曜だった。
97巻は、人情ものである。それも夫婦の話が多かった。
夫婦のことは夫婦にしかわからないのである。
アキレウス大帝も言っているし、オクタヴィアもそう言っている。
(わかる人にしかわからなくて、申し訳ない。)

土曜の朝、従姉から電話が有った。
従姉のご主人が、胃の手術をしたのだ。
極めて進行の遅いガンもどきができていて、胃を2/3切った。
胆石があったので、胆のうも一緒に切除した。
このご主人は、2年前に交通事故にあって足を折ったことがある。
日光に旅行した年だ。

入院と手術が決まっていた状態で、今回の旅行に参加していたの
だが、旅行の時は気丈にしたのだが、入院前から本当はかなり落
ち込んでいたらしい。
それに対して従姉は、従姉自身やわたしの姉が治らない病気を抱
えてそれと付き合って生きているのだから、あなたもガンと付き
合って生きて行けばいいだけのことだと行ったらしい。
今回は、かなりの早期発見で、胃も全摘ではなくて2/3で良か
ったのだし、きれいにとれたのだし、あとは定期的に検査を受け
て、また見つかったらそれに対処して、という風に病気と付き合
って行くのだと励ましたらしい。

たしかに、わたしの病気も手術して治るものならば、何時間でも
手術に耐えてみせる。
しかし、治せない病気は、それと上手く付き合って生きて行くし
かないのだ。
確実に死に向かって生きて行くのは、病気だろうがそうでなかろ
うが、皆等しくそうだからね。
ただ、それが身近にあるかどうかだけだ。

夫婦がお互いに、そのことをわかり合って支えあってて生きて行
けるのなら、それはいい夫婦だろうなあ。

従姉のご主人は、毎年きちんと検査を受けていて、昨年は見つか
らなかったものが、今年の胃のレントゲンで異常が見つかり、内
視鏡検査を受けたのだ。
だからこそ、かなりの早期発見で、きれいに切除できたのだ。
やっぱり、検査はちゃんと受けておかないといけないものだと、
親戚一同しみじみと思ったのだった。



2004年11月21日(日) 11か月と、当たるかなぁ

もぐちゃんは、今日で満11か月。
あと1か月で1歳になるんだなぁと、感慨深い親二人。

そして今日は、リサイクル品の抽選日。
午後1時から張り出されるらしいが、我が家はくじ運が無いので
わざわざ見には行かず、当選のハガキを待つことにした。
当たってるといいなぁ。

などと話しながらユニディまで出かけた。
我孫子市に居た頃は、徒歩5分のところにバーミヤンもユニディ
もあって、とても便利だった。
相模大野店は、うちから徒歩だと20分くらいかかり、おまけに
駅を過ぎてから小さな川を渡るあたりで、大きく下って上る道を
行かねばならない。
その坂の急なこと。ベビーカーを押して行くのも結構辛い。
ただ、店舗の規模は格段に大きくて、品揃えの豊富さも抜群。
日用品が大好きな夫は、ずっと見ていても飽きない様子だった。

リサイクル品が当たらなかったら、ユニディでひとまわり小さな
ものを買おうかと検討中。
買ったものは、ベランダ用コンテナと小物をいくつか。
夫がコンテナを前に抱えて歩いてきた。大きいけど軽いのだ。
車が無いので、いつもそうやって持ち帰る。
帰り道で、100円ショップにより、人工芝を追加購入。

かくして、台所の小規模な模様替えが行われた。
それは、リサイクル品が当たった場合と、外れてユニディで購入
する場合とに備えてのことで、またちょっとすっきりした。
もぐちゃんの動き回るスペースがちょっと増えた。
そして、行って欲しくないところには人工芝。(笑)

当選のハガキ、来るかなぁ。



2004年11月20日(土) 人工芝の威力

100円ショップで、人工芝を2枚買った。
コンセントの近くに置いてみた。
もぐちゃんは、ちょっと触っただけでもうその場所には行かなく
なった。
やっぱり、赤ちゃんにとって、芝のチクチク感は大の苦手である
らしい。
赤ちゃん用のゲートを置くのと同じように、効果抜群。
まあそれも、いつかは踏んだり触ったりできるようになるのだろ
うけれど、それまでは大いに役に立つ。
和室とリビングの境目も、和室から出てきて欲しくない時は襖を
閉めていたのだが、もう開けっ放しで顔を見ながら作業したりす
ることができる。
もぐちゃんは、母のところに来たいのを我慢している様子で、少
しかわいそうな感じもするが、こちらとしてはかなりうれしい。

