MrsMの観劇日記
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2004年12月16日(木) 「キル・ビル」

期待度 ★★★★☆ 満足度 微妙

 この映画、すごいです。
 B級ファンにはたまらない、垂涎ものの映画ではないかと思います。
 アメリカにいる間は普通っぽい映画だったような気がするのですが、日本に来てからはじけましたね?
 チャンバラシーンの安っぽいこと、呆れるのを通り越して嬉しくなっちゃいました(笑
 手足が散らばってるし、血が吹いているし、リアリティがあるはずなんだけど(いや、あそこまで切れるってのはリアリティがないのか? 笑)、安っぽいのよ〜。それがまた最高だし。
 敵方のスタートレックもどき&女子高生にも大笑いしてしまった。これ、ナイスアイデア♪

 日本の描写はこういうものだと思えばよろしい。
 この映画に関しては「この日本はおかしい!」なんて主張する方が野暮ってもんだという気がします。この監督さんは自分の描きたい世界を描いただけで、日本を描きたかったわけじゃないと思うのよね。
 あれこれまじめに突っ込むのも野暮ってもの(つっこみを楽しむために「日本刀もって飛行機乗れるんかいっ!?」等々突っ込むのはOKだけど)。
 いやぁ、この監督さん、やってくれるわ〜♪
 ふふ。パート2もぜひ見てみよう。

……まさか、おおまじめなアクション映画のつもりだった、とか言いませんよね?



2004年12月14日(火) 「東京ゴッドファーザーズ」

期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★★☆

 好きです、こういうお話。
 すべてがメビウスの輪のように繋がっていて、あれよあれよと展開していき、もちろん、そんなのはありえな〜いのだけど、とことんご都合主義に徹しているあたり逆にリアリティを生んでいたりして(?)、扱っている素材はけっして明るくないのに(主人公たちからして冬空に震えるホームレスですものね)、ほんわかと暖まってしまうあたりがおとぎ話ですって感じで、でも甘すぎない、ほろ苦いさじ加減が絶妙です。
 作りものの話の中ぐらい、奇跡を信じたいよね、信じてもいいよね。
 I wish your Merry Christmas
 そう思わせてくれる作品でした。



2004年12月13日(月) 「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 」

期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★☆☆☆

 真矢みき、大好き♪
 ふふ、かっこいいお姉さまだわ。

 で、映画の方は一言で言うなら「長かった」。
 封鎖作戦が開始されるのが映画開始90分後ですもん。それまではのんべんだらりとしてしまって。
 ハリウッドばりとまではいかなくても、もうちょっと派手なものを期待していたの。「おいおい、そんなことして大丈夫??」ってわくわくしたかったの。
 だから、この地味な展開はちょっと(かなり)寂しかったな、、、
 
 ネゴシエーターとか好きですけど、二回目の電話で犯人グループの形式なんてわかりそうなものじゃない?(それに、ネゴシエーションとプロファイリングは別ものじゃないの?
 SATも負けちゃうし(^^;
 でも、最初のSAT訓練は楽しそうだったな。

 どこをどう切り取っても織田裕二の映画だったのですが(笑)、わたしが個人的に一番お気に入りだったのは(真矢お姉さまは別格)監視システムをいじっていた人です。モグラ穴のような地下に籠もってずーっとパソコン相手にかたかたやっていた地味〜なお仕事でしたけど、真のプロは地味なものなのよね(ほんと?


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