白日の独白
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2006年04月28日(金) |
波紋は主に後悔と結びつく |
あくまでも個人的な逡巡なんだと君は言う。 君は動機や背景の一切を隠して一般論として投げかけた。であれば返ってくる答えもまた一般論に過ぎないのは当然だろう。見せようとしない心の中を見ることは誰にもできない。ましてやそれが文字の羅列であるのならば尚更。一体全体君は他人に理解されることを怖れているのに何故それを求める。君は何を求めている? わかっているよ・・・・僕は少し拗ねた様に言ってみせた。 動機も背景も明かさずに僕は聞いてみたさ。それで返ってきた答えは凡庸なものばかりであっさり失望したさ。本当の意図はこういうものでしたぁだから御前等つまんねーよって言っちゃおうかと何度となく思ったりもしたよ。勿論言わないけど。だって僕はいい子を演じるのは巧いからね。というかそれが僕自身だし。それに最初から何も言わないんだったら最後まで何も言わなければいいんだ。フェア。いい言葉だ。それで結局の所僕が欲しいのは魔法だよ。魔法。言葉になる以前を言葉にする魔法。そんな魔法使いを捜し求めているんだ。 目の前にいるのに? 君は底が浅いからなぁ
2006年04月27日(木) |
また、木曜日がはじまってしまった |
のみこめない 吐き出したい 苦しい 溺れそうだ 苦しいよぉ
2006年04月26日(水) |
幻想の制服・制服の幻想 |
いしゃだってけいさつかんだってきょうしだってふりーたーだってむしょくだってなんだって おんなを買うしこどもを殴るしひとを殺す 制服はしょせん制服でなかはおんなじ人間なんだからあたりまえなのにね それでも制服にたいする幻想はぜったいになくなってはならないとはおもいます みるがわにとってもみられるがわにとっても必要なんだとおもいます
2006年04月22日(土) |
過去を過去たらしめる |
一度流れから外れてしまえば、もう二度と元に戻ることは出来ない。 遠慮と配慮と困惑と。 見えない時間が作った距離を見付けてみれば、零れる苦笑い。 期待は裏切られる。 幻想は壊れる。 思慕や拘り、或いは後悔を失う気楽さ。 不用品となった自己を他者に晒し、それを認識するおぞましさ。 便宜上の過去が本物の過去になるのはそういうこと。 過去と対峙なんてするものじゃない。 だけど逃げられない現実。
2006年04月17日(月) |
何処から来て何処へ行く |
しあわせについての短いテキスト(のようなもの)を書いたら妙な反応を頂いて少々困る。僕は本質的には自分勝手に生きているので、他人を基準にして生きている人にとっては奇異に映るようだ。勝手な深読みをされたり、まるで道標のように持ち上げられるのは本意ではないが、奇を衒うような表現や曖昧な言葉を『態々』しているのは僕だ。本意ではないが、好きなように誤解してくれていいと想う。というよりも誤解して貰おうとしているとも言える。そういう捻くれ方をしている僕は結構可愛い。ただそのような種類の誤解が何処かで僕自身の首を絞めることになりはしないかという危惧はある。それこそ本意ではないはずだ。だって僕は他者の中に捻じ曲げられて存在する僕という存在が怖くて仕方がないのだから。だけど、本当に?また元に戻る。『態々しているのは僕なのだ』うん。その通り。やはり僕は誰かに首を絞められたいのかもしれない。そして自分で自分の首を絞めたいだけなのかもしれない。
2006年04月16日(日) |
何故の回答に対する回答 |
見知らぬ番号からメールが入っていた。大方は無視をするのだがやけに親しげな文面なので一体誰なのだろう?と気になる。「どなたですか?」と返信すると昔の知り合いだった。どういうつもりなのか知らないが、上っ調子になると時折連絡を寄越してくるのだ。多分今回もそうなのだろう。生憎なことに僕は年中行事的にうつなので「興味ない」と切り捨てておいた。 話は16時間程遡るのだが、彼女に「僕の何がいけないんだろう?」と聞いたら「切り捨て過ぎだからだよ」と言われた。『なるほど』と想ったのだが、同時に『それを変えるのはまず無理だな』とも想った。案の定僕は変れない。
2006年04月14日(金) |
かがみのなかにしらないひと |
かみのけをじょきじょききりたい まっかっかにもどしたい でもできない すごくぼくににあうのに おとななんかいやだ
2006年04月08日(土) |
前の土曜日から今日まで。(つまり七日間) |
僕は本を五冊読んだ。(読んでも読まなくてもいいような本ばかりだ) 僕はギャラリーへ一ヶ所行った。(これは行ってよかった) 僕はDVDを九本借りてきた。(一体何を考えていたんだろう?) その内一本を観た。(借りたからには観なければ) 僕は友達に陰湿な喧嘩を吹っ掛けた。(でも理由はある) それから無視した。(無視されているのかもしれない) それから事務連絡をした。(持久戦に持ち込む気はないのだ) 僕は毎日夕暮れ時に桜を見に行っている。(太陽が嫌いだから) 繰り返し繰り返し桜にのみこまれた後を考える。(弄んでいる?) どれもこれも無意味な事ばかりだ。(本当に) 僕が無意味なんだから仕方がない。(安易な結論だが真実だな)
特別なんかじゃなくていいんだ。寧ろ当たり障りの無い方がいい。 ほら、足元に転がっているソレ。それを拾うんだ。 石を投げるんだよ 躊躇している場合じゃない。時間がないんだ。もう其処まで来てる。 ほら投げろよ 別に当らなくなっていいんだ。それにうっかり殺しちゃったっていい。 今は気にしなくていい。それはまたその時考えればいいことだ。 早く投げろよ 必要なのは石を投げたってことだけなんだ。 それ以上でもそれ以下でもなく。 いいから投げるんだ 今すぐ。今だよ、イマ。今今今今今今! 早く早く早く早く。致命的になる前に。 石を投げるんだ 石を投げるんだ 石を投げるんだ
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