気を良くして、明日はもう何枚か買って来ようと夫と相談した。



2004年11月17日(水) エスカレータ、エレベータ

もぐちゃんとどこかに出かける時に考えることは、エレベータの
ある駅かどうか。
夫と一緒であれば縦抱っこということもあるし、ベビーカーの時
でも、エスカレータや階段は二人で手分けして昇り降りできる。
自分一人で出かける場合は、できればベビーカーで出かけたいと
思うのだが、そこでエレベータの有無が問題になる。

うちのベビーカーはA型なので、重さは5キロ以上ある。
片手で畳んだり広げたりはできるようになったし、左手にカバン
をかけてもぐちゃんを抱っこし、右手でベビーカーを畳んで持つ
くらいのことは朝飯前である。(昔からわたしは力持ち。)
しかし、この体勢でエスカレータに乗ると、上りは平気なのだが
下りはかなり怖い。
階段の方が、自分の足で降りる分だけまだましなような気がする。

こんな話をするのも、昨日、相模大野にベビーカーで行ったから。
遠回りするのが面倒で、近くのエスカレータに乗ろうと思ったの
だが、やはり下りは怖くて横の階段で降りたのだった。
相模大野に出かけたのは、通帳の繰り越しのためだったが、散歩
の延長で行ってみたので、エレベータの場所は以前から知ってい
る場所しか確認していなかった。
東林間も中央林間も相模大野もエレベータがあるが、小田急相模
原や新百合が丘には無い。
乗り換え駅の新百合が丘にエレベータが無いのは、結構辛い。
姉の家に一人でもぐちゃんを連れて行くには、抱っこでないと行
けないというわけだ。
まあ、バスにも乗るところは、抱っこでないと行けないのだが。

小田急相模原のヨーカドーにベビーカーで行った時、子供用品は
3階なので、上りは片手にもぐちゃん、片手にベビーカーという
格好でエスカレータに乗った。
ここは、客用のエレベータがないのだ。
買い物をして荷物が増えると、さすがに下りのエスカレータは無
理そうだと思って、店員さんにエレベータの使用を願い出た。
ここは客用のエレベータがないかわりに、申し出れば業務用のを
使わせてくれるのだ。
そうして3階の倉庫部分を突っ切らせてもらってエレベータに乗
り、1階で降りてお店部分に出てみると、そこは魅惑のお惣菜売
り場だった。
まるで、罠のように待ち受ける天ぷらやフライたち。
わたしは、ここのお惣菜は結構好きで、塩分やタンパク質を気に
しながら野菜の天ぷらを買ったりする。

そんなことを考えながら、今日は郵便局や薬局に行ったのだった。

 寝貯めする父と子の顔見比べて仲間に入れぬ母というもの(市屋千鶴)



2004年11月13日(土) リサイクル

10日、11日は、自社ビルでの会議に出席するだけという夫。
両日ともにいつもよりもゆっくりの出勤となった。
おまけに、帰宅は21時くらいと、もぐちゃんのお風呂タイムの
許容範囲であった。
わたしは、ちょうど月のもののひどい時だったので、大助かり。

このところの遅寝はなかなか直らない。
9日は1時過ぎ、10日は24時頃、11日がやっと23時頃に
寝かせるのに成功したと思ったら、昨日はなんと2時である。
昨夜は、わたしが午後から食べた市販のドーナツ(夕飯代わりに
も食べた。)で胃がもたれて、なんと22時半頃から気持ち悪く
なって吐いてしまったのだ。
23時ちょっと前にフォローアップミルクを飲んで、そろそろ寝
ようかなと思っていたもぐちゃんは、母のただごとでない様子に
感応して目が冴えてしまったらしい。
23時半頃に夫が帰宅し、その後は夫にまかせっきりで吐いたり
寝たりしていたのだった。

1年に1、2回、油っこいもので消化不良を起こす。
胆のうをとってしまったので、油っこいものの消化は苦手になっ
てしまったのに、それを忘れてしまう。
わかっているのに、忘れた頃に同じことをやってしまう。
情けない。
まあ、夫がそこんところをよ〜く理解してくれているということ
が救いだ。

「吐くほど食うな!」
よく食べ過ぎるわたしが、小さい頃から言われ続けてきた言葉だ。
今は別の意味で、吐くほど油っこいものを食べてはいけない。

そんなこんなで、寝不足を解消したいもぐちゃん。
午後から相模原市のリサイクルスクエアに出かけた時も、帰り道
で抱っこされたまま寝てしまった。
今夜は、22時には、ぐずることもあばれることもなく就寝。
24時頃に起こしてフォローアップミルクを飲ませた後も、また
おとなしくねんねである。
そうだ。もっと寝ろ〜〜〜〜!

