|
|
■■■
■■
■ 一周忌
暑い日が続いています。
お盆の頃の涼しい日々がうそのよう。
今週の日曜日は父の命日で一周忌の法要 があります。
父が亡くなってから1年。長かったような あっというまだったような。。。
(今日は少し感傷的で暗い話になります。。 ご勘弁!)
父が亡くなるまでの一ヶ月の入院期間。 入院したときは、またこの家に父は帰って くるのだとそう思っていました。
今までも何度も入退院を繰り返し、そのつど 不死鳥のように家に帰ってきてましたから。
あのときの父の入院した病院は いままでのかかりつけの主治医が やめてしまったために
新しく出来た完全看護制の病院に 入院となっていたのでした。
以前の病院では、父の病室には 必ず母や姉や私が付き添いをしていたので 1人となることはほとんどありませんでした。 人工呼吸器を使用していて口も聞けない 状態なので父も不安がっていたからです。
なので完全看護の入院で個室に一人きり だった父はどんなに不安だったことだろう、と 思います。完全看護とはいえ、看護師不足の 病院でナースコールを押してもすぐ来ては もらえませんし。
それからみるみるうちに
父の気力は衰えていきました。
父を見舞って帰ろうとすると 顔をしかめて「まだ帰るな」というような 顔をしました。
あのとき、もっともっと そばにいてあげれば よかった。。。
後悔することばかりなんですけど。。。
亡くなる前の日の夜。
私一人で付き添っている時間がありました。
そのときにはすでに 父の意識はありませんでした。
しかし苦しそうに呼吸をしている父を 見ているのもつらく
「どうか死なないで」と祈るより 父がすべての苦しみから解放されますようにと 思う気持ちであったと思います。
年配の看護師さんから 聴覚だけは最後まで残る、と聞いていたので
父に話しかけることにしました。
近所の誰々がカキを食べて食中毒になって 入院しただの娘がこんな歌を歌うように なっただの、取り留めのない話をしたり。
そして、私はお父さんの子に生まれてきて 幸せだったと、この次に生まれてくるときも お父さんの子に生まれて来るよと。
聞いていてくれたかは父のみぞ知ることですが。
人が息を引き取ると その後湯灌といって遺体を拭き清めて くれるのですが
父のときも、看護師さんにこれから 拭き清めますからと病室の外に出されたわけ ですが
いま思うと一緒に父の体を拭いてあげれば よかったと思います。
入院中はぜんぜん拭いてあげられなかったし 自宅に戻ってからも葬儀の準備に追われ ゆっくり父と最後の別れをする時間もありませんでしたし。
そんなこんなを思い出してるここ数日。
ブルーなところにダンナとの口論も加わって ブルーが加速しております。
来週からはまた元気に
ぐうたら主婦のつぶやき日記。。あれ?
ももの暮らしぶり日記だったっけ(笑)
ももの住んでいるところ。ここからももちゃんちまで 車で5分くらい。大自然でしょ。
2002年08月30日(金)
|
|
|