ちなみに、リサイクルスクエアで展示されているリサイクル品は、
抽選で手に入れることができる。
毎月20日までに応募し、21日に抽選で取得者が決まる。
今回展示されていた品数は、50点ほど。
番号ごとに、前日までに応募した人数が書き出されている。
人気のある番号の物を見てみると、なるほどと頷けるものだった。
あれならわたしも欲しいなと思った。
わたし達の欲しいものはまあまあな倍率で、少しでも確率を上げ
るべく、夫の名前とわたしの名前で申し込んだ。
あんまりくじ運のない二人ではあるが。(笑)

 足早な人がだんだん増えて行く夕暮れはもう冬の手触り(市屋千鶴)



2004年11月09日(火) 遅寝からの脱却

もぐちゃんは、このところずっと就寝時間が24時前後。
(ひどいときは、24時40分。)
そうでなくても、23時頃というのは、いかがなものか。
起床時間は、8時から9時の間。
かといって昼寝もまとめてするのではなくて、1時間ずつ2回と
かである。
これまで、1日13時間は寝ていたので、大丈夫なのかと気を揉
む母である。
昨日は、あかちゃんなのに、目の下にくまのようなものが!
懸命に寝かし付けて、23時すぎに就寝。
今朝は7時にフォローアップミルクを飲んで、しばらく起きてい
たが、その後にまた寝て9時頃に起きた。
今日も寝かし付け大作戦は続く。

先週は夫の帰りも比較的早かったり、間に休みがあったりだった
ので、夫がいるともぐちゃんは興奮してなかなか寝ないのである。
今週は、明日明後日と早く帰ってこれるようなので、お風呂は夫
にお願いするが、寝かし付けるのはわたしがやろう。
夫には申し訳ないが、その間はこそっと隠れていてもらおう。
22時には寝るようになって戻って欲しいものだ。

 楽しみは明日にとっておきなさい 寝てる間に消えはしないよ(市屋千鶴)



2004年11月07日(日) ぷらむの日

バタバタと家を出て、今日はぷらむの日。
南大沢の公民館に向かう途中で、「ママちゃ〜ん」と何度も呼び
ながら歩いている男の子に出会った。
前を行く人がお母さんなのかと思っていたら、「マーく〜ん」と
子供を呼んでいるらしい女性がいた。
あっと思って、あわてて戻り、男の子に「マーくんですか?」と
訊ねた。
男の子は、多分知らない人に話しかけられてもお話ししてはいけ
ないと教えられているようで(これは正しいが)、心細そうに来
た道を戻っているところだった。
そこで、「お母さんが向こうで呼んでいるよ」と教え、少し離れ
てついていくことにした。
もう一人の女性が、お母さんと思しき人に、「ママちゃんって、
何回も呼んで探していましたよ。」と伝えていた。

マーくんのママちゃんは、図書館にいるからねと言ったでしょと
男の子に話していた。
勝手にどこかに行ってはいけないって言ってるでしょ、とも。
そして、「勝手にどこかに行くんだったら、連れて来ないからね、
わかった?」と言った。
男の子は、はっきりと「うん、わかった。」と答えていた。
男の子は、2、3歳。
お母さんへの答え方などを聞いていると、とてもいい子だった。

急いで公民館に向かうと、今日は人数が少ないようだった。

今日の短歌紹介は、本田瑞穂さんの『すばらしい日々』から。
わたしは、本当にまだ半分くらいしたか読めていなくて、東先生
の紹介した歌のなかで、いくつもの驚きと共感とを感じ、そして
他の方々の感想を聞きながら、その感じはますます強くなって行
ったのだった。
ちゃんと全部読んで、本人に是非感想を伝えたいと思う。

さて、今回のお題「眼鏡」。
締め切りの日に、あわてて10分で題詠3首を用意して送ったの
が、今回は良かったのか悪かったのか。(苦笑)
詩歌というものは、作者の手を離れた時から読者のものになるの
だなぁと改めて思った。
というのも、実際に作った背景よりも他の方々の解釈の方が素敵
なことが多いのである。
ああ、そんなつもりではなかったので、なんだか申し訳ないなぁ
と思って、ついつい本当のことを言ってしまう。

 眼鏡だけ残して君が透けていくような気がするメガネストアー
                           (市屋千鶴)
 愛しくはないかわたしの眼鏡から少し小さく見えるわたしは
                           (市屋千鶴)
 老眼鏡をかけて大きくなりますかわたしが見えるわたしの気持ち
                           (市屋千鶴)

2首目は、「愛しくはないか」は言い過ぎ。
3首目は、問いかけにしない方が、とのご指摘。

どうやら、何事も本当のところは言わない方がいいらしい。(笑)



2004年11月06日(土) 新しい

3日の文化の日。
新しいテレビは、予定時間の15分前に届いた。
そろそろ外そうかと言い合っていたわたし達は、もう来たの?と
驚き、外すのもつけるのも配達の人のご好意に甘えることにした。
なんか、親切な人達だったなぁ。
新しいテレビは、やっぱりいいもんだ。

そして、その日、もぐちゃんを連れて、相模大野の大きな公園に
行ってみた。
しかし、突然思い付いて行ったので、レジャーシートも無いまま。
当然のことながら、芝生にもぐちゃんを立たせてみるが、とても
困った顔をした。(だよね、ちくちくするよね。)
こんなことをするのは、もちろん夫である。
その上、座らせてみたりハイハイの姿勢をさせてみたり。
果ては、ごろんと寝かせてしまった。
座ったりハイハイの当たりまでは、いや〜な顔をしながらもなん
とかじっとしていたのだが、寝かされた時には本当に情けない顔
になり、わたしに助けを求めている様子だった。
わたしもすぐには助けなかったので、だんだんと顔が泣き顔にな
ってきて、泣き出しそうになった頃に助け起こした。
夫は、すぐには泣かないんだなと、のんきなことを言っていた。
それはきっと、必ず自分のピンチには母が来てくれると思ってい
るからだと、自信満々にわたしは語った。
たから、ある程度の時間はじっと我慢していたのだろうと。
しかし、まだ母が助けてくれそうにないと思って泣き顔になった
のだろうと思うのだった。
そんなこんなで、あっというまの文化の日。
往復ベビーカーで歩いて行ったので、わたしが筋肉痛になった。

そして、本日、もぐちゃんリベンジ。
ということで、レジャーシートは文化の日の帰りに入手し、今日
はレジャーシート付きで相模大野の公園に行った。
今日は夫が抱っこして。
レジャーシートを敷いて、
その上に座らせると、さすがに余裕な感じだった。
しかし、性懲りも無く夫はもぐちゃんを芝生の上に立たせてみて、
やっぱりじっと動かない困った顔のもぐちゃんであることを確認。
靴も無いのに、立たせちゃかわいそうだよねぇ。

何かで聞いたが、あかちゃんは芝のちくちくが嫌いなので、行っ
て欲しくない場所には人工芝を敷くといいと。
なるほどねぇ、本当に嫌いなんだなぁと思った。
レジャーシートからはやっぱり出たがらないのだった。
帰り道、もぐちゃん連れでスパゲッティ屋さんに入った。
かぼちゃクッキーを食べながら、両親がむしゃむしゃと食べるの
を見ていたもぐちゃん。
わりかし、おとなしかったのは、眠くてぼわんとしていたからだ
ろう。

 すれ違うゆっくり歩く集団は同じ形のケース持ちおり(市屋千鶴)

公園までの道ですれ違った年配の女性達は、おそらくは大正琴の
ケースであろうと思われるものを持っている人が多かった。
横に広がりながら歩くのは、老いも若きも女性である。

さて、明日はぷらむの日。



2004年11月02日(火) 明日でお別れ

うちのテレビとも、明日でお別れだ。
結婚したころ買ったんだったっけ。
もう7年近くになるんだなぁ。
というよりも、7年で駄目になるものなのか、テレビって。
わたしがテレビっ子だったからいけないのだろうか。(しくしく)
もぐちゃんを相手にしていて、テレビを見ない時間が増えたと思
ったら、壊れるなんてね。

明日は午前中に配達に来るそうで、9時までにはテレビを外して
おかなくてはならない。
設置は頼まなかったが、引き取り(リサイクル収集)はお願いし
たので、外すのと設置は夫の仕事だ。

今日は飲み会が有って、23時頃に帰宅し、もう寝てしまった。
「明日、早く起きてくださいね。」と、くぎを刺しておいた。

めずらしく、わたしだけ起きている。

 最後にはちゃんと映ってくれそうでテレビにだって仁義はあるさ(市屋千鶴)



2004年11月01日(月) あと2か月かぁ

今日から11月。
もう今年もあと2か月かと思うと、ため息が出る。
しかし、もぐちゃんももう10か月で、もうちょっとで1歳にな
るのかと思うと、安堵のため息が出る。

誕生日の意味は、親になってみると少し変わってくる。
自分の誕生日への感慨は特に無いし、自分の誕生日は産んでくれ
た親に感謝する日だという考え方に賛成する。
しかし、子供の誕生日への感慨は全く別のものだ。
例えば1歳ならば、1歳まで元気で生きてくれてありがとうとい
う気持ちに他ならない。
1年ごとに、2歳まで、3歳までと、その年齢までを元気に生き
てきてくれたことに感謝する日なのだと思う。
この気持ちばかりは、親になってみないと実感できなかったねと、
先日、夫と話し合っていたのだった。

 毎日が精いっぱいの連続で過ぎてしまえば全て思い出(市屋千鶴)


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